29日(火)は雲が広がることがあったものの、日差しが届き厳しい暑さが続きました。
午前10時からゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、私から、前回の会議からの流れですが多くの事項がありまして、まずは3日の古坂区を最後に脱炭素事業に関する村民説明会を10区に出向いて実施をいたしました。期待するご意見、心配するご質問、建設的なご提言等々ありまして、それらを反映できるものは反映しながら、今後計画作成に向けて調査設計をしてまいりたいと思います。
その関係で2日には、脱炭素先行地域事業計画策定、設備設計等委託業務公募型プロポーザル選考委員会を開催しまして、応募していただきました株式会社エコロミから説明をしていただき、委員の皆さんでしっかり検討協議をし、株式会エコロミに選定をいたしました。それに伴いまして18日に臨時議会をお願いし、業務委託請負契約の締結について議員各位にご承認をいただき、本日株式会社エコロミの小峯社長にも同席をしていただいているところです。
そして21日には7月12日に設立しました、地域エネルギー会社の株式会社いくさかてらすの取締役会を初めて開催させていただき、取締役の皆さんから様々なご意見を頂戴しました。また、こちらは9月6日に第2回を開催させていただき、さらに具体的に検討協議を進めていくところです。
それから25日には脱炭素関係等の各部署からのアンケートを村内全戸にお願いしました。9月11日までにアンケートをいただいて民意を把握し、今後脱炭素事業についても色々と計画作成に反映が出来ればと考えているところです。
また9月4日には、生坂村脱炭素先行づくり事業事務局運営サポート事業の公募型プロポーザルの選考委員会も開催する予定です。色々と生坂村の脱炭素先行地域事業が多くの皆さんのご理解とご協力のもと、順調に進んでいるところですが、今年度実施する調査設計が数多くあり、スピーディに行いタイトな日程をこなしてまいりますので、引き続き皆さんのご理解とご協力をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。
村づくり推進室からの報告事項として
生坂村脱炭素先行地域事業計画作成、設備設計等委託業務公募型プロポーザルの結果について、選定委員会で審査した結果、株式会社エコロミが選定され契約金額63,998千円で履行期間が令和5年8月18日から令和6年3月29日までと説明がありました。
次に、株式会社エコロミの小峯社長から、生坂村脱炭素先行地域づくり事業の今年度の事業実施スケジュールの説明で、生坂ダム小水力発電、自営線マイクログリット、EV充放電設備、公共施設バイオマス熱利用、ペレット製造設備、株式会社いくさかてらすとの関連事業について説明がありました。
質問、意見として
・エプソンとの事業協力について質問があり、松本山雅さんが仲介して協議していくと説明がありました。
・太陽光パネルについて機種選定はいつ行うかとの質問に対して、今年度行っていくと回答がありました。また、私からエアーウオーターから事業の提案希望があると説明しました。
次に、脱炭素事業に関する村民説明会の結果について、7月11日の小立野区から8月3日古坂区10区で説明会を行い、延べ人数で202名の方が参加し質問意見をいただき、その内容について9月11日を目処に意見等をHPで公表していくと説明がありました。
続いて村政全般に関する村民アンケートの実施について、対象者は村内全世帯で8月25日(金)に全戸配布し9月11日(月)までに常会長さんに依頼して回収を行うと説明がありました。
続いて、生坂村脱炭素先行地域づくり事業事務局運営サポート業務について、公募型プロポーザルで現在企画提案書の提出を募っており、9月4日に選考委員会を行うと説明がありました。
意見、質問として
・今回行った説明会では、同じ方が数カ所の説明会場に来て意見や質問を行ったため、説明地区の区民が質問や意見を出せないので、今後行う説明会は区の住民に限り参加としてほしいと意見がありました。
・説明会、アンケートそれぞれの意見について示して検討していただきたいと意見があり、内容を事務局で精査して、このプロジェクト会議で対応していくと回答がありました。
・パネル、蓄電池の補助対象上限について調べてほしいと意見がありました。
午後1時からは、決算審査報告会は、7月下旬に行われた決算審査について、池本代表監査委員さん、𠮷澤監査委員さんから、私をはじめ幹部クラスにご提言とご指導をいただきました。
決算審査報告会の前に、𠮷澤監査委員さんが長野県町村会監査委員協議会 会長の池本さんから、町村監査委員表彰(6年以上在職者)を受賞されました。
住民税・固定資産税・国保税・介護保険料・家賃の滞納が増えており、上下水道料の滞納は改善されているが、引き続き連携して徴収率の維持向上に努めること、教育委員会は各種事業の利用状況等を検証し、適正な予算執行に努めること、予算執行上の大きな不用額は年々改善されているが、今後も不用額が見込める場合には、その都度補正するなど早めに対処し、他事業への財源とすること、自主財源である村税は若干減額となりましたが、滞納整理の強化をはじめ財源の確保に引き続き努力することなどの提言をいただきました。
決算審査以外の意見として、住民サービスが多様化・増加する中、業務の平準化に対応するために組織変更が必要と考えること、やまなみ荘については、テイクアウトの強化等売上増対策の努力が認められるが、本来のイベント等の客数増加対策を行うこと、道の駅いくさかの郷の経営形態の変更検討をすること、社会福祉協議会の経営が厳しいので事業の調整が必要であること、学校施設の対応年数により財政処置が必要となり、小中一貫教育について村民の意見を尊重して早期に結論を出すことなどの提言もいただきました。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲が多めながらも朝日が差してきた昭津上空からの風景を撮影しました。
昭津上空からの風景
その他生坂村では、小学校でALT、中学校で1年子どものためのオペラ、児童館でスポっちゃお、運動教室、振興課関係業務打合せなどが行われました。