信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

大日向区の脱炭素事業に関する村民説明会

2023年08月01日 | 生坂村の懇談会

 1日(火)午後7時から大日向区において、脱炭素事業に関する村民説明会を開催させていただきました。

 出席者は、男14名、女6名、地区担当職員は腰原、中嶋、村議会議員は、山本議員、島議員でした。

 私の挨拶の後、村づくり推進室長から、6月に全戸配布を行ったパンフレットにより、生坂村がゼロカーボンに取り組む理由、生坂村の現状、村の特徴、脱炭素で目指す将来像について説明を行いました。

 続いて、脱炭素先行地域づくり事業内容について、生坂村の地域エネルギー会社『株式会社 いくさかてらす』について説明し、生坂村と地域エネルギー会社との役割分担について説明を行いました。

その説明に対してのご質問やご意見、ご要望の概要については、

・太陽光パネルはいつから設置するのかとの質問に対して、今年度は意向調査及び設計を行い、令和6年度から10年度にかけて設置していくと回答しました。

・大日向生活改善センターのエアコン設置やLED化について、この事業でモデル化として対応できないかとの質問に対して、公共施設も太陽光パネル等は設置するように計画している。エアコンの設置やLEDへの更新について補助事業制度等を精査して検討していくと回答しました。

・家屋の耐震状況や建築してからの年数により、太陽光パネルの設置はどうなるかとの質問に対して、太陽光パネルの設置を希望する家屋については耐荷重や屋根の状況を調査して対応していくと回答しました。

・オフサイトの太陽光パネルの設置個所はどうなっているかとの質問に対して、地区で話し合い設置できそうな場所を検討していただき、その場所が適しているか調査検討していくと回答しました。

・南平はぶどうがあり、遊休農地は少ないが、高津屋森林公園へ行く山間部に適した箇所があるのでそこに設置したらとの意見に対して、現地を確認して区と検討していくと回答しました。

・停電時の対応はとの質問に対して、中部電力の電線を利用して停電時は中部電力等から供給していただくように調整していくと回答しました。

・ペレットについて検討していくときに廃材等を材料としたバイオ炭についても検討してほしいとの意見に対して、今年度に山林調査等を行い、ペレットについては検討して方向性を定める。バイオ炭について詳しい内容を教えてほしいと回答しました。

・エネルギー会社についてどのくらいの収益で、運営費はどうなるかとの質問に対して、エネルギー会社の収支や運営費について、今年度調査計画を行い示していくと回答しました。

・太陽光パネルの設置は保育園の屋根への設置はやめてほしいとの意見に対して、保育園への設置については屋根の状況を調査して保護者の意見を聞き対応していくと回答しました。

・太陽光パネルを設置した土地の管理はとの質問に対して、設置後の土地管理についてはエネルギー会社が行っていく。手法は今後検討していくと回答しました。

・太陽光発電の目標発電量を補う太陽光パネルの設置面積はとの質問に対して、計画ではオンサイトが400戸×16畳で、オフサイトが1ヘクタールで後は公共施設設置分と回答しました。

・太陽光パネルを作るから設置、廃棄に関わるCO2排出量はどうなのかとの質問に対して、国ではゼロカーボンに向けて自然エネルギーによる発電を推奨している。当村でも国の事業の採択を受け、ゼロカーボンに向け自然エネルギーによる発電を計画していると回答しました。

 

その他の意見として

・大規模停電時の対応も検討してほしい。

・薪ストーブや太陽光温水器、省エネ機器について補助をお願いしたい。

・将来的な事業なので、子どもへ脱炭素に関しての勉強の機会を設けてほしい。

 大日向区の皆さんには、多くの忌憚のないご質問や建設的なご提案などをいただきありがとうございました。今後は皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映して計画を作成し、来年当初の説明会には、より具体的にお示しできるように取り組んでまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。


定例課長会議&大町麻績インター千曲線整備促進期成同盟会総会&生坂ダム湖上空からの風景

2023年08月01日 | 生坂村の会議

 1日(火)は変わりやすい天気でも厳しい暑さが続きました。

 午後2時からは8月の定例課長会議を行いました。私から今月の検討協議事項を示し、各部署からは8月の日程、9月定例議会の日程、各機関等の夏休み及びお盆休業、庁舎内外の清掃、生坂村総合防災訓練(案)、令和5年度普通交付税、令和4年度決算に基づく財政健全化判断比率の状況、令和5年度一般会計4号補正予算(9月補正)及び特別会計分、中学3年生の村への恩返し活動、基幹系パソコン入り替え作業、決済欄の変更、ノーマイカーデー、絆づくり支援金の選定結果、第5回ゼロカーボン推進プロジェクト会議、脱炭素事業に関する村民説明会、村政全般に関する村民アンケートの実施、知恵の輪委員会、会計からのお知らせ・依頼事項、大好き隊のイベント等要請関係、

 人口推移(・出生0人・死亡4人・転入5人・転出6人・計5人減)、やまなみ荘のチラシ、やまなみ荘予約情報、マイナンバーカード交付率、マイナ保険証、野良猫チラシ、熱中症警戒アラート、熱中症の応急処置、いくさかマル得商品券スーパープレミアムの販売、相模女子大学いくさか農泊ふれあい&体験プログラム、イクサカラットPR、道の駅いくさかの郷特産市、2023赤とんぼフェスティバルinいくさか、例月出納検査、臨時議会、2023つながりの場、性の多様性を尊重する6色表示ツールの活用等について協議をしました。

 午前11時より筑北村多目的ホールにおいて、荒井県議会議員、関係3建設事務所の太田所長と職員各位にご臨席をいただき、構成市村の大町市・千曲市・麻績村・筑北村・生坂村の村長、議長、議員、部長、課長、地域住民など大勢の関係各位にご出席いただき行いました。

 副会長の塚原麻績村長の開会のことばで総会が始まりました。

 会長の太田筑北村長が、当路線はそれぞれの地域の皆さんにとって大切な生活道路であり、国道147号、国道19号、国道403号、長野自動車道、国道18号を結び、麻績インターから大北地方、東北信地方へのアクセス道路として、地域間の物流、観光、経済などそれぞれの特色を生かすための重要な路線でもありますが、渓谷の狭隘部があり、急峻な地形のため急カーブが多く、崩落や落石を余儀なくされる状況でありますので、引き続き関係の皆さんのご協力をいただき整備促進をお願いしていきたいなどと挨拶をされました。

 来賓の荒井県議会議員、太田松本建設事務所長から、県の東西を結ぶ重要な路線であり、命をつなぐ道としての重要性や災害に強い安全安心な生活道路としての整備、山清路大橋が開通して、次は差切峡のトンネル化に向けての要望、渓谷狭隘部の未改良区間の整備など各地区の要望事項の整備促進の必要性などについてそれぞれの立場からご挨拶をいただきました。

 太田筑北村長が規約により議事を進め、令和4年度の事業報告・歳入歳出決算、令和5年度事業計画(案)・歳入歳出予算(案)、要望書(案)が原案の通り承認され、要望活動については、今年度も日を改めて、8月28日(月)に、建設部に要望することとなりました。

 今年度の当路線の道路現況及び整備計画を関係3建設事務所の課長らに説明していただき、当村分の整備計画は、東広津地区の測量・設計、中畑箇所の用地測量、重地区の差切2号トンネル本工事の完了という内容を松本建設事務所から説明を受けました。

 副会長の私の閉会のことばで総会が滞りなく終了しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、生坂ダム湖の映り込みや雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。

生坂ダム湖上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)・献立会、小学校で夏期休業(~22日)、中学校で夏休み(~23日)・北信越大会(~4日)、こども水泳教室、水遊びweek(~8/4)、いくさか歩こう部、脱炭素事業に関する村民説明会、1班の皆さんの元気塾などが行われました。