信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会全員協議会&上生坂上空からの風景

2024年01月24日 | 生坂村の会議
 1月24日(水)は変わりやすい空で日差しの届くことがあっても、雲が広がってにわか雪が降り真冬日でした。

 午後3時からは議会全員協議会が開催され、太田議長、私の挨拶で始まりました。

 行政側からの報告については、まず藤澤村づくり推進室長から、
 脱炭素事業に関する村民説明会での説明の概要、
 いくさか未来スクールの開催内容、
 第1回脱炭素事業に関する村民説明会等でお寄せいただいた村民からの質問について、特大号として回答をまとめた「いくさか便り 龍と子」について説明させていただきました。

 次に藤澤総務課長から、低所得者支援及び定額減税補足給付金について、
令和6年能登半島地震への公費義援金による支援については予備費の災害対策費の扶助費でお願いしたいこと、
いくさか大好き隊員3名にやまなみ荘の灰焼きおやき対応をお願いし、こなもん倶楽部の平林さんにご指導いただきながら取り組んでいることと、議会の一般質問で質されたスカイスポーツ公園ログハウスの有効活用について、大好き隊員が管理組合のメンバーになって取り組むために調整しているとともに、定住と起業に結びつけるように検討していることを報告させていただきました。

 議員各位からの質問と回答の概要については、
 村民説明会は地域の人だけで議員はどうするかという質問については、各地域の方々で地域の中のお話し合いをしたいことと、1回目の村民説明会で他の地区の方が長々と話をされて、地元の方が発言できなかったという意見をいただいたので、地区住民に限らせていただきましたが、議員各位は出席しても構わないと回答しました。
 地元のお話し合いだから議員各位は自分の地域で良いと思うし、私有財産を持っている方々の話し合いでもあるから地元の出席で良いということについては、議会にお任せしますと回答しました。

 低所得者給付金は非課税世帯と均等割世帯の給付金の質問については、今回非課税世帯は1世帯7万円で、住民税均等割世帯は10万円であるが、非課税世帯は春に3万円給付しているので同額であり、対象世帯は世帯構成により変わり、1人でも1世帯、7人家族でも1世帯となりますなどと回答しました。
 脱炭素関係の問い合わせは、いくさかゼロカーボン事務局ですが、村民説明会の主催についての質問は、主催は生坂村であり、事業関連で(株)いくさかてらすの事業計画も説明することと、説明者は村長、副村長、総務課長、村づくり推進室、平林建設、エコロミ、ヒッタイショが出席して説明すると回答しました。

 収支計画の説明についての質問は、村の事業は議会に提出するため予算を計上するから説明できるが、(株)いくさかてらすは資金調達の調整中であるため、説明会では収支計画は提出されないと思うことと、来年度の村と会社の事業計画を現時点で示せる内容を説明し、今後示すことができる段階でお知らせしていくと回答しました。
 今回の説明会の会議録を作るのかとの質問については、地域の皆さんの意見ですから会議録をつけていきたいし、併せて情報提供もしていきたいと回答しました。
 低所得者が申請しない分は繰越するかという質問は、年度末までに余った分は国にお返しすることになると回答しました。
 
 11月の調整会議で下生坂などは意向調査をお願いし、決まった土地はあるかという質問は、何軒か是非活用をして欲しいという申し込みがあり、区単位で調査済みの土地もあり、日照条件などを調査したと回答し、地権者と調整して決まってから公表すべきとの意見をいただきました。
 いくさか大好き隊員は管理組合と一緒に活動した後についての質問は、これから活動していくところだから未定であり、おやき製造も担っていくので、大好き隊員の任期中におやきを焼きながら、スカイスポーツ公園ログハウスの有効活用も検討して、起業につなげていければと回答しました。

 最後に、低所得者支援及び定額減税補足給付金について、専決でお願いしたいことは、全員賛成で了承していただきました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂の犀川対岸の堤防に行き、清き流れの犀川と雪がパラついていた上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で保育参観・体験入学(年長児)、小学校でALT・来入児体験入学・イクサカラットリンタイム、いくさか歩こう部などが行われました。

下生野上空からの風景

2024年01月23日 | 生坂村の風景
 1月23日(火)は晴れて日差しが届きましたが、昼間も防寒必須の寒さでした。

△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生野の犀川対岸に行き、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。
下生野上空からの風景  


 本日は東京でのB&G全国サミットに出席するために、長野駅経由の北陸新幹線に乗る予定で、明科駅から篠ノ井線で長野駅に向かいました。
 長野駅には予定通り着きましたが、10時30分頃に構内アナウンスがあり、停電で長野と東京間が上下線とも運転を見合わせているとの内容でした。

 停電ならば早めに復旧するかと思い、指定を取ってあった「かがやき」を待っていましたら、段々「かがやき」の到着時間が遅くなるアナウンスがあり、次第に架線の異常により再開の目処が立たないと言うことになりました。

 そこで特急しなのに乗って、松本から特急あずさで行こうと思い、ダイヤを調べましたが、一番早く着いて午後4時過ぎになってしまうため、急遽B&G全国サミットは欠席させていただくことを担当から連絡していただきました。

 それから長野駅でみどりの窓口に並んだ後、帰りの明科駅までの篠ノ井線各駅停車は、北陸新幹線に乗れなかったお客さんで大変に混み合い、各駅で乗降する方もやっとの思いで乗り降りしている状況を初めて見ました。こんなトラブルは滅多に無いですが、大変な思いをされた皆さん、大変お疲れ様でした。

 JR東日本によると、北陸新幹線、東北新幹線、上越新幹線の上下線計283本が運休し、遅延も含めて計約12万500人に影響したとのことでした。

 本日生坂村では、お口の健康を考える講座、6班の皆さんの元気塾などが行われました。


簡易水道有収率対策プロジェクト会議&&JA松本ハイランド行政懇談会&昭津上空からの風景

2024年01月22日 | 生坂村の会議
 1月22日(月)は日差しが少し届きましたが、雲が優勢の空で昼間も寒く感じられました。
 午後1時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、前回会議からの対応状況として、下生野で送水管破裂VPφ150、中塚で配水管修繕工事VPφ50、 中塚で漏水調査、奈良尾沢で送水管修繕工事SPφ80、長谷久保で給水管修繕修繕工事、宇留賀漏水調査で寺沢1件の宅内漏水、宇留賀漏水調査で鷺の平1件・会2件の宅内漏水を発見などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月12月は有収率が0.2%アップして76.63%となり、以前高い有収率を維持しており、担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 大町系統の有収率の下降は、菅の窪ラインか古坂集落内での漏水でり、山の中で0.3トン、集落内で0.3トンずつであるから、発見は難しい状況であるが、次回の会議までに仕切弁を操作して漏水調査をすることや、上生坂第2の有収率が上がったのは、先月の小学校での漏水を修理した結果であることなどを協議しました

 次回会議までの対応等について主な協議の内容は、先程の大町系の菅の窪ラインにおいて古坂集落内の漏水調査を実施すること、能登半島地震で上水道の復旧がかなり掛かる状況から、当村は配水池からの配水管と給水管を耐震化・老朽化対策を早めに実施して、有事の際には給水車で配水池に給水すると早めに復旧できるのでないか、送水管と配水管を兼ねている地区もあり、各地区の状況を精査して、計画的に布設替えをしていくことが大切であり、震度7程度の大地震が起きれば耐震管でも継ぎ目が破損してしまうとのことなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。

 午後1時からは、令和6年度地域発元気づくり支援金事業村長ヒアリングを行いました。

 最初に生坂村観光協会による新規事業の「#landscape 大城・京ヶ倉をもっと世に出す事業(仮)」で登頂記念バンダナの製作等と大城・京ヶ倉の登山道及び周辺環境の整備などの内容でした。

 次に、生坂村農林水産物生産者組合による継続事業の「いくさか農業 松本山雅FCとともに全緑登頂事業」で、ぶどうカードの新規作成と配布、農産物陳列用ワゴンの整備とラジオ放送や新聞折込等のCMなどの内容でした。

 次に、健康福祉課による継続事業の「お出かけをもっと楽しく、もっと便利に事業」で、いくりん等公共交通の利用方法の映像制作と乗り物お出かけ体験ツアーなどの内容でした。

 次に、教育委員会による継続事業の「生坂村歴史文化遺産『一星亭』周知・再生プロジェクト」で、再生プロジェクトは、主屋及び土蔵内の整理と片づけ及び簡易的な修繕等の実施と、一星亭周知プロジェクトは、「一星亭探訪ツアー」(見学会)の企画・実施などの内容でした。

 最後は、村づくり推進室による継続事業の「いくさか『創造の森』プロジェクト」で再生型観光(リジェネラティブツーリズム)などの内容でしたが、発展性の事業内容や具体的な内容を詰めて欲しい事業がありましたので、申請の締切までに更に詰めていただく様にお願いしました。

 午後4時からの「JA松本ハイランドと生坂村との行政懇談会」では、平沢専務理事さんをはじめ10名の幹部の皆さんにお越しいただき、当村は7名が出席して行われました。

 最初に平沢専務理事さんから、当管内は農業が基幹産業であり、今年度は凍霜害が発生して果樹関係を中心に被害を受けましたが、当村ではさほどの被害は無かった様ですが、この頃の燃料や資材はじめ物価高騰により生産コストが増えていますが、価格に反映できていない状況であり、食料・農業・農村基本法が改正され、様々な農業問題に対して引き続き行政と共に取り組んでまいりたいなどの挨拶を頂戴しました。

 私からは、能登半島地震の発生に鑑み、当村は糸魚川静岡構造線の上に位置して、何時大地震が発生するか分からず、平成16年の台風23号では、土砂崩落で村内各地が寸断された歴史があり、そのレジリエンス強化のために脱炭素先行地域づくり事業を成し遂げたいので、農協さんは共同提案者であり、(株)いくさかてらすの出資者でもありますので、引き続き地元の企業の皆さんと力を合わせて取り組んでまいりたいので、更なるご支援をお願いしますなどと挨拶をさせていただきました。

 その後、JA松本ハイランド令和6年度農業生産方針、生坂支所の農業振興策(地域農業振興ビジョン)などについて説明を受けました。

 まず「農業振興ビジョンの実績による生産基盤の強化と、広域営農指導体制の確立により、次世代へつなぐ産地づくりをすすめます。」「JA独自支援対策や各種行政支援対策等を積極的に推進活用し、地域農業の振興を図ります。」「気象災害への対応や技術情報発信、販売戦略に基づいた生産指導により農業所得の向上に努めます。」「燃料・飼料・生産資材の価格高騰への対応と生産コストの低減、農家への経営・金融支援に取り組みます。」「『食料・農業・農村基本法』改正の方向性に即して、持続可能な食料生産と再生産可能な価格形成の重要性について、消費者や地域社会に向けた情報発信・理解促進と産地の発展を目指します。」などの基本方針を説明していただきました。

 次ぎに米穀、野菜・特産、果樹(特にぶどう栽培)、夢づくりサポート事業並びに、生坂村の地域農業振興ビジョンとして、具体的な方策、主要農産物の生産計画・生産振興策、担い手及び多様な農業者の育成と環境に配慮した持続可能な農業の取組、農の営みを通じた豊かな地域づくり、各種支援対策の活用、地域農業振興ビジョンの推進体制などを詳しく説明していただきました。

 意見交換では、農業公社の研修生からの声で、農協への出荷はJAの努力により価格を納得して出荷であり、指導員の秀と○秀の選果の基準のスキルアップをお願いしたいことは、統一規格の指導により公平な選別を行うこと、農薬の予約購入後に在庫が足りない場合があることには、季節ものの在庫は取り揃えておきたいこと、雨除けのハウスメーカーの間違いで、作業が二週間止まって困ったことについては、メーカーに迅速に対応するように指導すること、農機具の対応は部品の調達が早いなどメンテナンスに感謝していること、小麦の栽培を増やしていただき灰焼きおやきの販売増につなげたいなど協議をしました。
 
 また、生坂村ゼロカーボンシティ宣言からの経過、上野ぶどう園の防霜ファン、有害野生獣防止柵、潅漑施設のポンプの電源確保等の農業者への影響について、マイクログリットと太陽光設備と蓄電池の整備による電気の調達等のJAとしての役割についての支援内容などを説明させていただき、太陽光発電による施設栽培の加温の検討、(株)いくさかテラスへの融資支援なども協議させていただきました。

 今回も当村の農業の課題や脱炭素先行地域づくり事業などの話をさせていただき、農協さんからは色々なアドバイスをいただき、地域協同組合として、地域の暮らしを守り、地域の発展に寄与する農協さんの引き続きのご指導、ご支援をお願いいたします。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧と雲に覆われたいた昭津上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、中学校で集金日・SC訪問、住民課関係業務開札などが行われました。




信濃十名勝「山清路」の風景と「犀龍と泉小太郎」伝説

2024年01月21日 | 生坂村の風景
 1月21日(日)の午前中は本降りの雨になり午後は段々と止みましたが、昼間でも気温は上がらず寒い一日でした。

△▽ 毎朝恒例の撮影は、雨が強く降る中、新山清路橋と旧山清路橋を回って山清路の風景を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景
 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまった。

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができた。
  犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」といった。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里とした。
  この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられている。

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所である。そのおかげで生坂の地も人里と なった。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていた。

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことからつけられたといい、今も寺跡がある。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれた。

 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定された。
 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕と更新、百体観音の遊歩道の整備、駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするため取り組んでおります。

 今年の辰年は龍の年に当たり、犀龍小太郎伝説のある生坂村ゆかりの年であり、龍は強さ、勇気、創造性、革新性を象徴するシンボルとのことで、潜在的な可能性のチャンスに満ちた年といわれ、生坂村の一世一代の大事業が本格的に動き出す年でもあります。

 私は本日公務がなく、毎朝恒例の撮影とSNSでの発信を済ませ、我が社の事務を少し手伝ったり、ブログを作ったり、孫の子守りをしました。

 孫を昼寝させようと車に乗せたらB&G海洋センターに行きたいというので寄りましたら、キッズスペースの「ボールプール・キッズランド」で二人仲良く遊び出しました。


 帰りにやっと二番目の孫が寝てくれて良かったですが、子守りも疲れますが仕草や寝顔を見ると癒やされますね。

 本日生坂村では、職員採用試験などが行われました。


道の駅いくさかの郷特産市&御曹子橋周辺からの風景

2024年01月20日 | 生坂村の取組
 1月20日(土)は雲に覆われて午後は湿った雪や雨が降ったり止んだりでした。

 午前10時からは、毎月恒例のいくさかの郷特産市では、毎回出店いただいています、おじさま倶楽部の信州ひすいそばの手打ち生そば、生坂こなもん倶楽部の石窯焼きピザを販売していただきました。

 また、やまなみ荘の出張販売もあり、焼きギョウザ、川魚の唐揚げと特製弁当を販売していただきました。

 天気がドンヨリしていたのでお客さんの出足は悪いようでしたが、私が15分ほど過ぎてから行き、手打ちそばと店内での買い物をしていましたら、やまなみ荘がちょうど来て、ギョウザ、川魚の唐揚げが売れ出しました。

 店内では、おまんじゅう、ハチクの加工品、きのこ類、葉物野菜、卵などを買っているとお客様が少しずつ増えてきました。

 家に帰ってから、生坂こなもん倶楽部で購入した石窯焼きピザをみんなで食べましたがとても美味しかったです。

 出店いただいた団体の皆さん、農林水産物生産者組合の皆さん、かあさん家の皆さんなど関係の皆さんには、道の駅いくさかの郷の運営のためにご協力いただき感謝申し上げます。

 引き続き、道の駅いくさかの郷では、生坂村産の野菜・干し柿等の農林水産物、かあさん家の灰焼きおやき・おまんじゅう等の加工品、おにかけ・ハンガリープレートなどのお料理を提供し、お客様のお越しをお待ちしております。

御曹子橋周辺からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、御曹子橋に行き、清き流れの犀川や曇っていた周辺からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、中学校でアンサンブルコンテスト県大会、公民館で地域未来塾などが行われました。



歯科診療所運営委員会&社会就労センター運営委員会&松本地域振興局企画振興課関係事業現地調査

2024年01月19日 | 生坂村の会議
 1月19日(金)午後2時からは歯科診療所運営委員会を行いました。
 最初に私から、今年度は患者さんが横ばいで、社保の診療収入は減りましたが、国保の診療収入が増えており、トータルで収支が良くなっていますことは、古谷先生のご尽力により村内外から患者さんが来られ、順調に運営していることに感謝を申し上げ、8020運動というように、80歳になっても20本の自分の歯があるためには、定期的に歯垢を取っていただくなど歯科診療所をご利用いただくようにしていきたいなどと挨拶をさせていただきました。

 続いて会長互選では、昭津区長の小山さんが選任され、会長の指名により職務代理が健康推進委員の小林さんに決まりました。

 小山会長からは、日頃より古谷先生はじめ委員各位には歯科診療所の運営にご尽力いただいていることに御礼を言われ、この頃は口腔ケアが注目されていまして、そのためにも歯科診療所の健全で安全な運営のために、皆さんから忌憚のないご意見をお願いいたしますなどと挨拶をされました。

 協議事項は、令和5年度運営状況については、患者数が横ばいで調停額は若干伸びて、前年度対比では歳入も歳出も若干の増額の状況などの説明をしていただきました。

 委員各位からの意見と先生からの回答内容などは、
 患者さんの年代についての質問があり、割合は分からないが、後期高齢者がかなり多く、仕事されている方は少なく、よって国保の患者が多く社保の患者が少ないと回答しました。
 交際費と諸会費についての質問があり、諸会費は歯科医師会の会費で、交際費は色々な歯科医師会の会議費等であると回答しました。

 口腔ケア等に繋がる運営に関しては、先生にご尽力いただき順調であり、軽微な修繕や機会の更新は先生と打合せをして村で行ったりしていて、マイナンバーカードの認証システムの導入も行い、顔認証ができる様になっていると回答しました。
 マイナンバーカードで認証できないことがあるので、窓口に保険証を持ってきて欲しいという質問については、色んなところで引っかかってしまうことがある様なのですが、今のところはなく、万が一の時のためにお願いしていると回答しました。
 監査の時に問題になったが、高額医療で還付される場合、村の商品券で支払うと二重取りになってしまうということは、商品券の使用状況を確認して対応すると回答しました。

 医療費の歯科の医療報酬は若干上がっているが、物価も上がっている状況については、物によっては1.5倍など資材が上がってくるとマイナスになると回答しました。 
 備品購入費については、マイナンバーカードの認証システムの導入費で、国が3分の2で村が残りを支払ったと回答しました。 
利用者が後期高齢者ということでスロープに手すりがあると有り難いと要望があり、現場を確認して検討すると回答しました。
 様々な協議していただきましたが、行政としては引き続き先生と話し合いながら対応できることは支援させていただき、歯科診療所がしっかり運営できるように進めてまいります。

 午後3時からの社会就労センター運営委員会は、最初に私から、新型コロナウイルス感染症が5類に移行になり、仕事が増えてきて計画額より実績額が多くなっておりますが、最盛期の頃よりは通所者や仕事量が減っているところです。しかし、生活が厳しい人などの村内での就労の場として必要な施設でありますので、今後の運営をどの様に進めていけば良いかご意見などをお願いして挨拶とさせていただきました。
 続いて会長互選では、草尾区長の腰原さんが選任され、会長の指名により職務代理が民生員の山口さんに決まりました。

 腰原会長からは、就労センターは草尾区にあり、草尾柿組合の仕事をしていただいておりますし、社会福祉事業所としてなくてはならない施設でありますので、皆さんからご意見をいただき進めてまいりたいなどの挨拶をいただきました。

 協議事項は、令和5年度の社会就労センター運営状況、今後の運営等について、山﨑所長から説明し協議をしていただきました。
運営状況では、作業内容と作業員数、施設利用状況、施設授産事務費、商社別取引状況などについて説明を受けました。

 主な意見や質問に対しての回答内容の概要は、
草尾柿組合は柿が不作で柿を収穫するところと柿組合の仕事の内容について質問があり、小学校の横、やまなみ荘の近く、雲根の上と下、草尾上野の圃場などであり、今年度は霜の被害が二度あり、後に出た芽も霜に遭い実にならなかったので、松川から買い求めて干し柿にしたと回答しました。
来年度の商社との取引での課題は、高齢化、人員確保、仕事量について質問があり、電熱産業は仕事をもらっている物の在庫がなくなり今は忙しく仕事をして、あづみ野食品は、年度初めに仕事量を調整するが、暇なときにも新しい仕事をもらっていることなどで、電熱 以外は利用者が入ると仕事を増やせると回答しました。

 今後の運営の計画額、事務費交付金、利用者のために600万円の売上で頑張っていると思うが、経費と経営では一般会計から750万円ほどを所長はじめの人件費、経費等で補填部分であり、ここ数年750万円ほどで推移して、認定者が増えると村からの持ち出しが減っていくが、苦慮しているこの状況が続いていて、何かしらの手立てをすべきということは、社会福祉施設であり、認定者が増やすためのデータを持ち合わせていないので民生委員から紹介してほしいことと、年に1~2回の広報をしているが、認定者が来ていただけないことと、村からの一般会計からの繰り出しを抑えていきたいと考えて、来年度からは指定管理で運営面を強化していきたいし、認定者を増やしていきたいと回答しました。

 それらの内容をお知らせいただきたいことと車を4台の経費の削減などを検討しているか明確にしておくという意見があり、指定管理により維持管理費等を効率よく削減できるように進めると回答しました。
認定者数6名で民生委員からも紹介して欲しいことやどうして通所しているかという質問があり、社会福祉事務所であり、認定するには生活保護法で県が認定し、月に何日か通所する実績が必要で住民課はデータを持っていないので、指定管理を受ける所で認定や収入などの個人情報が含まれるため情報公開は難しいなど様々なことに対して協議しました。

 午後4時からは、松本地域振興局の宮島局長はじめ5名の皆さんにお越しいただき、長野県の「地域発 元気づくり支援金」を活用して行っている事業の現地調査をしていただきました。
 最初に生坂村『創造の森』プロジェクト事業として、脱炭素地域づくりのモデル地区として、雲根地区において、ゼロカーボンの推進に向けたコミュニティ施設の整備や松本山雅と連携した交流イベントを開催したことについて説明させていただきました。

 次に、一星亭再生プロジェクト事業として、ー星亭の周知と再生をプーマに地域住民と協力して、施設の物品整理と片付け、簡易的な修繕を学習機会を通じて行うほか、講演会を開催して、歴史文化遺産への理解を深める事業について説明させていただきました。


 次に、いくさか農業松本山雅F Cとともに全緑登頂事業として、村への集客や農産物の販売を促進するため、道の駅いくさかの郷を中心に松本山雅と連携したイベントや特産であるぶどうをテーマにしたカードを作成して、村の施設の利用者や山雅サポーターに配布を行い、村を周知と発信してきた内容を説明させていただきました。



 最後は、お出かけをもっと楽しく、もっと便利に事業として、村の公共交通利用を促進するため、利用方法や移動手段等について、村の自主放送やYouTube等を活用して映像での配信をするほか、QRコードによる利用情報を取得できるしくみづくり等を行う。また、実際にバス移動によるお出かけ体験を行うスタンプラリー形式のイベント等を開催する内容を説明させていただきました。


 本日は、大変お忙しい中、松本地域振興局 宮島局長はじめ企画振興課の皆さんには、元気づくり支援金を活用した当村の様々な取組の現地調査をしていただき御礼を申し上げますとともに、今後とも生坂村の行財政運営にご指導、ご支援をよろしくお願いたします。


有害鳥獣駆除対策協議会&やまなみ荘テイクアウト昼食&上生坂上空からの風景

2024年01月19日 | 生坂村の会議
 1月19日(金)は晴れたり曇ったりの天気でも、昼間は日差しの温もりが感じられました。
 午前10時からは、有害鳥獣駆除対策協議会を開催しました。
最初に私から、毎年度お願いしています会議でして、それぞれの立場で有害鳥獣対策の関係でもご理解とご協力をいただいていますことに感謝申し上げ、全国的な傾向で、イノシシ、ニホンジカ、サル、クマなどの有害鳥獣が当村も増えているところです。

 猟友会の皆さんにワナや銃で捕獲をしていただいているところですが、捕獲数は増えていますが、農業被害も多く発生をしているところです。農業被害が増えますと耕作意欲が減退してしまい、そうすると田畑が遊休化、荒廃化していくというおそれもございます。なかなか難しい問題でして、喫緊には猟友会の皆さんにお願いして捕獲数を増やしていくことになりますが、中長期的には山林を整備しなければ、この有害鳥獣を減らしていく、また被害を減らしていくことには繋がらないのではないかと思っております。

 化石燃料革命からどうしても山林に手が入らなくなっていて、里山が荒れてきている原因だといわれております。当村も里山整備も考えており、色々な面でこの会議でどのような対応をしていければ良いかご意見をいただいて、この有害鳥獣対策を進めてまいりたいと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げ挨拶とさせていただきました。


協議事項
1,有害鳥獣の被害状況について
 令和5年度の有害鳥獣の主な被害状況で、イノシシ、二ホンジカ、サル、カラス、クマの被害状況を資料により説明しました。
 次に支援・対策の状況で広域鳥獣防止柵等整備について、村による鳥獣害防除機具設置事業補助金について、村による狩猟免許の取得及び更新に係る補助金について、有害鳥獣駆除について資料により説明しました。
 意見質問は特になし。

2,今後の鳥獣対策について
 令和5年度の実施事業、令和6年度予定事業として、防除、駆除追い払いについて資料により説明しました。また、生坂村鳥獣被害防止計画(令和5年から令和7年)について、捕獲数(ニホンジカ)の変更と上生坂小舟地区の侵入防止柵整備計画への追記について資料により説明しました。
意見の概要は、
 整備済みの広域鳥獣防止柵の維持管理及び更新は誰が行うか質問があり、設置後は地元で維持管理を行っていると回答しました。


3,その他
 12月議会で、猟友会員が減少しており、銃の保持者も減っているので今後の対応について意見をいただきたいと事務局から依頼しました。
この件について次のような意見や要望の概要は、
・銃の年間維持費及び玉の代金は状況により変ってくる。銃の新規所持許可が厳しくなっているので、新規の銃の所持も難しくなっている。また、銃は趣味で行っているので強制的に取得要請はできないと思う。
・くくりワナのトメサシは銃で行っている。熊の捕獲は危険を伴うので補助のかさ上げを検討して欲しい。

・捕獲した獲物の活用を行うために処理場等について広域で検討して欲しい。
・今年度に捕獲した個体の補助金については今年度支払いでお願いしたい。
・お父さん頑張る会の炭の材を出す際に柵が支障になっている。
・村による鳥獣被害防止総合支援事業補助金について個人、複数、地域、団体の補助率を統一にしてほしい。
・ペットフードの加工について個人でもできるのではないかと思う。
 以上のような意見があり、それぞれ研究及び検討していく事としました。

その他の質問と回答の概要は、
 広域鳥獣防止柵の修繕に経費はどうしているのかと質問があり、軽微なものは多面的機能支払い交付金の事業費や集落支援員の活動経費で対応している。大規模なものは要望していただき対応していると回答しました。

 当協議会の委員各位及び猟友会の皆さんには、引き続き有害鳥獣の対策にご指導、ご支援をいただきますことと、当村の脱炭素先行地域づくり事業により、里山整備を検討しており、中長期的にも取り組んでまいりたいと考えます。

 お昼には金曜日恒例の職員有志により、やまなみ荘のテイクアウト昼食をいただきました。

 今回も能登半島地震復興応援メニューの大根とブリのアラ煮定食、うな丼、肉野菜炒め丼、鶏から丼、カレーライス、野菜サラダなどのメニューを注文してもらいました。

 私は、味噌汁、デザート、コーヒー、安曇野の水を持参して、大根とブリのアラ煮定食とサラダを注文して食べました。ブリのアラと大根があっさりとした味付けでして美味しく頂戴しました。

 村民の皆さんも、引き続きやまなみ荘のテイクアウトと年末年始の皿盛、オードブルもご利用いただきますようお願いいたします。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、上生坂西手常会の犀川堤防に行き、清き犀川や雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園でフッ素塗布2回目、小学校でALT・児童会立合演説会、中学校で英語検定・新生徒会当番活動スタート、児童館でマラソンクラブ、ピラティス教室、歯科診療所運営委員会、社会就労センター運営委員会、松本地域振興局企画振興課関係事業現地調査、5班の皆さんの元気塾などが行われました。


ブックスタート ファーストブック贈呈&大日向周辺からの風景

2024年01月18日 | 生坂村の取組
 1月18日(木)は雲が広がり、昼間も気温はあまり上がりませんでした。
 午前10時30分から「ブックスタート事業」の「ようこそ ブックスタート!IN生坂」が子育て支援センター「なのはな」で開催されました。

 ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者が絵本を通して、心ふれあうひと時になるためのきっかけを作る活動でして、1992年にイギリスで始まり、2000年から日本に広がり、今では全国の各市町村で取り組まれています。

 当村は、1歳ごろの子どもさんにファーストブック、保育園年少児にセカンドブック、小学校1年生にサードブックと3回、本をプレゼントして文字や絵に親しんでいただこうと進めています。

 私から、絵本を通して文字や絵に親しんでいただくとともに、目で見て耳で聞くなど五感に良いとのことですから、育児は大変ですが時間を作って家族で絵本を読んでいただき、親子のふれあいを大切に子どもさんが健やかにたくましく育っていただくことを願っていますなどと挨拶をしました。

 教育長からは、子どもの頃読んだ絵本は今でも記憶に残っていますし、本を読むことは読解力や記憶力を養えますし、図書室には3,000冊ほど多くの絵本がありますから、毎日読んでも10年分ほどありますので、たくさん絵本を読んであげて、子どもさんとコミュニケーションを取っていただきたいなどと挨拶しました。

 今年度の対象者10名の子どもさんに、数種類の絵本の中からお母さん方に希望を伺い、プレゼントさせていただきました。

 本日は参加していただいた4名の可愛い赤ちゃん達に、私から「絵本を読んでもらってね」などと言って、一人一人にお好みの絵本をお渡ししました。


 丸山司書からブックスタートの意義と絵本の読み聞かせ等について説明があり、とても大きな絵本の「おめんです」の読み聞かせをして、こぐまちゃんシリーズの絵本のことや「図書室には沢山絵本がありますから、来て借りていって絵本を読んであげてください」などとお願いしました。




 最後に、子どもさんのお母さん方から、自己紹介と子どもさんの名前の由来、今ハマっていることなどを話していただきました。


 子ども達が絵本を通して、お母さんやお父さんをはじめご家族とふれあうことで、健やかにたくましく成長することを願う次第です。ご参加いただいた子ども達とお母さん方、お忙しい中ありがとうございました。


大日向周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向の犀川堤防に行き、雲に覆われた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で体験保育、小学校でイクサカラットリンタイム、中学校で新生徒会委員会、なのはなでお楽しみ会、頸動脈エコー、生坂おとこ塾などが行われました。



生坂村介護保険運営協議会&生坂村国民健康保険運営協議会&日岐と小舟上空からの風景

2024年01月17日 | 生坂村の会議
 1月17日(水)は晴れて日差しが届き、昼間は昨日より気温が上がって寒さが和らぎました。

 午前10時からは令和5年度第2回生坂村介護保険運営協議会を行いました。
 最初に大沢会長から、まずは元旦に起きた能登半島地震で被害を受けました皆様にはお見舞いを申し上げるとともに、残念ながら亡くなられた方には哀悼の意を表したいと思います。
 今日の会議の方ですが、資料を事前に届けていただき、高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画という事で盛りだくさんの計画が示されています。その中で団塊の世代というのが問題になる訳ですが、自分達が後期高齢者になり、需要が増大するという事だそうです。
 私も団塊の世代の最後の2年後に生まれまして、丁度団塊のしっぽの当たりになりますので、前につかえてしまうのではないかという事で大変気になっております。

 また、介護保険料が示されており、この額は色々な事から決まってくるということですが、払う方からすると安い方が良い訳ですけども、高齢化率が高い生坂村では、高くならざるを得ないのかというように感じます。
 しかしながら保険の仕組みとして、保険を使わない高齢者が多くなると安くすることができるかと思います。健康寿命を延ばすことが出来たら安くなるという事だと思います。資料にあるような役場の皆さんや社協の皆さんに色々な取組を事業として考えていただいております。
 我々はこれらの取組を一つの実情として、うまく使っていけばと思っており、体を動かすことや頭の体操など行っていく事が重要だと思っています。他の人から言われたからやるということではなく、役場から言われたからやるということではなく、自分のことなので、自分の健康は自分で守るという考えで健康寿命を延ばすことが出来たら素晴らしいことではないかと思います。今日は検討事項が沢山ありますのでよろしくお願いいたしますなどと開会の挨拶をいただきました。

 私からは、12月に1回目を開催しまして当村の介護保険事業の内容等をお知らせした訳です。介護認定者はほとんど変わらず、高齢化率は横ばいの状況でございます。ただ施設介護者が減っており、介護認定者も介護度が低い方の方が多くなっている状況でして、介護保険事業には少し有り難い傾向ではないかと思っております。

 そういう中、大澤会長が言われたように、いかに自分の健康を管理しながら健康寿命を延ばしていくかということが、この介護保険事業関係では必要になってくると思います。それには介護予防事業も充実をさせていかなければなりませんし、地域包括ケアセンター等の取組もしっかり行っていかまければいけないと私は考えております。

なるべく生まれ育ったこの生坂村で一生生きていきたいと思っている方が多いと思いますが、なかなか現実は厳しい訳です。どうしても介護する方もされる方も大変ですので、こういう点も考慮しながら国はこの介護保険制度を構築したと考えており、そういう中やはり安心して健康で生坂村で住んでいけるようにこの会議でもしっかり協議をさせていただき、皆さんから忌憚のない意見を出していただいて、第9期介護保険事業を進めていきたいと思いますなどと挨拶をさせていただきました。

 協議事項については、
 第9期介護保険事業計画・第10期高齢者保健福祉計画について
 第1章 計画策定にあたって、第2章 村・高齢者の概況、第3章 計画の基本的な考え方、第4章 施策の展開、第5章 介護保険サービス量の見込、第6章 計画実現のためにについて資料により説明する。なお、第9期の介護保険事業の費用見込みと保険料額についての説明で、第1号被保険者の保険料の基準額(月額)は第8期より400円引き下げ、月額6,300円としたいと事務局から説明しました。

意見と質問の概要は、
 字句の訂正について意見があり、事務局から訂正すると回答いました。
 重層的支援整備の位置付けについて検討して欲しいと意見があり、計画の5.第9期計画体系の基本施策に加えるように調整していくと回答しました。
 社会福祉協議会から、地域共生社会の推進を取り組んでいく、また、介護予防で新しい事業について検討していきたいと意見がありました。
 独居老人について、家庭の実情に応じ拡充してほしいと意見があり、実情によって対応している例があるので、今後検討していくと回答しました。
 高齢者の受診率で長野県よりは多いが、生坂村としてもっと上げるように取り組んでほしいと意見があり、病院にかかっている方は受診しない傾向にあり、受診していない方については呼びかけて受診するように行っており、今後においても受診率が上がるように取り組んでいくと回答しました。

 令和5年度介護保険等事業・介護保険会計報告について、令和6年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について、令和5年度地域包括支援センター事業報告について、令和6年度地域包括支援センター事業計画(案)について、地域密着型サービス「はるかぜ」の現状報告等について事務局から資料により説明しました。

質問と意見の概要は、
 地域密着型サービス「はるかぜ」の検討状況について事務局から追加説明があり、今後の対応についての意見があったら出して頂きたいと依頼しました。
最後に協議事項6件について採決を行い全員の賛成をいただきました。

 午後1時30分からは生坂村国民健康保険運営協議会を開催しました。
最初に私から、国民健康保険は国民皆保険制度では必要な保険でして、主に年金受給者、農業者等が加入をされている訳で、当村は小さな村ですので、農業の方も盛んにやっている訳ですけれど、法人化すると社会保険の方になってしまうということで、県下では低い方の国民健康保険組合というところです。
私は昨年9月まで長野県国民健康保険連合会の理事長を務めていまして、上位は川上村、南牧村、東筑でも朝日村、山形村がベスト5位までに入っており、国民健康保険は、収入が低い方たちも守るため保険ではないかなと思っております。

 当村では4年度の医療費の関係は、一般も後期高齢も医療費が少ない方でして、県下の中でもそういう点では健康診断を受けていただいたり、保健指導を受けていただいて、この成果も出ていると思いますが、分母が小さい村としては、一人の重症の方、また透析の方が増えますと、ぐっと医療費が伸びてしまうということもありまして、そういう点では日頃から健康福祉課中心に村民の皆さんに健康管理、また重症化しないために、しっかりと特定検診、特定保健指導を受けていただく形で進めているところです。今日は令和5年運営状況、令和6年の運営計画を皆さんにお示しをして、ご協議をしていただきますので、忌憚のない意見をお願いするなどして挨拶とさせていただきました。

 正副会長選出では、会長に安坂清人さん、副会長に吉澤明彦が選出されました。
 安坂会長からは、只今委員長に選出された安坂です。不慣れですが皆さんからご協力いただき行っていきますのでよろしくお願いしますと挨拶がありました。

 議事録署名人は、島幸恵氏、望月典子氏を指名しました。
 協議事項
  • 令和5年度生坂村国民健康保険運営状況及び保険事業実施状況について
 国民健康保険の運営状況で、国民健康保険加入者の推移、年齢階層別加入状況、1人当たりの医療費の推移、対年度12月末現在医療費比較、決算額及び決算見込み額、令和5年度国民健康保険特別会計予算書(決算見込)について資料により説明しました。
次に、令和5年度生坂村国民健康保険険事業の実施状況で、特定検診について、特定保健指導について、その他の国保健康診査・保健指導等について説明がありました。

 次に、生坂村国民健康保険第3期保険事業実施計画(データヘルス計画)について第1章 保険事業実施計画(データヘルス計画)の基本的な考え方、第2章 第2期計画にかかる考査及び第3期における健康課題の明確化、第3章 特定検診・特定保健指導の実施(法定義務)、第4章 課題解決するための個別保健指導、第5章 計画の評価・見直し、第6章 計画の公表・周知及び個人情報の取り扱いについて資料により説明しました。

 意見と質問の概要として、
 生坂村の受診率に向上の問題点について質問があり、年度当初に検診の希望を募り対応している。この時に未回答、未定という人がいるが、この方には個別に検診を促すようにしている。また、若い方の受診率が低いので、個別にお声がけして受診率向上に取り組んでいきたいと回答しました。
 予防対策をしてきて今までの効果は、また、今後の取り組みはとの質問があり、国保に加入前の状況により対応が難しいが、個々の状況により対応している。今後も同様に対応していくと回答しました。

 保健師と管理栄養士の人員はとの質問に対して健康福祉課では保健師3名で管理栄養士1名と回答しました。
 保健指導をどのように行っているかとの質問に対して、実施体制図により内容を説明しました。受診干渉が必要な方は対応していると回答しました。
 令和6年度生坂村国民健康保険事業計画及び運営について
 事業目的、重点施策、具体的な対応策、及び令和6年度 国民健康保険特別会計予算書(案)について資料により説明しました。
 意見と質問の概要については、
  私から、国保税は令和5年度と同額で行くのか確認をし、事務局から同額で行っていきたいと回答しました。また、第3期保険事業実施計画(データーヘルス計画)で保険者努力支援制度の評価指標の得点が交付金に影響するので、令和4年度に比較し令和5年度は減っており、全国順位も後退しているので、各評価指標の項目評価が改善する様に取り組んでいただきたいと依頼しました。

  • 令和6年度国民健康保険制度改正について
 令和6年度から国民健康保険制度が一部改正され、国民健康保険課税制度額の引き上げ、国民健康保険税の軽減判定所得額の引き上げについて資料により説明しました。
 意見と質問の概要については、
 制度改正により、国保税の増減があるかとの質問に対して、全体的には変わらないと回答しました。

 全体を通しての意見と質問の概要については、
 健康応援隊の藤巻先生の講座が、認知症対策で効果があると思うので増やしてほしいと意見があり、好評な講座については大勢の方が参加できるように取り組んでいきたいと回答しました。
 協議事項の3件について採決の結果、挙手全員で賛成していただきました。
生坂村の介護保険事業と国民健康保険の運営については、本日ご協議をしお認めいただいた内容を3月定例議会に提出し、お認めをいただきましたら、令和6年度も両保険事業により、村民の皆さんが安心して生坂村で住み続けられるように取り組んでまいります。

日岐と小舟上空からの風景
 △▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、放射冷却により澄み切った日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で誕生会(未12.1月生)、小学校でALT、児童館でしょうぎ教室・スポッちゃお、ノーマイカーデー、元気づくり支援金事前説明会、議会だより編集委員会などが行われました。

やまなみ荘定例会&東筑摩郡村長会・議長会新年会&草尾と昭津の風景

2024年01月16日 | 生坂村の会議
 1月16日(火)は朝方強めに雪が降り、その後午前9時頃から雪雲が減少して、午後は日差しが届きました。
 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、12月の利用状況は、仲居さんのローテンションが組めなかったため、コロナ禍前と目標売上もクリアできず、12月は多額の赤字となってしまいました。
 売上は令和元年度対比で83.9%、福祉センター特別会計の当初予算から算出した目標額対比は88.9%となり、厳しい運営状況が続いている状況です。

△▽ 今月のチラシです。多くの皆さんのご利用をお待ちしております。

 12月のフェアのひすいそばまメニュー237食、あったかフェアの鍋焼き69食、チゲラーメン19食、海鮮丼61食の報告を受けました。

 1月フェア(途中経過)については、あったかフェア第2弾 グラタン17食、トムヤム風5食、鍋焼きうどん21食、支援メニュー136食とのことでした。

 2月用の全戸配布は、宴会プラン、ラーメンフェア、寒の土用丑うな丼、シニアデーなどをお知らせすることにしました。


 午後6時からは、松本市において恒例の東筑摩郡村長会・議長会の新年会を開催させていただきました。新春の大変お忙しい中、務台衆議院議員、松本地域振興局 宮島局長、松本保健福祉事務所 長瀬所長、中信教育事務所 西村所長にお越しいただき、それぞれの立場からご支援と激励のご挨拶をいただき盛大に行われました。

 私が東筑摩郡村長会長として、日頃来賓各位からご支援・ご指導をいただいていることの謝辞と令和6年能登半島地震で犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、被災された皆様にお見舞いの言葉を申し上げ、我々の地域も、糸魚川静岡構造線の断層が近くにあり、何時この様な災害に見舞われるか分からない状況でありまして、レジリエンスの強化は喫緊の課題の一つと痛感するところであり、またその他にも、人口減少・少子高齢化、子育て支援、福祉の充実、産業振興、地域の活性化など課題は尽きないところです。

 しかし、東筑摩郡5村は、連携をして取り組めるところは力を合わせて取り組んでおりますし、それぞれ5村の持つ、豊かな自然、資源、魅力、村民の皆さんの絆などを活かして、切磋琢磨して取り組んでいる事業も数多くあり、よって今後も、ここにいる村長、議長の皆さんで連携をして東筑摩郡を盛り上げていきたいと思いますし、来賓の皆さんには引き続き、東筑摩郡5村に対しまして、ご支援、ご指導をお願いするなどの開会の挨拶をさせていただきました。

 次に、議長会会長 朝日村議会 北村議長にも開会のご挨拶をいただき、松本地域振興局 宮島局長、松本保健福祉事務所 長瀬所長、中信教育事務所 西村所長からも、それぞれ専門の立場から来賓のご挨拶を頂戴しました。

 東筑摩郡村長会副会長の本庄山形村長の乾杯の発声で祝宴に入り、能登半島地震の状況や支援内容、各村の村政運営や各種事業など多くの話をそれぞれにされていました。


 大変お忙しい中駆けつけていただいた、務台衆議院議員からは、能登半島地震の現地に行かれての現状や信州まつもと空港の活用、トレーラーハウスの活用など、各村の防災・減災対策等に結び付けていただきたいなど、様々なお話しを伺いました。



 その後も一献交わしながら、何度もお会いしている方々が多いですので、とても和やかに国政、県政、村政のことなど、大変有意義な意見交換ができ、最後は議長会副会長 筑北村議会 鎌田議長と務台衆議院議員に一本締めをしていただき終了しました。


草尾と昭津の風景
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雪が強めに降っている中、草尾と昭津方面の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でこぐまちゃん学級、小学校で6年3校交流、小中学校でアウトメディアチャレンジデー、中学校で百人一首大会、食改伝達講習会、公民館分館長会議、4班の皆さんの元気塾などが行われました。