信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

観光庁のモデル実証事業「旅するいきもの大学校!」

2024年09月15日 | 生坂村の取組
 9月15日(日)午後0時30分頃からは、観光庁のモデル実証事業の「旅するいきもの大学校!」を雲根集落の「いくさか創造の森」で行いました。

 最初にクラブツーリズムの鈴木さんから「旅するいきもの大学校!」の内容について、自然体験やいきものが好きな方、ネイチャーポジティブや生物多様性などのテーマに関心がある方や学んでみたい方、親子で自然を楽しみたい方などのご参加をいただき、全6回のプログラムで生坂村の生物多様性などを体験や講習を通じて学んでいただくなどの説明していただきました。

 次に私から、生坂村の紹介と生坂村を多くの皆さんに知っていただこうと思い、毎日Facebook、Instagram、X、Line、YouTube、Blogの6媒体で発信していますので、#生坂村でググっていただきますと生坂村の様々な情報が分かりますので、生坂村を好きになっていただきファンなっていただいて、関係人口の増になれば嬉しく思いますし、今日は初回ですので、初めての取組で行き届かない点もあるかと思いますので、何なりと言っていただき、この「旅するいきもの大学校!」が有意義なものになりますようお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。


 その後、松本山雅のクラブプロモーション担当の片山さんから、お隣通しの方で話し合っていただき、その方の紹介を隣の方にしていただくなど、初めてお会いする方も気軽に話し合えて、和やかな雰囲気になりました。


 続いて、星野さんから雲根地区で行っています「いくさか創造の森」プロジェクトの始まりと今後目指す内容、ほぼ完成したバイオトイレ、設計しているオフグリットハウスの概要などの説明をしました。


 続いて立教大学 スポーツウエルネス学部・スポーツウエルネス学科准教授 奇二正彦先生からは、「リジェネラティブツアーとネイチャーポジティブ」と題して、過去の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)等の状況、自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させることを意味する「ネイチャーポジティブ」や自然生態系を構成する動物、植物、微生物など地球上の豊かな生物種の多様性とその遺伝子の多様性、そして地域ごとの様々な生態系の多様性をも意味する包括的な概念の「生物多様性」などを考慮して、皆さんが「いくさか創造の森」をどの様にしたいの一緒に考えていきましょうなどの話をしてもらいました。


 その後、私は用事があり帰りましたが、皆さんで、雲根集落の田畑や林を回って、昆虫や草花を写真に収め、双眼鏡でスズメバチの巣や鳥なども見て、事前に設置したセンサーカメラでツキノワグマやニホンジカなども確認した後、灰焼きおやきを味わい、養鶏に携わる佐久間君の活動を聞いていただいたとのことです。


 約30名の参加応募をいただき、参加者は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を中心とした首都圏の20代から50代の方々となっております。

 最終回の1月11日には講座を修了した参加者を「生坂村公式ネイチャー研究員」に認定し、ツアー後の地域活動などに協力してもらう予定です。


 全6回のツアーとなっており「旅」と「移住」の間の新しいライフスタイルを提案するツアーとして、企業や学校の研修などの利用も今後想定しております。

 脱炭素先行地域づくり事業とともに、様々な地域課題をこの様な関係人口を増やすことで、中長期的に取り組んでいき、持続可能な村づくりを目指してまいります。



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