信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

全国町村長大会&小立野乳房イチョウの風景②

2024年11月20日 | 私の活動報告
 11月20日(水)は雲が広がりスッキリしない空で、昼間は冬本番の寒さとなりました。

小立野乳房イチョウの風景②
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影した長野県天然記念物の小立野乳房イチョウの風景第2弾です。



 正午からは、全国町村長大会がNHKホールで開催され、全国926の町村長、都道府県町村会関係者が参集され、開会のことばの後、全員で国歌斉唱し、吉田隆行全国町村会長の挨拶で始まりました。


 続いて、緊急提言として「我々町村長は、一致団結して志を固め、人口減少社会に立ち向かい、持続可能な地域社会を作り上げていくために全力を尽くしていく」などを北海道白糠町 棚野孝夫町長が朗読され、満場の拍手で採択されました。







 来賓祝辞として石破茂内閣総理大臣代理 青木一彦内閣官房副長官、額賀福志郎衆議院議長、長浜博行参議院副議長からご挨拶を頂戴した後、岸田文雄 前内閣総理大臣も駆け付けご祝辞を頂戴しました。





 続いて、村上誠一郎総務大臣、伊東良孝地方創生担当大臣、森山裕自由民主党幹事長、渡部孝樹全国町村議会議長会長の皆さんもそれぞれの立場からの祝辞を頂戴しました。

 来賓紹介では、我が長野県5区の宮下一郎衆議院議員も見えておりました。

 議長に佐賀県白石町 田島健一町長が推挙され、下記の16項目と特別決議を満場の拍手により決議されたとのことでした。

一.人口減少に歯止めをかけ、少子化対策をさらに強化するとともに、地方創生を強力に推進し、東京一極集中の是正と分散型国づくりの実現を図ること。
一.東日本大震災、令和6年能登半島地震及び豪雨災害等からの復旧・復興の加速と、全国的な防災・減災対策、国土強靱化を推進すること。
一.実効ある経済対策による地域経済の再生を図ること。
一.町村にとって最重要課題である地方交付税等の一般財源総額を確保すること。

一.地方分権改革を推進すること。
一.自治体DXをはじめとするデジタル化施策を推進すること。
一.都市と農山漁村の共創社会を実現すること。
一.農業関係予算の増額、食料・農業・農村政策の一体的な推進による持続可能な地域社会の実現を図ること。
一.森林整備の促進と国産木材の需要拡大等を通じた林業の振興と山村の活性化を図ること。

一.ALPS 処理水の海洋放出に伴う、風評対策、水産業支援等の徹底を図るとともに水産業の振興、漁村の活性化に取り組むこと。
一.地域からの脱炭素化を推進すること。
一.地域の実情に応じたこどもたちのための学校部活動改革を実施するとともに、指導者を確保すること。
一.参議院の合区を早急に解消すること。
一.領土・外交問題・国民の安全保障に毅然とした姿勢で臨むこと。

 また、「全国的な防災・減災対策、国土強靱化の推進に関する緊急決議」
「少子化対策の強化と地方創生の推進に関する特別決議」も採択され、実行運動方法を決めて閉会しました。


 全国町村長大会の開催後に恒例の5村長による記念撮影をしました。

 本日生坂村では、中学校で1,2年生期期末テスト、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部、第2のふるさとづくりプロジェクト観光庁現地視察、松本山雅トレーニング教室などが行われました。


簡易水道整備促進全国大会&水道基盤強化に関する要望活動

2024年11月20日 | 私の活動報告
 午前10時からは、第68回簡易水道整備促進全国大会がシェーンバッハ・サボーで開催されました。

 全国簡易水道協議会会長 小田佑士野田村長の開会挨拶で始まりました。

 続いて、国土交通大臣表彰と全国簡易水道協議会会長表彰の表彰式が行われました。
 国土大臣表彰では、3名の中で、長野県須坂市水道局上下水道課施設管理係担当係長 神山博文氏が受賞されました。


  続いて、下記の大会宣言(案)を力強く朗読されました。
『水道は、国民生活に必要不可欠な社会基盤施設であるにも拘わらず、今なお農山漁村を中心に水道の恩恵に浴せない地域が存在している。
 これら未普及地域の早期解消は簡易水道に課せられた重大な使命であり、その早期整備が熱望されている。
 また近年、急速な人口減少、過疎化により、水道料金収入も減るなか施設の老朽化、原水水質の悪化、激甚化・頻発化する地震や台風等自然災害への対応に係る費用はますます増大し、脆弱な市町村財政を窮迫させている。
 政府は、このような簡易水道事業の実態と役割を認識し、われわれが要望する令和7年度簡易水道関係予算を確保され、国民皆水道の早期実現と簡易水道事業の健全なる運営を図るために万全の措置を講ずるべきである。』

 来賓祝辞として、国土交通大臣政務官 高見康裕氏 環境大臣政務官 勝目康氏、総務大臣政務官 吉川直季氏から、それぞれの立場のご祝辞を賜りました。


 議事は、5議案が上程され、下記の決議(案)が満場の拍手で決議されました。

一、水道(簡易水道)関係予算の所要額(水道施設整備費等224億円及び防災・安全交付金)及び事項要求等の満額確保を期す
一、簡易水道等施設整備費の補助制度の拡充を期す
一、簡易水道の持続的・安定的な運営に向けた支援の拡充強化を期す
一、簡易水道関係事業債の必要額の確保を期す
一、簡易水道事業に対する地方財政措置の充実を期す

 最後は閉会のことばと全員で「がんばろう!」を三唱して閉会しました。

 午後3時からは、国土交通省と県関係国会議員へ要望活動を行いました。
 最初に国土交通省に行き、水管理・国土保全局 松原誠上下水道審議官はじめ松原英憲大臣官房審議官、関係課長各位に面談要望させていただきました。

 長野県選出国会議員は、杉尾秀哉参議院議員と篠原孝衆議院議員がお出でになり面談要望をさせていただきました。

 松原誠上下水道審議官は、私が村長になった時の千曲川河川事務所長であり、生坂村の現状もご存じで、耐震化事業の補助率は上がるとのことでした。

 松原誠上下水道審議官はじめ関係各位、杉尾秀哉参議院議員、篠原孝衆議院議員など関係各位には我々の要望活動ご対応いただき御礼申し上げますとともに、ご参加いただいた町村長をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。