信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県国保連合会定例理事会&国保地域医療推進協議会理事会&昭津上空からの風景

2023年07月06日 | 私の活動報告

 6日(木)は強い日差しが照りつけて気温がグングン上昇し、真夏を思わせる厳しい暑さとなりました。

 午後1時30分からは、長野県国民健康保険団体連合会定例理事会が開催され、理事長の私の招集挨拶で始まりました。

 理事長の私からは、新型コロナウイルス感染症が国内で初めて確認されてから3年半が経過いたしました。 各団体に置かれましては、住民の健康を守るためのワクチン接種への取り組みなどにご尽力されていることに心より敬意を申し上げます。 令和5年5月8日には、感染症法上の位置づけが5類に移行し、行動規制の緩和に伴い、コロナとの共生社会に入ったと実感しているところであります。しかしながら、現在も感染者が増えており、夏の感染拡大が危惧されるなど、楽観視できる状態ではありませんので、引き続き、注意が必要かと考えられます。

 国においては令和5年通常国会において、医 療費適正化や市町村事務の標準化・広域化の推進に係る事項を都道府県国保運営方針の必須事項とすることなど、「全世代社会保障法案」が提出され、可決決定されたところでございます。 保健ガバナンス等都道府県の役割及び医療費適正化の更なる対応を求められることが想定されます。本会といたしましても、国や県の動向を踏まえながら引き続き保健事業、医療費適正化の充実など保険者の皆様を取り巻く状況及びニーズに沿った支援に努めてまいります。

 また、国のDX推進とともに、令和5年4月からは医療機関におけるオンライン資格確認が原則義務化され、来年秋には健康保険証の廃止が予定されている中、マイナンバーを巡るトラブルが相次いでおり、各保険者においても登録データの確認作業等、業務の負担が発生していると思われます。本会においてもレセプト請求に支障が生じないよう対応することが求められておりますので、間違いのないよう緊張感を持って対応をしてまいります。

 次に、本会の基幹業務であります審査支払業務でございますが、令和 3 年に厚生労働省、国民健康保険中央会、支払基金の三者により策定した「審査支払機能に関する改革工程表」に沿い、現在、準備を進めているところでございます。審査支払システムの整合性・効率性を確保するため、国保総合システムのクラウド化等の更改を進め、審査支払業務の充実・高度化を推進してまいりますので、ご支援とご協力をお願いいた しますなどの挨拶を申し上げました。

 そして、規約の規定により私が議長を務め議事進行をし、令和4年度事業報告、一般会計ほか10特別会計歳入歳出決算、財産目録、監査報告、令和5年度一般会計歳入歳出補正予算(第1回)ほか7特別会計歳入歳出補正予算、理事・監事の選任、幹事の委嘱、通常総会の招集などの議案について協議し原案通り承認されました。

 午後3時からは、一般社団法人長野県国保地域医療推進協議会定例理事会が開催され、理事長の私の招集挨拶として、令和6~17年度を計画期間とする第3次健康日本21を定めた健康増進法の規定に基づく「国民の健康の総合的な推進を図るための基本的な方針の全部改正」が本年5月31日に告示されました。6年度からは医療費適正化計画や医療計画、介護保険事業(支援)計画などと計画期間を合わせる形で次期国民健康づくりが動き出すこととなります。

 人生100年時代を迎え、各人の健康問題も多様化しており、「誰一人取り残さない健康づくり」を推進していくとし、個人の行動と健康状態の改善を促していく必要性から、「より実効性を持つ取り組みの推進」に重点を置くことが掲げられております。

 また、厚生労働省は、計画様式と評価指標を標準化し、他保険者と客観的な比較を可能とすることで、市町村などでの効果的、効率的な支援、保健事業の実施につなげることなどを目的として、保健事業の実施計画であるデータヘルス計画策定手引きの改定版を公表しております。

 令和6年度から開始される様々な計画に対し、本年度は、計画の策定業務が進められているところとは存じますが、保険者の保健事業等を支援している本協議会におきましても、その役割を十分に発揮できるよう、関係機関と連携した保健事業に取り組んで参りますので、これまでと同様のご支援・ご協力をお願いいたしますなどの挨拶を申し上げました。

 令和4年度事業報告の承認、決算書の承認、監査報告、役員候補者の推薦、役員候補者の選出、通常総会の招集の議案について協議をし原案通り承認されました。

 本会役員の任期が今年9月30日をもって満了ですので、本日が当役員における最後の理事会となりました。まだ7月28日の定期総会が残っておりますが、これまでの間、新型コロナウイルスの対応など公務ご多忙の中、ご出席をいただき、国保を取り巻く情勢が厳しさを増すところ、将来を見据えた難しい判断をその都度いただき、誠にありがとうございました。今後もそれぞれのお立場から、ご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げますなどの御礼の言葉を述べさせていただきました。

昭津上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の写真は、アクシデントがあり、昨年同時季に雲が多めの昭津上空から撮影した風景写真です。

 本日生坂村では、保育園で小学生交流(年長)、小学校で1年保育園交流、なのはなでママヨガ、教育支援委員会などが行われました。



最新の画像もっと見る