信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会総務建経常任委員会&日岐上空からの風景

2022年06月16日 | 生坂村の会議

 16日(木)は段々と雲が薄くなり、雲越しに日差しが届き、昼間は蒸し暑くなりました。

 午前10時から議会総務建経常任委員会が開催され、委員長の挨拶の後、私が挨拶をしているところです。

 私の挨拶の後、総務課長が挨拶をさせていただき、その後担当係長から説明をさせていただき、ご意見・ご提言等を承りました。

 総務建経常任委員会の総務課関係の概要は、元気づくり支援金の採択された事業の資料については、採択していただいた4事業の一覧表をすぐ用意すること、防寒衣の今年度分については、昨年度70着で今年度40着になり団員に行き渡ること、創造の森プロジェクトの財源確保やアースオーブンの製作などの事業費がどの位掛かるか、ゼロカーボンに向けた雲根地区の事業内容については、予定地は水はけが悪いところが多く、施設規模と活用方法、今年度のワークショップの内容、創造の森をどの様に整備していくか、計画支援事業の採択の可否などを考慮して事業規模を含めて検討していることと、ワークショップで土中環境を調査したので、地域の環境を整え、今後もゼロカーボン推進プロジェクト会議で協議をしていきたいこと、事業内容によっては、大好き隊の活動経費を使っていること、リノベーションは壊さずに住めるようにすることで工事請負費については、水回りの工事などが業者にお願いすること、水道が漏れている箇所については、駐在さんが仮設住宅の使用時に修繕していること、今は移住者の住まいが少なく、今後は住居として使用したいこと、卒倒坂の住宅については、今年度当初検討したが、改修は無理なのでスクラップしたいことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 いくさか未来スクールの人づくりに関して、ボランティア団体の後継者補充は喫緊の課題については、各団体のお手伝いは、現状ではいくさか大好き隊員にお願いし、いくさか未来スクールではスキルを身につけて、リーダー育成をしたいことと、若い方が興味を持って参加していること、いくさか未来スクールの講師謝礼、映像制作などの一連の流れについては、当初予算に計上し、スクール修了後に検証することと、情報配信することが全部入っていること、参加者が少ない点については、口コミ的に広げていきたいこと、次回は4回のプロセスの課程や手法を活用した一連の流れなどを参考にしたいことと、一つ形となったものは継続的に実施していきたいこと、前回の地域リーダーの育成は地域から選出していただき行ったが、今回は楽しみながら地域で活動しようと参加される方もいて、皆さんの考えが違うこと、前回の見直しをして地域からのリーダー育成と違って、こういった進め方ができるスキルがあり、こういう手法のスキルを学んで欲しいことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 村営バスの20万円の修理代は何を予測しているかについては、バスの修繕では業者からタイヤハウスの部分がサビで穴が開いていて大きな修理代が掛かること、バスの更新については、当初予算の時に検討したが、ゼロカーボンを進めるために電動バスを調べたが高価で悩んでいること、コンパクト化については、3台だと一台が故障した時に対応でき、タウンスニーカーも良いが、大変高価で引き続き研究していきたいこと、池坂線はどういう方向で進んでいるかについては、副村長が小田切副町長と協議して、利用状況から生坂村で引き継ぐしかなく、今後はどの様に運行するか、特別交付税の補填分を考慮して、腹案を提示して来年度からの方向性を決めたいこと、デマンド運行についても将来的な負担を考慮したいこと、社協の福祉輸送サービスは村からの補助により運行することで、社協の赤字を減らすことについては、利便性を考慮して検討したいこと、定年の延長の条例の改正については、作業を進めていて9月定例会に条例改正を提出したいことと、対象者には年度内に説明すること、旧南小の体育館の財産管理については、町村境の行政区域と併せて池田町と協議をしたいことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会での振興課関係の説明の前に、振興課長が挨拶をしているところです。

 総務建経常任委員会の振興課関係の概要は、村道認定について、起点と終点を図示で示して欲しいことと、工事関係も図面の添付をすると、規模、長さ等が分かりやすいことについては、今後その様に対応すること、村道の移管は議会の議決によるが、遊歩道としての期日については、今回の議決を県に報告し、県が手続きしてから村道になることで、メディアを通してPRしていきたいことと、移管の通知を告示して、県と調整して広報いくさか等で村民に周知すること、中山間総合整備事業の実施計画の下生坂について、文化財の埋蔵調査後の事業実施については、設計は行っていて増額等の予算が付いたところで実施するとのこと、杭がそのままであり収穫期が終わった農閑期に行いたいが、農地整備課は、国庫補助金が付いてからと説明していること、当初予算時に大城・京ヶ倉のトレッキングコースから山清路へのルートについて提言したが、大須賀池を通って入山の入口に下りるルートができることについては、帰りをどうするか、山清路遊歩道につながることなどを調査すること、元気づくり支援金の竹林整備については、一昨年度から11月に行っており、高津屋森林公園で行うこと、チッパーの貸し出しは有料かについては、検討中であり、事故の無いように取扱は慎重に行うため、扱い方の講習会を実施したいこと、お父さん頑張る会が竹炭を作っていることから、竹林の整備は希望箇所を募ることについては、調査をすることと、区長から要望をいただいても進めること、竹の子狩りの実施は竹林整備になるがについては、今は山菜狩りはしているが、竹の子狩りは実施していないこと、橋梁の検査については、法定点検が5年に1回実施していて、判定の3~4は改善することで、前回の点検から15橋を修繕し今年度で完了すること、点検して判定を下されると修繕を行わなければならないが、村全体の村道の61橋あることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 次に振興課関係の特別会計の説明に対しては、雲根地区の送水管は下生坂側からか、大町市側からか、橋で接続すると大町市側と安曇野市側の北平地区からつなげられるので、水道料金が安価な方がよいこと、この時も図面で提示すると土地勘のないところは、位置関係が分かることについては、平面的な説明資料を用意することなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会総務建経常任委員会は、付託された事件案1件、補正予算案3件について慎重審議をしていただき、多くのご提言を賜りました結果、原案の通り承認していただきました。

 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、ノーマイカーデーでしたので、自宅からドローンを日岐上空にフライトさせ、雲海が立ち込めていた空からの風景を撮影しました。

日岐上空からの風景

 その他生坂村では、生坂村ゼロカーボンシティ宣言及びスマイル山雅農業プロジェクト種蒔き会、ノーマイカーデー、保育園で園庭開放、小学校で血液検査(5,6年)・児童会・金管練習、なのはなでおさんぽ、まいさぽ法律相談、陶芸教室、生坂おとこ塾などが行われました。


生坂村ゼロカーボンシティ宣言及びスマイル山雅農業プロジェクト種蒔き会

2022年06月16日 | 生坂村の取組

 午前9時からは、生坂村ゼロカーボンシティ宣言セレモニーを雲根地区で開催しました。

 松本山雅の小澤事業推進部長さんと稲福選手、議会議員各位、区長さんはじめ地元の皆さん、生坂保育園のひまわり組の年長さん達、いくさか大好き隊員、役場関係に参加していただきました。

 セレモニーでは、さっそく下記の内容により、生坂村は2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すことを宣言させていただきました。

 当村は、2050ゼロカーボンに向け、関係部署での横断的な協議が必要なことから、生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議を設置し、今年度から毎月会議を開催して、行政が率先して取り組めるゼロカーボンアクションや、脱炭素社会に向けての事業などの協議をしています。

 また、村民の皆さんができますカーボンアクションの啓発を推進するため、毎月広報いくさかで、脱炭素の取り組みをテーマとしたコーナーの連載も行っています。

 セレモニーの後は、みんなで記念撮影をして、引き続き松本山雅がホームタウン活動の一環で行っています「スマイル山雅農業プロジェクト」の青大豆(あやみどり)の種蒔き会を行いました。

 長野県上田市出身の稲福選手からご挨拶をいただき、年長さんにバンダナを贈呈していただきました。

 さっそく園長先生達から、バンダナを付けていただき、さっそく種蒔きをしていただきました。

 この雲根地区では、今年度は元気づくり支援金を活用して、アースオーブン(生坂村の天然素材で作ったオーブン)を作り、イベントの開催を予定しておりますし、今後はオフグリットハウス、すなわち「公共のエネルギー」を一切使用しない自然エネルギーハウスで、天然資源や廃材を利用し、自発的に発電、集水、貯水、下水処理を行い、食料までも生産できる建築物の建設を計画しています。

 これらの取組によりまして、村民の皆さんが脱炭素型ライフスタイルの理解を深めていただき、循環型社会を身近に感じてもらうことで、意識改革や行動変容に繋げてまいりたいと考えております。

 村が申請を検討しています環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」におきましても、ゼロカーボンに向けて積極的に取り組むことにより、生坂村の経済を活性化させるとともに、再生可能エネルギーの積極的な導入で、産業と雇用を創出し、地域レジリエンスが向上できることを目指したいとも考えております。

 

 今日が、生坂村が村民の皆さんのご理解とご協力をいただき、村内外の関係する皆さんのご支援、ご指導を賜り、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることをお誓いする日とさせていただきました。

 生坂村ゼロカーボンシティ宣言をしました記念の日に、松本山雅の小澤事業推進部長さんと稲福選手、議会議員各位、区長さんはじめ地元の皆さん、生坂保育園のひまわり組の年長さん達、いくさか大好き隊員など関係の皆さんにご参加いただき、素晴らしい表明ができましたことに感謝を申し上げます。