闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

図々しくてすみません、プジョーディーラーさま(汗

2014-02-27 19:20:00 | 日記

​買う予定でも無いのに、またしても図々しく試乗車に乗せて頂きました(汗。

恐らくフェイスリフトした2008はまだ入ってそんなに日が経ってないハズ。

試乗車は上のグレードの青い車体、基本は店内展示車と同じです。

ポジションを合わせて説明を受けます。

輸入車の常で(一部を除く)、左がウィンカー&ライト、右がワイパー、間違えそうです(汗。

キーを差し込んで回して始動、ボタン一つより慣れた操作に安心です(笑。

メーターを囲む「タレ目」のような枠が淡い水色に縁どられ点灯、こりゃ雰囲気あるかも。

イグニッションONポジションで左右メーターが一端右イッパイまで揃って回り、これまた揃ってゼロ位置へ戻るギミックは初めて見ましたが何か「気持ちいい」。

3気筒エンジンが目覚め、想像してたより静かな音に少々頼りなさを感じつつも試乗開始。

出足、MTベースの自動クラッチ車とは思えないほどスルスルと動きだし、トルコンとまでは行かないまでもスムーズなのを確認。

ウィンカー作動音は結構大き目。

ってか、今まで乗った車の中では最大かも。

でも無音に近い動作より個人的には「曲がるぞー」って感じでこの方が好きです。

雨の中の試乗なのでワイパーも試せます。

手動で速度も変えられるようですが、ワンタッチで自動的に雨量をチェックしワイパーの速度や間欠をコントロールしてくれるので楽ちんです。

走り出して直ぐ気づくのは、実寸法以上に車体がコンパクトで車両感覚がまだ乏しくても安心して狭い幅でも飛び込める事。

これは精神的にすっごく嬉しい。

室内はそれなりに横幅が「広くは無い」と感じますが、適度な天井の高さとデザインで窮屈さとは無縁な空間ですね。

加速は結構モリモリと元気よく前に出る感じ。

クラッチがギヤを繋ぐので、それなりの変速ショックはありますし、低速で渋滞のような走り方をするとたまにぎこちないシーンもありますが、正直どれも許容範囲に感じます。

アクセルをガバッーっと開けるタイプのミッションでは無いものの、多少強引に踏む程度なら拍子抜けするように元気に車が走る。

営業さんに聞くまで「ターボ」が付いてるものと思ってただけに、「これでNAの1.2Lなの?」と更に驚きです。

3気筒独特のエンジン音はほとんど判らず、回した時に「あ、4気筒とは何か違うな」って気付く程度。

とはいえ、軽自動車等で3気筒エンジンの音を聞いてるだけに嫌いな音では無く、むしろ「エンジン回ってるぜー」って感じでかえって楽しい♪

確かに多気筒よりは振動あるかもしれないけど、殆ど気になるレベルではないですね。

ふと気づくと普通にハンドルを操作してる。

小径のステアリングにビビってたのがウソのように自然に操作し、その上から独特のメーターを確認できてる。

パドルシフトとの距離が近いので、ちょっと指を伸ばせば楽に変速できそう。

私はまだそんな余裕無いので試乗では一切触りませんでしたが。

しかし、2名乗車なのにキビキビと良く走るのにビックリ。

1.2Lなら我慢するようだろうなぁって予想してたの、見事に裏切られた形です、はい。

正直、信号待ち等でアイドリングストップ中にアクセル踏んでも「始動」「変速」と儀式が入るので、トルコンのSX4のつもりでアクセルを踏むと「踏み遅れ」気味になり、加速開始がちょっと遅れます。

慣れれば「見越しアクセル」でカバーできる事ですが。

これは右下のECOボタンで解消できるみたい。

アイドリングストップが解除された2008は、普通にアクセル踏んでも「普通」に加速を開始してくれるので意識のズレが生じません、問題無しです。

さてさて、最後になりましたが足回りで締めくくりますね。

走り始めてから営業所に戻るまで、その乗り心地には圧倒されっぱなしでした。

街乗りSUVタイプの2008ですが、サスペンションのストロークは十分なようで、結構良く動きます。

ストローク感もタップリで、これはSX4と同じくらいの作動量があるのかもしれません。

違うのは動き方。

プジョーには伝説の「ネコ足」と呼ばれる、地面をネコ科の動物のようにシナヤカかつスムーズに移動する不思議な足周りがありました。

近年、その傾向が薄くなったとは聞いてましたが、どうやらコレはその血がまだ流れてるのではと思える不思議さです!

ともかく、普通はゴン、ゴゴンと路面からのアクションが車体を揺する場所も、スーっとまでいかないかも知れないがとても滑らかにいなして通過してしまう。

路面のウネリがあるのに、上物が別パーツのように安定して走るので、とてもいつもと同じ道とは思えない。

リアシートに座って動かしてないのですが、これは後ろも相当な乗り心地の良さが想像できます。

ただ単にスポンジーかというとそうでも無い。

運転してると走りそのものは結構締った印象で、実際にハンドルにはそれなりの手応えがある。

ヴェゼルのようにスポーツカー然となるほど締ってはいないし、ロールしないワケじゃない。

走る楽しさがタップリあるのに上品な走りとでも言うのかな、表現が難しい(汗。

短時間の試乗でしたが、これは長距離に出したら疲労を押さえて結構ありがたい気がします。

違った意味でV40CCのように、その車だけが持つ世界があるのかも知れません、魅力的です。

因みに試乗した道の一部は、年始に叔父のXVハイブリッドを初めてドライブした道でした。

ゴツゴツ、ゴンゴンと路面に突き上げられる荒れた舗装路で「これ乗り心地ならSX4のが遥かにいいんじゃないかなぁ」と愚痴ったソコを、まるで大型サルーンのシートに座っているようにスムーズに走ってしまう2008に開いた口が塞がらない状態に。

適度な起伏もあるのに、結構モリモリと走る心臓部が、たかだか1.2LのNAエンジンだとはとても信じ難い。

唯一、上りのスタートで2秒ホールドされるハズが、スーっと後ろに下がってギヤが入らない事が1度だけありキモを冷やしました。

何が原因か判りませんが、このミッション独特のクセがあるのかもしれません。

にしても、極上の内装、魔法のような足回り、小さくとも元気なエンジン、2008はFFかつシンプルなMTベースのミッションで許せる人には是非ともいちど、ステアリングを握ってみて欲しい車だと思います。

コンパクトなのに存在感厚い外観、スニーカーのように気軽にコンビニにでも乗り出せる敷居の低さ、その気になれば広大な荷室が現れる、乗り手に不思議な空間をもたらす、何とも不思議な車。

輸入車なのに国産コンパクトSUVとほぼ同じ価格レンジでありながら充実した標準装備と魅力は比較するに十分あたいすると感じました。

…、AWDが追加されたらマジで検討するようだな(汗。

恐るべし、フランス車。


こういう「タイト」なら歓迎かも

2014-02-27 18:54:00 | 日記

IMG_6682.JPG

個人的に運転席は適度に「タイト」であって欲しいってのがあります。

先日のヴェゼルはセンターコンソールを工夫する事で「タイト感」を上手く演出してました。

この2008はタイトを前面にアピールしてませんが、座って気付いたのは意外な心地良さでした。

ダッシュボード中央からY字調で絞り込まれるラインがセンターコンソールに流れるように後方に続いてます。

インフォメーションパネルとその下のエア吹き出し口の辺りは多少突き出てますが、それがかえって下側に操作パネルを隠すような雰囲気を作っていてデザインの妙を感じます。

この結果、実際に広大ではない室内幅を更に圧迫してるようですが、低いセンターコンソールもあって居心地が不思議と悪く無い。

ハザードボタンもデザインされてるようで小さ目なのが少々残念。

頻繁に使うボタンなので、これは目立つ位置に大き目であって欲しいところ。

しかし奥行きのある不思議なメーターデザイン、決して奇抜では無いハズなのですが実用性はどんなものでしょ。

2ペダルのオートモード付きマニュアルミッションのシフトレバーはコクッコクッと節度があって私的には好印象です。

デュアルクラッチではないらしいけど、実際はどんなものか興味をひかれます。

スズキがインドで発表したような、MTにアクチュエーター制御のクラッチ操作を足したようなものかな?

運転席をよりタイトに感じさせるもう一つのポイントはドア側のようです。

パワーウィンドウの操作パネル等の前側に、ドアを引く時に掴む部分がありますが、この辺りが妙に内側に盛り上がってます。

普通の車はココが邪魔になるのかペッタンコに仕立てるのですが、2008は逆に立体的に張り出してます。

座ると判るのですが、センターコンソール側の張り出しと相対的に対となるようにドア側もデザインしてるようで、結果的に自然とタイト感を作り出してる様子。

これはちょっと「やられた感」が。

ヴェゼルの場合、機能優先でセンターコンソールをサンドイッチのように盛り上げてタイト感を演出してましたが、ドア側についてはオーソドックスなまとめ方をしてました。

加えて運転席側にセンターパネルを傾けたりしてたため、相対的にダッシュボードが斜めになったりして視覚的にチグハグ感がつきまとい、ヴェゼルのコックピットは多少落ち着かなかった。

2008は凝ったギミックこそ少ないようですが、オーソドックスな方法で自然なコックピットを作り出してるようです。

V40系のスカンジナビアとはまた肌色の違った不思議な「空間」に驚くばかりです。

残念なのはV40同様、インフォメーションパネルとカーナビが一緒のため、地図で検索や登録する際に日本語が使えない事。

これは輸入車の多くが抱える問題で、一般的な2DINサイズのカーナビが付けられないのも仕方なし。

やはり営業さんの話しではV40系同様、ポータブルナビを別に加える人が多いようです。

私的に残念なのはAWD機能が無い事、これは致命的なのですが…。


運転席は、やっぱりちょっと変わってるかな?

2014-02-27 18:32:00 | 日記

IMG_6678.JPG

最初に後席に座って驚いたので、もうそんなに驚く事は無いだろうと次は運転席です。

覗き込むと先ず驚かされるのは「ステアリングの直径」の「小ささ」!

実は以前、ネットの記事で何かの車が小径ステアリングを採用し、メーターを「ハンドルの上から見る」というのを採用したと見てたのですが、プジョーだったのはすっかり忘れてたので衝撃です。

シートに座らせてもらいましたが、後席同様に少々高いドアシルを跨いでシートに滑り込む感じです。

この際も、小径のステアリングが邪魔にならないせいかスムーズに乗り込める感じです。

座った、…お、おおっ!

前席も見た目に違わぬ不思議かつ絶妙な座り心地が、これがフランス車の妙なのかな(汗。

やはりフワフワした感じは薄く、そのくせ身体がスッとおさまって安定するゴージャスなその着座感は高級車に縁の無い当方には未体験ゾーン。

「これ、イスだけでも凄いかも…」。

で、手をハンドルに沿わすと、やはり小径なステアリングに驚きます。

両サイドのパドルシフトもあって気分はレーシングカーみたい、こんなので普通に運転できるのだろうか(汗。

ハンドルが小さいとはいえ邪魔になって見辛いだろうと予想したメータークラスター。

座ってポジションを合わせると、意外や意外、決して大きくはないそれが本当にハンドルの上からシッカリと見えるんですね。

このデザインを考えた人、ちょっと凄いかも。

次に気になったのはシフトレバー。

文字を読むと前後3ポジションで、左に倒すと前後でマニュアル操作できるらしい。

で、良く見ると「N」が真ん中にある!?

なんと「N」をセンターに、前に押して「R」、手前に引いて「A(D)」となってます、ほほぉ。

良く考えたらこの方が感覚的に理に叶ってるかも、ちょっと目からウロコ。

で、パーキングレバーが無いので聞いたら手前に巨大なのがありました、気付かなかった!

カタログを見ると戦闘機からイメージしたというそのレバーは操作してみると結構秀逸。

ヴェゼルのように指で操作する小さなスイッチも驚いたけど、やっぱり機械式でしっかりと力が入る方が安心できるみたい、私には。

輸入車の場合、V40系もそうですがどうしても左ハンドルの名残でレバーが助手席側に遠退いたりして実際の操作に違和感がある車が多い気がします。

この2008の場合、幅広なレバーがセンターにドッカとデザインされてるので、左右どちら側からも同じ感覚で操作できる。

些細な事ですが、素晴らしい。

因みにSX4もセンター出しですが、棒状なので「普通」です(笑。

しかし、何とも上品な居心地なのだろう。


何、このシート!?

2014-02-27 18:16:00 | 日記

IMG_6681.JPG

ここ暫く出会った車達は、V40CC(V40、V40SE)を除くとどれも後席の座り心地が硬めでやさしく感じられなかった。

特にXVハイブリッドの後席は激しい突き上げも相まって最悪の印象しか残っていない。

アクセラは運転席に座ってみただけで、後席には座ってないし試乗もしてないので不明。

さすがにV40系のリアシートは素晴らしかったけど、価格を考えれば「別格」と考えてました。

で、荷室の次に気になってたココもチェックさせて頂いた。

ドアシルがやや高くて乗り込むのにやや足を上げる必要があるが、ボディー剛性に寄与してるようでそんなに苦になるものでは無いみたい。

開口角が大きいので、特に制約の大きなXVハイブリッドのように入るのも一苦労を思い出せば親切に思えます。

で、座って驚いた。

「なんですかぁ、このシートは!?」。

ヘッドレストを下げてたので最初は首をガツンとぶつけてしまいましたが、正しい位置に座ると材質というか作り方というか何というか、すっごく不思議な居心地の良さが!!!

座面も背中も特に沈み込むような感じではないけど、フワっと身体がそこに落ち着く感じが物凄く素晴らしい。

これならリアが多少突き上げても「おもてなし」というか、後ろに人を安心して招き入れられますね♪

チープさが微塵もないその空間は、傾斜した窓の制約(これはV40も一緒)はあっても窓が広く、頭上が高いので長時間の乗車も快適そうな気がします。

お、恐るべしフランス車。


荷室、広い、高い、間口大きい、イイ!!

2014-02-27 18:05:00 | 日記

IMG_6680.JPG

早速見せて頂いたのがリアゲートの中。

ガバッと開く大きな扉を開けると広大な間口が現れます!

デザインから天井が高いらしく、この間口の広さ(特に高さ)は近年見たとの車よりも広大で感動ものです。

バンパーから水平に奥まで(リアシートを畳むと)空間が現れる上に高さがあるので、これなら冗談抜きでMTBを立てて搭載するのも現実的じゃないかな。

ヴェゼルがカタログで2台のMTBを搭載してますが、あれはどう考えても間口は立てて通らないし、画のトリックで24インチの小型MTBを使ってる気がしてならない。

2008は横幅が1,740mmしかないので正直室内もそれなりにタイト。

オーバーフェンダー分が取られるSX4と同じ程度かやや狭いような雰囲気ですね。

荷室もそれなりに幅が制約されますが、真っ直ぐストーンと奥まで現れる高くて広大なスペースはSX4と同じかそれ以上の空間でビックリ。

XVハイブリッドは勿論、ヴェゼルやV40CCにも真似できないこの積載空間はちょっと魅力大きいなぁ。

う~ん、でも後輪は仕事しないんだよねぇ(汗。