信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

信濃十名勝「山清路」の風景

2022年07月17日 | 生坂村の風景

 17日(日)は日差しが届き蒸し暑さが続き、夕方からは雨が降りましたが差ほど強く降らずホッとしました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、前日の雷雨で犀川が濁っていましたが、新山清路橋と旧山清路橋付近からの風景を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景

 名峰槍ヶ岳を水源とする犀川は、松本盆地を過ぎて長野盆地へと至る間、蛇行を繰り返しながら深い峡谷を成し、犀川は生坂村にて支流の金熊川と麻績川を合流させており、このあたり延長1キロメートルの区間が名勝・山清路とされています。

 対(ペア)をなしてほとんど垂直にそそり立つ板状の岩は砂岩の地層であり、現れているのは、新生代第三紀中新世の小川層の砂岩層で、おおよそ800万~600万年前、海に堆積した地層です。

 岩が垂直だということは、地層が垂直にまで急傾斜していることを意味し、周囲の露頭でも、このように削り込まれた泥岩と取り残された砂岩が垂直な状態で交互に積み重なっている。

 今は、東京電力平発電所が発電機等の更新工事をしているので、河床には奇岩・猿とび岩をはじめ、水神釜や竜神の岩穴といった景色を見ることができるチャンスです。

 長野県が山清路バイパス・山清路大橋を一昨年の12月に開通し、本路線が県から村に移管することになりましたので、松本建設事務所には、当村の要望に沿って、この旧県道箇所の法止工、舗装・橋梁の修繕などの多くの整備をしていただきました。

 また、株式会社安藤・間さんの地域貢献事業の申し出により、この地蔵尊をまとめて安置し、素晴らしい台座などの施工をしていただきました。

信濃自然100選「山清路」の風景

 当村は、歴史ある景勝地「山清路」の観光振興を図るために、旧県道箇所も遊歩道として整備し、山清路を周遊していただくことを目指し、山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、廃屋の解体による駐車場整備などを行い、今年度も3箇所の案内マップ看板の更新を実施するなど、山清路を当村北部の観光の拠点として整備を進めています。

 その他生坂村では、中学生がバドミントン県大会②、SUP体験会、消防団本部ポンプ取扱講習会などが行われました。