信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

草尾上野ぶどう畑上空からの風景&孫の誕生会

2023年05月13日 | 生坂村の風景

 13日(土)は天気下り坂で段々と雨が降り出し、少し肌寒く感じられました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、草尾上野ぶどう畑に行き、雲が広がってきて上空からの風景を撮影しました。

草尾上野ぶどう畑上空からの風景

 第3回の脱炭素先行地域には、全国から58件の計画提案が提出され、16件の計画提案を脱炭素先行地域として選定されました。また、今回新設した「地域版GXに貢献する取組」として当村の計画が高く評価されました。

 それは、殆どの公共施設があるため災害対応の拠点となる上生坂地区と主要産業の上野ぶどう畑などをつなぐ村独自の送電線網「マイクログリット」を構築し、停電がない地域にして、災害拠点のレジリエンス強化に加え、村の基幹産業の安定化を図ります。

 当村としては、昨年6月16日に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、環境省令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業)に採択され、9月下旬からコンサルが加わり、毎月ゼロカーボン推進プロジェクト会議で協議を進め、今年2月17日に環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」に申請させていただきました。

 また、2月末に脱炭素ロードマップも策定して、2050年までにゼロカーボンにするための計画も出来、4月28日に「脱炭素先行地域」に選定されました。

 いよいよ今年度は、この計画を具現化していかなければならないということでプレッシャーを感じていますし、次代に引き継ぐ大変大きな事業になりますので、村民の皆さんや議員各位のご理解とご協力をいただき、国、県からもご指導、ご支援をいただき、しっかり取り組んでいきたいと考えております。

 夕食後は、孫たちが4月下旬と5月中旬が誕生日ですので、二人併せての誕生会を行いました。ご馳走を食べた後、特注でお願いしたケーキを食べました。

 我々は汚してもいいように子供服を沢山プレゼントし、親は流行のおもちゃをプレゼントし、どちらもとても喜んでくれました。

 孫たちの健やかな成長を願うとともに、孫たちの次代のために、世界が、日本が、長野県が、生坂村が、しっかりとゼロカーボンに取り組んでいかなければと痛感しました。

 本日生坂村では、マイナンバーカード交付・申請窓口開設、少年少女バドミントン教室などが行われました。


令和5年第2回議会臨時会&日岐と小舟上空からの風景

2023年05月12日 | 生坂村の会議

 12日(金)は晴れて青空が広がり、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前10時からは、令和5年第2回生坂村議会臨時会が開催されました。議員各位は任期の前期2年が過ぎ、後期の構成を決める臨時議会であり、本日、正副議長が決まりまし後、各委員などの役割分担が決まります臨時議会です。

   令和5年第2回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、令和5年第2回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。

 ゴールデンウィークが終わり、田植えなど農作業に忙しい時期となり、日中は初夏の訪れを感じる今日この頃でございます。

 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、全員のご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて当村は、昨年6月16日に「生坂村ゼロカーボンシティ宣言」をさせていただき、今年2月には脱炭素ロードマップを策定して、2050年までにゼロカーボンを目指すという計画を発表したところであり、併せて2月17日には環境省の脱炭素先行地域づくり事業に申請し、4月28日に第3回の脱炭素先行地域に選定されたところでございます。

 今回は全国から58件の計画提案が提出され、16件の計画提案を脱炭素先行地域(第3回)として選定されたものであり、また、今回新設しました一つの「地域版GXに貢献する取組」として当村の計画が高く評価されました。

 いよいよこの計画を今年度は、具現化していかなければならないということでプレッシャーを感じておりますし、次代に引き継ぐ大きな事業になりますので、村民の皆さんや議員各位のご理解とご協力をいただき、しっかりと取り組んでいきたいと考えているところでございます。

 そして、当計画にあります「地域エネルギー会社」を立ち上げるために、当村が出資します600万円を補正予算に計上させていただきましたので、ご承認いただきますようにお願いいたします。

 補正予算に計上させていただきました「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の物価高騰対策生活応援商品券」の配布につきましては。国の交付では一人親世帯の18歳以下の児童1人に対して、県から5万円が支給され、村では児童扶養手当受給者以外の低所得の子育て世帯の児童1人に対して補正予算第1号で計上しました5万円を支給いたします。

 また、これ以外に補正予算第2号で計上しました低所得者世帯1世帯に3万円の給付を行いますので、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の物価高騰対策生活応援商品券につきましては、今申し上げました以外の世帯の世帯員に対して、1人1万円の生活応援商品券として給付するように補正予算第2号で計上しております。

 そして、今月22日月曜日の昼と夜の部に分けて村政懇談会を開催させていただきます。

 村民の皆さんのご意見、ご要望は、新規のもの、継続のものなど、様々なご意見が多く、課題は尽きないところでありまして、その課題解決やより良い方向性を見いだすために、議員各位にも引き続きご指導、ご支援をお願いする次第でございます。

 また、議員各位には任期の前期2年が過ぎ、後期の構成を決める臨時議会でございます。本日、正副議長が決まれば、各委員など、それぞれに役割分担が決まりますので、引き続き村政運営にご尽力賜ります様お願い申し上げる次第でございます。

 そして、太田議長から辞表が出され、退任の挨拶の後、議長選挙を行いました。

 議長選挙の結果は、投票総数8票、有効投票6票、無効投票2票、太田議員6票、白票2票でした。

 太田議員の議長就任の挨拶(後ほど掲載します)

 

 字引副議長から辞表が出され、退任の挨拶の後、副議長選挙が行われました。

 副議長選挙の結果は、投票総数8票、有効投票8票、無効投票0票、藤澤議員5票、望月議員2票、字引議員1票でした。

 藤澤議員が副議長の就任に当たり、私は議員になって2年であり、未熟な人間でございますが、皆さんのご指導をいただきながら、みんなで力を合わせて生坂村を盛り立ていくためには、未熟だからこそ更に伸びていかれると思いますし、皆さんの意見を聞き議会を運営していきながら、行政と両輪で進めるとともに、議長を補佐してしっかり務めていきたいと考えておりますので、引き続きのご指導、ご支援をお願いしますなどと挨拶されました。

 その後、各委員会構成や各委員の役割分担が決まり、今議会臨時会に提出させていただきました議案の報告1件、人事案1件、予算案1件の計3件が承認されて閉会しました。

 それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、報告1件、人事案1件、予算案1件の計3件でございます。

 報告第2号   専決処分の承認を求めることについて

 この専決処分は、令和5年度生坂村一般会計補正予算第1号で、村議会議員補欠選挙、子育て世帯生活支援特別給付金、新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費を計上したもので、既定額に11,158千円を追加して、総額を2,031,158千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で地方交付税4,481千円、国庫支出金6,677千円をそれぞれ増額し、歳出では、総務費4,479千円、民生費1,674千円、衛生費5,005千円を増額しております。

 議案第43号  生坂村監査委員の選任について

 この議案は、生坂村の監査委員を選任したいので地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。

 議案第44号  令和5年度生坂村一般会計補正予算【第2号】

 

 この予算案は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付、脱炭素先行地域づくり事業の採択に伴い関係経費を計上するもので、既定額に28,224千円を追加して、総額を2,059,382千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で、地方交付税1,818千円、国庫支出金20,406千円、繰入金6,000千円を増額し、歳出では、総務費6,000千円、民生費7,048千円、商工費15,176千円を増額する内容となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ議案の説明とさせていただきます。

 令和5年第2回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶

 それでは、令和5年第2回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。

 本日は、提出しました議案を慎重にご審議をいただきまして、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。

 また、今臨時会で選出されました太田議長及び藤澤副議長にはお祝いを申し上げる次第でございます。そして、議会の後期の構成も決まりましたので、それぞれのお立場で引き続き村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

 さて、今年度の県の「地域発 元気づくり支援金」を有効活用して、村民の皆さんが協働により行う各種事業は、村名申請の4件と団体申請の1件について、来週18日に審査会が開催されます。

 例年通り採択される事業が多いと思いますが、今後公表結果に基づいて補正予算に計上させていただき、今年度も6月定例議会に提出させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 また、絆づくり支援金に付きましては、6月30日までの申請となっており、今のところ地区担当職員や担当部署に相談されていないようですので、議員各位も村民の皆さんからご相談をいただいていると思いますから、ご対応の程よろしくお願いいたします。

 今年度も「元気づくり支援金」と「絆づくり支援金」を活用して、村民の皆さんが、元気に力を合わせて、協働による活動を行っていただき、村内外に素晴らしい発信をしていただきます様お願いする次第でございます。

 生坂村は、人口減少・少子高齢化が課題でありますが、山紫水明の豊かな自然、先人が築き上げてきた伝統文化を守り、村民の皆さんで力を合わせて、生坂村を守り育てていかなければと考えておりますので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。

 臨時会本会議の前後に全員協議会を開催して、提出議案の説明と村民運動会の開催内容などを説明させていただきました。

 脱炭素先行地域に選定されましたので、脱炭素先行地域づくり事業の申請内容に沿って、地域エネルギー会社を立ち上げるための出資金600万円について、会社の内容などが分からないという意見があり、現在での予定としての出資会社、出資金、会社の内容・定款(案)などを説明させていただきました。

 今後当事業は、スピード感を持って進めなければなりませんので、議員各位と村民の皆さんには、詳細に情報を提供してご理解とご協力をお願いしていきたいと考えます。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が所々に立ち込めていた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

日岐と小舟上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で小学生交流(年長)、小学校でALT、教育委員会関係開札、議会全員協議会、松本合同庁舎移動販売、狂犬病予防注射、3班の皆さんの元気塾などが行われました。

 


全国治水砂防協会理事会&山清路の風景

2023年05月11日 | 私の活動報告

 11日(木)は晴れて日差しがたっぷり降り注ぎ、朝晩はヒンヤリしたものの昼間日なたでは少し暑さを感じました。

 午前11時から、全国治水砂防協会理事会が砂防会館で理事18名が出席され行われました。

 森山会長さんが、昨年も集中豪雨や台風によりまして800件に迫る土砂災害が発生し、各地で甚大な被害が発生しました。被災された皆様には心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。地域の一日も早い復旧と復興を強く願っております。

 先般成立いたしました令和5年度予算につきましては、先に成立いたしました令和4年度の補正予算と併せまして、土砂災害対策も強力に推進していくための予算がしっかりと確保できました。

 改めて皆様方のご尽力に感謝を申し上げる次第であります。また、本年度の本会の活動に付きましては、コロナ禍で中止や規模縮小となっておりました様々な活動を再開させていただき、砂防事業推進のための取組をしっかりと推し進めてまいる所存でございますので、引き続きのご指導、ご協力をよろしくお願い申し上げますなどと挨拶をされました。

 議題は大野理事長さんから、令和4年度の事業報告として、砂防事業の拡充・促進についての活動、事業活動、協会の運営事項、砂防会館の運営等の各事項に対して説明を受け、次に令和4年度の収支計算については、総括表、収支決算書で予算額に対して大きな変更点と、貸借対照表、正味財産増減計算書、公益目的支出計画実施報告書等について説明を受け承認をしました。

 また、令和5年度事業計画、収支予算、役員等改選(案)、令和5年度通常総会(第87回)招集、功労者表彰などの協議をし、原案通り通常総会に附議することになりました。

 議題審議の後、来賓としてご臨席いただいた三上砂防部長さんから、令和5年度に入り我々砂防部の三役はそのまま不動で望んでおりますが、全国では令和4年度補正予算と併せた16ヶ月予算ということで、各地で砂防関係の事業推進に当たっております。

 中身的には、流域治水という言葉で上流域は砂防でしっかり行いながら、下流域も含めた治水対策をしっかりと取り組んでいこうと、特にその中では砂防は、例えば林野庁と連携した流域流木対策をしっかりやっていこうとか、最近気候変動の影響もありまして、土砂洪水氾濫という災害が顕在化しており、こういう災害にもしっかりと備えていこうという取組を強化していきたい思っております。

 今朝も関東では地震がありましたが、最近どうも春先から我々防災を預かっている者にとしましては、少々気の休まらない日が続いております。

 沖縄では早々に線状降水帯が発生したという話もありましたし、能登地方では最大震度6強の地震と未だに群発地震的に発生しております。それから雨としても先週末結構な雨が降りまして、5月として記録的な雨だということで、一部被害が発生しているところでございます。

 一方広島県呉市で4月下旬に斜面の災害があったと大騒ぎをして、一時期は数百人の方に避難指示が出たことがありましたが、こちらの対応つきましては、砂防学を専門とする大学の先生と県の砂防課職員等がしっかりと現地を確認して、これは地すべりではないということで対応をとり、現在は避難指示を解除しており、やはり色々な方と連携をしながら施策や事業を進めていく重要性を更に感じております。

 本日ご出席の皆様方におかれましては、引き続き砂防関係の施策にご支援を賜りますようお願いいたしますなどのご挨拶をいただきました。

 続いて國友砂防計画課長さんから、「砂防行政に係る最近の話題」と題して、流域治水型砂防事業の展開、まちづくり連携砂防等事業の制度拡充、新たな国土強靱化基本計画 骨子(概要)、新たな国土形成計画(全国計画)素案(概要)、気象業務法及び水防法の一部を改正する法律、土砂災害対策に関する国際技術協力、石川県能登地方を震源とする地震(最大震度6強)による土砂災害発生状況など分かりやすく説明していただきました。

 次に、城ヶ崎保全課長さんからも、近年の土砂災害発生状況、令和4年 全国の土砂災害発生状況、令和5年 全国の土砂災害発生状況(4月30日時点)、災害関連緊急事業の早期着手~部分申請の活用~、災害関連緊急事業 応急的な対策事例、砂防施設が機能を発揮し被害を未然に防止、近年のTEC-FORCE(地方整備局等)砂防班の活動、令和4年の土砂災害専門家(国総研・土研)による技術支援活動など多岐にわたり説明していただきました。

 少し早めに着きましたので、砂防会館本館の赤木博士の銅像やエントランスホールに飾られている、国の登録有形文化財に登録されている松本市中ノ湯の「釜ヶ渕砂防堰堤」のガラスなどを見てきました。

 

▽ 毎朝恒例の写真は、GW中に撮影しました深緑鮮やかな山清路と清き流れの犀川の風景をアップしました。

山清路の風景

 本日生坂村では、地域支え合い事務局会議、一貫教育内容検討会議などが行われました。


全国防災協会第1回理事会&赤地蔵周辺からの風景

2023年05月10日 | 私の活動報告

 10日は晴れて昼間は暖かく感じられましたが、朝晩は冷えて寒暖差が大きな一日でした。

 午後1時からは、砂防会館で全国防災協会理事会が行われました。私は長野県河川協会長であるため全国防災協会の監事として出席いたしました。

 理事会の前に副会長の足立参議院議員からは、石川県能登地方を震源とする地震の被災地の珠洲市へ視察に行かれ、道路通行規制や土砂災害などの現状と今後の災害復旧対応などについて話されました。

 理事会は、理事・監事が13名出席され、脇雅史会長の挨拶で始まり、令和4年度事業報告、収支決算、令和5年度定時総会の開催事項について審議をし、原案通り承認され、会長及び副会長の職務執行の状況について報告を受けました。

 最後に来賓の中込防災課長からは、「防災行政に関する最近の話題」と題して、石川県能登地方を震源とする地震における被害と対応、関東大震災100年イベントについて、総力戦で挑む防災・減災プロジェクトについてなどの話をされました。

 午後5時前には、務台衆議院議員の議員会館の事務所に行き、環境省 大臣官房地域脱炭素事業推進課 犬丸課長がお越しになっていて、脱炭素先行地域に選定された報告と今後の計画作成や人材確保などについて話し合いをさせていただきました。

▽ 毎朝恒例の写真は、GW中に赤地蔵周辺から朝日が差してきた時に撮影した風景をアップしました。

赤地蔵周辺からの風景

 本日生坂村では、保育園で山雅サッカー教室(年長・中)、小学校で1年生を迎える会・ALT・貯金日、児童館でえいごであそぼ、議会談話室などが行われました。


長野県町村会役員会&現地視察&万平集落上空からの風景

2023年05月09日 | 私の活動報告

 9日(火)は清々しい初夏の日差しが届き、昼間はぐっと気温が上がって過ごしやすい体感でした。

 午後0時50分からの長野県町村会5月役員会は、協議事項として、臨時総会の提出議題として、日程及び役割分担、役員の推薦、決議について、10月役員会(先進地視察)の日程について、6月役員会について、報告事項として第25回「県と市町村との協議の場」について、政務調査部会の所属指定について説明を受け協議しました。

 役員会終了後は、野沢温泉村の富井村長、丸山副村長、岸総務課長、河野係長の皆さんから野沢温泉村の現地視察のご対応をいただきました。

 最初に、野沢温泉村の四季折々の自然、生活、温泉、スキー、お祭り、行事、施設等々の紹介ビデオを見せていただきました。

 次にスキー場等の説明を受けた後、標高差122mを一気に滑り降りる「ジップライン」を体験しました。

 ジップ・スカイライドは、スタート時はスリルを感じ、その後に爽快感を楽しめて、壮大なスケールを体感でき、専用のハーネスは簡単に装着できるシート型で、初心者も手軽に挑戦できると思いました。

 全長は652mのケーブルを最大時速70kmで滑降ができ、野沢温泉の大自然の中でさわやかな風を全身に浴びて最高でした。

 続いて、教会のような外観の日本スキー博物館は典型的なヨーロッパの山小屋風の建物に囲まれていました。

 博物館は、スキーの辿った変遷について詳細な内容を展示されていました。

 展示はふたつのフロアになっていて、アジアのいくつかの地域の古いスキー道具を眺めたり、スキーの発展や服装の変化について学べました。

 ポスターや地元の才能ある選手たちが冬季オリンピックで獲得したメダルなど多数の記念品を見たりすることができ、高松宮殿下が所有されていたスキー板の実物も展示されているなど、日本スキー博物館は、日本や世界におけるスキーの歴史を知るには間違いなく最適な場所だと思いました。

 次に、野沢温泉蒸留所に行きました。当蒸留所は2022年12月15日、地元産の食材やボタニカルを使用した少量生産のシングルモルトウイスキーとクラフトジンを製造するために開業しました。

 野沢温泉蒸留所が位置するのは村の中心部で、野沢温泉村のアイコン的存在の大湯温泉から徒歩わずか数分の場所で、元々は野菜や食材を缶詰にして保存し、村を支えていた歴史的な工場を改装して誕生しました。

 ギフトショップとクラフトバーを備える施設では蒸留所ツアーやテイスティング、マスタークラスなどの体験サービスも提供していました。

 野沢温泉蒸留所がつくり出すのは、野沢温泉村の清らかな山水、地元の植物、原材料を使ったクラフトスピリッツで、下記の異なる風味を持つクラフトジン(御社HPより)を毎年5万本生産する予定とのことでした。

NOZAWA GIN

爽やかな味わいが特徴のシグネチャードライジン。森の中を歩いているような香ばしい香りと爽やかな味わいが特徴。ジュニパーベリー、杉、レモンが深い後味をもたらします。ストレートまたはソーダ割りがおすすめ。

CLASSIC DRY GIN

大胆なスタイルのクラシックドライジン。パンチの効いた柑橘系の香りに、ピリッと感じる山椒の香りが加わり、マティーニやジンベースのカクテルに最適。

IWAI GIN

野沢温泉村の実りの季節を祝うIWAI GIN。すもも、桜の葉、林檎の木の繊細なフレーバーで、フルーティーでフローラルなジンに仕上がりました。トニックと一緒にどうぞ。

SHISO GIN

フルーティーとハーバルのフュージョン。色鮮やかなSHISO GINは、地元産の赤紫蘇の優しい甘みで、様々なカクテルが楽しめる飲みやすいジンに。

 続いて、野沢温泉陶磁器ギャラリーに伺いました。当ギャラリーは、野沢温泉村の地域医療に心血を注いだ故大口秀利医師が開設した旧大口内科を改装し、大口氏が長年にわたりコレクションした様々な陶磁器を中心に、多くの皆さんにご覧いただくことを目的に整備されました。

 当ギャラリーは、第3回企画展「朝鮮半島のやきもの」を開催していました。

 朝鮮半島では、三韓時代に瓦質土器が作られ、三国時代には高温焼成した陶質土器が生産されました。また高麗時代には翡色青磁や象嵌青磁が生産され、続く朝鮮時代には陶製の粉粧灰青沙器を経て再び磁器の生産が始まり、白磁、染付、鉄砂、辰砂)等の製品が作られました。

  当企画展では、三国時代から朝鮮時代に作られた焼き物に加え、それらの影響を受けた日本のやきものも併せて紹介していました。

  朝鮮半島の焼き物は、「新羅の黒色土器」「高麗の青磁」「朝鮮(李朝)の白磁・染付・粉粧灰青沙器」などに大別されますが、いずれも華美を求めず、朴直で清楚な美しさが魅力でした。

 最後はまくね川小水力発電所を視察しました。

 当発電所は、農業用水路であるまくね川から稲作に影響を及ぼさない範囲(65対35)で取水し、発電量を安定させるため、川沿いや農道を活用した全長約950メートルの送水管を設置し、約70メートルの落差を利用して水車を回し発電していました。

 最大出力は97キロワットで、年間発電量は598メガワット時を見込み、国や県の補助を活用し、総事業費3億5千万円のうち村が約1億1千万円を負担したとのことでした。

 再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、中部電力への売電で年2千万円ほどの収益があり、農業集落排水等の特別会計に充てていました。

 私は若い頃、野沢温泉村にスキーをしに数回来ましたが、今回の視察でスキー場の1年を通しての活用や豊かな自然、歴史などに触れることができまして、本村の持つポテンシャルの高さやインフラ整備の充実さに感心させられました。

 富井村長さんをはじめ関係の皆さんには、親切な視察対応など大変お世話になり、心から感謝を申し上げます。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めた万平集落上空からの風景を撮影しました。

万平集落上空からの風景

 本日生坂村では、保育園でソーシャルスキルトレーニング、乳幼児健診、いくさか歩こう部、児童館で本大好きの会1年生読み聞かせ、中学校で北部教育会総集会、2班の皆さんの元気塾などが行われました。


宇留賀上空からの風景&全国治水砂防協会監事会

2023年05月08日 | 生坂村の風景

 8日(月)は朝まで雨が残りましたが、段々と天気が回復し、風が強めでも青空が広がってきました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、東京出張で朝が早かったので、3日に撮り溜めした宇留賀上空からの風景をアップしました。

宇留賀上空からの風景

 午前11時からは、砂防会館において全国治水砂防協会の監事会に出席しました。

 監事会は、大野理事長の挨拶から始まり、令和4年度の事業報告として、砂防事業の拡充・促進についての活動、事業活動、協会の運営事項、砂防会館の運営等の各事項に対して説明を受けました。

 次に令和4年度の収支計算については、独立監査人の監査報告書の説明を受け、総括表、収支決算書で大きな変更点と、貸借対照表、正味財産増減計算書、公益目的支出計画実施報告書等について説明を受けました。そして、常任監事の尾見博武先生と監事の工藤祐直南部町長さんと私が承認させていただきました。

 宇留賀の金熊川沿いには、江戸時代から用水路があって、米を作り米のご飯を食べられたが、近くの村々では米が作れなかったので、「花の宇留賀は銀の飯」と威張っていたと言われています。

 こちらの用水路も、県営中山間総合整備事業により改修され、ここの水田は用水を心配することなく、江戸時代からの稲作が続けられると思います。

 山清路方面は朝日が差してきて少し霞んだ感じですが、手前から新山清路橋、旧山清路橋、山清路大橋と3橋が一枚の写真に入るのは、この地の交通の歴史を感じる風景ですね。

 本日生坂村では、中学校1,2年内科検診、地区担当職員会議、やまなみ荘で村内無料入浴日などが行われました。


高津屋森林公園シイタケこま打ち体験教室&御曹子橋周辺からの風景

2023年05月07日 | 生坂村の取組

 7日(日)は強弱を繰り返して雨が続き、強雨により横殴りにも降って雨の一日でした。

 午前9時からは、高津屋森林公園でシイタケこま打ち体験教室が行われました。

 今年は3年ぶりに村内外に募集して、松本市や安曇野市などから70名ほどの方にお越しいただき、管理組合の皆さんはじめ振興課職員など20名ほどで対応し、高津屋森林公園でも収穫するためにみんなで駒打ち作業も行いました。

 種駒を打ったホダ木を1本800円で購入してもらい、1組に1本はサービスする人気のあるイベントです。

 一ノ瀬組合長からは、雨の降る中大勢の方にお越しいただき開催できましたことに謝辞を述べられ、当森林公園は平成11年に開いて25年になりますが、毎年シイタケこま打ち体験を行ってきて、道の駅いくさかの郷などで販売しており、昨年はキャンプ場も新たにオープンして、多く皆さんにご利用いただきましたので、今後も様々な取組でこの高津屋森林公園を盛り上げていこうと考えていますなどと挨拶をされました。

 私からは、天候の悪い中、多くの皆さんにご参加いただいたことと管理組合の皆さんが前日から準備をしていただき開催できましたことに御礼を申し上げ、雨が降っていけませんが、こま打ちや森林浴を楽しんでいただきたいことや、今年度はキャンプ場を拡張しましたし、コテージなどもあり格安でご利用になれますので、多くの皆さんが高津屋森林公園にお越しいただきたいなどと挨拶をさせていただきました。

 今年は、クヌギとナラの太めの良いホダ木を松本広域森林組合から200本、地元の材を300本程準備して、前日に種駒を打つ穴をあけて用意をしていただきました。

 そのホダ木にテントの下と食堂で、みんなで譲り合って、お客さんは種駒を打ち込んでいただき、管理組合の皆さんはホダ木を運んでもらうなど、それぞれの役割をスムーズに行っていただきました。

 村内外から子どもたちの参加も多く、元気な声が聞こえ賑やかな体験教室になりました。

 みんなが一生懸命に作業をされたのと、ホダ木が太かったので、用意した種駒は予定より早く終了し、ホダ木は70本ほど残ってしまいました。

 高津屋森林公園管理組合の皆さんをはじめ関係各位には、準備、指導、作業、片付けなどお疲れ様でした。美味しいシイタケが収穫できましたら、道の駅いくさかの郷にドンドン出荷していただきますようにお願いいたします。

▽ 毎朝恒例の写真は、雨が降っていたので、3日に撮り溜めしておいた御曹子橋周辺かの新緑鮮やかな風景をアップしました。

御曹子橋周辺からの風景


信濃十名勝「山清路」の風景

2023年05月06日 | 生坂村の風景

 6日(土)は雲が多く昼間はちょうど良い体感でしたが、夕方以降は段々と雨が降り出しました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、新緑が鮮やかな信濃十名勝「山清路」と清流の犀川等の風景を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景

 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し、長野盆地の川中島で千曲川と合流します。その途中で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれています。

 山清路は、民話『犀龍と泉小太郎』の舞台でもあり、この伝説によると、松本平は太古に湖であったところに犀龍が住んでいました。

 犀龍は白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎を生みましたが、自分の姿を恥じて湖水に隠れてしまいました。泉小太郎は母の行方を探して尾入沢で再会しました。

 犀龍は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」と言いました。泉小太郎は犀龍に乗って山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として松本平を肥沃な人里としました。

 山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれました。

 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定されました。

 当村としては、山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするため取り組んでいます。

 山清路は自然豊かな風景や歴史的な伝説が魅力的な場所です。ぜひ一度訪れてみてください。


高津屋森林公園上空からの風景&草刈り&端午の節句

2023年05月05日 | 生坂村の風景

 5日(金)は日差しが届き気温が高く、日なたでは汗ばむ陽気でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、GWで賑わっている高津屋森林公園に行き、快晴の明け方の上空からの風景を撮影しました。

高津屋森林公園上空からの風景

 高津屋森林公園は、雄大な北アルプスを望む森と山と季節と遊ぶリゾートエリアです。

 家族やグループの宿泊だけでなく、企業の研修やクラブ活動でもご利用いただいています。

 セミナーハウスは、会議室、宿泊スペース、そして本格的な厨房さらに浴室など、多彩な機能を備えています。

 コテージは、キッチン・バス・トイレ・エアコン完備で寝具も付いています。

 バーベキューハウスは、テーブルとイスがセッティングされ、また炊事場も付いているので、気軽にキャンプ感覚の食事が楽しめます。また、バーベキューコンロの貸出をしております。

 

 セミナーハウスから遊歩道を歩いて、土俵がある林間広間へ上がると 北アルプスを望む絶景のビューポイントになっています。

 また、施設の近くには上野農村公園へとつながる「グリーンパークブリッジ」という吊橋があり、こちらへも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 テントサイトはオートキャンプサイトとフリーキャンプサイトがあります。
 トイレ・炊事棟、シャワー室がありますので、快適にお過ごしいただけます。

 昨年度、マレットゴルフ場の一部を新たにオートキャンプエリアとして整備し、洗面所・トイレなどを改修してオープンし、今年度もオートキャンプエリアを増やしました。

 国道19号からわずか15分のスムーズなアクセスと、リーズナブルな料金設定も魅力です。

 営業期間は、4月~11月中旬頃【冬期休業】
〈コテージ〉は12,000円(午後2時~翌日午前11時)1棟あたり
【予約】電話または楽天トラベルにて予約を承っています。
 電 話 0263-69-3900【森林公園管理事務所】 (FAXも同じ)
 メールアドレス:takatuya@lagoon.ocn.ne.jp
 今年の営業が始まっています。皆さんのご利用をお待ちしております。

 今年は例年より雑草の伸びが早いですから、例年ゴールデンウィーク中に家族で力を合わせて行っている家の周りの草刈りをしましたが、思ったより雑草が伸びていて大変でした。

 妻は引き続き草取りをし、ほぼ綺麗になった庭や草刈りしたところを撮影しました。毎年草刈りと草取りは3~4回行いますが、いよいよ今年も雑草との戦いが始まりました。

 草刈りをしながら薫風に泳ぐ鯉のぼりが見られ、夜遅くまで強い風で泳いでいました。

孫たちの端午の節句は、これといってご馳走はなかったですが、孫たちが好きな焼肉やお魚を食べた後、アイスクリームも食べて、孫たちの健やかな成長を願うところです。


高校同期会&小立野・下生野上空からの風景

2023年05月04日 | 生坂村の風景

 4日(木)は晴れて青空が広がり清々しい新緑が鮮やかで、昼間は少し汗ばむ体感になりました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、犀川対岸から快晴の空に朝日が差してきた小立野・下生野上空からの風景を撮影しました。

小立野・下生野上空からの風景

 私は今日も公務がなく、毎朝恒例の撮影後にSNSで発信した後、妻と一緒に昨日の続きの草取りをしました、

 私は午前中だけ草取りをしましたが、蔓草が絡んでいたり、根の張った雑草を抜いたりと難儀しましたが、頑張って草取りをして綺麗になると嬉しくなります。

 午後6時から、コロナ禍で3年ぶりぐらいに同期会が行われ、衆議院議員、安曇野市長、病院長、校長先生、社長、医師、先生など現役で頑張っている方々や、定年で地位的に肩の荷が降りた方もいるなど、全員の近況報告があり、真面目な話しから冗談まで色々と話が弾んで賑やかな同期会となりました。

 乾杯後の近況報告で務台代議士が、頑張っている政治活動などを話され、各地の春の例大祭に出席するために早々に次の場所に行かれ、太田安曇野市長は福岡から直行され、深志高校同窓会長として、3年後の150周年と2年後の我々同期会の尚学塾などのお願いをされ、私は、脱炭素先行地域に選定され、今年度ゼロカーボンに向けて詳細な計画を立て、来年度から5年間で約60億円の事業を実施するなどの話をさせていただきました。