信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和5年度 村政懇談会 昼の部と夜の部

2023年05月22日 | 生坂村の懇談会

 22日(月)午後2時から、今年度の村政懇談会の昼の部を開催させていただきました。

 最初に私から、何かとお忙しい中、また、昨日は村民運動会ということでお疲れのところ村政懇談会にご参加を頂きまして誠にありがとうございます。日頃はそれぞれのお立場で、村政運営に対しましてご理解とご協力を賜っていますことに対し御礼を申し上げる次第でございます。

 新型コロナウイルス感染症も2類相当から5類に5月8日から移行をされましたが、今年度も昨年度と同様な形で村政懇談会をさせて頂きました。

 今までICNで村づくり計画ダイジェスト版の新しい事業や取り組んでいく内容、また変更点などを説明させて頂き、ダイジェスト版も各戸に配布してありますので、計画の説明は省略をさせて頂き、今年度も早速自己紹介からとなりますが、その前に皆さんご存じの通り4月28日に、環境省の脱炭素先行地域に選定をされまして、今回は58地域のうち16地域に選定され、今まで全国での62地域の中に入っております。

 2030年までに民生部門でゼロカーボンを達成するということで、環境省から4分の3ないし3分の2の交付金を頂きながらこの事業を進めてまいりたいと考えております。それには村民の皆さんのご理解とご協力を頂かないとできない事業でございますので、その点をこれから村づくり推進室長から説明をさせて頂いてから、質疑応答に移りたいと思います。村のために色々執行部も考えながら令和5年度も始まったところでありますので、引き続きのご理解とご協力をお願いし、皆さんの忌憚のないご意見、ご提言も頂戴する事もお願いいたしまして開会にあたりましての挨拶とさせていただきました。

 ゼロカーボン事業の説明 藤沢村づくり推進室長

 村政懇談会に入ります前に「環境省の脱炭素先行地域づくり事業」について、説明の時間を少しいただきたいと存じます。

 すでに報道等で、ご存じの方もおられると思いますが、生坂村は令和5年の4月28日に環境省の脱炭素先行地域づくり事業に内定いたしました。

 今年度、村づくり計画のなかでも、ご説明しておりますが、村では昨年度、村民の皆さまからのアンケート等を基に、将来的に二酸化炭素の排出削減や自然エネルギーへの転換を目指す基本計画「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しました。

 この計画の取り組み、また活用が見込まれる自然エネルギーの方向性等については、これまで2月のゼロカーボンフォーラムや3月の各区の総会の折に、内容をお示ししてきておりますが、これらの事業を実際に実施していくための、財源となりうる国の交付金が、この環境省の脱炭素先行地域づくり事業であり、今回、国から認められたものであります。

 交付金事業の本格的な実施は、来年度、令和6年度から、令和10年度までの間で事業を行うこととするもので、今年度は、事業を行うための設計や具体的な実施計画を策定して、これに基づき、来年度から事業を進めていく予定としております。

 事業の実施にあたって、皆さまへのお願いでありますが、

① 本事業の中心となる事業が、各家庭や地域への太陽発電設備や蓄電池の設置となります。本年度は、皆さまの住宅の設置に向けて、ご意向を伺い、設置数や設置場所等をまとめ、来年度から事業を行っていきたいと考えております。

村としても、将来的な電気代の負担軽減につながる有効な事業として、出来るだけ村内への設置を推進していきますので、説明会等を通じて、ご案内を今年度、皆さまに進めていきますので、その際は、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

② 今回、村づくり計画ダイジェスト版の15ページに記載してあります、他のエネルギー施策に関しても、この交付金事業を用いて行う事業に関しては、事業設計を進めていきますので、内容を明確にした上で、随時、お示ししていくこととしております。

 大きなプロジェクトとなりますので、まずは、村では実施体制として、地域エネルギー会社の設立など、事業の推進体制を整備することとしております。体制が整いましたら、本年度より、皆さまに事業について、詳細をご案内していきますので、引き続き、よろしくお願いいたします。また、この村政懇談会に限らず、脱炭素事業に関するご意見やご質問は、随時お受けいたしますので、村づくり推進室までお問い合わせください。

 説明者の自己紹介を牛越副村長、上條教育長、松沢健康福祉課長、眞島住民課長、中山振興課長、藤澤村づくり推進室長が行いました。

質疑応答として、各区の会場からは

小立野区から

〇 村道の入り地区への箇所で災害が拡大しているので対応をお願いしたいとの意見に対して、災害箇所対応で県と相談して進めている。今後予算取りを計画していると回答しました。

〇 高津屋林道及び村道の災害時の対応や村内全体の村道の安全対策を行ってほしいとの意見に対して、限られた予算の中で防災対策をどのように行っていくか、また、なるべく対策工事を行っているが、村内全体を対応していくには限られた予算では難しい。このため各防災組織での対応をお願いして、ハード・ソフト両面から対応していくように進めていると回答しました。

〇 内水氾濫対応として、県道下生野明科線の側溝で天神沢に流そうと進めていると聞いているがとうなっているかとの質問に対して、現在松本建設事務所で工事を行うように調整していると回答しました。

草尾区

〇 脱酸素について知らないでいる方が多いので村民に周知してほしい。ペレットストーブは要望しなければ実施しなくていいか。脱炭素ロードマップで短期中期長期の目標が出るとの解釈で良いか、電力会社の設立についてとの意見に対して、

各事業内容は実施計画に合わせて対応していく。今後ご意見を伺いながら今年度進めていく、住民の皆様への説明については6月定例会終了後に計画していくと回答しました。

〇 草尾の内水対応についての質問に対して、現在行っている工事は補強工事でゲートについては新しくしている。継続的に調整しながら対応していると説明しました。

〇 村民運動会のプログラムが全戸配布されなかったことに対して質問があり、4年ぶりで準備が怠った点があったが、来年度に向けて調整していくと回答しました。

大日向

〇 現在の消火器の普及状況及び推進について質問があり、過去には消防団が各家庭に斡旋していたが、PL法により現在は行っていないので、今後普及状況について確認して対応していきたい。また、消火器を利用した訓練については、各防災組織にて防災訓練をお願いしたいと回答しました。

宇留賀区

〇 空き家の状況についての質問あり、所有者の意向調査を行って状況を把握するように対応している。管理、売却等については所有者の意向がなければ進んでいかない状況と回答しました。

〇 イクラン5キロのコースを増やしてほしいとの意見があり、過去の状況を確認して検討すると回答しました。

〇 役場の他市町村在住の職員の災害時の対応について質問があり、災害時の対応は職員災害対応マニュアルにより対応している。また、総合防災訓練時に職員の災害時の対応訓練を実施して、家庭から役場までの参集時間の確認を行い対応していると回答しました。

〇 脱炭素先行地域づくり事業について10区に出向いて説明してほしいとの意見に対して、6月定例議会終了後に検討していくと回答しました。

○ 県道の防犯灯の設置について質問があり、県での設置や移行は無理なので、村の補助金を利用して地元で対応してほしいと回答しました。

古坂区

なし

村民会館

〇 脱炭素先行しているが中身が分からない。専門用語等が多くて分かりづらいので地区説明の時は分かりやすい単語でお願いしたい。電力会社を設立していくが、分かりやすくかみ砕いて説明をお願いしたいとの質問に対し、6月定例会で予算を認めて頂いたら、分かりやすい資料を作成し、10区に出向いて説明会を行うように対応していくと回答しました。

〇 保小中一貫教育の計画はできているかとの質問に対して、今年度の3月に生坂村一貫教育基本方針を定め実施していると回答しました。

〇 未婚者等結婚対策についてどうなっているかとの質問に対して、ながの結婚マッチングシステム等を拡充して取り組んでいると回答しました。

〇 中山間直接支払い交付金の事業で銀杏を作っているが、アイスクリームの会社を誘致すればどうかとの意見に対して、採算面等含め担当部署で検討すると回答しました。

○ お天馬を推進するための課を作ってはどうかとの意見に対して、いくさか大好き隊員が地域支援を行っているので、この部署で対応していきたいと回答しました。

〇 村内出身者でブラインドサッカーの選手で有名な方がいるので、今後教育に取り入れたらどうかとの質問に対して、今後検討していくと回答しました。

〇 村営バスを村道1級1号など国道以外のところ(昭津~草尾)を路線に加えることはできないかとの意見に対して、利用者の状況を確認するなどして検討していくと回答しました。

〇 農業公社の職員の定年制について質問があり、役場の一般職の職員について、今年度から現在の60歳定年から、段階的に65歳定年に移行していくが、農業公社について役場と同じようにしたらと考えると回答しました。

〇 職員の災害時の村外在住職員対応について質問があり、災害時の対応は職員災害対応マニュアルにより対応している。また、総合防災訓練時に職員の災害時の対応訓練を実施して、家庭から役場までの参集時間の確認を行い対応していると回答しました。

〇 人事評価の内容について質問があり、年間を前期後期に分けて各職員が目標を定め、その達成状況により上司が評価を行っていると回答しました。

〇 機能別消防団員制度について質問があり、役場職員で消防団員経験者を中心に組織して消防団員が仕事等でいない時の、火災時の初動体制の充実を図るために導入をしたと回答しました。

 以上が、村政懇談会昼の部の村民の皆さんから頂いた主なご質問、ご意見、ご要望です。

 午後7時からは、村政懇談会の夜の部を開催させていただきました。

 最初に昼の部と同じ様に、私の挨拶、脱炭素先行地域づくり事業の説明、自己紹介をさせていただきました。

小立野区

〇 県道下生野明科線の道路整備について安曇野市側は整備されているが、生坂側は整備されていないように感じるが建設事務所によって対応が違うのか、生坂側も整備してもらいたいとの意見に対して、生坂村は松本建設事務所管理で、安曇野市側は安曇野建設事務所で管理している。松本建設事務所には毎年度要望を行っているのでその際に対応していくと回答しました。

〇 小立野入線で擁壁が2か所倒れている。上部では木々が倒れそうなので対応してほしいとの意見に対して、木々についてはその都度対応している。擁壁の壊れた箇所については県と調整して対応していくと回答しました。

〇 天神沢の堰堤に土砂が堆積し一杯になっているので対応してほしいとの意見に対して、現地を確認して対応していくと回答しました。

〇 ガードレールが破損しているので早急に対応してほしい。また県道がひび割れしているので確認してほしいとの意見に対して、役場でも確認するが、地区要望で出していただきその個所を対応していくと回答しました。

下生坂

特になし

日岐区

特にない

草尾区

〇 消火栓について火事の時にホースが足りない箇所があった。格納箱にはホースが何本入っているかとの質問があり、消火栓の管理は消防団で行っている。この際不備な点は各消防団から要望を頂いている。また水利の状況は住宅地図に図示し行っているが、今後はデーターベース化をしていきたいと回答しました。

〇 昨年交流センターを避難所開設したが冷房が完備してない。脱炭素先行地域づくり事業で太陽光パネル等を設置した際に対応できないかとの質問に対して、太陽光パネル設置と蓄電池の設置については、脱炭素先行地域づくり事業で今後計画して対応していく。停電対策等も計画していく予定と回答しました。

〇 バスに関して下車の仕方が分からない。また利用者に対して不具合があると聞いているので、適切な対応をしてほしいとの意見に対して、その都度委託業者に伝え改善していくと回答しました。

〇 日曜と祝日について対応してほしいとの意見に対し、利用者の状況により検討している。今後も要望を把握して検討していくと回答しました。

〇 太陽光パネルの設置について経年劣化の対応はとの質問に対して、パネル、蓄電池については地域エネルギー会社で対応していく。経年劣化についても電力会社が対応していくと回答しました。

〇 消防団の機能別団員についてどのような構成で行っていくかとの質問に対して、初動体制を整えるために役場職員を中心に現在8名の団員で調整していると回答しました。

〇 空き家について入る方が近所付き合いをしない方がいる。この対応はとの意見に対して、空き家バンク利用者については、地域付き合いができるように地域のルールを説明して対応していると回答しました。

昭津区

〇 高津屋森林公園について、イベント開催やキャンプ利用者の交通マナーについて周知してほしいとの意見に対して、利用者やイベントの際に啓発していくと回答しました。

宇留賀区

〇 行政無線の関係で移動系の無線の電波状況が悪いので今後の整備計画はとの質問に対して、公民館の移動系の無線機対応については、現在検討していると回答しました。

〇 脱炭素関係事業について村民の方がどの程度理解しているのか、またどの様なことをやってきたのかとの質問に対して、村民の理解度について今までにアンケート、広報誌やフォーラム等行ってきた。今後については地域に出向き分かりやしく説明していく。

〇 脱炭素先行地域づくり事業の国・県の対応についての質問に、環境省からの方針でロードマップを策定し、村から環境省へ脱炭素先行地域づくり事業に申請した。

〇 この事業の職員体制をどうしていくかの質問に対して、大きなプロジェクトとなっていくので、推進体制について内部で検討していると回答しました。

〇 八坂水道の関係で漏水対応工事をしているが本管の対応年数が過ぎていると思われるので今後の対応はとの質問に対して、毎月プロジェクト会議を行っており、有収率の向上や老朽箇所の更新についても検討しているので、老朽化した箇所の更新についても当プロジェクト会議で検討して対応していく。

〇 水道の改修箇所の公表はとの質問に対して。プロジェクト会議の内容については村長ブログで報告していると回答しました。

〇 地域の歴史を学ぶことが大切だと思う。保小中一貫教育について対応してほしいとの質問に対して、地域学について子ども達に知ってもらうことは大切だと思っているので取り組んでいくと回答しました。

〇 ゼロカーボンが本当に必要か疑問を持っている。生坂村の取り組みを教えてほしい。また、太陽光パネルの対応年数は20年でその後の対応はどうしていくか。また、村の財政に負担はかからないかとの質問に対して、ゼロカーボンについてはゼロカーボンシティ宣言により取り組んできている。今後説明会を行っていくその中で各家庭について説明するとともに、電力会社のことについても説明する。また太陽光の廃棄についてもフォーラムの中で説明があったが太陽光パネルについても今後説明していくと回答しました。

リモート参加者

〇 防災士の横断的な組織づくりと研修会の対応をしてほしいとの意見に対して、今まではコロナ禍でできなかったが、防災士取得者について頂いた意見のように対応していくと回答しました。

〇 結婚祝い金の39歳以下への変更の理由はとの質問に対して、国、県の状況に合わせ変更したと回答しました。

  

会 場

〇 脱炭素先行地域でペレット工場の建設を計画しているが、村内の山林は急峻で搬出に障害になるのでこの件について検討すればとの意見に対して、山仕事創造舎も共同提案者に入っているので今後検討していくと回答しました。

〇 ゼロカーボンについて村民に浸透されていない。ロードマップを印刷して村民に配ったらどうか。また、地域会社について議会の議決を得ている。また、6月の議会の内容について脱炭素の内容について事前に村民に説明をしたらどうか。経営計画についても分からないことがあるので事前に説明をとの質問に対して、脱炭素ロードマップについては希望者について配布していく。議会の前に説明をする事については、村は執行側で議会はチャック側である。議員は村民から負託を受けた代表者であるのでご理解をお願いしたい。今後10区でしっかりと説明していきたいと回答しました。

〇 各区担当集落支援員の交流がないので今後の関わるようにしてほしいとの質問に対して、専任の集落支援員について本年度から行ってきたが、区長さんとの連携が薄かったので今後連携を深めていきたいと回答しました。

〇 スポーツパークの整備についてどのように行っているか。草が生えておりマレットゴルフができなかったとの意見に対して、 マレットゴルフ場について現状を調べて対応していくと回答しました。

〇 村営バスの山清路方面の使い勝手が悪いので対応してほしい。また、最終のデマンドは大人も乗せてほしい。働いている人の利便性を高めてほしいとの意見に対して、今の意見について協議会で検討していく。最終バスについても検討していくと回答しました。

 以上が、夜の部の主なご意見、ご質問、ご要望です。多岐に渡り忌憚のない貴重なご意見等を頂戴しまして御礼を申し上げます。

 行政としましては、回答させていただいた内容に沿って、対応をしてまいりたいと考えておりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2023年05月22日 | 生坂村の会議

 22日(月)は日差しが届いても急な雨が降るなど、変わりやすい天気で少し暑さを感じる体感でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今年度に入り、4月は事前に資料を見せていただき、道の駅いくさかの郷の直売所に関しては売上が前年度に比べ売り上げが前年度をクリアしていますが、かあさん家の方は、若干苦戦をしているようであります。また、事務局から説明がありますが5月に入り、直売所の関係で昨年度は生活応援商品券を配布し、180万円ほどの売り上げがありましたから、その分厳しいようであります。

 しかし、今年度も5月12日の臨時議会でお認めを頂きまして、来月の末6月下旬までには殆どの村民に1万円の生活応援商品券の配布をさせて頂きたいと思います。この件については、低所得者対象の方など、今回県と国から頂いている方がいますので、その方々には遠慮していただいて、この方以外の村民の皆さん全員に生活応援商品券を配布したいということで、議会のご理解を頂いて実行していきたいと思います。

 また、今日は松本地域振興局の農業農村支援センターの方から、人・農地プランが、これから地域計画ということで来年度中に策定しなければなりませんので、当村はご存じの通り基幹産業が農業ですが、葡萄栽培などで生計を立てている方からどうにか先祖から受け継いだ田畑を守っている方々と、それぞれの方が農業課題を克服しながら農業を営んでいるとことであります。そういう点を踏まえ、生坂農業未来創りプロジェクト会議でしっかり検討協議をして頂き、生坂農業が持続可能なものになるように、皆さんと今年度も協議し、スムーズに地域計画に移行できればと思いますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項

  • 道の駅いくさかの郷について

 令和4年度道の駅いくさかの郷直売所月別収支について

 年間の歳入は84,379,962円で歳出は80,960,245円となり収支は3,419,717円のプラス。

 駅長と駅長補佐の人件費は集落支援員の経費で対応しているため、この人件費を加えると3,339,867円のマイナスとなる。

 昨年度は計画的に集客を増やし売り上げを上げるように取り組んできたが、利益的には伸びが少なかった。今年度は1月以降利益向上の見直しをかけているので、5年度は良い数字になると思うと報告がありました。

 4月の売り上げについては、昨年の売り上げを越えた。これは山菜の出荷が増えたのに伴いその他の商品の売り上げも増えた。

 5月については昨年に対比して売り上げが少なくなっている。これについて昨年は早い時期から淡竹タケノコが出たが、今年は淡竹の出荷が遅いのでそれが影響していると説明がありました。

 かあさん家については、昨年より売り上げが減っている。これは郵送での販売が減っている事と、人員的にイベントができなかったことが理由となっている。また、食堂の席数をコロナ禍前に戻して対応しているので、売上が伸びていくと思うと説明がありました。

 この協議事項に関しての意見質問はありませんでした。

  • 地域計画の策定について

 農業農村センター 農村振興係 篠田係長から地域計画策定マニュアルについて説明をしました。

 内容は、今まで地域での話し合いにより、人・農地プランを作成し実行してきましたが、今後は高齢化や人口の減少により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取り組みを加速化することが喫緊の課題となっているために、人・農地プランを法制化して、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を定め実行していくと説明がありました。

 この説明に対して県と村の担当者を集めての説明会を行う計画はあるかとの質問に対して、今後当プロジェクトで各区の農業懇談会の開催を検討していくとの事務局から説明がありました。

 この計画策定に対して補助金はあるかとの質問に対して、この事業に対しての補助金はあるので、後日事業制度等説明すると説明がありました。

 人・農地ブランは閲覧できるのかとの質問に対して、役場の振興課で閲覧できると説明しました。

 地域住民全体で捉えたほうが良いと思う、10区で行う説明会で農業者以外の方にも知っていただき、地域住民全体の問題として行っていただきたいとの意見がありました。

 私からは今後の不在地主の対応について重要になっているが、各地区へ移住等してきた方が農業に取り組んでいくように勧めていきたいと意見を述べました。

 全体を通しての意見として、淡竹のタケノコの出荷が悪く、売り上げが少なくなっている。竹林整備の方法について取り組みが大切だと思うと意見があり、淡竹の収穫時期に合わせて講習会など検討していくと説明しました。

 JA松本ハイランド生坂明科支所の地域農業の説明として5月23日(火)ズッキーニ出荷目揃会から7月上旬のジュース用トマト部会川手目揃い会までのスケジュールの説明、ぶどう部会川手支部の5月26日(金)ぶどう現地講習会から、8月下旬の出荷規格目揃い会までのスケジュールの説明、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールの説明がありました。

 この内容についての意見質問は特にありませんでした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川堤防と上空から、新緑や田植えが済んだ水田などの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で運動会特別時間割開始(~6/2)・SC来校、中学校で集金日・SC訪問、村政懇談会の昼の部と夜の部などが行われました。


第56回 村民運動会&下生野周辺からの風景

2023年05月21日 | 生坂村の催し

 21日(日)の朝はヒンヤリしても、日差しが届いて昼間は季節先取りの暑さになりました。

 午前9時から、総合グラウンドで歴史と伝統があります「第56回 村民運動会」が、村民の皆さんが10分館に分かれ、今回も松本山雅FCの皆さんにお越しいただき、新型コロナウイルス感染症の影響で4年ぶりに開催しました。


 小さな分館では選手集めが大変という意見などを反映し、合同チームを作っていただくなど分館対抗の競技をし易くし、早さ・数字を競うだけでなく、年齢を考慮してゲーム感覚の競技と小学生と役員の借り人競争などで健康維持と健康管理の啓発も図りながら、午前中一杯楽しめる運動会になっています。

 コロナ禍でコミュニティが疎遠になっていましたので、幼児から高齢者の老若男女の村民の皆さんが、一堂に会する村民運動会は数少ない機会ですので、親睦を深められ、絆も強まる良い機会になった感じました。
 また、松本山雅FCのホームタウン担当者 片山真人さん、オフィシャルマスコット ガンズくんたちにも各ゲームを盛り上げていただきました。

 そして、村民の皆さんが一生懸命に頑張る姿、温かな声援、満面の笑顔、賑やかな歓声は生坂村の宝であり、我々行政が村民の皆さんの為の村政運営に頑張れる原動力になっていると感じています。

▽ 松本山雅FCの皆さん、ガンズくんも整列していただき、参加者全員で開会セレモニーと「ラジオ体操第一」の準備運動で4年ぶりの村民運動会が始まりました。

▽ 「ジャンボサイコロゲーム」 私と松本山雅の片山さん、太田議長が一緒にサイコロを振って、それらの数字を当てていただきました。2回行いましたが、6択ですので正解者を早めに絞ることができ、数名の方々に景品をお渡ししました。

▽ 「仲良くお散歩」 幼児や保育園児とお年寄りの皆さんなどが、手をつないでスタートし、途中でおもちゃを選びその車を引き、次におやつをもらいゴールしました。一生懸命に走る子、ノンビリ歩く子、どれにしようか悩む子など可愛いかったです。

▽ 「キックターゲット」 松本山雅さんが持ってきていただいた、サッカーゴールに配置されたパネルに向けて、年齢ごとに狙う距離を変え、ペナルティキックの要領で蹴っていただき、狙い通りにゴールする方や外れてしまう方など楽しく競っていました。

▽ 「玉入れ」 分館対抗で行い、まとめて一気に投げて沢山入ったチームやなかなか入らいなチームなど、皆さん一生懸命に籠を狙って投げ入れていました。

 1勝1敗の引き分けの場合はジャンケンで勝敗を決め、私と小林教育員が地元分館に助っ人で入りましたが、私は殆ど入らず負けてしまい残念でした。

▽ 「ブラインドボールキック」 松本山雅からの提案で、二人一組になり、目隠ししてボールを蹴る人と目の見える状態の指示役に分かれ、目隠しの人が音の出るボールをドリブルし、指示役は声で指示を出し、障害物を避けながらゴールを目指していましたが、大変難しそうで時間が掛けてゴールしていました。

▽ 「幸運の紐」 各チーム10人で、長さ不明のロープを引いて、ロープ10本を1本につなげ、一番長いチームが優勝です。

 ロープを選ぶチャンスは1回で、引き始めて長いロープを引くとニッコリとする人や、短いロープをあっという間に引き終わり、ガクッとする人など和気藹々に競っていました。

▽ 「借り人競走」 子ども達に呼ばれた人が、割ぽう着とパーティー三角帽子を着用し、ほうきを持って走ったり、消防の法被とヘルメットを着用し筒先を持ったり、松本山雅ユニホームを着用し縄跳びをしながらゴールを目指す競技で、私は近所の子どもとパーティー三角帽子・鼻メガネ・面白タスキを着て1位でゴールしました。

 来賓各位も子ども達に呼ばれて一緒に走って、様々なアイテムを使用したり、着用したりして楽しんでいました。

▽ 「閉会セレモニー」 私の講評の後、太田議長の発声で万歳三唱をして終了しました。

 松本山雅の皆さん、ガンズくんには、最後まで色々なパフォーマンスや軽快なトークで、とても盛り上げていただき、楽しい運動会になりましたことに感謝申し上げます。


 また、大会競技役員の皆さん、各分館長さんをはじめ分館役員の皆さん、競技に出場された方々、応援の方々など、多くの村民の皆さんのご協力により滞りなく終了することができ、誠にありがとうございました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、日野橋の上から、朝日が差してきた下生野周辺からの風景を撮影しました。

下生野周辺からの風景


道の駅いくさかの郷特産市&地域未来塾開講式&山清路の風景

2023年05月20日 | 生坂村の催し

 20日(土)は段々と日差しが届き、昼間は日なたでは少し汗ばむ暑さでした。

 午前10時からは、道の駅いくさかの郷にて毎月第3土曜日恒例の特産市も開催されました。今回もおじさま倶楽部が打ち立ての手打ちそば、女・人竹っこくらぶが竹っこおやき・竹っこ弁当・おいしん棒の販売をしていただきました。

 やまなみ荘では灰焼きおやき、焼きギョウザ、川魚の唐揚げ、生姜焼き弁当を販売してもらいました。

 店内では、当村特産のハチクの出荷が多い時期ですので、お客さんが早めにお越しいただき、生坂産のハチクや山菜、新鮮野菜、かあさん家のおまんじゅうや灰焼きおやき、当村で加工された各種パン、おにぎり、漬物などを買い求めていました。

 参加された各団体の皆さんには、毎回ご協力いただき、道の駅いくさかの郷を盛り上げていただき感謝申し上げますとともに、引き続きお世話になりますが、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 午後1時15分から、B&G海洋センター会議室において、今年度の地域未来塾の開講式が開催されました。

 地域未来塾の趣旨は、「未来を担う子ども達を育む体制づくりを目指し、地域と学校が連携・協働して、学習を希望する中学生に対して、地域住民等の協力を得て学習支援を行う。」となっています。

 この取組は、平成29年度から行っていまして、今年度も指導科目が5教科で対象者も中学校生徒全員にしてスタートしました。

 上條教育長の開会のことばで始まり、私からは、今年度生坂中学校の生徒さん12名が参加され、得意な教科、苦手な教科があり、得意な教科は更に伸ばしていただき、苦手な教科は少しでも克服して良い点数が取れるように頑張っていただきたいと思います。

 それには信州大学の学生さん達に何なりと教えていただきながら、皆さんも努力をしていただかなければなりませんから、予習をして分からない点を教えていただき、その教えていただいた内容を復習すると良いと思います。

 中学生の時は、一番学力が伸びて、将来を左右する大事な頃だと思いますから、優しい学生さん達と楽しく勉強しながら、しっかり学力を伸ばしてくださいなどと挨拶をさせていただきました。

 信州大学 教職支援センターの小山先生からは、長野県の中では最も早く、村がお金を出して中学生の皆さんにこういった場を設けるということで始まり、この実績が他の村々に伝わっていって、今かなりの県内の村で未来塾が展開されています。

 信州大学として皆さんにどんなことを語っていけば良いかというと、この未来塾は字の通り、目先の明日のテストの点数を何点取れるようにしようということもありますが、もっと人生100年時代という長い時代の中で、学び方や物事の考え方、そういうことを中学校で生活している時とは違って、大学生と出会いながら色んなことを話して、自分が体験してなかったことや考えてもみなかったことを大学生と一緒に考えてもらえたら、自分の勉強の在り方が全く変わっていくと思いますなどと挨拶をされました。

 高野公民館長からは、地域未来塾事業は、生坂中学校生徒への学習支援講座として、平成29年度より始まり、今年で7年目を迎え、年々対象学年、支援科目を増やし、令和元年度より全学年、5科目での対応で実施しています。この3年ほどは、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策により、実施日数を減らしたり、途中中断することもありました。

 この5月8日からは、季節性インフルエンザと同等に扱われることになりましたので、コロナ禍以前の様式で行うようにしています。生徒の皆さんは普段の授業の予習、復習や家庭学習で分からなかった問題など積極的に講師の大学生に聞いてみてください。また、普段はなかなか関わることのできない大学生の皆さんに色々な話を聞いて楽しく参加してくださいなどと挨拶をされました。

 本事業の実施主体は生坂村とし、信州大学と連携・協働のもと事業を行うものです。

 事業内容は、生坂中学校に在籍する中学生への学習支援で、指導科目は、国語・英語・数学・理科・社会となっていて、今年度参加の中学生は、1年生3名、2年生3名、3年生6名の計12名です。

 学習支援員及び教育サポーターついては、実情(活動の内容や実施日数、対象とする中学生の数等)に応じて、真に必要な人数を配置することとし、今年度は信州大学の学部生が6名登録されていました。

 開講式後に記念撮影をしてから皆さんに自己紹介をしていただきました。

 私は次の予定に向かいましたが、早速授業が開始され、学生さん達は優しい先輩のように接して、生徒たちに勉強を教えたことと思います。

▽ 毎朝恒例の撮影は、青空が広がってきた山清路上空から、清き流れの犀川や巨大な奇岩などの風景を撮影しました。

山清路の風景

 その他生坂村では、保育園で保護者レクレーションなどが行われました。


やまなみ荘定例会&長野県町村会臨時総会&日岐周辺からの風景

2023年05月19日 | 生坂村の報告

 19日(金)は雨が降り本降りになることもあり、前日より気温が急降下して昼間も涼しい一日でした。

 午前10時からのやまなみ荘定例会が行われ、4月の利用状況は、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に引き下げになる時期が近づき、宴会や宿泊が増えてきましたが、コロナ禍前の令和元年度対比は71.8%、福祉センター特別会計の当初予算から算出した目標額対比は91.8%となり、引き続き厳しい運営状況が続いています。

▽ 今月のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 4月のフェアはお花見弁当60食、その他各種弁当85食であり、5月のフェアの途中経過は、冷しゃぶセット13食、丼3食、生姜焼きセット22食、丼8食、ヒレカツセット11食、丼2食などの報告を受けました。

 6月用の全戸配布は、ハチクフェア、海鮮丼フェア、ゆったりプラン、菖蒲湯、冷やし中華、ラーメンのちぢれ麺への変更、団体プラン麺などをお知らせすることにしました。

 毎週末には、道の駅いくさかの郷にて、灰焼きおやき、焼き餃子、川魚の唐揚げ、特製お弁当などを販売していますし、冷凍商品も常時販売していますので、引き続きご利用のほどよろしくお願いいたします。

 午後1時からは長野県町村会臨時総会が自治会館において行われました。

 理事歴が一番長い私が開会のことばを申し上げ、臨時総会が始まりました。

 羽田会長さんが、新型コロナウイルス感染症については、これまで幾度となく感染の波を繰り返してきましたが、今月8日に感染症法における位置づけが、季節性インフルエンザと同じ5類に移行されました。これまで町村長各位におかれては、ワクチン接種を始めとする感染防止対策や地域経済の維持・回復を全力で取り組まれてきたと存じます。

 この5類への移行が、人流や観光資源の増加の後押しとして一日も早い地域経済の再生を期待するところです。

 さて今年度も、早2ヶ月が過ぎようとしており、町政、村政においてはそれぞれ新年度の事業に取り組んでいるところと存じます。本会におきましても、事業計画に基づき諸事業が本格的に動き出したところでございます。この内政務活動として、去る4月25日には政務調査会合同部会を開催しまして、町村長の出席のもと、県の重要課題に対する阿部知事との意見交換や県の施策について各部長から説明を受けたところでございます。

 国及び県に対する提案要望に向けての第1歩がスタートし、今後は4つの部会において調査研究を行い、秋に行われる要望活動につなげていきたいと考えております。特に阿部知事との意見交換においては、ゼロカーボン実現に向けての取組や少子化対策の更なる実現に向けた人材確保及び人材育成の課題について活発な意見交換がなされたところであります。

 本課題においては、今後各政務調査会において検討を行い、町村会として意見を取りまとめてまいる所存でございますので、町村長の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げますなどと挨拶をされました。

 議案第1号として「新型コロナウイルス感染症の流行による社会活動の停滞に加え、原油価格や物価の高騰により地域経済は疲弊し、深刻な状況が続いていることから、地域の実情に応じた支援策を展開し、地域経済の回復まで切れ目のない対策を講じること」「少子化対策を着実に推進し、結婚、妊娠・出産、子育てに対する切れ目のない支援とともに、地域格差が生じることなく、すべての町村が積極的にこども・子育て支援に取り組むことができるよう、国の責任において制度の拡充・見直しを行うとともに、地域負担が生じる場合には税財源の確保を行うこと」など5項目の「決議」が議決され、長野県町村長の総意として訴えていくことになりました。

 次に、会長、副会長、監事の選挙を行い、会長に長和町長 羽田健一郎氏が再任され、副会長に松川村長 平林明人氏が再任され、野沢温泉村長 富井俊雄氏が新任されました。監事も大桑村長 貴舟豊氏が再任され、南牧村長 大村公之助氏が新任されました。

 地区町村会において選任された理事の選任報告があり、東信地区 坂城町長 山村弘氏、北信地区 飯綱町長 峯村勝盛氏、南信地区 豊丘村長 下平喜隆氏、そして中信地区は私が紹介されました。

 私は「引き続き中信地区からの理事に選任され、長野県町村会のために頑張ってまいりますので、皆さんのご支援・ご協力をお願いいたします。」と挨拶させていただきました。

 その後「地域課題を解決するゼロカーボン」と題して、NPO法人上田市民エネルギー理事長 藤川まゆみ氏からご講演をいただきました。

 内容の概要は、だれでも参加できる市民出資型太陽光発電「相乗りくん」2011年11月事業スタートしたこと、12年間相乗りくんをやってきてわかったこと「みんな自分にできることをさがしている」、止められなくなる負の連鎖=ティッピングポイントは1.5度上昇を超えたあたりから起きること、世界共通の目標2030年までのCO2削減量で地球の未来が決まること、少なくとも50%削減し、1.5度を超えると負の連鎖が止められなくなる可能性が高まること、温度上昇を1.5度に抑えるための期限はあと7年であることなどを詳しく説明されました。

 ゼロカーボンで地域の課題解決することとして、自家用車でなく、ゼロカーボン的には公共交通で、その利便性向上により解決することなど、

 ゼロカーボンで地域の課題解決その2として、住宅の断熱の普及率向上で解決すること、学校教室の断熱ワークショップで啓発することなど、

 ゼロカーボンで地域の課題解決その3として、太陽光発電の普及率向上で解決することなど、ゼロカーボンは一石五鳥六鳥であるので、長野県や自然エネルギー信州ネットにお問い合わせいただきたいこと、

 将来世代の負担として、気候変動のコストの対策費用、災害対応、健康被害、農産物のシフト、新しい伝染病、人口減少のコスト、税収減、人材不足などがあること、

 藤川さんの好きな言葉で「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」の岡山県出身平櫛田中さんの名言であり、当村は脱炭素特定地域に選定されましたので、長野県町村会の先駆者になれるよう頑張っていきたいと思います。

 最後は「地方創生と郵便局」と題して、日本郵便株式会社 地方創生推進部の方々から説明を受け、副会長の富井野沢温泉村長の閉式のことばで終了しました。 

 その後の役員会は、長野県市町村職員互助会役員の推薦(案)、長野県市町村自治振興組合議員の選任(案)、長野県後期高齢者医療広域連合副連合長及び議員の推薦(案)、長野県地方税滞納整理機構議員の推薦(案)、長野県市町村電子自治体推進委員会委員の推薦(案)、7月役員会の日程などについて協議をしました。



 次に、観光振興の財源の検討状況と今後の進め方、県内6団体による国の施策並びに予算に対する要望、町村への寄附金及び新型コロナウイルス感染症対策支援金、元気なふるさと収穫祭めぐり2023、副町村長会議、令和5年度サマージャンボ宝くじ等係るPRの推進について報告を受けました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、水鏡が美しい生坂ダム湖や新緑鮮やかな日岐周辺からの風景を撮影しました。

日岐周辺からの風景

 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド・園庭開放・尿検査(年長・中)、小学校で内科・結核検査(高)・ALT、中学校でコミュニティスクール運営委員会、小中学校で検尿②、児童館でマラソンクラブ、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


知恵の輪委員会&補正予算査定&大日向上空からの風景

2023年05月18日 | 生坂村の報告

 18日(木)は朝から晴れましたが、午後は段々と雲が増えて日差しが控えめになりました。

 東京から帰って、午後1時からは、農業委員の任命式を行いました。今後3年間の任期でありますので、農業委員会で説明していただいた農業委員の役目を心得ていただき、生坂村の基幹産業であります農業振興、農業従事者の高齢化、担い手不足、農地の遊休化などの農業課題の解決または方向付けをしていただくためにご尽力をお願いいたします。

 午後1時30分からは知恵の輪委員会を開催し、私から、前回はラインによる情報発信という事で、徐々にお友達を増やして、多くの皆さんに生坂村の情報等を把握していただければと思うところです。また、脱炭素先行地域に選定され、ゼロカーボン推進プロジェクト会議の方も毎月実施し、検討協議をしていかなければなりませんから、何かと検討することが多いわけですが、各課また、村づくり推進室でも課題はある訳でして、そういう課題をこの知恵の輪委員会で検討協議して、より良い方向性を見出していきたいと思いますので、忙しい中各課1人以上は出席をしていただいて、問題を共有しながら方向性を見出したり、解決をしたりということで今年度も進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項

(1)令和5年度知恵の輪委員会の協議事項及び担当課室の検討について

 今後の知恵の輪委員会は各課室で協議内容を提案して各月の協議事項として対応していくことになりました。

 各課からの意見としては、婚活イベント、条例、規則等の制定、改正等に関する研修、旬の食べ物の給食対応、地域で子どもを支えていくにはなどの意見が出されました。

 他に大きなテーマを設定して、それについて各課で調整して協議事項にしていけばという意見や、チャットGPTについての検討方法についてなどの意見もありました。

 県の出前講座についてはテーマ一覧から各課等で検討して決めていくことにしました。

 午後2時30分からは、6月定例会に計上します補正予算の査定を行いました。

 補正予算の主な概要は、元気づくり支援金の活用事業、脱炭素先行地域づくり事業の委託料と補助金、創造の森コミュニティ広場整備事業、緊急自然災害防止対策事業、集合住宅建設事業、デジタル田園都市国家構想推進交付金事業、新規就農育成総合対策経営発展支援事業など大型補正予算になる予定です。

大日向上空からの風景

▽ 毎朝恒例の写真は、東京出張でしたので、先日撮影した雲が多めの大日向上空からの風景をアップしました。

 その他生坂村では、小学校で児童総会、小中学校で検尿①、なのはなで4~6月生まれ誕生会、農業委員会、生坂おとこ塾、上土ふれあい新鮮市などが行われました。


道路整備促進期成同盟会全国協議会通常総会及び命と暮らしを守る道づくり全国大会、要望活動&下生野上空からの風景

2023年05月17日 | 私の活動報告

 17日(水)は晴れて日差しが強く、昼間は季節先取りの汗ばむ暑さになりました。

 午後1時から、全国各地域から668名の市町村長及び国会議員、関係各位が出席して行われました。


 最初に総会が行われ、令和4年度の事業報告・決算報告、令和5年度の事業計画・予算を原案通り承認され、役員改選では、会長に東広島市長の高垣廣德氏が再任され、副会長、顧問、理事等も事務局案で承認されました。

 総会終了後の「命と暮らしを守る道づくり全国大会」では、高垣会長のご挨拶から始まり、国土交通大臣 斉藤鉄夫様、衆議院国土交通委員長 木原稔様からご祝辞をいただきました。

 高垣会長が、地方行政を預かる我々といたしましては、地域住民が快適に豊かに安心して暮らし続けることができる地域社会を構築するために必要不可欠な道路整備の重要性を従来から国会行政に訴えるなど積極的な活動を実施してまいりました。

 今月に入ってからも石川県能登地方で最大震度6強を観測するなど近年激甚化し、頻発に発生している地震や台風豪雨など自然災害による被災地の復旧復興などは基より事前防災減災対策、道路施設の老朽化対策、高規格幹線道路等の未整備区間の解消などにより強靭化の国土を形成するとともに、幹線道路の渋滞対策、生活道路等の交通安全対策など山積する道路整備の課題を解消していく必要があります。

 本日のこの大会はこれらの課題に関連いたしまして道路整備を求める意見発表がございますので地域の切実な声をお聞きいただきたいと存じます。後ほど、これを審議採択の上大会終了の後、国会議員の先生方及び政府関係機関等に関しましてご要望申し上げることとしていますなどと挨拶をされました。

 斉藤国土交通大臣が、昨年も大規模な地震や豪雨豪雪などにより全国各地で甚大な被害が生じました。また、本年は関東大震災から100年の節目の年にあたります。国民の生命財産を守るため激甚化頻発化する災害への備えが必要であると改めて認識しております。

 国土交通大臣として、東日本大震災をはじめとする大規模自然災害からの復旧復興、そして防災減災国土強靭化のための5か年加速化対策も踏まえ頻発化する自然災害や深刻の状況にあるインフラの老朽化災害時の人流物流機能の確保などに対し重点的かつ集中的な対策を講じてまいります。合わせて5か年加速化対策後も中長期的かつ明確な見通しの下継続的安定的に対策に取り組んでいく事が重要と考えています。

 また、災害への備えのみならず、生産性向上や地域活性化などを図るためには国土幹線道路ネットワークを構築せねばなりません。引き続き安全で安心な人や物のミッシングリンクの解消、高速道路の4車線化ダブルネットワーク化を進めることが必要です。さらに通学路などの交通安全対策に早急に取り組むとともに、安全円滑な交通確保や良好な景観形成などに資する無添中化にも取り組む必要があります。このように道路整備に関する課題は山積しており、解決に向けてはこれまで以上に必要な予算を確保しなければなりません、そのためには皆様の力強いお力添えが不可欠です。国土交通省といたしましては皆様からの幅広いご意見を賜りながら必要な道路整備を着実に推進し安全安心な社会づくりに全力を傾けてまいりますのでない一層のご理解ご協力を賜りますようお願いいたしますなどと祝辞をいただきました。

 木原衆議院国土交通委員長が、本日全国各地からご参加されている皆様方に対しましては日ごろから命と暮らしを守る道づくりの実現にご尽力されておりますこと心から敬意を表するところでございます。もう、言うまでもありませんが道路は日常生活や経済活動に欠くことのできない最も基本的な社会資本であるとともに、災害発生時には住民の避難、緊急車両の移動、救援物資の移送のための命の道となるためのものであることから絶えずその機能を維持し強化していかなければなりません。

 高速道路の必要な財源を確保するために先般料金徴収期限を延長する事等を内容とする改正案が提出され、そして現在国会において審議されておりますが、これにより老朽化対策や暫定2車線の4車線化が推進されることが期待されるとともに、大災害に備え道路ネットワークを維持強化するためにもミッシングリンクの解消や高規格道路等を直轄国道とのダブルネットワーク化などの国土強靭化を進めることが不可欠であります。

 この他にも子ども達の安全を守るために通学路の交通安全対策など取り組むべき課題は山積しております。国会といたしましても道路の果たす重要性に鑑み今日おいでの皆様方のご意見をしっかり受け止めて今後ともご期待に沿えるよう努力してまいる所存でありますなどと祝辞をいただきました。

 「意見発表」として、諏訪市長 金子ゆかり様から、1点目は、幹線ネットワークの重要性です。道路ネットワークの整備は近年激甚化頻発化する自然災害への対応にも貢献するものです。ミッシングリンクの解消及び代替機能の解消を発揮するダブルネットワーク化これを進めることは地域経済市民の暮らしなど正に命と暮らしを守ることに繋がります。

 2点目は国土強靭化に向けた必要な支援、予算の確保です。国土強靭化の為の5か年加速化対策に必要な予算財源の確保とこの期間完了後も国土強靭化への継続的に取り組んで頂く事が必要不可欠です。引き続き必要な予算財源の確保など継続的にお取り組みを進めて頂くことも心よりお願申し上げなす。国土強靭化なくして住民の命暮らしは守れません。以上この2点を強く申し上げ壇上からの意見発表とさせていただきますなどと切に訴えられました。



 ご来賓の国会議員の皆さんとの意見交換では、国土強靱化の加速化等による安全・安心の確保、コロナ禍からの回復に向けた地域経済の復興、資材価格の高騰に対応する中でも必要な道路整備・管理が長期安定的に進められるよう、新たな財源を創設するとともに、国・地方を合わせた令和6年度道路関係予算総額の満額確保を図るなどの課題が共有でき、国会議員からも予算確保のための力強いご回答をいただけたと感じました。

 来賓としてご臨席いただいた、若林健太衆議院議員、宮下一郎衆議院議員、務台俊介衆議院議員(発言順)から、一言ずつ力強い言葉をいただきました。

 最後に、佐賀県唐津市長 峰達郎様が朗読し、「国民の生命・財産を守り、社会の重要な機能を維持するため、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に必要な予算・財源を例年以上の規模で確保し、計画的に事業を推進すること

 また、対策期間完了後においても、昨今の地震・豪雨・豪雪などの災害の状況も踏まえた上で、国土強靱化に必要な予算・財源を通常予算とは別枠で確保して、継続的に取り組むこと」など8項目を決議して閉会しました。

 その後、長野県は4班に別れて、県選出国会議員に対し要望活動を行いました。

 長野県1区選出の若林健太衆議院議員、2区選出の務台俊介衆議院議員たちに要望書を渡して、長野県の道路予算の満額確保を要請しました。

▽ 毎朝恒例の写真は、先日雲一つない快晴の下生野上空から撮影した風景をアップしました。

下生野上空からの風景

 本日生坂村では、保育園で春の遠足、小学校で内科・結核検診(低)・ALT、中学校で全国学力状況調査、児童館でのらのら青空塾・しょうぎ教室、議会談話室などが行われました。


ダム・発電関係市町村全国協議会理事会兼定例総会&日岐と小舟上空からの風景

2023年05月16日 | 私の活動報告

 16日(火)は晴れて強い日差しが届き、昼間は気温が上がって、日なたでは暑さを感じました。

 午後1時30分から、ダム・発電関係市町村全国協議会理事会兼定例総会が開催され、私は、長野県町村会理事の関係で、ダム・発電関係市町村全国協議会の常任理事ですので出席しました。

 ダム・発電関係市町村全国協議会 会長 辻一幸氏(山梨県早川町長)が、本協議会は、水力発電施設立地地域やダム所在水源地域に位置する全国の533市町村を会員として、これまで水源地域における地域振興の重要性を訴えてきたところであり、自由民主党の国会議員の先生方のお力添えにより、ダム発電関係市町村の振興議員連盟が設立され、様々な課題について合同勉強会を行うなど、これまで意見交換を行ってきているところであります。

 本日の総会終了後、議員連盟との合同勉強会を開催し、更なる課題解決に向けて先生方と一緒に取り組んでいく所存でございます。今後も国会議員の先生方との連携を強固なものとして取り組むとともに、ダム水力発電施設立地市町村への振興対策の一層の充実・強化を目指してまいりたいと思いますなどと開会の挨拶をされました。

 ダム・発電関係市町村全国協議会顧問 細田博之衆議院議長が、水力発電はカーボンニュートラルの時代と、治山治水という意味からも大変大事であり、全国で集中豪雨が繰り返される中、水害が度々起こる問題、農業用水としての活用の問題、もう一つは発電施設が重要な役割を果たしています。

 カーボンニュートラルという時に一寸した太陽光発電をやるよりは、水源を利用して発電をすることは24時間体制で炭酸ガスを発生しないエネルギー源になる訳ですから、もっともっと色々と工夫して、そのための助成措置も考えて、リハビリをする時に発電を併せて水力と両方を行っていく、農業政策とも関連して考え、日本の大きな問題は気候変動の問題、カーボンニュートラルの問題、そしてエネルギー不足の問題であり、あらゆる地方で電気自動車を走らせ、水素を使って鉄鋼業を動かせ、電気や水素で農業機械や建設機械を動かすなど、電力は非常に大事であるから皆様のお知恵をお借りして、政策を立案していかなければならない。今後とも我々は宮下議連会長を中心に応援してまいりますので、皆様も頑張っていただきたいと思いますなどと祝辞を述べられました。

 ダム・発電関係市町村等振興議員連盟会長 宮下一郎先生が、皆様が支えるダム、そしてダムのエリアが、日本のエネルギーの一番大事なところを支えてくださっていると思います。ダムにも色んな機能があり、揚水発電機能を持っているダムは、まさに太陽光での電力を引き込む巨大蓄電池の様な機能を果たしていますし、近年の度重なる集中豪雨等に対する治水機能として、そして農業用水等の利水機能など重ね持ったダムも沢山ございます。

 やはり皆様方が我が国全体のエネルギーや生活を支えてくださっている一番の貢献者だという思いでございます。議員連盟としてもその振興策をしっかり図っていかなければいけないと思います。

 私は一方自由民主党の過疎対策特別委員長を拝命しており、重なる部分も多いかと思いますが、東京一極集中を是正して地方を元気にしなければ持続可能な日本はない、そのためにも今日お見えの皆様中心に、地方を元気にしていっていただきたい、そのために何ができるのか、その関係からもしっかり勉強してまいりたいと思っていますなどと祝辞を述べられました。

 続いて、資源エネルギー庁電力・ガス事業部 電源地域整備室長 森本要室長と、国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課 豊口佳之課長からもそれぞれのお立場から祝辞を頂戴しました。

 少し遅れてきました、ダム・発電関係市町村全国協議会顧問 中谷元先生が、森林環境譲与税ができましたが、まだ林野率でなく人口比率ということで、まだまだ少額でありますが、これからこの財源も増やしていきたい。なぜなら森林は社会資源の一つであり、岸田内閣の標榜する新しい資本主義で、これは地球温暖化、環境など資源、資産の一つでありますので、単なる経済的な見地でなくて、資本主義を守っていくという見地で、しっかりと引き継ぎをして、こういう分野もやっていく、特にエネルギー、また自然災害に対する備え等々、まさに必要なことであるという認識で、皆さんと一緒に力合わせて財源の確保、制度の改正を頑張ってまいりたいと思っております。

 特に小水力発電とか、水力発電とか、自然のエネルギーを如何に使っていくか、これについてG7広島サミットで各国の英知を合わせて、日本側も主張して、新しい人類の危機的な状況に対応できる様に頑張ってまいりますなどと祝辞を述べられました。

 議事は、理事会で審議、決定しました各議事を報告しました。

 報告第1号 会務報告、第2号 令和4年度歳入歳出決算、第3号 令和5年度事業計画、第4号 令和5年度歳入歳出予算、令和5年度会費の負担基準等、第6号 役員の補充選任について報告され、議案第1号 令和6年度ダム・発電関係市町村振興対策の充実・強化に関する要望(案)について承認されました。

 午後3時30分からは、ダム・発電関係市町村等振興議員連盟とダム・発電関係市町村全国協議会の合同勉強会が行われ、当議員連盟会長の宮下一郎先生に続き、当協議会辻一幸会長の挨拶で始まりました。

 次に「地域のための小水力発電に関する研究会」の設置について、当協議会事務局から説明をしていただきました。

 次に、地域主導による小水力発電の事例紹介として、NPO法人水力開発研究所 代表理事の井上素行氏から講演をしていただきました。

 箱島湧水発電所 事業主体 群馬県東吾妻町(管理運営は箱島湧水発電PFI株式会社)と秩父寺沢川発電所 事業主体 陽野ふるさと電力株式会社、利平茶屋水力発電所 群馬県旧黒保根村(現在は桐生市)の内容を詳しく説明していただきました。

 そして最後に、「地域の共有財産である日本の豊かな小水力資源を、地域が主体となって、環境に調和し、地域に永続的に貢献するように活用するための調査検討に力を合わせて取り組みましょう!」とのことでした。

 湧水、沢、河川、農業用水、上水道、下水道、ダムの放流水による小水力発電など、地域のために活用する事例が多くあり、当村も生坂ダムの維持放流水による小水力発電を検討していますので、村のためになる再生可能エネルギーを確保しなければと感じました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲が多めながらも青空が少し見えてきた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

日岐と小舟上空からの風景

 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング・内科検診、小学校でアウトメディアチャレンジデー、中学校で1年懇談、児童館で1年生マラソンクラブ、村政懇談会オンライン接続テスト、4班の皆さんの元気塾などが行われました。


生坂村商工会通常総会&簡易水道有収率対策プロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2023年05月15日 | 生坂村の会議

 15日(月)は雨が降ったり止んだりで、一時ザーッと強まりましたが、午後は雨の止む時間が長くなりました。

 午後3時からの生坂村商工会通常総会はやまなみ荘大ホールで行われ、竹内副会長の開会のことばで始まりました。

 瀧澤商工会長が、新型コロナウイルス感染症が3年になり、国としては行動制限が緩和され、社会経済が再開されてきましたが、ウクライナ侵攻により、原油高騰や物価高騰などで小規模事業者においては依然厳しい経営状況が続いておりますが、生坂村において、いくさかマル得商品券、生活応援商品券、物価高騰対策商品券などの発行によってのご支援や第6波対応事業者支援交付金により会員数の増加に結び付けたことなどに感謝を述べられるなどの挨拶をされました。



 当村商工会は、昨年度10会員が加入され、3会員が退会され68会員になり、会員数が若干増えている状況ですし、商工業及び地域経済の振興発展のために貢献されています。

 中山英也くんが議長になり議事を進め、令和4年度の事業報告・収支決算、令和5年度の事業計画・収支予算と会費の賦課基準と納入方法、運営資金の借入限度額、役員の補欠選任などが原案通り承認されました。



 私からは、今年度もプレミアム率50%のいくさかマル得商品券や殆どの村民に対して1万円分の生活応援商品券の配布を行いますし、4月28日に脱炭素先行地域に選定され、全国で62地域の一地域として、2030年までに民生部門でゼロカーボンにするために、今年度はしっかりと計画を作成し、来年度から5年間で約60億円の事業を実施していきますが、太陽光発電、蓄電池、小水力、バイオマスなどを活用して進めてまいりますので、なるべく村内で各事業が循環できますように進め、行政と商工会が両輪の様に取り組み、生坂村を盛り上げてまいりましょうなどと挨拶をさせていただきました。

 松本地域振興局 商工観光課 下平課長補佐、日本政策金融公庫松本支店 金子融資課長、長野県商工会連合会中信支所 伝田支所長から、それぞれの立場からのご挨拶をいただき、丸山副会長の閉会のことばで終了しました。

 商工会は、商工タイムスの発行、地域貢献事業としての公共施設駐車場のライン引きや環境保全活動、商工感謝祭の開催、赤とんぼフェスティバルへの協力なども行っていただき、会員各位は、それぞれの立場で村政運営にも参画・貢献していただいているところであります。


 生坂村商工会の益々の発展と会員企業の商売繁盛と会員各位のご健勝とご活躍をご祈念申し上げます。

 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、菅の窪漏水調査及び漏水工事、下生野漏水工事、小舟送水管現地確認、草尾第1ポンプ6時間以上 坂森配水池漏水調査、下の田漏水工事(仮設配管)、下生野・上生坂消火栓漏水確認など前回会議からの対応状況、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明を受けました。

 先月大町系統の有収率が30%台になってしまい、約1トンの漏水の内、菅の窪で漏水工事をしたので、後は古坂区内で0.3トン、山の中0.2トンが見込まれるが、来月には有収率は更に向上すること、今後この有収率を維持していく方法もこの会議で検討していきたいこと、下の田の漏水については、鉄管が剥離するなど、鉄管が限界の状況であり、仮配管の箇所はステンレス管を60cmほどで本配管し、この上下流側の鉄管も土圧で保持されている状況であり、配管は消火栓の対応のため50mmは必要で今後検討していきたいこと、長谷久保の火事では、消火栓がなかったら山火事になっていたので、集落には消火栓が必要であることなどを協議しました。

 小舟送水管布設替工事については、既存のルートか、国道に沿ってのルートか、国道に布設するのかなど、まず設計会社と現地調査で協議し、その結果により国道や河川の占用等の協議や概算事業費など、今年度に詳細設計をして、来年度に工事をするのかなど、次回の会議で検討すること、漏水対策が多く6月の補正予算で緊急対応分を計上したいこと、決算統計の有収率は前年度よりも向上していると思うことなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。

▽ 出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸に行き、雨上がりに朝霧が残っていた上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保小中で耳鼻科検診、中学校1年応援練習(~19日)、食生活改善推進協議会全体会議などが行われました。


下生坂上空からの風景&高野忠房氏旭日双光章受章祝賀会

2023年05月14日 | 生坂村の風景

 14日(日)は雨が降ったり止んだりで一時的にザッと強く降りましたが、昼間は過ごしやすい体感でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、下生坂の高台に行き、雲に覆われ朝霧が残っていた上空からの風景を撮影しました。

下生坂上空からの風景

 午前11時からシェーンガルデンおみにおいて、令和4年秋の叙勲に際し、麻績村前村長 高野忠房氏が永年にわたり地方自治の発展に貢献されたご功績により「旭日双光章」の受章の栄に浴され、同氏の栄誉を称えて祝賀会が開催されました。

 発起人代表の塚原麻績村長が、若者の定住、子育て・教育環境の充実整備、安心安全の村づくり、福祉施策の充実、貴重の歴史・文化の保全活用など重要施策が着実に進展し、麻績村の発展に尽くされたことなどの挨拶を述べられました。

 来賓を代表して、務台衆議院議員、清沢前県議会議員、東筑摩郡村長会長の私など5人が、高野さんが麻績村や村民の皆さんの為に、公平性、必要性、緊急性等々を加味して、一生懸命に村政運営をされてきて、人口減少の抑制など様々な素晴らしい功績や、麻績村の色々な行事、イベント、取組などを村内外に発信されたこと、東筑摩郡村長会などで一緒に視察研修をし、全国各地の名所や名物をよくご存じで、視察先の参考にしたりという楽しい思い出、奥様の内助の功に対しての労いの言葉、今後も高野さんも奥さんも健康にご留意なされ、引き続き麻績村や地域の皆さんのために、益々ご活躍されますことをご祈念申し上げるなどの祝辞を述べました。

 高野さんご夫婦に、後援会女性部長と青年部長などから素敵な花束やメダルなどが贈られました。

 高野さんが受章者お礼のことばとして、昭和51年職員として奉職し、令和4年1月麻績村村長退任まで40年間以上の永きにわたり地方行政に携わり「旭日双光章」を受章できましたことは、宮下土義元村長はじめ多くの皆様からのご指導、ご支援による賜物と感謝を述べられ、今後はこの栄誉に恥じることのないよう一層精進し、一村民として引き続き子ども達と一緒に活動するなど、麻績村や地域のために尽くしてまいりたいなどと謝辞を述べられました。

 高野忠房様の今回の受章は、高野さんはもとよりご家族の栄誉であり、麻績村、東筑摩郡村長会の誇りでもございます。高野さんには、永年にわたり地方自治の発展などのご尽力、そしてその輝かしいご功績を心より讃えますとともに、高野さんは、現在でも多くのご活動をされておりますので、引き続き地域の発展にご尽力いただきますようお願い申し上げます。