信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和5年度 村政懇談会 昼の部と夜の部

2023年05月22日 | 生坂村の懇談会

 22日(月)午後2時から、今年度の村政懇談会の昼の部を開催させていただきました。

 最初に私から、何かとお忙しい中、また、昨日は村民運動会ということでお疲れのところ村政懇談会にご参加を頂きまして誠にありがとうございます。日頃はそれぞれのお立場で、村政運営に対しましてご理解とご協力を賜っていますことに対し御礼を申し上げる次第でございます。

 新型コロナウイルス感染症も2類相当から5類に5月8日から移行をされましたが、今年度も昨年度と同様な形で村政懇談会をさせて頂きました。

 今までICNで村づくり計画ダイジェスト版の新しい事業や取り組んでいく内容、また変更点などを説明させて頂き、ダイジェスト版も各戸に配布してありますので、計画の説明は省略をさせて頂き、今年度も早速自己紹介からとなりますが、その前に皆さんご存じの通り4月28日に、環境省の脱炭素先行地域に選定をされまして、今回は58地域のうち16地域に選定され、今まで全国での62地域の中に入っております。

 2030年までに民生部門でゼロカーボンを達成するということで、環境省から4分の3ないし3分の2の交付金を頂きながらこの事業を進めてまいりたいと考えております。それには村民の皆さんのご理解とご協力を頂かないとできない事業でございますので、その点をこれから村づくり推進室長から説明をさせて頂いてから、質疑応答に移りたいと思います。村のために色々執行部も考えながら令和5年度も始まったところでありますので、引き続きのご理解とご協力をお願いし、皆さんの忌憚のないご意見、ご提言も頂戴する事もお願いいたしまして開会にあたりましての挨拶とさせていただきました。

 ゼロカーボン事業の説明 藤沢村づくり推進室長

 村政懇談会に入ります前に「環境省の脱炭素先行地域づくり事業」について、説明の時間を少しいただきたいと存じます。

 すでに報道等で、ご存じの方もおられると思いますが、生坂村は令和5年の4月28日に環境省の脱炭素先行地域づくり事業に内定いたしました。

 今年度、村づくり計画のなかでも、ご説明しておりますが、村では昨年度、村民の皆さまからのアンケート等を基に、将来的に二酸化炭素の排出削減や自然エネルギーへの転換を目指す基本計画「生坂村脱炭素ロードマップ」を策定しました。

 この計画の取り組み、また活用が見込まれる自然エネルギーの方向性等については、これまで2月のゼロカーボンフォーラムや3月の各区の総会の折に、内容をお示ししてきておりますが、これらの事業を実際に実施していくための、財源となりうる国の交付金が、この環境省の脱炭素先行地域づくり事業であり、今回、国から認められたものであります。

 交付金事業の本格的な実施は、来年度、令和6年度から、令和10年度までの間で事業を行うこととするもので、今年度は、事業を行うための設計や具体的な実施計画を策定して、これに基づき、来年度から事業を進めていく予定としております。

 事業の実施にあたって、皆さまへのお願いでありますが、

① 本事業の中心となる事業が、各家庭や地域への太陽発電設備や蓄電池の設置となります。本年度は、皆さまの住宅の設置に向けて、ご意向を伺い、設置数や設置場所等をまとめ、来年度から事業を行っていきたいと考えております。

村としても、将来的な電気代の負担軽減につながる有効な事業として、出来るだけ村内への設置を推進していきますので、説明会等を通じて、ご案内を今年度、皆さまに進めていきますので、その際は、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

② 今回、村づくり計画ダイジェスト版の15ページに記載してあります、他のエネルギー施策に関しても、この交付金事業を用いて行う事業に関しては、事業設計を進めていきますので、内容を明確にした上で、随時、お示ししていくこととしております。

 大きなプロジェクトとなりますので、まずは、村では実施体制として、地域エネルギー会社の設立など、事業の推進体制を整備することとしております。体制が整いましたら、本年度より、皆さまに事業について、詳細をご案内していきますので、引き続き、よろしくお願いいたします。また、この村政懇談会に限らず、脱炭素事業に関するご意見やご質問は、随時お受けいたしますので、村づくり推進室までお問い合わせください。

 説明者の自己紹介を牛越副村長、上條教育長、松沢健康福祉課長、眞島住民課長、中山振興課長、藤澤村づくり推進室長が行いました。

質疑応答として、各区の会場からは

小立野区から

〇 村道の入り地区への箇所で災害が拡大しているので対応をお願いしたいとの意見に対して、災害箇所対応で県と相談して進めている。今後予算取りを計画していると回答しました。

〇 高津屋林道及び村道の災害時の対応や村内全体の村道の安全対策を行ってほしいとの意見に対して、限られた予算の中で防災対策をどのように行っていくか、また、なるべく対策工事を行っているが、村内全体を対応していくには限られた予算では難しい。このため各防災組織での対応をお願いして、ハード・ソフト両面から対応していくように進めていると回答しました。

〇 内水氾濫対応として、県道下生野明科線の側溝で天神沢に流そうと進めていると聞いているがとうなっているかとの質問に対して、現在松本建設事務所で工事を行うように調整していると回答しました。

草尾区

〇 脱酸素について知らないでいる方が多いので村民に周知してほしい。ペレットストーブは要望しなければ実施しなくていいか。脱炭素ロードマップで短期中期長期の目標が出るとの解釈で良いか、電力会社の設立についてとの意見に対して、

各事業内容は実施計画に合わせて対応していく。今後ご意見を伺いながら今年度進めていく、住民の皆様への説明については6月定例会終了後に計画していくと回答しました。

〇 草尾の内水対応についての質問に対して、現在行っている工事は補強工事でゲートについては新しくしている。継続的に調整しながら対応していると説明しました。

〇 村民運動会のプログラムが全戸配布されなかったことに対して質問があり、4年ぶりで準備が怠った点があったが、来年度に向けて調整していくと回答しました。

大日向

〇 現在の消火器の普及状況及び推進について質問があり、過去には消防団が各家庭に斡旋していたが、PL法により現在は行っていないので、今後普及状況について確認して対応していきたい。また、消火器を利用した訓練については、各防災組織にて防災訓練をお願いしたいと回答しました。

宇留賀区

〇 空き家の状況についての質問あり、所有者の意向調査を行って状況を把握するように対応している。管理、売却等については所有者の意向がなければ進んでいかない状況と回答しました。

〇 イクラン5キロのコースを増やしてほしいとの意見があり、過去の状況を確認して検討すると回答しました。

〇 役場の他市町村在住の職員の災害時の対応について質問があり、災害時の対応は職員災害対応マニュアルにより対応している。また、総合防災訓練時に職員の災害時の対応訓練を実施して、家庭から役場までの参集時間の確認を行い対応していると回答しました。

〇 脱炭素先行地域づくり事業について10区に出向いて説明してほしいとの意見に対して、6月定例議会終了後に検討していくと回答しました。

○ 県道の防犯灯の設置について質問があり、県での設置や移行は無理なので、村の補助金を利用して地元で対応してほしいと回答しました。

古坂区

なし

村民会館

〇 脱炭素先行しているが中身が分からない。専門用語等が多くて分かりづらいので地区説明の時は分かりやすい単語でお願いしたい。電力会社を設立していくが、分かりやすくかみ砕いて説明をお願いしたいとの質問に対し、6月定例会で予算を認めて頂いたら、分かりやすい資料を作成し、10区に出向いて説明会を行うように対応していくと回答しました。

〇 保小中一貫教育の計画はできているかとの質問に対して、今年度の3月に生坂村一貫教育基本方針を定め実施していると回答しました。

〇 未婚者等結婚対策についてどうなっているかとの質問に対して、ながの結婚マッチングシステム等を拡充して取り組んでいると回答しました。

〇 中山間直接支払い交付金の事業で銀杏を作っているが、アイスクリームの会社を誘致すればどうかとの意見に対して、採算面等含め担当部署で検討すると回答しました。

○ お天馬を推進するための課を作ってはどうかとの意見に対して、いくさか大好き隊員が地域支援を行っているので、この部署で対応していきたいと回答しました。

〇 村内出身者でブラインドサッカーの選手で有名な方がいるので、今後教育に取り入れたらどうかとの質問に対して、今後検討していくと回答しました。

〇 村営バスを村道1級1号など国道以外のところ(昭津~草尾)を路線に加えることはできないかとの意見に対して、利用者の状況を確認するなどして検討していくと回答しました。

〇 農業公社の職員の定年制について質問があり、役場の一般職の職員について、今年度から現在の60歳定年から、段階的に65歳定年に移行していくが、農業公社について役場と同じようにしたらと考えると回答しました。

〇 職員の災害時の村外在住職員対応について質問があり、災害時の対応は職員災害対応マニュアルにより対応している。また、総合防災訓練時に職員の災害時の対応訓練を実施して、家庭から役場までの参集時間の確認を行い対応していると回答しました。

〇 人事評価の内容について質問があり、年間を前期後期に分けて各職員が目標を定め、その達成状況により上司が評価を行っていると回答しました。

〇 機能別消防団員制度について質問があり、役場職員で消防団員経験者を中心に組織して消防団員が仕事等でいない時の、火災時の初動体制の充実を図るために導入をしたと回答しました。

 以上が、村政懇談会昼の部の村民の皆さんから頂いた主なご質問、ご意見、ご要望です。

 午後7時からは、村政懇談会の夜の部を開催させていただきました。

 最初に昼の部と同じ様に、私の挨拶、脱炭素先行地域づくり事業の説明、自己紹介をさせていただきました。

小立野区

〇 県道下生野明科線の道路整備について安曇野市側は整備されているが、生坂側は整備されていないように感じるが建設事務所によって対応が違うのか、生坂側も整備してもらいたいとの意見に対して、生坂村は松本建設事務所管理で、安曇野市側は安曇野建設事務所で管理している。松本建設事務所には毎年度要望を行っているのでその際に対応していくと回答しました。

〇 小立野入線で擁壁が2か所倒れている。上部では木々が倒れそうなので対応してほしいとの意見に対して、木々についてはその都度対応している。擁壁の壊れた箇所については県と調整して対応していくと回答しました。

〇 天神沢の堰堤に土砂が堆積し一杯になっているので対応してほしいとの意見に対して、現地を確認して対応していくと回答しました。

〇 ガードレールが破損しているので早急に対応してほしい。また県道がひび割れしているので確認してほしいとの意見に対して、役場でも確認するが、地区要望で出していただきその個所を対応していくと回答しました。

下生坂

特になし

日岐区

特にない

草尾区

〇 消火栓について火事の時にホースが足りない箇所があった。格納箱にはホースが何本入っているかとの質問があり、消火栓の管理は消防団で行っている。この際不備な点は各消防団から要望を頂いている。また水利の状況は住宅地図に図示し行っているが、今後はデーターベース化をしていきたいと回答しました。

〇 昨年交流センターを避難所開設したが冷房が完備してない。脱炭素先行地域づくり事業で太陽光パネル等を設置した際に対応できないかとの質問に対して、太陽光パネル設置と蓄電池の設置については、脱炭素先行地域づくり事業で今後計画して対応していく。停電対策等も計画していく予定と回答しました。

〇 バスに関して下車の仕方が分からない。また利用者に対して不具合があると聞いているので、適切な対応をしてほしいとの意見に対して、その都度委託業者に伝え改善していくと回答しました。

〇 日曜と祝日について対応してほしいとの意見に対し、利用者の状況により検討している。今後も要望を把握して検討していくと回答しました。

〇 太陽光パネルの設置について経年劣化の対応はとの質問に対して、パネル、蓄電池については地域エネルギー会社で対応していく。経年劣化についても電力会社が対応していくと回答しました。

〇 消防団の機能別団員についてどのような構成で行っていくかとの質問に対して、初動体制を整えるために役場職員を中心に現在8名の団員で調整していると回答しました。

〇 空き家について入る方が近所付き合いをしない方がいる。この対応はとの意見に対して、空き家バンク利用者については、地域付き合いができるように地域のルールを説明して対応していると回答しました。

昭津区

〇 高津屋森林公園について、イベント開催やキャンプ利用者の交通マナーについて周知してほしいとの意見に対して、利用者やイベントの際に啓発していくと回答しました。

宇留賀区

〇 行政無線の関係で移動系の無線の電波状況が悪いので今後の整備計画はとの質問に対して、公民館の移動系の無線機対応については、現在検討していると回答しました。

〇 脱炭素関係事業について村民の方がどの程度理解しているのか、またどの様なことをやってきたのかとの質問に対して、村民の理解度について今までにアンケート、広報誌やフォーラム等行ってきた。今後については地域に出向き分かりやしく説明していく。

〇 脱炭素先行地域づくり事業の国・県の対応についての質問に、環境省からの方針でロードマップを策定し、村から環境省へ脱炭素先行地域づくり事業に申請した。

〇 この事業の職員体制をどうしていくかの質問に対して、大きなプロジェクトとなっていくので、推進体制について内部で検討していると回答しました。

〇 八坂水道の関係で漏水対応工事をしているが本管の対応年数が過ぎていると思われるので今後の対応はとの質問に対して、毎月プロジェクト会議を行っており、有収率の向上や老朽箇所の更新についても検討しているので、老朽化した箇所の更新についても当プロジェクト会議で検討して対応していく。

〇 水道の改修箇所の公表はとの質問に対して。プロジェクト会議の内容については村長ブログで報告していると回答しました。

〇 地域の歴史を学ぶことが大切だと思う。保小中一貫教育について対応してほしいとの質問に対して、地域学について子ども達に知ってもらうことは大切だと思っているので取り組んでいくと回答しました。

〇 ゼロカーボンが本当に必要か疑問を持っている。生坂村の取り組みを教えてほしい。また、太陽光パネルの対応年数は20年でその後の対応はどうしていくか。また、村の財政に負担はかからないかとの質問に対して、ゼロカーボンについてはゼロカーボンシティ宣言により取り組んできている。今後説明会を行っていくその中で各家庭について説明するとともに、電力会社のことについても説明する。また太陽光の廃棄についてもフォーラムの中で説明があったが太陽光パネルについても今後説明していくと回答しました。

リモート参加者

〇 防災士の横断的な組織づくりと研修会の対応をしてほしいとの意見に対して、今まではコロナ禍でできなかったが、防災士取得者について頂いた意見のように対応していくと回答しました。

〇 結婚祝い金の39歳以下への変更の理由はとの質問に対して、国、県の状況に合わせ変更したと回答しました。

  

会 場

〇 脱炭素先行地域でペレット工場の建設を計画しているが、村内の山林は急峻で搬出に障害になるのでこの件について検討すればとの意見に対して、山仕事創造舎も共同提案者に入っているので今後検討していくと回答しました。

〇 ゼロカーボンについて村民に浸透されていない。ロードマップを印刷して村民に配ったらどうか。また、地域会社について議会の議決を得ている。また、6月の議会の内容について脱炭素の内容について事前に村民に説明をしたらどうか。経営計画についても分からないことがあるので事前に説明をとの質問に対して、脱炭素ロードマップについては希望者について配布していく。議会の前に説明をする事については、村は執行側で議会はチャック側である。議員は村民から負託を受けた代表者であるのでご理解をお願いしたい。今後10区でしっかりと説明していきたいと回答しました。

〇 各区担当集落支援員の交流がないので今後の関わるようにしてほしいとの質問に対して、専任の集落支援員について本年度から行ってきたが、区長さんとの連携が薄かったので今後連携を深めていきたいと回答しました。

〇 スポーツパークの整備についてどのように行っているか。草が生えておりマレットゴルフができなかったとの意見に対して、 マレットゴルフ場について現状を調べて対応していくと回答しました。

〇 村営バスの山清路方面の使い勝手が悪いので対応してほしい。また、最終のデマンドは大人も乗せてほしい。働いている人の利便性を高めてほしいとの意見に対して、今の意見について協議会で検討していく。最終バスについても検討していくと回答しました。

 以上が、夜の部の主なご意見、ご質問、ご要望です。多岐に渡り忌憚のない貴重なご意見等を頂戴しまして御礼を申し上げます。

 行政としましては、回答させていただいた内容に沿って、対応をしてまいりたいと考えておりますので、引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。


生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2023年05月22日 | 生坂村の会議

 22日(月)は日差しが届いても急な雨が降るなど、変わりやすい天気で少し暑さを感じる体感でした。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今年度に入り、4月は事前に資料を見せていただき、道の駅いくさかの郷の直売所に関しては売上が前年度に比べ売り上げが前年度をクリアしていますが、かあさん家の方は、若干苦戦をしているようであります。また、事務局から説明がありますが5月に入り、直売所の関係で昨年度は生活応援商品券を配布し、180万円ほどの売り上げがありましたから、その分厳しいようであります。

 しかし、今年度も5月12日の臨時議会でお認めを頂きまして、来月の末6月下旬までには殆どの村民に1万円の生活応援商品券の配布をさせて頂きたいと思います。この件については、低所得者対象の方など、今回県と国から頂いている方がいますので、その方々には遠慮していただいて、この方以外の村民の皆さん全員に生活応援商品券を配布したいということで、議会のご理解を頂いて実行していきたいと思います。

 また、今日は松本地域振興局の農業農村支援センターの方から、人・農地プランが、これから地域計画ということで来年度中に策定しなければなりませんので、当村はご存じの通り基幹産業が農業ですが、葡萄栽培などで生計を立てている方からどうにか先祖から受け継いだ田畑を守っている方々と、それぞれの方が農業課題を克服しながら農業を営んでいるとことであります。そういう点を踏まえ、生坂農業未来創りプロジェクト会議でしっかり検討協議をして頂き、生坂農業が持続可能なものになるように、皆さんと今年度も協議し、スムーズに地域計画に移行できればと思いますなどと挨拶をさせていただきました。

協議事項

  • 道の駅いくさかの郷について

 令和4年度道の駅いくさかの郷直売所月別収支について

 年間の歳入は84,379,962円で歳出は80,960,245円となり収支は3,419,717円のプラス。

 駅長と駅長補佐の人件費は集落支援員の経費で対応しているため、この人件費を加えると3,339,867円のマイナスとなる。

 昨年度は計画的に集客を増やし売り上げを上げるように取り組んできたが、利益的には伸びが少なかった。今年度は1月以降利益向上の見直しをかけているので、5年度は良い数字になると思うと報告がありました。

 4月の売り上げについては、昨年の売り上げを越えた。これは山菜の出荷が増えたのに伴いその他の商品の売り上げも増えた。

 5月については昨年に対比して売り上げが少なくなっている。これについて昨年は早い時期から淡竹タケノコが出たが、今年は淡竹の出荷が遅いのでそれが影響していると説明がありました。

 かあさん家については、昨年より売り上げが減っている。これは郵送での販売が減っている事と、人員的にイベントができなかったことが理由となっている。また、食堂の席数をコロナ禍前に戻して対応しているので、売上が伸びていくと思うと説明がありました。

 この協議事項に関しての意見質問はありませんでした。

  • 地域計画の策定について

 農業農村センター 農村振興係 篠田係長から地域計画策定マニュアルについて説明をしました。

 内容は、今まで地域での話し合いにより、人・農地プランを作成し実行してきましたが、今後は高齢化や人口の減少により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取り組みを加速化することが喫緊の課題となっているために、人・農地プランを法制化して、地域での話し合いにより目指すべき将来の農地利用の姿を明確化する地域計画を定め実行していくと説明がありました。

 この説明に対して県と村の担当者を集めての説明会を行う計画はあるかとの質問に対して、今後当プロジェクトで各区の農業懇談会の開催を検討していくとの事務局から説明がありました。

 この計画策定に対して補助金はあるかとの質問に対して、この事業に対しての補助金はあるので、後日事業制度等説明すると説明がありました。

 人・農地ブランは閲覧できるのかとの質問に対して、役場の振興課で閲覧できると説明しました。

 地域住民全体で捉えたほうが良いと思う、10区で行う説明会で農業者以外の方にも知っていただき、地域住民全体の問題として行っていただきたいとの意見がありました。

 私からは今後の不在地主の対応について重要になっているが、各地区へ移住等してきた方が農業に取り組んでいくように勧めていきたいと意見を述べました。

 全体を通しての意見として、淡竹のタケノコの出荷が悪く、売り上げが少なくなっている。竹林整備の方法について取り組みが大切だと思うと意見があり、淡竹の収穫時期に合わせて講習会など検討していくと説明しました。

 JA松本ハイランド生坂明科支所の地域農業の説明として5月23日(火)ズッキーニ出荷目揃会から7月上旬のジュース用トマト部会川手目揃い会までのスケジュールの説明、ぶどう部会川手支部の5月26日(金)ぶどう現地講習会から、8月下旬の出荷規格目揃い会までのスケジュールの説明、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールの説明がありました。

 この内容についての意見質問は特にありませんでした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川堤防と上空から、新緑や田植えが済んだ水田などの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で身体測定(以)、小学校で運動会特別時間割開始(~6/2)・SC来校、中学校で集金日・SC訪問、村政懇談会の昼の部と夜の部などが行われました。