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△ 毎定例会の冒頭に行っています生坂村民憲章を全員で唱和をしているところです。
皆さんおはようございます。平成30年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
3月に入り二十四節気の啓蟄を迎えまして、穏やかな日が続き春の訪れを感じる今日この頃でございます。
議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝を申し上げる次第でございます。
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それでは3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありますので、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
さて、来年度の国の財政状況では、国・地方ともに極めて厳しく、財政健全化は、国・地方共通の重要な課題であり「経済財政運営と改革の基本方針2017」及び「経済・財政再生計画」等を踏まえ、財政健全化のため、国・地方双方で徹底した取組が求められております。当村においても4つの重点事業を柱に、これまでの事業を引き続き推進してまいりますとともに、「人口減少対策」を最大のテーマとした当初予算の組立とし、主に増築された高齢者生活福祉センター開所に向けた準備、子育て世代への支援として学校給食費の無料化、建設が進んでいます「活性化施設」を中核として「道の駅 いくさかの郷」を拠点とした産業振興事業、移住・定住促進施策では空き家に関する対策への補助の新設、住宅建設に向けた用地の確保及び基本設計により人口維持に最大限の効果が発揮できますよう努めていく次第でございます。
一般会計の歳入は、地方交付税の算定基礎となる人口の減少や国の財政状況の影響によります交付額の減額と、併せて自主財源であります村税においても前年度とほぼ同水準でありますことから地方交付税算入見込みの要素として大変厳しい状況でございます。歳入全体では前年度より46,000千円の減額が見積もられる中、継続中であります大規模事業が実施されていくことから有効な補助事業の活用と高率財政措置の村債発行によります予算組立が最重要であります。
国の補助事業であります地方創生推進交付金は、建設が進む「道の駅 いくさかの郷」の特色を持たせた施設づくりや直売施設でのITシステムの構築、道の駅のPR活動等に活用し、補助裏には過疎対策事業債を充て、開設に向け準備を進めてまいります。また、今年度に村が用地買収を行います道の駅建設予定地については、来年度、県から14,494千円の財産売払収入を見込んでおり、この他にも過疎対策事業債では、継続及び新規事業を併せて7事業の借入を予定しております。
また、緊急防災・減災事業債では、消防積載車2台の更新を行い、消防団活動の機能強化を図ってまいります。ハード事業全体として248,700千円の村債発行を予定しており、ソフト事業は発行限度額の35,000千円を計上し、村債全体では329,700千円で、前年度より3,900千円の増となりました。基金の繰入金では、ふるさと「いくさか」応援基金から前年度比で287万円増額の17,271千円の寄付金繰り入れを行いますが、財源補填分を合わせました全体では77,271千円で、前年度よりも38,122千円の減額となっております。
歳出では、現在6室の増築を行っています高齢者生活福祉センターの備品類の整備により入居者受入体制を整え、子育て支援事業では子育て短期支援・病後児保育事業、犀龍小太郎助成金制度を拡充させた新生児聴覚検査、産後ケア事業。また、児童生徒を対象に学校給食費の無料化等の新規助成事業により少子高齢化の抑制に取り組みます。さらに移住定住への促進施策として空き家の改修・整備・解体等に対する補助制度を創設するとともに、リフォーム補助と耐震改修補助の拡充により人口減少対策における人口維持に最大限の効果が発揮できますよう各種ソフト事業の強化に一層努めてまいります。
投資的事業は、定住促進住宅建設予定の用地取得を行い、住宅の基本設計に着手します。また、県営中山間総合整備事業により建設が行われています活性化施設は今年度も継続され、道の駅を拠点とした地域の活性化と産業振興事業の発展に向けて9月オープンを目指します。その他の継続事業では社会資本整備総合交付金によります村道改良事業を行い、新規事業では老朽化が進むB&G海洋センターを地域海洋センター修繕等助成事業補助金及び過疎対策事業債により、体育館の耐震改修、LED化と屋根、外壁の塗装などの修繕工事を実施いたします。また、下生坂体育館についても社会資本整備総合交付金及び過疎対策事業債により耐震改修工事を実施し、避難施設と併せて集会施設としての機能向上を図ります。
よって、一般会計の予算総額は1,959,000千円で、前年度比で2.3%、46,000千円の減となりました。
また、7つの特別会計の前年度比は、中型バスの購入が済みました村営バス特別会計で26.6%、11,900千円の減、送配水管布設替工事費の減などによります簡易水道特別会計で12.2%、8,400千円の減、国保制度改革によります国民健康保険特別会計で11.1%、35,000千円の減、第7期介護保険計画によります介護保険特別会計で5.7%、14,700千円の増などとなり、特別会計全体で、4.5%、41,700千円の減となりました。
それでは、重点事業の「福祉の村づくり事業」では、来年度から国民健康保険の制度改正により、都道府県が財政運営の責任主体となるなど大きな改革が行われますが、保険税については現在と変更なく運営をする予定でございます。しかし、収入不足は必要に応じて基金を取り崩して対応いたします。
よって引き続き、保健師によります健康指導や特定健診・特定保健指導の受診をされ、健康増進、健康維持の啓発強化を行い、がんを含む生活習慣病を中心とした疾病予防、合併症を含む重症化予防や適切な受療行動を取ることなどに取り組んでまいります。
介護保険事業は、来年度から第7期計画においての介護保険料は、国で示された方法により算出を行いまして、基準月額を5,700円として、所得に応じて9段階で保険料を設定させていただきました。
また、来年度は新たに地域包括ケアシステムの構築に向けて、高齢者の低栄養防止・重症化予防事業などの「介護予防・日常生活支援総合事業」の推進、認知症初期集中支援チームの立ち上げなどの「包括的支援事業」の充実対応をしてまいります。
また、来年度早々に完成します、高齢者生活福祉センター「ふれあいの里」の増室、古坂地区の介護予防拠点施設等により、高齢化や独居高齢者世帯の増加、北部地域の村民の介護予防サービス等にも対応し、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられる体制づくりをしてまいります。
そして、村民の皆さんには健康管理の意識を高めていただき、健康維持や介護予防に努めて健康寿命を伸ばしていただくことなど、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
次に「子育て支援事業」としましては、健やかに産み育む子育て支援金、18歳までの村単福祉医療費の無料化と各種ワクチン接種の全額助成を継続することに加え、児童・生徒の給食費を無料化し、保護者が子育てしやすい環境をさらに整えます。
子育て支援センター「なのはな」では、育児支援の拠点として親子の触れ合い、親同士・子ども同士の交流を図っています。子どもの養育が一時的に困難となった場合等に預かる子育て短期支援事業や、病気回復時のこどもを預かる病後児保育事業に対応できる体制を整え、保健師や保育士の常駐によります総合的な子育て支援を充実させてまいります。
保育園は、保護者が労働等の事由がなくても、満3歳以上の子どもを預けることが出来、一人ひとりの子どもの発達や成長をしっかり見守る保育に取り組んでおります。
小学校は開校40周年を迎えるにあたりPTAが開催する記念事業への補助や、新たに学校司書の配置に併せて、小学校図書館の書架の整備や照明のLED化などの改修事業により図書館運営の充実を図ります。
また、中学校間の交流連携事業として、北海道標津町との交流学習を行い、異なる土地の自然・伝統・文化を学ぶ機会を設けて、将来を担う人材育成を図ってまいります。
これらの取り組みによりまして、生坂村で結婚、出産、育児、教育が安心に一貫して受けられますように、今までの結婚祝金・出産祝金・入学祝金・奨学金貸付制度により、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。
次に「産業振興事業」としましての「県営中山間総合整備事業」は、南平・北平の換地処分を行い、日岐遊上の水路工事の着手を目指し、下生野では用排水路の実施設計に着手し、草尾上野、上生坂上の原の用水施設等の工事を予定しております。
活性化施設は建設工事を進めていただくとともに、地方創生推進交付金でITシステムを用いた販売管理システムの構築及び施設内の設備の整備を行い、生坂農業未来創りプロジェクト会議で引き続き検討協議を進め9月オープンを目指しております。今までも広報いくさかなどでお知らせしておりますが、昨年組織しました「農林水産物生産者組合」が農産物直売所を運営し、「かあさん家」は、地元産の食材を使った料理などを提供していただく予定になっております。
また、「道の駅 いくさかの郷」では、長野県が整備をしていただきますスペースは、活性化施設西側に24時間使えるトイレや、大型車両なども休憩できる駐車スペースなども設けていただく予定でして、来春のグランドオープンを目指して事業を実施していただきます。
村内最大のイベントであります「赤とんぼフェスティバル」は、当反省会で話をさせていただき、昨年の合併60周年記念花火大会と同程度の花火を行いたいとの、ふるさと納税者の意向により、9月上旬に開催を予定し、大勢の村民の皆さんに楽しんでいただきたいと思うところでございます。
商工振興では、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助、拡充された個人住宅リフォーム補助、生坂村店舗整備促進事業補助金等も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
以上の農業、商工業の振興、6次産業化等によります「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。
次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、今年度の健康づくりポイント制度を拡充し、来年度から村が行う各種懇談会や子育て支援、健康づくりなどの事業について、スタンプカード方式によりポイントを付与して、そのポイント数により村営バスの回数券や村内で使える商品券などに交換できるポイント制度を実施し、村民の皆さんに各種取組や施策などの周知や参画を促し、村の活性化につなげてまいります。
少子高齢化、人口減少の抑制対策の移住・定住促進支援として、活性化施設向かいの旧工場用地を取得し、若者定住促進住宅の建設を計画しております。また、中学生以下の子供さんがいる世帯への住宅新築、リフォーム補助を上限100万円に増額いたします。
そして、生坂村移住定住及び空き家対策事業補助金を新設し、空き家バンク制度を利用して移住者や老朽空き家の所有者に空き家の改修や解体費用などを、条件により上限100万円まで補助いたします。
避難施設に指定されています下生坂体育館の耐震補強工事に併せ、就労センター移転に伴い地元の要望に応えまして、下生坂公民館を体育館内に設けることや、個人住宅の耐震診断を行い耐震改修を実施する場合の補助の上限額も100万円まで増額し、感震ブレーカー設置補助事業を新設して、小立野部と大日向部の小型動力ポンプ積載車両の更新などで、地域防災力の強化と防災・減災対策に取り組み、「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
これらの事業によります安全安心な生活の確保及び人口維持対策、地域・村の活性化に努めてまいります。
以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによります相乗効果を引き出し、生坂村の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
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次ぎに、14日に上程させていただきます3月補正予算につきましては、大幅な普通交付税の減額により例年度のように留保額がございませんが、年度当初の基金取り崩し分の101,000千円は、今月の特別交付税を見込みますと、ほぼ全額基金に戻せる状況でございます。
そして、昨年度末に臨時財政対策債でお借りしていた年利1%以上の公債費の元金、206,485千円をそれぞれの金融機関に繰上償還いたしましたし、今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
来年度も「村政懇談会」を5月中旬から10区に出向き開催させていただく予定でございます。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」、来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんにご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をお願いいたしますとともに、地区担当職員が各区の総会や常会でご意見・ご要望を把握して、役員の皆さんにご発言いただけますように進めてまいります。
今回上程させていただきました平成30年度予算案は、引き続き限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を計上させていただいたものでございます。
そして、「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有して、更なる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続によりまして、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨し、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援を切にお願いする次第でございます。
それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、事件案3件・条例案13件・予算案8件の計24件であります。
議案第1号 生坂村若者コミュニティセンター他9施設の指定管理者の指定について
この議案は、生坂村若者コミュニティセンター他9施設の指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
議案第2号 村道路線の認定について
この議案は道路法第8条第2項の規定に基づき、村道路線を認定するために議会の議決を求めるものであります。
議案第3号 長野県町村公平委員会共同設置規約の変更について
この議案は地方自治法第252条の7第2項の規定に基づき、長野県町村公平委員会共同設置規約の一部を変更するため、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第4号 生坂村議会の議決すべき事件を定める条例案
この条例案は、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、議会の議決すべき事件に関して必要な事項を定める条例の制定であります。
議案第5号 生坂村認可地縁団体の印鑑登録及び証明に関する条例案
この条例案は、地方自治法第260条の2第1項の規定に基づき、村長の認可を受けた地縁による団体の代表者等に係る印鑑の登録及び証明について、必要な事項を定める条例の制定であります。
議案第6号 生坂村指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例案
この条例案は、介護保険法第47条第1項第1号、第79条第2項第1号、第81条第1項及び2項の規定に基づき、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準並びに指定居宅介護支援事業者の申請者要件を定めるための条例の制定であります。
議案第7号 生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬に生坂村男女共同参画推進協議会の委員を加えるための条例の一部改正であります。
議案第8号 生坂村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は児童福祉法の一部改正に伴い、生坂村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正であります。
議案第9号 生坂村特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、生坂村特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正であります。
議案第10号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、国民健康保険施行令の一部改正に伴い、生坂村国民健康保険条例の一部改正であります。
議案第11号 生坂村後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、生坂村後期高齢者医療に関する条例の一部改正であります。
議案第12号 生坂村介護保険条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、平成30年4月から3ケ年の第7期計画開始に伴い、要介護認定者数の増加や、介護サービス給付費の増加が見込まれることから、月額基準額を、現行の4,700円から5,700円に改正する等の条例の一部改正であります。
議案第13号 生坂村指定介護支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、介護保険法の一部改正に伴い、生坂村指定介護支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正であります。
議案第14号 生坂村指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、介護保険法の一部改正に伴い、生坂村指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正であります。
議案第15号 生坂村指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、介護保険法の一部改正に伴い、生坂村指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正であります。
議案第16号 生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案
この条例の一部改正は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部改正であります。
議案第17号 平成30年度生坂村一般会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を1,959,000千円とする予算で、前年度と比較して46,000千円の減となっています。主な歳入では、村税で153,072千円、地方交付税、950,000千円、国庫支出金175,716千円、県支出金99,309千円、繰入金77,271千円、村債329,700千円となっております。
また、歳出の新たな主な予算は、福祉の村づくり事業で高齢者生活福祉センター備品整備で1,390千円、子育て支援事業では、産後ケア事業で436千円、小学校の図書館司書配置及び図書館改修備品整備事業で11,777千円、中学生を対象とした北海道標津町交流事業で1,575千円、小中学校の給食費無料化補助で7,000千円、産業振興事業では、道の駅を拠点とした地域活性化事業で52,966千円、活性化施設造成工事で6,000千円、赤とんぼフェスティバルの花火拡充として、ふるさと応援寄付金を財源として5,000千円を増額して9,300千円、地域活性化対策等事業で、定住促進住宅建設用地取得等で31,000千円、移住定住及び空き家対策事業補助金で1,000千円、子育て世帯を対象にした拡充分を上乗せした住宅リフォーム補助事業で3,000千円、下生坂体育館耐震化等改修工事で38,407千円、感震ブレーカー設置補助事業で1,100千円、B&G体育館改修工事で71,388千円、ポイント制度事業で248千円となっております。
議案第18号 平成30年度生坂村営バス特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を32,900千円とする予算で、昨年度と比較して11,900千円の減となっています。主な歳入は使用料及び手数料で4,500千円、国庫支出金3,421千円、繰入金で24,829千円となっております。
また、主な歳出では、総務費で31,647千円、運行費1,168千円となっております。
議案第19号 平成30年度生坂村福祉センター特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を123,400千円とする予算で、昨年度と比較して3,900千円の減となっています。主な歳入は使用料及び手数料で122,119千円、諸収入で1,279千円となっています。
また、主な歳出は経営管理費で123,391千円となっております。
議案第20号 平成30年度生坂村簡易水道特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を60,200千円とする予算で、昨年度と比較して8,400千円の減となっています。主な歳入は使用料及び手数料で38,594千円、繰入金で18,205千円、村債3,300千円となっております。
また、主な歳出は経営管理費で42,503千円となっております。
議案第21号 平成30年度生坂村国民健康保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を281,000千円とする予算で、昨年度と比較して35,000千円の減となっています。主な歳入は国民健康保険税で40,248千円、県支出金216,543千円、繰入金24,112千円となっております。
また、主な歳出は保険給付費214,060千円、国民健康保険事業費納付金で62,545千円となっています。なお、新年度から、国民健康保険制度の改正により、県が財政運営の責任主体となるため、歳入歳出各款の増減が昨年度に比べ多くなっております。
議案第22号 平成30年度生坂村農業集落排水特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を88,800千円とする予算で、昨年度と比較して同額となっています。主な歳入は使用料及び手数料で23,799千円、繰入金で64,501千円となっております。
また、主な歳出は経営管理費で22,006千円となっております。
議案第23号 平成30年度生坂村介護保険特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を272,600千円とする予算案で、昨年度と比較して14,700千円の増となっています。主な歳入は介護保険料で51,000千円、国庫支出金で73,123千円、支払基金交付金で70,545千円、県支出金38,789千円、繰入金37,808千円となっています。
また、主な歳出は保険給付費247,700千円、地域支援事業で21,174千円となっております。
議案第24号 平成30年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
この予算案は、歳入歳出予算の総額を31,400千円とする予算で、昨年度と比較して2,800千円の増となっています。主な歳入は後期高齢者医療保険料で18,770千円、繰入金で12,523千円となっております。また、主な歳出は後期高齢者医療広域連合納付金で30,001千円となっております。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。
▽ 今朝の写真は、少し雪が降り出した昭津橋からの風景です。
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その他生坂村では、保育園で身体測定(未)、小学校で6年生を送る会、児童館でマラソンクラブ、公民館でバドミントン教室、見守りシステム打合せ、一般質問対応打合せなどが行われました。