信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

上生坂区 農業懇談会

2018年02月27日 | 生坂村の懇談会
 27日(木)午後7時からは、村民会館で上生坂区の農業懇談会を開催しました。当初予定していた日は大雪警報が発令されたため、今年度最後の農業懇談会になりました。まず私から挨拶をさせていただいた後、それぞれの皆さんに説明をしていただきました。


 上生坂区の今後の地域農業のあり方は「当区はもっとも人口が多い地区で、水田、ブドウ栽培を主として取り組んでいる。ブドウについては地区の担い手に加えて、新規就農者が取り組んでいるが、水田については5年後には高齢化が進み耕作放棄地の増加が予想されるために、営農組合の活動強化及び新たな営農組合の発足を検討し進めていく。」となっています。


 主なご意見・ご要望は、区画の狭い農地の遊休化が心配であり、圃場整備等で大規模化については、中間管理機構に貸付けての圃場整備の方法もあるが、農業委員会で対象農地の掘り起しし集団化に取り組んでいること、原地区の農業用水の改修の見通しについては、毎年度の予算が限られていて村と調整しながら進めているところであり、補修・仮設等での応急対応もしていくこと、活性化施設の当初の予定地が遊休化して、将来は農業体験等での活用については、農業委員会で所有者に有効利用を要請するとのことであります。


 また、道の駅と活性化施設を含めて「道の駅 いくさかの郷」ということについては、エリアで分けて別事業で実施するが、「道の駅」は活性化施設を含んだ全体であること、今後の地域農業あり方の営農組合の発足・強化については、農業の担い手や新規就農者、水利組合の皆さんで組織化して農業振興・農地保全をしていただきたいとのこと、生産者組合78名で今後も増やしていきたいので、申込書の配布、活性化施設の情報発信、協力要請をしていきたいこと、生産者組合が発足した後の会議がない点については、役員8名で先日会議をし、組合の皆さんに栽培調査をして生産調整などをしたいとのことですが、作付け時期になるので3月には通知を出すようにお願いされるなど、ご意見・ご提言・ご要望をいただきそれぞれにお答えさせていただきました。 


 上生坂区は、当村では農業の条件が良い所ですので、集落や水利組合等で力を合わせて色々と取り組んでいただきたいと思います。また、道の駅の地元ですので、ご協力、ご支援をお願いし一緒に盛り上げていただきますようお願いいたします。今日は多く有意義ななご意見・ご要望をいただきありがとうございました。


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