今まで筆者は余り日本人の演奏家を聴かなかった。別に意味はないが、どうも何か抵抗があったのかも知れない。昔は小林道夫のチェンバロを聴き友人に誘われてTEAC7400の2トラ38を持ち込み録音もした事があったが・・・
筆者にはどうも日本人の演奏家は真面目すぎ避ける傾向があるようで、その辺りが理由かもしれない?
最近NHKのテレビ放送をみてて、鈴木親子に興味がわき、それと最新の録音と言われると、・・・・・・試しに聴いた見たくなる。
テレビの音響では判断は出来ない、でも何となく聴いていて良い感じの演奏でしたので最新のJ.S. Bach: Concertos for 2 Harpsichordsを聴いてみました。
筆者の装置は前と全く変わらないが、最近超越重鉄タップの電源導入して幾分落ち着いてきた余分な音?いかにも纏まった音?より聴きやすくなったようです?電源部の影響なのかも知れない?それならRCAコード、スピーカーケーブルもと思い、新しいコードを新調して変更してみました。
今まで色々のコードを試すが、納得はしない、この問題は其れ其れの違う条件があるので此れが最良の物(コード)だという品物が見つからない。
装置並び環境にも右左され自分の気に入る物が見るかるまでは苦労する。
RCAコードだけでも5~6本になってしまった(笑)確かにメーカー毎微妙だが違いは感じるまずはBELDEN88760 Belden 8412の現代バージョンの、オールテフロン絶縁の、ベルデン88760です。手にしてみるとコードも意外と細く筆者のWEのRCAコードに近い太さです。
確かにすぐには結論は出ないようですが、いわばフラットな感じで鳴る、と言う感じですBELDEN 8428は所有しているが、此方が相性は良いのかもしれない?
これまでオーディオ界に流れていたテフロンのケーブルといえば、75Ω同軸ケーブルを除いては、ほとんどがコンピューター用であり、アナログ信号のことなど、はじめから知ったことではない、というようなものばかりです。
次はスピーカーケーブルですが色々使ってみたが、筆者のシステムにはWEが一番合ってると思っていたが前にYさんのスピーカーケーブルはインターホーン用の物を使用している事をお聞きした記憶があり、ネットから見つける日本電線から出荷している、AE線1.2ミリ単純な銅線を購入し試聴する。
取り合えずメーター売りで20m注文する。又一巻きは200m巻で価格も1万円以下で低価格で購入出来る。所謂銅線の一本ものなのです。
AE線について説明する前に、まず第一に知っていただきたい事は、「音の焦点」です。
WEやべルデンのスピーカーケーブルは、およそ100ボルト環境に合わせてあり、さらには、スピーカーまでの距離により、適正な太さを選択しなくては、まともな音にならなかったりします。
良いスピーカーケーブルか?悪いスピーカーケーブルか?結果として、高額なスピーカーケーブル=良いスピーカーケーブル、安価なスピーカーケーブル=悪いスピーカーケーブルということでした。
簡単に言えば銅線のインターホーン用のコードで、価格も安価です、1m2本で200円です。驚いた事に、このコードに交換して聴くと、全く余分な音がしない?今までのケーブルは何だったんであろう?スピーカーケーブルを交換される方は一度此の日本電線のAE線1.2をお勧めします。兎に角安価で音は良いとおもいます。
Belden 88760の変更でもないような気もする、超越重鉄タップの影響かも知れない。一応は重量タップも安価なものを仕入て接続したが、音質の変化はあまり無いようです。
今までかなりの癖があると思っていたTEAC MA-7が素直に鳴る。勿論SC-M15/SC-M15Kも同様です3台で駆動(笑)故障が心配でSC-M15/SC-M15Kは1台予備で保管して偶にはローテションしています。
古いアンプも結構いい音で鳴るものです。どちらも40年前の製品ですから・・・何時まで楽しめるかは定かですが?SC-M15/SC-M15Kは確かにBTLのモノラル使用で真価が発揮出来る、手放せないアンプである色々のアンプを聴くが癖が無いのが此のアンプの癖のようであろう(笑)
此処で確かめる事にする、ワレリー・ゲルギエフ指揮のストラヴィンスキーの春の祭典、昔からこの曲はオーディオチェックに使われた曲でご存知の方も多いが、聴くとやはり、色々の音色が楽しめる。不協和音そして打楽器の連打等オーディオチェックに使われた曲だがこのDECCA盤は迫力がある。
原始的なパワーを全開させて強烈なリズムを切れ味鋭く刻みいつの間にか全曲聴いてしまった。
春の祭典 ゲルギエフ
最近話題のTHREESOME(マリーン, 吉田次郎, クリヤ・マコト)を聴く
フィリピン出身のジャズ・シンガー。80年代に本来希望していた本格的なジャズ・シンガーに転向。
2007年に9年ぶりのアルバム『ジャズ&アウト』で本格復帰。張のあるマリーンの声量を久々に聴く・・・・・
THREESOME (MARLENE, Jiro Yoshida, Makoto Kuriya) : BLUE NOTE TOKYO 2016 trailer
勿論現在テスト中で音質的には未だ結果は分かりませんが、でも筆者の装置は塩梅よく鳴った!
あのマリーンのパンチある歌が再現される、録音状態も相当優れているようだ。現在アンプ類に硬質ゴムを敷き音の干渉をなくして見たが、確かに以前より余分な音がしなくなった。結果的にはスッキリ、締まった音になり、低音部もそこそこ綺麗に鳴る、嬉しい悲鳴である。
そこで今回は録音も良い筆者の装置で上手く聴ける物を選び試聴してみる。
鈴木雅明(すずきまさあき)
クリスチャンでアマチュア音楽家の両親の元に生まれる。東京芸術大学音楽学部作曲科を卒業。同大学院オルガン科に進学し廣野嗣雄に師事、鍋島元子が主宰する古楽研究会でチェンバロを学ぶ。 アムステルダムのスウェーリンク音楽院でチェンバロをトン・コープマンに師事
バッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者の管弦楽組曲第3番二長調BWV1068-Ⅱ
Air雲 G線上のアリア バッハ・コレギウム・ジャパン.mp4
バッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督のご子息
鈴木優人(すずきまさと)現在オランダ在住がチェンバロを演奏しているそうです。1981 年オランダ・デンハーグ生まれ。幼少より両親に音楽の手ほどきを受ける。
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院古楽科修了後、2007年オランダ・ハーグ王立音楽院修士課程オルガン専門 首席で修了。同年9月より同音楽園即興演奏科を栄誉賞付で日本人としては初めて修了。アムステルダム音楽院チェンバロ科にも学ぶ。
現在、バッハ・コレギ・ジャパンのメンバーとして、又は室内楽やチェンバロやオルガンソロなど国内外で演奏活動を展開しています。
J.S. Bach: Concertos for 2 HarpsichordsのCDを聴く
鈴木雅明・優人親子共演によるチェンバロによるバッハのドッペル・コンチェルト集!
鈴木優人編曲による管弦楽第1番の2台チェンバロ版も大注目SACD ハイブリッド盤。バッハ・コレギ・ジャパンの最新録音は鈴木雅明・優しい人の親子共演によるJSバッハの2台のチェンバロのための協奏曲集、それで鈴木優人編曲による管弦楽組曲第1番ハ長調の2台チェンバロ版です。
当時に収録された作品はすべて「ハ」調の楽曲で、全曲に統一感のある音がします。協奏曲第1番の原曲はオーボエとヴァイオリンのための協奏曲と見られるされている作品で、整った楽曲構成に愛嬌のあるエコーをまじえた魅力が立った作品です。
第3番は、かの有名な2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043のチェンバロ編曲版です2つの楽器が互いに拮抗する関係に立ち、絶えず模倣し合うな演奏を続けるこの名曲ですが、チェンバロでの演奏ではより装飾的な煌びやかさを呈します。
管弦楽組曲第1番は鈴木優人編曲による2台チェンバロ版です。
伝統的な風鈴風管弦楽組曲の様式にももっと忠実なこの作品です、2台のチェンバロでの掛け合いによって見事に表現されております。
JS バッハ 1. 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調BWV.1062
2. 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調B WV.1061
3.管弦楽組曲第1番ハ長調BWV.1066(鈴木優人による2台チェンバロ編曲版)
4. 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調BWV.1060
鈴木雅明(第1 チェンバロ:1、 3,4第2チェンバロ:2)
鈴木優人(第1チェンバロ:2第2チェンバロ:1,3,4)
バッハ・コレギウム・ジャパン(1,2,4)
若松夏美(第1ヴァイオリン)荒木優子(第2 ヴァイオリン)
山口幸恵(ヴィオラ)武澤秀平(チェロ)西澤誠治(ヴィオローネ)
録音時期:2013年1月
録音場所:埼玉県、彩の国さいたま芸術劇場、
コンサートホール録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO / SACD STEREO / SACD 5.0 SURROUND
後一枚は鈴木雅明・優人バッハ・コレギ・ジャパンの演奏で一段と彫りの深くなったBCJのブランデンブルク再録音
BCJのブランデンブルク協奏曲といえば2000年録音のものがベストセラーになっていますが、わずか8年で再録音をしてそうです。
今回はミューザ川崎でSACDハイブリッド5.0サラウンド方法にて収録。BCJのますます円熟したいぶし銀の芸術を堪能できます。今回の新機軸は小型のヴィオロンチェロ・ダ・スパラを用いていること。5番のチェンバロ独奏はもちろん鈴木雅明が演奏しています。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲(新録音)・管弦楽組曲全4曲(既発売)
【演奏】鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン
実に安心で寛いできけ、音質も良く筆者も納得の一枚になりそうである。ミサ曲ロ短調 BWV232 マタイ受難曲 BWV.244も気になる処です。
音楽も楽しめ、オーディオチェック用にも使える一枚です。ブラボー!
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