信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

第29回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会 「名水サミットIN安曇野」

2015年08月28日 | 私の活動報告
 今日は曇り空で朝晩は涼しかったのですが、日中は気温が上がり暑くなり、午後遅くから雨が降り出しました。
 「名水サミットIN安曇野」は、安曇野市制施行10周年記念とし、「名水百選」に選定された市町村の首長・関係者が全国から大勢参加され盛大に開催されました。
 大会テーマは、「凛として、潤う。わたし時間。湧水で触れる 北アルプスの恵み。」として行われました。


△ 開会前に安曇野市内在住の声楽家 丸山多江さんから「早春賦・あざみの歌・信濃の国」を素敵な声で歌っていただきました。


△ 協議会会長 安曇野市長 宮澤宗弘様が、「名水百選」が選定され30周年の節目の年に当たる記念大会が安曇野市で開催されますことは大変喜ばしいことで、名水百選「安曇野わさび田湧水群」と自然豊かな安曇野を全国に発信してまいりたいなどと挨拶されました。


△ 来賓として、環境省大臣官房審議官 早水輝好様が、いったん枯渇・汚染すると回復が難しい地下水を適正に保全・利用するため、都道府県に強い管理権限を与えるのが柱の「地下水保全法」により名水を守っていかなければなどと挨拶をされました。


△ 続いて、安曇野市議会議長 宮下明博様が、安曇野は豊富に地下水が湧き出ており、わさび栽培やニジマス・信州サーモンの養殖、農業や工業、飲料水等として利用され、また清らかな水の織りなす風景を求め、多くの観光客が訪れるなど、地下水は安曇野地域の暮らしに密接に関連し、欠かすことのできない地域資源となっているなどと挨拶をされました。


△ 安曇野私立豊科北中学校科学部による「今も続く地元のほこれる水」と題して、水環境事例発表をされました。我が村を南北に流れる犀川についても水質検査をしてあり、上流域の生活排水等の影響の割に水質が良いことが分かりました。




△ 「安曇野の水、日本の水 ―天気は水からできているー」と題して、俳優・気象予報士の石原良純様が、空の楽しさや水の大切さなどを、ユニークなトークを交えながら話され、とても素敵な基調講演を拝聴できました。


△ 長野県知事 阿部守一様が大変お忙しい中お越しになり、日本の屋根アルプスなどの水源地、自然豊かな上流県としての役割やナノテクノロジーの研究によって、飲料水に困っている国・地域のためになりたいなどと挨拶をされました。

▽ 水ジャーナリストの橋本淳司様の「地域の水の資源・付加価値としての可能性とマネジメント」と題しての特別講演を拝聴し、橋本さんがコーディネーターとして、4人のパネリストによる「地方発!地域の水を守り・育み・活かす戦略」をテーマとして、パネルディスカッションも行われました。




▽ 最後は。YOSAKOI安曇野として、ファイティング・パキラさん達の「安曇野から・切り火・信濃の国」の爽快で素晴らしい演舞で終了となりました。






 「名水サミットIN安曇野」シンポジウムは、水に関しての恩恵・重要性・課題等が色々と分かりとても勉強になりました。安曇野市をはじめ関係の皆さんに感謝申し上げます。

 生坂村では、保育園で園庭開放、小学校3年生が社会見学、上生坂B班の皆さんの元気塾、健康管理センターで特定健診、国勢調査の調査員説明会等が行われました。

▽ 今朝撮影した大日向から下生坂方面の風景です。




 生坂村総合戦略策定庁内検討会議では、アンケート集約の途中結果、第5次総合計画の前期5年の目標と現状、5年後の目標指標、聞き取り調査、人口ビジョン・総合戦略等について協議をし、まだ各分野の担当部署で村民の皆さんのアンケートや意見を反映させ、それぞれの素案を示していただくために、庁内検討会議を予定より増やして協議を進めることになりました。