今朝早く、携帯の災害アナウンスが鳴った。
地震でも来るのかと慌てて飛び付いたら、北海道との事。
まぁいつもの大した事無い情報と軽く考え、寝てたのですが…。
朝、TVを点けて唖然。
何か物凄い大災害になってる!!
台風が通過して一安心と思ったら、今度は大地震って。
どのチャンネルも軒並みこのニュース。
その中で気になったのが、一部ガソリンスタンドで始まってるという 給油制限。
停電のため、製油所が操業できず、出荷も止まってるとの事。
つまり、ガソリン が入手困難になるって話ですよね、これ(汗。
7年前の東日本大震災の時を思い出してます。
車で派遣先に行ってた当時、「SX4」 のガソリンが手に入らず物凄く苦労する日々が続きました。
近所のほぼ全てのガソリンスタンドが補給されずお休みに。
ご近所のネットワークで、どこそこのガソリンスタンドに入ったらしいと情報が入ると大急ぎで給油に行く。
大概は 既に大渋滞となっており、「この方の車で終わりです。申し訳ありません」と断られた。
運良く、給油打ち切り前に滑り込めても、大概は 「10Lまでの給油制限」 で、それ以上は入れてもらえなかったっけ…。
燃費が芳しく無い車には超痛手、お金があっても手に入らないんですから。
当時はディーゼル車といえばまだマツダがメジャーになる前で、三菱のパジェロやデリカ程度しか軽油を入れてなかった頃。
ガソリンが大渋滞してるのに、軽油はスンナリと給油してるのを見て 「災害時を考え、次は絶対にディーゼルにしよう!」と心に誓い、今の クリーンディーゼルに乗り換えたんだっけ。
ニュースの情報を自分なりに整理してみた。
国の見解では最低限、向こう1週間程度は電気を安定供給できないらしい。
その間、ガソリンも供給元が止まるって事です。
普通のガソリンスタンドは補給が来るから次々と給油しても底を突かない。
でも、災害時には簡単に在庫が無くなる事を、私は目の当たりにしている。
北海道には行った事が無いのだが、広い土地の移動は車の依存度が高いと聞く。
それだけ沢山の車がスタンドに殺到すれば、あっという間に在庫は尽きると思われる。
補給が開始されても、直ぐに潤沢に手に入らないのも経験済み。
って事を考えると、やはり半月から数か月はガソリンが入手困難になるケースも出てくる気がする…。
地域によっては、自衛隊の補給(東日本大震災の後、災害時に自衛隊が軽油(ガソリンでは無かった気が)を補給するみたいな法律ができたと思うのだが)等もあって入手が容易な場所があっても、ローカルな地域では厳しい状況が出てきそうな予感。
北海道の方々が大変な中、少々不謹慎だと理解した上で思うのです。
今回の震災は、災害時にどんな種類の車をどう運用してるかで、この災害多き日本で安心できる移動手段として優位性があるのかを見極める機会になるのでは、と。
個人的には、災害時に手に入らなくなる筆頭が電気、そしてガソリンという順序を経験してるので、最も入手が容易な軽油を使う クリーンディーゼルが最も安心度が高いのではと考えてます。
恐らく、日を追うごとに明確になってくると思うのです。
被災地に、一刻も早い平穏が戻るよう願わずにいられません。