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令和6年度 村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(草尾区)

2024年07月10日 | 生坂村の懇談会
 7月10日(水)午後6時30分から草尾区において、令和6年度 村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催しました。

 説明者は、村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、水越、地区担当職員 大塚係長、松本係長
 出席者は、区民 男性 14名、女性4名で、議員は平田議員、島議員

 脱炭素に関する村民説明会は、上記に加えて(株)エコロミ 小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社 ヒッタイショ 瀬戸さん
村政懇談会の主な意見及び質問と回答の概要については、
・空き家バンクで新しい入居者が入ったが常会等に挨拶がなく住んでいる実態もない。空き家バンクでは不動産業も行うのかと質問があり、空き家バンクでは不動産業としての内容は行わない。また、空き家バンクを利用した方には区長さん、常会長さんに挨拶する様に依頼している。その対象の方について調べて改めて連絡すると説明しました。

・ICNの文字放送の読み上げ内容が長くなってしまい、途中で切れる時があるので調整して欲しいと意見があり、文字の読み上げについては調整しているが機械的な問題もあり、中々改良できない点があるが確認して対応していきたいと説明しました。
・ICNの視聴料を払っているので、自主放送の内容をもう少し村内の行事とかの内容を放送して欲しいと意見があり、ICNの視聴料については自主放送を放映しているので頂いているのではなく、難視聴の解消のための施設で、その施設の維持管理費として使用料を収めて頂いている。また、行事等の放送については、大好き隊員が行っている。番組の編集は技術を要するのでスキルアップしていくように取り組んでいきたいと説明しました。

・ICNで6月の議会の内容の放映時間が遅くなっていたので早く終わるようにならないか。また、放送回数を増やすことやライブ配信も検討して欲しいと意見があり、機器の不具合で放映時間が遅くなってしまいご迷惑をかけ申し訳ございませんでした。放送回数についてはご意見として伺い検討していきます。ライブ配信については技術的及び人員的に対応できない状況と説明しました。

・今年の寒い時期に長い停電があり、防災無線でお知らせがなかったがお知らせはしないのか質問があり、3月1日の早朝からの停電については職員が早朝から出勤し、中部電力に問い合わせを行いその結果を、防災行政無線で周知している。停電時には各家庭に設置してある受信機の電池が切れている時には放送が流れないので、電池が切れていないか確認して欲しい。また、今はラインでも各種お知らせを流しているので利用して欲しい説明しました。

・防災無線の不具合について村で対応してくれるのか質問があり、故障している受信機については交換します。明日担当に伝えておきますと説明しました。
・無線の更新は大幅に変わるのか質問があり、内容自体は変わらないが電波がアナログからデジタルに移行する。それに合わせて家庭の受信機の更新もしていくと説明しました。
・窓口の各種申請の簡素化でスマートフォンから申請し、QRコードを発行できるように書いてあるので、今日やってみたができなかったがどうしてか質問があり、内容を確認し連絡しますと説明しました。

【各種の事前申請は、スマートフォンやパソコンから、生坂村のHPにアクセスして頂き、「生活ガイド欄」の「証明届出申請欄」をクリックすると「各種証明書の事前申請はこちら」という欄があり、そこをクリックすると「ゆるナビぷらす」のページに移行して各種申請を行う事により、指定したメールアドレスにQRコードが送信されます。そのQRコードを役場の窓口で示して頂くと申請書が印字されるようになっています。】

・村道の通行止めのバリケードの開放の方法とバリケードを分かりやすくするように意見があり、早急に協議して対応していくと説明しました。
・10月末までが片側交互通行で11月から全面通行止めとなっているが、工事中や安全が確保できないときは仕方ないが、それ以外の時は片側交互通行にならないか意見があり、工事の進捗状況により今後協議して進めていくと説明しました。

・草尾の堤防工事の工事が途中で止まってしまい、進んでいないがどうしてか質問があり、草尾の堤防強化工事については、高鼻の村道が通行できないので、現在牛沢の方を行っている。高鼻の護岸工事と草尾堤防強化工事が進んでいくように長野県建設部に要望していると説明しました。
・生坂ダムから下った県道にアカシヤが倒れ掛かっているので対応して欲しいと意見があり、確認して松本建設事務所へは連絡してあるが早期に対応して頂くように要望していくと説明しました。

 脱炭素事業に関する村民説明会は、村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見及び質問と回答の概要については、
・違約金の額について質問があり、償却年数があり解約年数により異なるが、太陽光パネルと蓄電池の設備工事費から補助金を差し引いて140万円程になり、1年当たり7万円となるので10年残して解約すると70万円となる。料金プランに何種類もプランがあるのでその中で選択して欲しいと説明しました。
・違約金について(株)いくさかてらすが保険等で対応していけば、加入者が増えるのではないか意見があり、損害保険については太陽光パネル等の施設の災害等に対応するために加入し、契約者の都合による内容については想定していない。違約金の対応については今後検討していくと説明しました。

・太陽光パネルを設置してある家屋が火災になったときの対応について質問があり、火災時の対応については松本広域消防局が指揮をとり、消防団がその指揮により消火作業を行う様になっている。消防局でも太陽光パネルの設置した家屋は増えているので対策を講じていると説明しました。
・蓄電池だけを設置しておいて、自分で太陽光パネルを設置して蓄電池にその電気を使った場合はどうなるか質問があり、そういう事は想定しておらず、太陽光パネルを設置できない家庭の利便性を高めるために計画をしたが、そのような事についての対応は、今後検討していくと回答しました。

・太陽光パネルで発電した電気と蓄電池に貯まった電気を使用した時の代金について質問があり、太陽光パネルで発電した電気は蓄電池を経由して使用して頂く、また蓄電池に貯まった電気がなくなると、電線を通じての電気使う事になる。使った電気全体について(株)いくさかてらすにお支払いして頂くようになると説明しました。
・農事用の電気の対応について質問があり、現在単価を含めて検討していると説明しました。
・外部評価委員会の報告について質問があり、年度の中間と年度末において行い、村のHPで公表していくと説明しました。

・(株)いくさかてらすの代表取締役に村長と副村長がなっているが、村長が代われば代表取締役も代わるのか質問があり、生坂村が(株)いくさかてらすのに出資しているので、村長が代われば代表取締役も変わると説明しました。
・(株)いくさかてらすの株を契約者に買ってもらうのはどうか意見があり、今のところ考えていないが、今後検討していきたいと説明しました。

 最後に私から、本日はお疲れのところ忌憚のないご意見や建設的なご意見を頂戴いたしましてありがとうございました。
新しいご意見もあって、(株)いくさかてらすが運営するにあたって検討する内容もございまして勉強になりました。
 村民の皆さんになるべく2030年にゼロカーボンにするのだという事をご理解頂き、それが地球温暖化の防止にも繋がっていく。また小さな村からゼロカーボンに向けて取り組んでいくことを発信することによって、それがドミノ的に日本に広がっていけば、本当に2030年、2035年には化石燃料から脱却できるのではないかと考えております。

 まだまだ皆さんからご意見を頂きながら、(株)いくさかてらすや脱炭素先行地域づくり事業、また全体の村政運営についても進めていかなければならないところですので、村民の皆さんと意見交換をしながら、なるべく建設的なご意見を反映できる村政にしていきたいと思います。引き続き村民主役の村政運営を心がけてまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げまして、お礼の挨拶とさせていただきました。




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