信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂保育園 令和3年度卒園式

2022年03月24日 | 生坂村の行事

 24日(木)午前9時30分から令和3年度卒園式が挙行され、今年度は、男児4名、女児3名の7名が晴れて卒園されました。

▽ しっかりお辞儀をして、少し緊張気味でも笑顔を見せ入場してきて、卒園児たちがステージの上に着きました。

▽ ひまわり組の卒園児たちが、「消防士」「ピアノの先生」「警察官」「美容師」など将来なりたいことを言ってから、上條園長先生から、生年月日、保育の年数と「おめでとう!」と言われ、「ありがとうございます!」としっかり御礼を言ってから保育証書を受け取り、お母さんやお父さんのところに持っていきました。

▽ 上條園長先生が、ひまわり組のみなさん、入園式の日に3つ大きくなって欲しいと言いました。1つは心、泣いている子がいたらギュッと抱きしめたり慰めたり、友達のエプロンがとれていたら、後ろからそーっとしばってくれていましたね。これは思いやりと優しい心が大きくなりました。

 2つめは体です。4月から5センチ10センチ伸びました。大きな体になりました。

 3つめは頭です。これは自分で考え、自分で決めて、やってみようとする力です。挑戦して失敗しても立ち直っていく力。友達と話し合ったり、友達に分かってもらうために言葉を考えたりする力です。うまく話し合いができない場合は、自分で折り合いをつける力です。そうしてみんなはこの3つの力を付けてカッコイイ年長さんになりました。

 これはお父さんお母さんとお家の方がたくさん応援をしてくれたからです。今日いらしたお客様も運動会の時に立ち上げったり前のめりになったり、または大きな拍手で応援をしてくださいました。先生達もそうです。他のクラスの先生もみんなの名前を呼んで応援していました。皆さんには、応援してくれる人がたくさんいます。それを忘れずに自信をもって元気に頑張ってください。

 今年度より始まったご飯の提供は子ども達の笑顔につながりました。また、子育て支援の観点、食育の観点からも保育の幅が広がりまた、地域のかたの笑顔ともつながりました。

 今後とも子ども達を見守り応援していただきたく思いますなどと式辞を述べられました。

▽ 私からは、この生坂保育園に入った頃は可愛くて赤ちゃんみたいに小さかったですが、今ではすっかり、お兄さん、お姉さんになりました。保育園のお勉強や運動、お遊戯、外遊び、誕生会、遠足、運動会、美味しい給食などとても楽しい思い出が一杯できたことと思います。

 また、地域の皆さんに教えていただき、お米やおいもを作って食べたり、松本山雅の皆さんとサッカーをしたりと、新型コロナウイルス感染症の影響を少なくしてもらい、色々なことができたと思います。

 そして、皆さんにも良い経験と勉強になったと考えております。小学校へ行っても、この保育園で仲良く遊んだお友達と一緒ですので、また元気に勉強に運動に頑張ってくださいなどとお祝いのことばを申し上げました。

▽ 「思い出を語ろう」では、卒園児、年中児、年少児の園児達が一年間の思い出として、じゃがいもを育てて、ポテトサラダとカレーを作って食べて美味しかったこと、大きなきゅうりが採れて給食で食べて美味しかったこと、プールで目を開けられたりみんなで遊んだこと、お米をつくってご飯を炊いて食べたこと、ICNや新聞、ラジオに出たこと、運動会でリレーや跳び箱、踊りなど色々と頑張ったこと、そりや大きな雪だるまを作ったりしてみんなで遊んで面白かったこと、発表会では練習して上手にできたことなど、とてもしっかりと話し、元気良く踊ったり歌ってくれました。

▽ たんぽぽ組(年中児)はしっかりと踊って、話し合ったり、チューリップ組(年少児)は大きな声で返事をしたり、ひまわり組(卒園児)は、しっかり話して、ハンドベルでリズミカルに音をしっかり出して演奏したり、みんなで元気に大きな声で歌ったりして、可愛い発表で微笑ましく感じました。

 

▽ ひまわり組(卒園児)の1年間の思い出として、みんなで力を合わせて色々なことをして、しっかり歌を歌い、駒で線香花火が上手にできたり、ハンドベルを発表され、チューリップ組とひまわり組のみんなに色々とお願いし、お父さん、お母さん、地域の方、先生方達に御礼を言って、成長した姿に目頭が熱くなりました。

 保護者会長の森山さんが、今日はこの良き日に、子供たちが無事卒園式を迎えることに保護者一同心より感謝しております。初めて保育園に登園した日、大泣きする我が子に胸を締め付けられる思い、登園をする度に親から離れることができず苦労した日々、先生を困らせていたことをついこないだのことのように思い出します。

 生坂保育園ではこの地域の特性を活かした保育で、子ども達に様々な体験をさせていただきました。子ども達も保育園での経験がよほど楽しかったのか、家では目をキラキラと輝かせて、保育園での話をしてくれました。

 子ども達の意志でスタートが遅かった竹馬も、我が子にできるのだろうか、という心配もよそに運動会では先生が作ってくださった衣装を身にまとい、踊り竹馬を乗りこなしていた姿を忘れることはできません。

 先生方におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大という苦労の多い大変な一年であったかと思います。先生方がいつも子ども達のことを第一に考えて行動くださったことで、今日という日をみんなで迎えることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 子供たちは沢山の思い出が詰まった生坂保育園を巣立ち、これからは新たな環境での生活が始まります。ここで培われたものを胸に子ども達は更に成長していくのだと思いますなどと御礼の挨拶をされました。

▽ 先生方、年中児・年少児とお別れをして、保護者と一緒に巣立って行く卒園児の皆さんです。

 保護者の皆様、お子さんのご卒園誠におめでとうございます。ご入園された頃には、初めての集団生活にお友達と仲良くできるか、給食はちゃんと食べられるかなど心配されたことが多かったと思います。

 でも、子ども達の成長は早いものだと感じます。これからも成長していくお子さんとしっかりと手を取りあって、歩んでいっていただきたいと思います。

  園長先生をはじめ先生方には、熱心にきめ細やかな保育をしていただき、子ども達がたくましく、しっかりとした行動ができるように導いていただきありがとうございました。

  それでは皆さん、4月から小学生です。この保育園で学んだこと、経験したことを大切にして、健やかに、楽しく小学校生活を送られますよう願っております。



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