信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和4年度 第44回 生坂小学校運動会

2022年06月04日 | 生坂村の行事

 4日(土)午前8時57分に、児童達の一斉の入場行進で始まり、開会式では、校長先生のお話、私の祝辞、祝電披露、選手宣誓、エール交換、運動会の歌を元気よく歌っていただくなどの開会式が行われました。

 準備体操から運動が開始され、今年の運動会も昨年度同様に、新型コロナウイルス感染防止対策のため全部で11種目に短縮し来賓は制限しましたが、児童のご家族など村内在住に限らず参観できるように緩和されて行われました。

▽ マスクを外して大きな声でエール交換をし、早くも気合いが入ってきた開会式と元気にラジオ体操をしている模様です。

 3,4年生の「とびっくら」1,2年生の「かけっこ」5,6年生の「短距離走」と一生懸命に走る児童達に、「がんばれ~!」などの声援や大きな拍手が贈られ、個人種目は応援も多く、運動会が早くも盛り上がりました。

▽ 3,4年生の「とびっくら」では、走りもしっかりしてきて、必死に力を出して走って、良い成績を目指す意気込みを感じました。

▽ 1,2年生の「かけっこ」では、元気に負けずに走っている児童の中に、転ばないようにマイペースで走っている児童がいて可愛いかったですね。

▽ 5,6年生の「短距離走」では、走りが大人勝りで、一生懸命に一つ上の順位を目指して頑張っている児童達に頼もしさを感じました。

 低学年の「信濃の国」の演技は、県歌「信濃の国」に合わせアップテンポのリズムに乗って可愛らしく楽しく踊っていましたし、休憩後の来入児の「まわれ!風車」は、3人ずつ風車を拾って、お兄さん、お姉さんのところに行きメダルを掛けてもらって可愛かったですし、今年度も組み体操は新型コロナウイルス感染防止対策で止め、高学年表現の「Mela! ~I’ll  be  your  hero ~」を先生の指導によって踊ったり、床体操の用に表現したりしていただき、会場全体が温かな拍手を贈り和やかな雰囲気に包まれました。

▽ 低学年表現の「信濃の国」は、先生を手本に、それぞれタイミングを取りながら、リズミカルに楽しく演技をしていた様子です。

▽ 「まわれ!風車」は、年長児のみんながしっかりと走り、一つ一つの仕草が微笑ましく、高学年生が作った風車が風によく回っていました。

▽ グラウンドを広々と使い、体操の個人技とリズムに乗って踊ったパフォーマンスを見せてもらい、ウルトラマンの色々な表現が楽しく面白かった模様です。

 低学年の種目「タイヤひき」は、小さなタイヤは赤組、白組の陣地に早めに持って行かれ、最後は大きなタイヤの引っ張り合いが見物でしたし、今回も「生坂グランプリ」は4年生から6年生までのリレーで、真剣にバトンをつなぎ必死に走りましたし、全校による「大玉転がし!」は、みんなで力を合わせて競技ができ、一体感が醸成されると思い、最後は今回も生坂音頭を児童達だけで踊っていただき、縮小した中にも児童達に郷土生坂村に関心を持っていただく種目も入れていただき嬉しかったです。

▽ 赤組、白組ごとに作戦会議をして、子ども達がいち早く小さいタイヤを自分達の陣地に持ってきて、最後の大きなタイヤの引っ張り合いは見応えがありました。

▽ 4・5・6年生のリレー「生坂グランプリ」は、高学年全員が出場し、一生懸命に走る姿に、みんなの応援にも力が入り、最高に盛り上がったリレー競技の模様です。

▽ 全校による「大玉転がし!」は、みんな上手に大玉を転がしましたが、折り返し点の校長先生と教頭先生が押し倒されそうな時もあって、少しハラハラしました。

 「いくぞ! 悔いなく 最後まで カッコよく」をスローガンに、今年度も小規模校だから全児童が一堂に会してできた運動会であり、みんなが多くの競技に出られて、競技の準備や片付けなどの役割をしっかり務め、一生懸命に走って、踊ったりして、色々な競技・演技をし、みんなで力を合わせて頑張っていた児童達の格好良い姿に、元気と感動をいただいた素晴らしい運動会でした。

▽ 児童が踊ってくれた「生坂音頭」の後、閉会式では白組が優勝し、お互いに健闘をたたえ合って、頑張った両組にトロフィーが贈られ、校歌斉唱をして予定通り終了しました。

 今回も最後まで頑張っていた児童達の姿に感動し、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて運動会が実施できましたことに、先生方のご指導と児童達の努力に感謝をしますとともに、それぞれ関係の皆さんに御礼を申し上げます。


いくさか未来スクール&上生坂上空からの風景

2022年06月04日 | 生坂村の取組

 4日(土)は晴れて青空が広がり、昼間は汗ばむ暑さになりました。

 午後2時からは、今年度の新企画の「いくさか未来スクール」第2回が開催されました。

 今回は、株式会社Alps coffee  lAb. 代表取締役 斉藤博久さんに講師をしてもらいました。

 斉藤さんは、松本の地にて50年の歴史を持つ老舗喫茶店「翁堂茶房」跡地を引き継ぎ、「珈琲茶房かめのや」とし、手網焙煎の喫茶店を始め、スペシャリティーコーヒーを中心としたコーヒー豆の卸売事業を始められるなど、ご当地お土産商品の開発、飲食業のフードプロディースなどで活躍されております。

 斉藤さんは、前回からお越しいただいていまして、その流れから選ばれた5つの商品・サービス「田舎体験ツアー」「地元産の木・竹の利用」「丸山牧場アドベンチャー」「高級葉タバコブランド(生タバコ)」「犀龍小太郎」について、各グループに分かれ、その5つの商品・サービスにあたって考えるマンダラートでそれぞれ具体的な事柄などを記載してもらいました。

 次に、事業計画として、事業名、商品(サービス)内容の説明、商品完成、目標数字達成までのやる事及び問題点とその解決方法、自らを経営者として書いてみようということで、各テーブルで話し合っていただきました。

 その後、テーブルごとに発表していただき、「地元産の木・竹の利用」のグループは、事業名「生坂産木竹を使ったツリーハウス」でSDGsや若者が地元に戻って来ることを考え、ツリーハウスを整備して、ハチクを使った美味しい物などを提供し、竹炭も使用し、3年後には毎週末に2家族で1ヶ月25人位を目標にし、課題は場所と良質なサービスの提供、料金の設定、造るための技術者などをどう養成するかなどの発表をしていただきました。

 「丸山牧場アドベンチャー」のグループは、事業名「ファミリーパック丸山」で、ツリーハウスを林の中に造り、マウンテンバイクのコースや釣り堀、ふれあい牧場、カフェを営み、再生可能エネルギーの太陽光やバイオマスを使い、他のツリーハウスとの差別化し、3年後の利用者の目標は300人とし、イベント、山菜料理、リーフの販売などもし、インフラ整備により年間営業を目指したいなどの発表をされました。 

 「高級葉タバコブランド」のグループは、事業名「アップサイドダウンタバコ大作戦」で、タバコのオリジナル商品を作ることはハードルが高いので、タバコ特区を取っていただき、健康なタバコを開発し、依存性がなく子どもから大人まで楽しめるタバコで、2年間は構想と計画を立てたいなどと発表されましたが、斉藤さんが、タバコの歴史を話すことは良いが、この頃禁煙する方が多く、タバコは儲からないのでJTは減産している状況ですので、商売としてメリットがなく、他の取り組みと掛け合わせて、良い効果が出れば面白いなどと付け加えました。

 「犀龍小太郎」グループは、事業名「犀龍小太郎ツアー」で、歴史ある伝説をツアーで語り継がれていかなければならないので、この伝説の生き字引のガイド育成により、より濃いツアーにして、金戸山百体観音や山清路を組み合わせることと、犀龍小太郎のグッズやキャラクターのデザイン公募し、アニメを作成して分かり易くストーリーを皆さんに知っていただくようにし、また、安曇平ができた経緯を多くに人に広げていきたいなどと発表しました。

 「田舎体験ツアー」グループは、事業名も「田舎体験ツアー」で、色々な体験をしていただきたく、古民家修復体験、星空の観察、ジビエ料理の体験などで、田舎体験ハウスや高津屋森林公園、古民家などに宿泊していただき、個人やツアーのお客様は、家族旅行や移住を見据えた長期の滞在であり、たき火で調理したりして、自然の素晴らしい生坂のファンを増やすことと、農産物が売れるようにするなどの発表があり、やりたいことが多いので、会社を作るなど一つの軸を決めることなどのアドバイスをいただきました。

 最後に斉藤さんから、2~3にまとめたいということで、私に振られましたが、斉藤さんのアドバイスから、発表から共通点が多いことから「田舎体験ツアー」「地元産の木・竹の利用」「丸山牧場アドベンチャー」を一つにまとめて進めることと、「犀龍小太郎」の2つの方向性に決めていただき、次回は更に詰めていくことになりました。

 講師をされた斉藤さん、参加された皆さん、関係の皆さんには、5つの商品・サービスのことを、斉藤さんからアドバイスをいただき、みんなで和気藹々と楽しくワークショップをしていただき、大きく2つの方向性を決めていただきありがとうございました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が優勢の空に少し青空が見えた上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、生坂小学校運動会、地域未来塾などが行われました。