信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

古坂区の脱炭素事業に関する村民説明会

2023年08月03日 | 生坂村の懇談会

 3日(木)午後2時からは、古坂区において、脱炭素事業に関する村民説明会を開催させていただきました。
 出席者は、男4名、女4名、地区担当職員は中山、那須、今溝、村議会議員は、望月議員、島議員でした。


 私の挨拶の後、村づくり推進室長から、6月に全戸配布を行ったパンフレットにより、生坂村がゼロカーボンに取り組む理由、生坂村の現状、村の特徴、脱炭素で目指す将来像について説明を行いました。

 続いて、脱炭素先行地域づくり事業内容について、生坂村の地域エネルギー会社『株式会社 いくさかてらす』について説明し、生坂村と地域エネルギー会社との役割分担について説明を行いました。

説明に対してのご質問やご意見、ご要望の概要については、
・太陽光パネル設置は個人宅と遊休農地に行うのかとの質問に対して、個人の意向を確認して設置していく、個人宅に設置できない場合は敷地内の箇所か遊休農地等に設置すると回答しました。


・太陽光パネルを設置しないと電気料は安くならないか、また使用契約はどうなるのかとの質問に対して、太陽光パネルの設置及び電気使用については契約を行っていくと回答しました。


・電気が足りなくなれば中電から切り替えてもらえるかとの質問に対して、足りなくなったら中電の電線を使い電力市場から買うようになると回答しました。


・日照時間により発電量が少ない地域によって電気料に差が出るかとの質問に対して、電気料金は一定で行っていく。ただし家屋及び土地を貸して設置した人と設置しない人では差が出てくると回答しました。
・家に設置できず設置場所が家から離れている場合はどうなるのかとの質問に対して、今後その様な設置個所については検討していくと回答しました。

・断熱工事は村内の業者が行うのかとの質問に対して、できる限り村内業者で行うようにしていくと回答しました。
・遊休農地等への太陽光パネルの設置個所は土砂崩落等も考慮して決めていくのかとの質問に対して、設置する場所は土砂崩落等の状況も調査して決めていくと回答しました。
・設置場所については景観等考えてほしい、古坂は遊休地が多いので設置場所は考えてほしいとの意見に対して、設置場所は景観や災害対応等を考慮して区民と話し合い決めていくと回答しました。

・契約して相続人がいなくなった場合はどうしていくかとの質問に対して、今後その様な状況や他にも起こりうる内容について検討して決めていくと回答しました。
・住民と協議して決めていくのは受託業者が行うのかとの質問に対して、会社が行っていく事業ではあるが村も対応していくと回答しました。


・売電は行うのかとの質問に対して、今後実施計画を決めていく中で調整していくと回答しました。
・この事業でどのくらいの雇用が生まれるかとの質問にたいして、雇用については事業を進めて行く中で検討して行く回答しました。
・風力発電については検討したのかとの質問に対して、村内のポテンシャルを調査したが風力発電は計画にはならなかったと回答しました。

・北部の住民の方にはなにか良い事業はないかとの質問に対して、PPAに関する事業は村内を網羅して行っていくので村内の避難施設に蓄電器の設置を計画している。また、断熱改修等補助事業についても村内全体で考えている。


・この事業について村民も理解した上で行っていきたい。議会は視察を行ったが村民も参加の機会を持てないかとの質問に対して、今後村民を対象にした学習会等を計画していくと回答しました。


・1人暮らしと大家族との電気料金の差はあるのかとの質問に対して、契約時の基本料金は考えていない。使用した電気料を徴収していくと回答しました。
・家庭内の200Vの対応はどうなるのかとの質問に対して、今後計画を立てていく中で調整していくと回答しました。

その他の意見として
・各家庭で200Vにするための工事を実施する時は耐震ブレーカーの設置の検討をしてほしい。

 古坂区の皆さんには、忌憚のないご質問、ご質問をいただきありがとうございました。心配されている方もいますが、村内全戸にアンケートをお願いして民意を把握し、皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映して計画を作成し、来年当初の説明会には、より具体的にお示しできるように取り組んでまいりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。


区長会議&長野県市町村自治振興組合議会定例会&下生野上空からの風景

2023年08月03日 | 生坂村の会議

 3日(木)は日差しのチャンスがあっても雲が広がりやすい空で、日差しが乏しくても厳しい暑さが続きました。

 午後4時からは、今年度第2回区長会議を開催しました。

 最初に瀧澤区長会長から、今年の猛暑は非常にきついものがあり、田畑の草刈りとかあるいはむらじゅう花ざかり事業の花畑の管理、アレチウリの除草作業とか外での作業があるわけですが、今年は田畑で原因が良く分からない突然死みたいなものもが起きております。是非体の方に無理をしないように熱中症対策をして頑張っていただきたいと思います。

 区長会は今回2回目ですけれども、これから赤とんぼフェスティバルとか行事があるわけでして、人が集まるこの機会を使っていただいて、私が考えているのは区の再編というのか、小さい区だとかその辺のところの活動をどうしたら良いかという所も考えていきたいなと思っております。

 これからは赤とんぼフェスティバルとかで、区の役員の方が集まり話し合いの場が出てくると思いますので、その中でも是非皆さんの意見を聞いていただければと思います。行政の方もこの問題を考えているのかについてもお聞きをしたいところでございますけども、これから行事があり集まる場があるという時が良いタイミングだと思いますのでその辺のところを考えていただければと思いますなどと挨拶をされました。

 私からは、区長の皆さんにはそれぞれの区をまとめていただいて色々な活動をそれぞれ率先して行っていただいておりますことに、まずもって御礼を申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が5類になり村民運動会も開催をさせていただき、今区長会長が言われた通り赤とんぼフェスティバルも開催するということで、区長の皆さんからも縮小して1日の開催という方針を出していただきましたので、それに向けて今計画を練っているところです。

 また、そちらの方も区をまとめていただいて盛大にできる様にご尽力をお願いしたいと思います。それから今年度もむらじゅう花ざかり事業で、各区の花畑を作っていただきまして、私が早朝に撮影をさせていただいた写真を皆さんにお渡ししております。

 少し花が寂しいところもありましたが、全体的には例年のように咲いていて見ている方の心が和んだのではないかなと思っております。

 それから本日古坂区で最終になりました脱炭素事業に関する村民説明会も10区に出向き実施をさせていただきました。それぞれの区で区長さん方が中心に区民の皆さんにご参加いただき、脱炭素事業について説明ができましたことに対しても感謝を申し上げます。

 こちらの方も村民の皆さんにどんな意見が出たかをご報告させていただいて、これから色々な調査・設計等を行い詳細な計画を策定してまいります。その段階でも情報を提供しながら村民の皆様からご理解とご協力をいただいて、しっかりこの事業を遂行していきたいと思いますので区長さん方も是非ご理解とご協力を引き続きお願いをしたいと思います。

 本日の区長会議も各部署から色んなご要請をしていく訳でございますが、コロナ禍前に戻れば大変ではありますが、区をまとめて色々な活動が前のようになりますので、区長さん方の仕事がここ3,4年に比べて多くなりますが、少し疎遠になったコミュニティを取り戻していかなければならないと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項の総務課

 集落支援員経費については6月までの支払い実績について説明し、対象経費及び対象外経費についての確認、村政懇談会については5月22日(月)に実施した村政懇談会の状況について、総合防災訓練(案)については令和5年9月3日(日)に開催を予定し、今回は住民参加による訓練として、前線停滞による豪雨を想定して、災害対策本部の設置、災害避難情報に基づく発令と自主防災組織の避難所の開設等を予定していると説明しました。また、区長会の研修視察を計画していくことについても説明を行いました。

 質問意見として、防災訓練は事務局で示した場所へ避難するかとの質問に対して、避難については各区の状況により、最寄りの避難所へ避難して、その後に1カ所に集まり訓練内容を行っていくように後ほど調整して報告していくと回答しました。

教育委員会

 つながりの場の企画では、企画1 居場所みーつけた、企画2 わいわい広場企画 企画3 夕食のミカタについて、歴史文化遺産「一星亭」 周知・再生プロジェクトについての説明を行いました。

 質問意見として、マレットゴルフ場の整備についてどうなっているかとの質問に対して、定期的に行っているが現在の状況は担当者に確認して対応すると回答しました。

村づくり推進室

 生坂村絆づくり支援金の今年度の実施事業について、脱炭素事業に関する村民説明会の実施状況について、8月25日(金)の全戸配布で予定している村政アンケートの実施について、いくさか大好き隊の活動内容について説明をしました。

 意見・質問では集落支援員の活動について区長と連携してほしいとの意見に対して、各区に集落支援を割り当てているので、各隊員に対し徹底していくと回答しました。

 大好き隊員が作業する時に開始か終了時に連絡してほしいとの意見に対して対、応していくと回答しました。

 大好き隊員の公用車の使用状況についての質問に対して、公用車を私用で使用している時は利用申請書を出して確認し、有料で使用していると回答しました。

 大好き隊員の業務内容をどのように管理しているのかとの質問に対して、各隊員の業務内容を朝礼及び終礼で確認して把握し、1か月ごとの活動報告でも確認していると回答しました。

 空き家へ入居した移住者について最近トラブルを耳にするが入居時に審査はしているのかとの質問に対して、空き家バンクを利用して転居して来る方は、自治活動に参加する旨を誓約していると回答しました。

住民課

 やまなみ荘のお盆のオードブル等の注文、納涼団体プラン+宿泊パック、夏カレーフェアー、竹炭湯開催、やまなみ荘の利用料の値上げについて説明しました。

 質問意見として、バーベキュー台レンタルは利用しているかとの質問に対して、最近利用者が増えていると回答しました。

 最近接客が悪い職員がいるとの意見に対して、職員教育を徹底していくと回答しました。

健康福祉課

 熱中症対策の対応、新型コロナウイルス感染症の長野県内の感染状況について説明しました。

 質問意見として、ヘルパンギーナの村内の感染状況はとの質問に対して、村内では落ち着いていると回答しました。

振興課

 令和5年度の地区要望箇所の実施について、令和6年度の地区要望箇所について、いくさかマル得商品券スーパープレミアムについて、2023赤とんぼフェスティバルINいくさかの実施について、いくさか農泊体験ツアーの夏ツアーと秋ツアーの実施について、村道1級1号線の草尾高鼻及び大日向北平の交通規制の状況について説明を行いました。最後に、令和5年度地域ぐるみでむらじゅう花ざかり事業の各区の花畑の写真を確認していただきました。

 意見質問として、松くい虫の空中散布の区長への周知ついて簡素化してほしいとの意見に対して、内容を確認して検討すると回答しました。

 区長さん方には長時間にわたり、慎重にご審議いただきありがとうございました。引き続き、健康にご留意なさり、各区、生坂村のためにご尽力とご支援の程よろしくお願い申し上げます。

 午前10時からは令和5年第2回長野県市町村自治振興組合議会定例会が開催され出席しました。

 議長の選挙の後、令和4年度一般会計歳入歳出決算の認定、令和5年度一般会計補正予算(第1号)、長野県市町村VDI共同利用システム管理基金の設置、管理及び処分に関する条例を廃止する条例、電子自治体推進に係る負担金に関する条例の一部を改正する条例、議会の個人情報の保護に関する条例、長野県市町村自治振興組合情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例などの議案が提出され、原案通り承認されました。

 続いて、任期2年間が終了となるため、管理者の選挙、副管理者の選挙が行われ、規約と慣例により、管理者が長野県町村会長の羽田長和町長、副管理者が長野県市長会長の花岡東御市長が選任されました。私も引き続き当組合の議員を務めることになりました。

 また新しい羽田管理者等に変わり、当組合の令和5年第3回議会臨時会を開催し、議長選挙、副議長選挙の後、組合議員の中から選任する監査委員に栁田佐久市長を同意し閉会しました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の高台に行き、朝霧が晴れ渡った上空からの風景を撮影しました。

下生野上空からの風景

 その他生坂村では、保育園でスイカ割り、なのはなで7.8.9月生まれ誕生会、脱炭素事業に関する村民説明会、上土ふれあい新鮮市、こども水泳教室などが行われました。