信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成27年度 下生野区村政懇談会の開催報告

2015年05月27日 | 生坂村の懇談会

△ 赤地蔵から下る村道からの下生野区の風景です。

 27日(水)午後7時から下生野区の村政懇談会を開催させていただきました。竹内区長さんから、「今年度に入ってからの活動報告」などのご挨拶をいただき、私から今年度の予算、重点事業の概要説明を主に挨拶をさせていただき、各部署から今年度の新規事業、村づくり計画の変更点等を説明いたしました。また、下生野区の地区担当職員3名と南部地域支援の生坂大好き隊員2名を紹介させていただきました。


△ 私が、今年度の予算・重点事業等の説明を主に挨拶しているところです。

 下生野区の皆さんの主なご意見・ご要望は、松くい虫枯損木の伐倒処理要望と庭木の対策、停電時等の有事の際の情報提供、国道19号の歩道改良及び事故抑制対応、防犯灯の設置要望、中山間地域総合整備事業のパイプライン化、文化財の修繕対応、ゴミの分別収集と減量化、村営バスの長期連休時の運行要望、子育て支援の各施策の周知徹底等でした。


△ 白日集落に登る村道からの下生野新田集落の風景です。

 主な回答内容は、松くい虫枯損木の伐倒は森林組合等専門家で対処し、庭木の対応は個々で消毒や樹幹注入をお願いし、有事の際の情報提供は行政防災無線・ICNで早急の発信に努め、国道19号の改良及び事故抑制対応は、実施した現状説明と国道事務所へ要望しますとお答えしました。


△ 下生野区の皆さんからのご意見・ご要望を聞いているところです。

 防犯灯の設置要望は、区で纏めていただいての要望をお願いし、中山間地域総合整備事業のパイプライン化等は計画通り実施すると説明し、文化財の修繕対応は絆づくり支援金等を活用していただくようにお願いし、ゴミの分別収集と減量化は各区で説明会を開催する予定であり、村営バスの長期連休時の運行要望は指定管理者と協議し、子育て支援の各施策の周知徹底は、年度カレンダー等で周知していますが更に発信する様に努めますなどと説明させていただきました。


△ 区民の方々が忌憚のないご意見・ご要望を話しているところです。


△ 日岐団地上からの日野橋と下生野区の風景です。

 その他のご意見・ご質問に対しましても、現状と今後の対応等をお答えし、ご理解とご協力をいただきました。
 下生野区の皆さん、お疲れのところご出席いただき、忌憚のない建設的なご意見・ご要望をいただきありがとうございました。

平成27年度 生坂村戦没者追悼式

2015年05月27日 | 生坂村の行事
 27日(水)午前10時から村民会館講堂において、村内戦没者ご遺族の皆様方をはじめ村議会議員並びに多くの村内有力者各位のご参列を賜り、平成27年度 生坂村戦没者追悼式を挙行いたしました。
 先の大戦が終わりを告げてから、70年の節目の歳月が過ぎ去ろうとしています今日、本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に、私が生坂村民を代表しまして、謹んで追悼の誠をささげ式辞を申し上げました。


△ 戦没者追悼式の出席者全員で「君が代」を斉唱して始まりました。


△ 本村出身の戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に、謹んで追悼の誠をささげ式辞を申し上げました。

 現在日本では、集団的自衛権の行使の規定を盛り込んだ安全保障関連法案が26日から国会で審議が始まりました。自衛隊は新たな任務に臨み、戦後日本の安保政策は転機を迎えることになります。
 また、米軍普天間飛行場移設問題、尖閣諸島・竹島・北方四島の領土問題など日本の外交政策を取り巻く情勢は一段とその不安定さを増しており、一日も早い正常化が望まれるところでございます。


△ 平田議会議長が、追悼のことばを述べられているところです。

 一方、世界中ではいまだにテロ攻撃、地域紛争の暴力が憎しみを生み、武力行使など力の報復の連鎖が続いています。つまり今年に入って日本人の人質二人も殺害し、先日にはシニア中部を制圧し四百人以上も殺害したと報じられている、イスラム国の恐怖統治の惨劇等により、世界情勢に与える影響も懸念される現状であります。


△ 吉澤遺族会長が、追悼のことばを述べられているところです。
 
 生坂村におきましては、児童館・生涯学習施設の図書室に、毎年7月下旬から原爆資料等の絵画集・写真集・児童書などを並べた「戦争と平和コーナー」を設けて、村民の皆さんが平和について常に関心を持っていただき、人を思いやる優しい気持ち持ち、平和な未来を実現するために行動していただければと考える次第でございます。

▽ 戦没者のご遺族の皆さんが、戦没者英霊二百十有余柱の御霊の前に献花をされているところです。




 そして、生坂村戦没者追悼式に際し、私たちは改めて歴史を顧みて、不幸な戦争の教訓と尊い犠牲を深く心に刻み続け、平和の貴さ、命の大切さを後生に伝え続けていき、恒久平和の社会を構築することが犠牲となられた英霊に対する私たちの責務であることを再認識して、平和への誓いを新たにしなければなりません。

▽ 忠魂碑に献花されている戦没者のご遺族をはじめ参列者の皆さんです。




 戦没者追悼式の後、例年通り忠魂碑に献花に行き、私と議長と社会福祉協議会長は遺族会の総会に来賓として出席させていただきました。
 遺族会の皆さんをはじめ、ご参列賜りました皆さんに感謝を申し上げます。