10日(日)午後2時から、穏やかな空の下、軽快なラッパ班の演奏に合わせ、いくっ子消防団を先頭に本部、第1分団、第2分団、第3分団、本部ポンプ車、各部の小型ポンプ搭載車、明科消防署の救急車・消防車と続く、規律正しい分列行進が行われました。
△ 今年は平田副団長を先頭に、「いくっ子消防団」が可愛らしく行進しました。
△ 小山副団長を先頭に、本部、第1・2・3分団と行進しました。
△ 本部車を先頭に、各分団と明科消防署の救急車・消防車も行進しました。今年は日岐部の1台が新車で行進しました。
▽ 今回は撮影した写真の中から、分列行進の模様を細かく数枚アップしました。
午後2時30分から中学校体育館で、歴史と伝統ある出初式が、日頃お世話になっています多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、厳粛の内に盛大に開催いたしました。
△ 小山副団長の開式の辞の後、「団旗に注目」で敬礼をしているところです。
△ 小林消防団長から、訓練や講習に励み、消防技術の向上と知識の習得に努め、自主防災組織などと一体となって、複雑多様化する災害に、迅速かつ的確に対応できるよう取り組み、安心して暮らせる地域づくりを築いていくことが重要になることと、より一層犠牲的精神を固持し、教養を重ね訓練に励み、歴史ある生坂村消防団の使命を肝に銘じ、村民の期待を裏切らないよう精進していく所存でありますなどと式辞を述べられました。
△ 私からは、日頃の活動等に謝辞を申し上げ、下記の内容等を申し上げ訓示としました。
私の訓示として、昨年当村は、6月23日の午後5時40分から時間雨量42.5ミリの集中豪雨による土砂崩落、流出等が発生し、村道、農道、農地等が小規模な災害に見舞われました。
早速、臨時議会をお願いし、災害対応の事業費等を計上して、早期に復旧工事が行える箇所から取り組み、12月定例会まで関係予算を計上し、県関係の対策工事も進んでいるところでございます。
しかし、火災の発生はなく、平穏な一年が過ごせましたことは、消防団員各位が、平素仕事や家族のことで何かとお忙しい中「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動に献身的にご活躍されているお陰であり、衷心より敬意を表し感謝を申し上げました。
▽ 松本消防協会長と私が、退団した平林前本部長と丸山元第1分団部長に、感謝状をお渡ししているところや全体の模様を撮影した写真です。
△ 長野県消防協会長から、それぞれのご功績に対して表彰される皆さんと代表者が敬礼をしているところです。
毎年、全国各地で発生している災害を教訓に、昨年度整備しました村の地域防災計画を基にした、家庭用防災マニュアルや各地区の住民懇談会において作成していただいた自主避難ルールを活用して、昨年11月15日に、全村民を対象に土砂災害を想定した避難訓練を行いました。
訓練参加者数は、住民、消防団員、役場職員等で昨年よりも多い総勢903名の皆さんからご参加をいただきました。参加していただいた皆さん、またご協力いただきました消防団員をはじめ関係各位に感謝を申し上げる次第でございます。
当村は、豪雨災害による土砂崩落、道路の決壊、河川の浸水等で集落が孤立する危険性が高く、また国が発表した深層崩壊の発生の危険度も高いという点から、防災訓練を行うことが重要であると考えております。
それにより、村民の皆さんの防災意識の向上、消防団活動の充実、自主防災組織の強化、連絡方法の徹底と装備の充実、家庭用防災マニュアルや自主避難ルール、支え合いマップの有効活用等に取り組んでいるところであります。
▽ 団員各位には、長野県消防協会長、松本消防協会長、生坂村消防団長から日頃の活動に対して功績章、功労章、努力章、精勤章等が贈られ、私からは第1・2分団に無火災章を授与しました。
△ 受賞者を代表され、平林前本部長が、「村民として当然の活動をしてきたことであり、今後も一村民として生坂村のために尽くしていきたい」などと謝辞を述べているところです。
また、団員各位には生坂村の地域防災力の中核として、地域との絆を大切にし、村民の皆さんに信頼される団員となり、引き続き安全で安心して住み続けられる生坂村を守るためにご尽力いただきますことをお願いしました。
▽ 阿部長野県知事(池田松本地方事務所長)、寺畑松本消防協会長、清水松本広域消防局長、清水安曇野警察署長、務台衆議院議員、清澤県議会議員、平田村議会議長から、日頃の活動への謝辞、受賞の祝辞と現状の対応や取組、生坂村の安全・安心な生活を守る活動、生坂村消防団の発展等のご祝辞を頂戴しました。
来賓の皆様、消防団員各位等関係の皆さんには、長時間にわたり大変お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。