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確かに以前と比べ、J.S.バッハについてもう少し詳しく知りたいと言う望みが湧き上がる。
LS3/5aのスピーカーで聴き出し10日間程立つが、予想以上にフラットな感じに聴こえ、なおかつ細部のデテールはしっかり再生する、当たり前の話ではあるが・・・いい感じに響く。
先日仕事で飯田橋に行き、久しぶりに外出したがコロナウイルスの影響か、意外と人混みは少ない、帰りにオーディオユニオンに立ち寄りロジャースLS3/5aを聴くがアンプ等の条件は違うが、同じ傾向の音がするのに感激した。
当然マスク着用し、帰宅後は勿論手洗い、嗽は丹念に実施しました。武漢での事故は定かではないが、世界的規模で蔓延するウイルス騒動、支那人の観光した後遺症が今、世界に広まっているようだ、一刻も早く終息したいものです。
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話はそれたが、粒立ちの良いピアノ、ドラムのキレの良さも小さなスピーカーからのサイズを感じさせません、流石BBCモニターだけの事がある。
小編成のクラシックではサウンドステージの奥行きが深く感じられ、弦楽器には木質感や樹脂の艶っぽさ、ピアノはバランスが良く小気味良く響く、まろやかで硬さはどこにも感じませんでした。でも決して松脂が飛ぶ様な感じはしません(笑)
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いつまでも聴いていられるリラックスできるサウンドでした。大げさに言えばこのスピーカー1本でも家庭内での音楽鑑賞を楽しむなら十分の感ありです。
オーケストラもかなり音量を上げても崩れることはなく、腰のある粘り気を感じさせ、十分説得力のあるサウンドでした。
今回の吸音材の交換は正解だったようである。幾分ロジャースの音がハイファイ的に聴こえた。
勿論筆者のメインのGOODMANS AXIOM 80の箱の吸音材の交換と補修をして、完成度を増しTANNOY IIILZ in Cabinetの実力を知りたいと思う気持ちは高まる、
こうなればIIILZ in Cabinetを骨の髄まで追求したくなる、今以上に音が輝くように聴こえれば?今以上ヴァイオリンの音が再現できれば?補修が楽しみになる。
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吸音材を保持する下処理の材料は園芸用品の花壇のネットを代用品に考えました、
吸音材を止める接着シール付きマジックテープを4m程用意してみましたが多分追加すると思います。計算では5m必要でした。来週あたりから、採寸を初め交換する予定です。
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昔の古楽器演奏では一言で言えば、ギコギコした音に特徴がありましたが、トレヴァー・ピノック引退の後イングリッシュ・コンサートを引き継いだアンドルー・マンゼですが、
絹のような細い音から、激しい音色まで自在に操ることのできるバロック・ヴァイオリン界の奇才ともいわれています。
以前のよく聴いている、現在指揮者も行い、アンドルー・マンゼ(ヴァイオリン) Andrew MANZEのヴァイオリンソナタを聴き直す。
バロック音楽から古典、あるいは19世紀から20世紀音楽にまでいたる、幅広い年代の音楽のエキスパートである。演奏活動以外にも教育活動、楽譜の校訂、著作業などにも携わっている。
ケンブリッジ大学で古典文学を学んだ後、英国王立音楽院でヴァイオリンをサイモン・スタンデイジ、マリー・レオンハルトに師事。
演奏家としては、イングリッシュ・コンサートと共に古典派のレパートリーを研究しており、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、管弦楽曲、オラトリオ編曲作品などを手がけている。もちろんバロック音楽の演奏も引き続き行っている。
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リチャード・エガーとの長期間にわたるコラボレーションは高い評価を得ており、ベーレンライターおよびブライトコップフ&ヘルテル社の新しい校訂、モーツァルトとバッハのソナタおよび協奏曲集にも貢献している。
以前もバッハのヴァイオリンソナタはチェロまたはビオラ・ダ・ガンバ入の通奏低音の入った演奏が好きで昔からチェンバロ、ビオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリン演奏を好むがバッハのヴァイオリンソナタ集は通奏低音入の演奏を好み、
最初アルヒーフレコードのA.ヴェンツィンガー(ビオラ・ダ・ガンバ)入を聴いた印象が強い。昔のヴァイオリン・ソナタの演奏にはなかった、特にBWV1021.1022.1023は興味深々。
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アルテュール・グリュミオー等もヴァイオリンソナタ第2集として発表したいます、少し線は細いが、美しい音色につい耳を傾けます、チェロの絡みも心地よい。
1. ヴァイオリン・ソナタ 第6番 ト長調 BWV1019
2. ヴァイオリン・ソナタ BWV1019a(BWV1019の異稿)
3. ヴァイオリン・ソナタ ト短調 BWV1020
4. ヴァイオリンとコンティヌオのためのソナタ ト長調 BWV1021
5. ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 BWV1022
6. ヴァイオリンとコンティヌオのためのソナタ ホ短調 BWV1023
【演奏者】
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
クリスティアーヌ・ジャコッテ(チェンバロ)
フィリップ・メルロー(チェロ)
BWV 1020(ソナタのト短調)は、バッハの息子カールフィリップエマニュエルによる可能性が非常に高く、今日では、ソースがバイオリンに割り当てているにもかかわらず、ほとんどがフルートで演奏されています。
しかし、興味深いことに、d1は作品の中で最も低いメロディーの音であり、それはバイオリンソナタのフルートアレンジであることを意味するかもしれません。他の2つのソナタも、ソースに関して不確実な立場に立っています。
一方、彼らのエレガントでスローな動きは、ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽によく見られるようなメロディックな習得で作られています。他の作曲家への帰属に関する明確な証拠がない限り、「父」バッハへの伝統的な帰属を尊重し続けます。
BWV 1021および1023の以前のパフォーマンスエディションに優先します。改訂版で最近発行された他の巻物と同様に、ヴァイオリンのソナタとパルティータ(BA 5116)、フルートのパルティータ(BA 5187)、1巻(BA 5240)と2巻(BA 5118- 19)–これらの2つのソナタは、新たに発掘された情報源に基づいて再評価されました。
長い間スプリアスと考えられていたフーガBWV 1026が、バッハの原作者を非難する学術的に重要なエディションで初めて登場します。
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ヴァイオリニスト、マンゼが、満を持してリリースしたバッハのソナタ集。
偽作の疑いの濃いBWV1020/1022を抜かした全集となっています(収録の1024にも偽作の疑いがあります)。
何よりも驚かされるのは、あの超有名オルガン曲「トッカータとフーガ ニ短調」を、
マンゼ自身の編曲によるヴァイオリン独奏で収めている点でしょう。
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和声の持続音をアルペジオで処理した編曲・演奏共に迫真の出来栄えで、違和感どころか、あの「ソナタとパルティータ」もかくやと思わせる、アルバム中一番の聴きどころとなっています。
ソナタについては、エガーのチェンバロを得ながらも、2人の丁々発止のやり取りをメインに据えようという意図は無いらしく、曲によっては全く控えめな伴奏に、悠々としたヴァイオリンが乗せられます。
代わりにリンデンによるガンバ(もしくはチェロ)の主張が大きく、時にはガンバ・ソナタと聴きまごうほど。この2人の弦楽器によるやり取りも、このアルバムのもう一つの聴きどころと言えるでしょう。実に素晴らしい演奏だ。
また、ヴァイオリンとオブリガード・チェンバロか、もしくは通奏低音かといった指定に関係なく、独自の解釈によって、ガンバかチェロが参加しているのもポイントでしょう。さらにBWV1019では異版も収録しています。
[CD 1]
1. ロ短調 BWV 1014*
2. イ長調BWV 1015*
3. ホ長調 BWV 1016
4. ハ短調 BWV 1017
5. へ短調 BWV 1018
[CD 2]
1.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(ヤープ・シュレーダー&アンドルー・マンゼ編)
2.ソナタ ト長調 BWV 1019
3.ソナタ ト長調 BWV 1019/ALT
4. ソナタ ト長調BWV 1021
5. ソナタ ホ短調 BWV 1023**
6. ソナタ ハ短調 BWV 1024**
アンドルー・マンゼ(バロック・ヴァイオリン)
リチャード・エガー(チェンバロ)
ヤープ・テル・リンデン(ヴィオラ・ダ・ガンバ*、チェロ**)
録音:1999年3月、4月 聖ジョーズ・ブラインドン・ヒル、イギリス DDD
国内発売旧CDは≪レコ芸特選≫
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絶好調のバロック・ヴァイオリンの鬼才アンドルー・マンゼがバッハのソナタに挑みました。伴奏付のソナタのうち、バッハの真作とされる10曲すべてを予想にたがわぬ快演で聴かせてくれます。
さらに興味深いのは、バッハの作品中でもとりわけ知られるオルガン曲「トッカータとフーガ ニ短調」をヴァイオリン独奏用に編曲した版が収められていること。純ヴァイオリン的スタイルで説得力が満点です。ヴァイオリンをのに色が十分楽しめます。
リンデンの使用楽器は1730年頃にカルロ・ベルゴンツィによって製作されたと思われるバロック・チェロ(第6番のみ5弦のアマティ)、つまりこの曲集の作曲年代よりも後につくられたものだったので、今回の録音では、作曲年代よりも前につくられた楽器を使ったということでしょうか。
最近古楽器の演奏も多く今後益々の楽しみです。ブラボー!