午前10時からは、第68回簡易水道整備促進全国大会がシェーンバッハ・サボーで開催されました。
全国簡易水道協議会会長 小田佑士野田村長の開会挨拶で始まりました。
続いて、国土交通大臣表彰と全国簡易水道協議会会長表彰の表彰式が行われました。
国土大臣表彰では、3名の中で、長野県須坂市水道局上下水道課施設管理係担当係長 神山博文氏が受賞されました。
続いて、下記の大会宣言(案)を力強く朗読されました。
『水道は、国民生活に必要不可欠な社会基盤施設であるにも拘わらず、今なお農山漁村を中心に水道の恩恵に浴せない地域が存在している。
これら未普及地域の早期解消は簡易水道に課せられた重大な使命であり、その早期整備が熱望されている。
また近年、急速な人口減少、過疎化により、水道料金収入も減るなか施設の老朽化、原水水質の悪化、激甚化・頻発化する地震や台風等自然災害への対応に係る費用はますます増大し、脆弱な市町村財政を窮迫させている。
政府は、このような簡易水道事業の実態と役割を認識し、われわれが要望する令和7年度簡易水道関係予算を確保され、国民皆水道の早期実現と簡易水道事業の健全なる運営を図るために万全の措置を講ずるべきである。』
来賓祝辞として、国土交通大臣政務官 高見康裕氏 環境大臣政務官 勝目康氏、総務大臣政務官 吉川直季氏から、それぞれの立場のご祝辞を賜りました。
議事は、5議案が上程され、下記の決議(案)が満場の拍手で決議されました。
一、水道(簡易水道)関係予算の所要額(水道施設整備費等224億円及び防災・安全交付金)及び事項要求等の満額確保を期す
一、簡易水道等施設整備費の補助制度の拡充を期す
一、簡易水道の持続的・安定的な運営に向けた支援の拡充強化を期す
一、簡易水道関係事業債の必要額の確保を期す
一、簡易水道事業に対する地方財政措置の充実を期す
最後は閉会のことばと全員で「がんばろう!」を三唱して閉会しました。
午後3時からは、国土交通省と県関係国会議員へ要望活動を行いました。
最初に国土交通省に行き、水管理・国土保全局 松原誠上下水道審議官はじめ松原英憲大臣官房審議官、関係課長各位に面談要望させていただきました。
長野県選出国会議員は、杉尾秀哉参議院議員と篠原孝衆議院議員がお出でになり面談要望をさせていただきました。
松原誠上下水道審議官は、私が村長になった時の千曲川河川事務所長であり、生坂村の現状もご存じで、耐震化事業の補助率は上がるとのことでした。
松原誠上下水道審議官はじめ関係各位、杉尾秀哉参議院議員、篠原孝衆議院議員など関係各位には我々の要望活動ご対応いただき御礼申し上げますとともに、ご参加いただいた町村長をはじめ関係各位に感謝を申し上げます。