信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂村防犯村民大会

2016年01月24日 | 生坂村の報告

△ 生坂村防犯協会の荻久保副会長さんの開会の言葉から始まりました。

 24日(日)午後1時30分から、生坂村防犯協会主催によります「生坂村防犯村民大会」が「皆でつくろう犯罪のない安全安心の村づくり」を大会スローガンに開催しました。
生坂村防犯協会 竹内会長さんと私が主催者側として、開会に当たり挨拶をさせていただき、安曇野警察署 清水署長さん、生坂村議会 平田議長さんから来賓のご挨拶をいただきました。




△ それぞれの立場から犯罪を防ぐためには、地域のコミュニケーションを強化することや自立した方々をつくることから、地域力を強めることで防犯活動につなげて、犯罪のない安全安心の村づくりをしましょうなどと挨拶をしました。


△ 次に、安曇野警察署 荻原生活安全課長さんから、昨年安曇野署管内の刑法犯の発生は、592件で10年前に比べて半減していて、生坂村は、ここ数年1桁の発生状況とのことでした。しかし、特殊詐欺は297件と大幅に増えており、被害者の多くが他人事と考えている状況から、家族と連絡を取り合ったり、警察や役場等に相談していただきたいなどと犯罪状況を説明していただきました。


△ 意見発表では、生坂小学校6年生の平林拓也君が「ことばのリレー」と題して、一人ひとりが相手のことを考えて、フワフワ言葉を使えば、喧嘩が無くなり社会全体が明るくなるなどと発表していただきました。


△ 生坂中学校2年生の清水麻衣さんが「当たり前のことから始まる防犯」と題して、携帯やインターネットで犯罪に遭う恐れがあるから、使い方を間違えると危険であることや、きちんと相手の顔を見て話して、村じゅう明るい挨拶で安全安心な村になれば良いなどと発表されました。


△ 長寿会連合会の藤澤会長さんは、人生の先輩である長寿会の皆さんが、健康に留意して活動することが村づくりにつながりますし、成り済まし詐欺に騙されないように、家族や駐在さんなどに相談をして、心に余裕をもって攻める防犯をしていきたいなどと話されました。


△ 生坂村女性の会 代表の望月さんから、「生坂村民は犯罪のない明るい住みよい理想の社会をつくるため、一致団結して次の事業を実施し、地域の防犯思想の高揚、普及を図ります」として、5項目の大会宣言を読み上げていただきました。


△ そして、「尊い命と財産を守るために」を演題として、Mクリエイト代表 原 明徳さんからご講演をしていただきました。
警察在職中に、同僚が刃物で切り付けられた経験から刺又を考案し、現在は長野県こども病院をはじめ多くの病院・学校等に納めているとのことでした。実演を見せていただき、とても良く考えられていて、災害時にも活用できるということも分かり、当村でも備えたいと思いました。


△ また、ユニークな手品や歌まね・物まねを披露していただき、笑いながらの楽しい講演と、命や財産を守るため、ホットな家庭やご近所とのコミュニケーションの大切さ、数々の護身術等も教えていただきました。

 お話しいただきました皆さんの発表は、防犯に対して納得する点や、啓発をしていかなければならない点など、とても勉強になる内容だと感じました。
 発表者の方々をはじめ、来賓の皆さん、出席された皆さんに感謝を申し上げます。