3月3日(日)は天気が下り坂で、段々と雲が厚みを増して、雨や雪が降り出しました。
午前9時からB&G海洋センター体育館で上生坂区常会対抗球技大会が6年ぶりに開催されました。
今回は初めてボッチャ大会が企画され、私は地元の区ですので参加させていただきました。
開会式では市川分館長の挨拶、私の祝辞の後に、前回のソフトバレーボール大会のシニア・ヤングチームの優勝した常会が、優勝旗と優勝トロフィーを返還し、初めて行う人が多いので、ボッチャの説明をしていただきました。
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。
競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)がありますが、今回は各常会6名ずつで行いました。
各常会の人数が多かったり、少なかったりで、混合チームをつくって皆が楽しめるようにして、子どもからお年寄りまでほぼ全員に参加してもらいました。
初めての方が多いので、投げたり転がしたりしても、ジャックボールの所よりオーバーしたり、短かったりとなかなか難しかったです。
でも、だんだん慣れてきてジャックボールに近づいたり、くっついたりして歓声が上がっていて、老若男女が和気藹々と楽しみながらプレイしていました。
勝敗がつくことは、やはり真剣になる方が多く、我々も投げ方をググって投げてみましたが、力加減が良かったり悪かったりで、なかなか上手くいかず難しさを感じましたが、皆さんと親睦が図られ賑やかに楽しい一時でした。
この常会対抗球技大会は、私の子どもの頃から開催されていまして、区単位で開催するスポーツ行事としては歴史と伝統のある大会です。最初の頃の競技は、お盆に帰省してきた皆さんと一緒に、8月15日に男性はソフトボール、女性は9人制バレーボールを行い、多くの選手と応援する皆さんで盛大に行われていて、私もお盆の行事として中学生の頃から楽しみに参加していました。
しかし、20数年前から少子高齢化・人口減少の影響で選手集めが大変になり、コロナ禍前は2月か3月の日曜日にソフトバレーボール大会に変えて、60年ほども継続して開催されてきました。
しかし、コロナ禍になり5年間も開催できず、区民の皆さんも高齢化が進み、分館の役員の皆さんで話し合われた結果、誰でも参加できるボッチャの試合をすることになりました。
私は試合が終わって、松本で行われる医療健康フォーラムに参加するために閉会式は出られませんでした。
大会の役員の皆さんをはじめ参加された皆さん、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
グリーンパークブリッジ周辺からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、グリーンパークブリッジに行き、朝日が差してきた上空や周辺からの風景を撮影しました。