11月18日(月)午後1時30分からは、令和6年度第8回生坂村ゼロカーボン推進プロジェクト会議を開催し、最初に私から、いよいよペレットストーブも公共施設に設置が予定通り済みまして、ストーブを焚き始めましたら「暖かい」と好評なご意見も頂いていまして、これから村内の方にもペレットストーブが少しずつ普及していけばと思っております。
また、PPA事業も太陽光パネルが公共施設に多く設置頂いておりまして、こちらの方はこれから民家や事業所へ設置を進めて、3月上旬には小売り許可が下りて、4月1日から小売り事業を始めたいと聞いていますので順調に進めて頂きたいと思っております。
今年度当初では森林整備や効果促進事業も行う予定でしたが、現状では今年度は縛りがあって難しく、森林整備では当村の条件的に不利なところがあり、中々難しい点もありまして、この会議で協議をして頂いて、今年度できること、また、来年度に向けて計画的に進めていかなければならない点もありますので、よろしくお願いをしたいと思います。
昨年度に調査をして頂いて森林整備は12月に林業コンサルタント協会の方に来ていただき、今後どのように進めていけば良いかなど、ご助言を頂く予定にしております。
その他にも課題はありますが、多岐に渡っての事業ですので、2030年までに民生部門でゼロカーボンを達成するということが、大きな目標でありますが、3分の1の修正はできますので、当村の現状に合った形の中で、見直しをしなければいけない事業もあると思いますから、この会議で協議を進めながら生坂村の脱炭素先行地域づくり事業がしっかり進捗し、成し遂げられますようによろしくお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。
協議事項
1,令和6年度村内森林整備の方針について
生坂村の施業計画で、雲根林道沿い事業、令和6年度事業で、林道の支障木伐採/搬出する事業について説明がありました。
また、市町村森林整備支援事業補助金交付要綱で、森林の病害虫被害対策事業について説明がありました。
主な意見と質問、その回答の概要については、
県の補助事業で村民から要望がある場所について伐採ができないか質問があり、少ない面積では採算が合わない。森林環境譲与税を活用していけばどうかと説明しました。
少しずつでも県の補助事業を頂けるように計画を立てて欲しいと意見がありました。
2,11月24日(日)脱炭素に関する勉強会について
11月24日(日)午後2時から3時30分の日程で行う勉強会(生坂村で取組PPA事業のA to Z)の内容及びその時に行うアンケートについて説明を行いました。
主な意見と質問、その回答の概要については、
このような取組は有効だと思うので松本山雅としても取り組んでいきたいと意見がありました。
3,いくさかてらす電気小売事業に係る手続きおよびスケジュールについて
電気小売事業に係る手続き及びスケジュールについて説明を行いました。
主な意見と質問、その回答の概要については、
高齢化が進んでいるので理解して頂き、契約者を増やすように進めて欲しい。計画している契約数に向けて契約者を増やしていって欲しいと意見がありました。
4,その他
PPA事業の予定工程表、令和6年度のEV車導入(5台)今月発行の龍と子の内容について説明がありました。
主な意見と質問、その回答の概要については、
PPA事業について来年度当初予算の作成時まで公共施設の電気料について示して欲しい。また、令和7年4月1日から確実に売電できるよう内容を確認して行っていくように意見がありました。
午後3時から犀川砂防事務所の高野所長、小林砂防課長、村瀬課長補佐、担当者各位に来て頂き、村内の林務事業関係の各区から要望を頂いた個所の現地調査を行いました。
〇下生野区内の大林沢1の箇所へ堰堤及び流路工を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は新規事業で申請する様に進めていくと説明がありました。
〇同じく下生野区内の大林沢2の箇所へ排水が流れ込むように改良を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は砂防河川になっているので、協議をして頂き進めていきたいと説明がありました。
〇上生坂区内の小舟地区塩田沢へ堰堤及び流路工を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は整備率を確認し検討したいと説明がありました。
〇同じく上生坂区内の上手地区へ急傾斜地崩壊対策を要望している箇所の現地調査を行いました。
土砂災害警戒区域を確認して検討していきたいと説明がありました。
〇草尾区内の牛沢地区の排水路に溝蓋の設置を要望している箇所の現地調査を行いました。
この箇所は今年度予算の範囲内で行いたいので、どの場所から行っていくか地元の意見を集約して連絡して欲しいと説明がありました。
〇古坂区内で水路改修及び集水桝の設置を要望している個所も現地調査を行いました。
この箇所は工法を検討し、実施について検討していきたいと説明がありました。
〇昭津区内の梶本沢に護床工を要望している箇所は継続であり暗くなったため、やまなみ荘のホールで現場写真により説明しました。
この箇所は今年度状況を確認して予算の範囲内で対応工事を発注していきたいと説明がありました。
〇下生坂区内の樋の口沢の木橋の撤去要望している箇所についても同じく継続であり、現場写真により説明しました。
この箇所は今年度対応する様にしたいと説明がありました。
今回の現地調査は、当村の要望箇所について、前もって対応を検討されていて、その内容についてしっかりと調査していただきました。高野所長はじめ職員の皆さんには親身になり詳細に調査検討をしていただき感謝申し上げます。