伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

タイトル変更、ヴィンテージ物プリ管BRIMAR 13D5が届き、早速試聴した!

2018年07月04日 | クラシック音楽・オーディオ

生まれ故郷のみかん農園より毎年送って頂いている、温室みかんが届きました。

温室みかんも昔は、ただ甘みの強いだけのもので酸味がしなく、筆者は好きではなかったが、

最近は品質改良され酸味もある12月頃出回る路地みかんに近づいた、

やはりみかんは蒲郡みかんが美味い。お笑いの天野くんもテレビでそう言ってる

路地みかんは色々産地もあるが、生まれ故郷の贔屓目かやはり「みかんは蒲郡」という人もいる、

最近釣りに行けなく、この際ブログのタイトルを変更しました、今後共宜しくお願いします。

そんな事を思いながら昨日の朝届いたプリ管の試聴を続け2日目になります。

もう此の辺りでプリ管の管ころがしもヴィンテージ管到着で終わりにしようと思っています、

用意するのは勿論熱い珈琲に程よく冷やした温室みかんを頂きながらまったり過ごします。

プリ管について、これは、型番/増幅率だけではなく、メーカー、そして作られた年代

其の他諸々の因子が音に関与してくるので凝る人はのめり込んでしまう恐ろしい世界なのだ。

とはいえ、慣れてしまえばなんとかなるところが我ら人間の恐ろしさ素晴らしさ。

今、目の前にプリ管が25個ばかし転がっている。購入金額は10万少々でした。

取り敢えず足の部分を歯磨き粉を付け良くブラシングしてその後良く歯磨き粉を水で落とし、

コートロン(アルコール純度の高い)で汚れを落とし球の印刷が消えないようによく乾かす

更に接点復活剤を塗布し良くなじませてからハーモナイザーに繋げ点火する。

更に小半時そのまま放置しプリ管を温めてから音を出してみる。

此のような小さなプリ管と筆者もパワーアンプを点灯するとクーラー無しでは熱く冷房は必須です。

程よく冷えた部屋で淹れたて熱い珈琲を啜りながら、玉転がし遊びをします。

まずはBRIMAR(ブライマー)の13D5の音を試す、この球は工業規格品番のため知名度は低いので

すが、大変オーディオ用に向く増幅管としてマニアの間では定評がある視聴が大変楽しみである

聞くところに寄ると、恐らく1960年代にイギリスの工場で生産されたNATOの軍用放出品と思われ

ます。今後値上がりするかもしれない、英国製BRIMAR(ブライマー)の13D5プリ管の要素は十分

期待できる。話は変わるが、昔何かの本で読んだ記憶によると、ベートーヴェンは毎朝20粒ほどの

珈琲豆を煎り(焙煎)そしてのそ豆を丁寧に挽き珈琲を淹れ飲んだと綴られ、ムサイオッサンの貧

しい作曲家だったそうです、そのようなベートーヴェンが作った美しい音楽、

人間ベートーヴェンを此の歳になりやっと聴き直そうと思った

聴く曲はカザルス弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲Op.59ラズモフスキー四重奏曲を聴く、

なんとなく聴き始めは筆者所有のMullard製のECC82に似てると思うが、聴き出すと違いが分かる

全体的に綺麗に聴こえる、英国製の傾向であろうか?筆者の聴くTANNOY IIILZ in Cabinet

との相性が良いのか?特にアントニオ・ヤニグロ演奏のバッハのチェロなど当に聴き惚れる

少し前までは勿論オリジナルボックス入りのTANNOY IIILZ in Cabinetで聴いていたが

最近完全に完成はしてませんが、10吋の IIILZ をGOODMANS AX10M80の箱に移植し聴いているが、

以前のTANNOYでは聴けなかったチェロの深い低域の音を聴き、越に行っている。

以前運送屋が配送時に傷を付け傷は治ったが、筆者が全体を塗装をして今ではすっかり綺麗になった、

GOODMANS AX10M80筆者のお気に入りの、お宝のエンクロージャー勿論サランネットも交換しました。

部屋は機材が多く写真は単体のエンクロージャーだけを公開します。

そこで今回のヴィンテージのプリ管に交換して音楽を聴くと試聴が馬鹿らしくなってきて、

後は好きな曲を次々と聴き入ってしまう、

確かに以前の装置はまともなOp.59ラズモフスキー四重奏曲聴けなかった

同じく、

ヤニグロがチェロでBWV1027ガンバ・ソナタを聴くがこれが哀愁があり泣ける程よく聴こえる

暫く聴くとインチキ臭いMullard製と比べると音域が広く、鳴り方は基本的には良く似ているのですが、

一言で言えば燻し銀の感じが漂う、二日目も続けて聴くとやはり品のある鳴り方に感激する。

音量はけしって大きくならず品よく、もひっそり鳴る、プリ管により聴こえる音の出方が違う

TelefunkenSIEMENSとも違い確かにこれぞあの憧れの大英帝国の音のように聴こえ実に良い

一口に言えば、ひっそり鳴る感じで決して前に出ず、甘みの音質でもなく品よく聴こえる。

チェロの低域が実に自然は感じで聴け、ヴァイオリのユニゾンも実に燻し銀的に鳴る

これぞVINTAGE TANNOYの音がします。このプリ管は実によい塩梅で鳴る。

昔からタンノイはオリジナルボックスが良い言われて来たが、今回大きな箱に入れ聴いて見ますと

これがあのⅢLZかと思うほど自然な重低音が聴ける、 AX10M80の箱との相性は絶妙である。

VINTAGE TANNOYも音楽の陰影部分は実に出にくい部分ではあるが、此のプリ管はその音が出る

当に大人の音です、ジョコンダ・デ・ヴィート(Gioconda de Vito)の弾くヴァイオリンも良い

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」西方の音で五味康祐氏が称賛さて

ていたエドウィン・フィッシャー(ピアノ)の音が生々しく聴こえる当にグランドピアノの様です

嬉しいのはビートルズ等のリバプール・サウンドを彷彿させるそのものが鳴る、これぞビートルズとい

えるRCA製の12AU7などと聴き比べると、確かに断言出来るが鳴り方が全く違う、正に英国の音がする。

同時に届いたRCA12AU7クリアトップ Y104も聴くがJAZZ系統にはすごく良い事はわかるが

自然な感じで低域から高域まで問題なく出るが、音楽の陰影な部分はあまり感じない

スイングジャズなどには良い、この分野ははRCA製のクリヤートップ12AU7がスイングする。

GE製の軍事用のプリ管も良かったが、音域は狭いようですがRCA製が優れている感じします。

特にJAZZとは相性がよく、スイングして身体がリズムに乗る!

以前このハーモナイザーは有る読者の方に忠告されました、これは殆どゲインが無い様なので 

音が良いと言われ球が良いとは限らないようですとご指摘頂き、

紹介の記事まで教えて頂きましたが、果して、その方達は実際ヴィンテージプリ管で聴いてから

ご指摘頂いたが疑問が残る。

筆者の友人にも以前大手の音響事業部にいた友人とも話すが、評論家も色々な繋がりがあり、

記事を書かなくてはならず、多少は色を付けてしまうそうです。忖度しているそうである。

中にはその解説にも可也オーバーな表現をされる方もいたそうですので

実際自分で聴き、確かめなければ結論は出せない。

所詮素人が図面を作り、自作する素人は多いように思われるがやはり素人の域は超えないと思う、

正直今まで自作マニアの作ったキットは別にアンプで良い音がする音楽を聴いたことがない、

“音はなれど演奏は聞こえず”

昔上杉氏のアンプは素人に毛の生えた程度の音ですよと言われたことをおもいだす。

確かに最高の状態のマランツ、マッキン、クワード等の球のアンプと比べないと結果は出ない?

又使っている真空管も良く吟味して比べなければ解らないはずだ!結論から言えば無理な話である。

マランツ、マッキン、クワードも聴いたことのない素人がいい音など言うのは茶番だ!

筆者の装置も未だ完成系ではなく、補修しないとならない物が多く有るので人様の事は言いえないが・・・

実際人に聴かせるような「有るべき姿」には程遠いが、これが趣味の道かも知れない

最近やっとまともな音が出てきた感じですが、聴く音楽が変わって来たことも事実である。

極端な事を言えば此の機種に付いていた、今回のハーモナイザーの中華(支那)プリ管12AU7と比べれば

今筆者も持ってるプリ管全ては最初の第一声で違いがわかる、後日TelefunkenSIEMENが来る

その時又ゆっくり試聴しますが、必ず違う音楽が鳴るのが楽しみである。

益々昔の78回転SPレコード、又古いLPレコードををCD盤にした物の再生には

この装置は良い状態で聴けるのが実にありがたい、今は手放せません。ブラボー!



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