車も好きだが、鉄道も好き。
鉄道は基本、SLや電気機関車がイイと感じる。
そんな機関車好きだが、特急も好き。
旧L特急「とき」 は少年時代の夏休み最大イベントでした♪
横浜から相模原に越してきて、最寄駅が 相模大野 になった。
この物心つく頃から鉄に興味を持ち、小田急の操車場に親父のバカチョンカメラぶる下げて通ったっけ。
ある日、新型の 「ロマンスカー」 が相模大野の操車場裏に姿を現した。
SNSも無い時代、ソレはほんとうに偶然のタイミングでした。
それが、LSE(確か、ラグジュエアリー・スーパー・エクスプレス)だったのです♪
美しい車体。
展望車を持つ中間代車のソレは、181系に勝るとも劣らぬ魅力を放ってました。
その頃は、「SE」 「NSE」 が主力で、どれも憧れの特急となった。
西武の 「レッドアロー」、東武の「きぬ/けごん」 も乗ったけど、やっぱり 「ロマンスカー」 が気持ちに馴染んだ。
という私、新幹線のみ価値観が理解できない、ちょっと偏った鉄っちゃんなんですね、きっとw
「ロマンスカー」 には、次々と新型が登場した時期がありました。
が、「バリアフリー」 が壁となり、デビューから間もない新型までもが廃車になったりして、古参の 「LSE」 が今も残ってるのが不思議。
私にとって、「ロマンスカー」 のカラーリングは 「SE」 から始まる 白・グレー・オレンジのカラフルなモノ。
現在、このカラーリングをまとってるのは 「LSE」 だけかな。
その 「LSE」 が登場して35年のロングラン中、いよいよ引退の発表が出てしまった。
今のロマンスカーは、淡いブルーだったり、陶器のような白だったり、表現の難しい金系だったりと、私の中のイメージとどうしても結び付かない。
「LSE」 引退と同時に、新型の登場もアナウンスされた。
世代交代、止む無しなんでしょうね。
昭和40年~50年代の 「ロマンスカー」 といえば、生活水準の上がってきた庶民が稀に楽しめる 「贅沢」だった気がする。
特別だった。
その片鱗が消えていくのは、やっぱり寂しい。
またデジイチ抱えて撮影に行こうかな…。
半端に長生きすると、イロイロなものを記憶する。
昨日、用事で乗った小田急は 1000番台。
…「あの頃の1000系は白い車体に青い線、ドアは一枚の横開きだったなぁ」 とボヤいた。
帰路で入ってきた列車は 4000番台。
…「あの頃の4000系は唯一のアウター・ディスクブレーキが異彩を放ってて恰好良かったなぁ」 とボヤいた。
既にベージュがかった白い車体に青い線の車両は数えるほどしか残っていない。
歳をとると、昔が懐かしくなるものなのでしょうかww