伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

これがGOODMANSの実力か?我が家のエンクロージャーをAXIOM80 TANNOYと命名する。

2018年07月16日 | クラシック音楽・オーディオ


最新のオーディオ状況を考えて秋葉原の電気店の展示室で音を聴くが、筆者の若い頃とかなり違い、展示してあるシステムで聴くに耐えられない装置はまず置いてない、よく聴くと今の音に少し疑問が感じられる、スピーカーの価格も一桁違った価格にも驚くが音質の向上にも驚く、と言うのは最新の音に拒否する筆者に驚く、なぜなのか今後解き明かしていきたい。

現在よく店内試聴室で鳴っているスピーカーの音が筆者には少しアキュレット過ぎて粗探し機種のように感じるが・・・、此れでは大切な音楽が楽しめる様には思えない、機種が多く感じるのは筆者だけなのか、まるであら捜しエンクロジャーである音の追求者であろうか。

絵に例えると見せたい部分はくっきり描き、後はソフトにボカシた感じの表現が好きだ。最新の機器は全てアキュレットに鳴りすぎの感じで音に不満さえ思える、特に弱小のメーカーは最高のパーツを求めアンプ等の最近技術テクノロジーでそれも異次元お良い音を目指していると説明を受けた。

そこで今回紹介のGOODMANS AXIOM 80は1964年頃発売された伝説のユニットでもあり、このユニットを装着する箱を設計しているがGOODMANS ARUと言う名のアコースティック・レジスタンス・ユニットを装着して発表したこの頭文字をARUと言うバスレフとも違うがより音質に影響を与えた様に思える、装着済みのAXIOM 80の箱にTANNOYのユニットを装着して聴くと今まで体感できなかった豊かな、より自然な低音が感じる事ができる、箱の容量も大きくなりARUの影響はsy馬らしいプレゼンスを与えてくれる様である。但し設置方法は微妙で相当気を使わなくてはならず、置き方を間違えると最悪の結果となり要注意である。

最近10吋のTANNOYユニットをやっとARU付きAXIOM80箱にユニットを移植終了して調整もほぼ終了したので早速音出しした。後日このシステムを載せる据え置き台は定評あるウェルフロートボードが良いがこのスピーカーのタイプは重量もあり大型のため高額でもあるので、自作した物を使っています。

自作したボードを使用し視聴すれば、これぞヴィンテージスピーカーか?と思う程音全体の音の質が上がったようです?一口に言って又IIILZ inCabinetの音にプラス自然な重低音が聴ける、miniオートグラフ的変化にマジックのようです!

今まで夢に見たような音が聴こえた、昔五味さんが言っていた、英国のスピーカーの繊細な所と米国のダイナミックな表情の融合である。

これで間違いなくオーケストラ、オペラが聴けようになる。基本的にはタンノイの音で、そこに自然に聴こえる低音部が加わり演奏が快く響く様になった、運送途中某運送会社の破損事故も重なり、一時はどうなることかとかなり心配しましたが、約4ヶ月以上の補修作業を終え筆者の手元に戻る、実に長い修理だった。

補修後も点検するが、塗装は余り芳しく無いが木工部分は概ね良好なので全体を塗装することに、ついでにサランネットの材料にも再塗装及びサランネットの張替えも済、箱の補修に6ヶ月もかかってしまった。

その間に又IIILZ inCabinetの補修(再着磁)この作業は5年に1度程すると劣化しなく、音質も低下しない良いと言われるが?組み込みを終了しやっと聴ける様になった我が愛機である。

馴らし運転もおわり、丁度三連休なので此の休みを利用し直し終わったスピーカーの音を再チェックする、部屋の温度調整は27度に設定、勿論淹れたて珈琲を飲みながらの鑑賞、庭には睡蓮の花が咲く、特に睡蓮の淡い花の色は好きで癒やされます。

現在今鳴っている音楽に嬉しい疑問を持ちながら聴いてます、実に以前と違い、驚きの音である、自然な低音が自然に聴こえる、重低音が鳴ると言うより響くという表現が正しいのかな?

TANNOY IIILZより更に一昔前の気品ある英国サウンドを楽しんでみるのも面白いかもしれない。この、GOODMANS AXIOM80というスピーカーユニットは1960年代にイギリスのスピーカーメーカー、GOODMANS社で作られ、その個性的な音色は当時一世を風靡した。ただしGOODMANSのオリジナルボックスは無く、皆さん自作したと聞く、そのその多くはYAMAHA楽器でエンクロージャーは作り販売したと聞く。

故、五味先生も12インチのGOODMANS301をS氏から譲り受け、瀬川冬樹こと(オームさん)もAXIOM80を愛用したそうです。GOODMANS301も鳴らす事は相当難しく大変苦労したと伺う、音色も個性的であるが、その造りも特性も他に類を見ない独特なものであろう。

LP初期のモノラルの時代からステレオの時代に入った60年代にかけて、当時わが国で最も知られた英国のスピーカーブランドといえば、無論「タンノイ」などではなく「グッドマンズ」であり、次いで「ワーフデール」であったそうだ。

後にタンノイの伝道者となる五味康祐氏も、1953年、時代小説「喪神」で芥川賞を受賞した折りに、その賞金の一部を充て、GOODMANS301をS氏(当時の新潮社社長といわれる)所有のグッドマンズ30cmフルレンジのモノラル装置を譲り受けている。

当時、わが国のユニットも徐々に良くなってきたとはいえ、未だ及ばぬ所もあり、でも此のスピーカーを調べるとオリジナルは不明のようで、特に箱は、材質、木工技術も大切で強度の点もどれが正しいのかは分かりません。

筆者の頂いたAXIOM80此の箱は当初は神戸で購入された箱と伺う、叩くとコンコンと如何にも頑丈そうなしっかりしたしかも複雑な作りである。筆者の世代(1940年~50年代)は当に夢は米国であり英国品でもあり、事欧州へのあこがれは強いようでした。

そのグッドマンズが、半導体アンプの普及とともに、ARタイプの超小型システム「マキシム」と、その同系システムのラインナップを登場させて、話題をさらったが、次第に力を付けてきた日本製品、中でもテクニクスブランドの第1号モデル「Technics 1」と、もろに競合し、反対に人気をさらわれてしまった。

12センチのウーハーは標準的なシステムに匹敵する低音が得られた。ツイーターは価格を超えた名作「5HH17」以来、数年を経て、伝統のブランド「GOODMANS」を目にしなくなってしまった。

それに起因してのことであろうかそうような事を読みながら、最新の音響製品には少し抵抗がある感じになったのは、此の頃であろうか?徐々にスピーカーの小型化が始まりブックシェルフ全盛の時代にり、小型スピーカーでの作られた低音を聴くようになったが、

GOODMANS、LS3/5A1980年代中期頃のモニター英国放送(BBC)研究部門によって設計された小型モニタースピーカーシステムを発表している。LS3/5Aはロジャースを始めとする複数のメーカーにライセンスが与えられ、GOODMANSでも特別ライセンスの基に生産されました。低域には11cmコーン型ウーファーを搭載し、また、高域には2cmドーム型ツィーターを搭載。

程度の良いLS3/5Aがあればぜひ一度は手懐けてみたいエンクロージャーである、今回、筆者は現在IIILZ inCabinetヴィンテージ製品で音楽を楽しんでいますが、AXIOM80の箱に移植し長年楽しんだオリジナルTANNOYの此の箱は丁寧に塗装をしておやすみ頂いた。

筆者は今までTANNOYオリジナルの IIILZ in Cabinetで長く音楽を楽しんで来ましたが、ブックシェルフ型のスピーカーでは音に限りがあり、アンプ等いくらパーツを交換しようが、オーケストラ等のエネルギーを得ることは出来ない、交響曲、歌曲、オルガン曲などは、筆者の所有する、TANNOY IIILZ inCabinetでの再生は無理で特にワグナーを聴くには音量を絞り聴くなら小さな音で聴いていたが、致命傷は低域不足は不満に思い続けてきたこの様な壮大な曲は遠慮がちになる。

昔から知人、音響雑誌等でタンノイはオリジナル箱で聴かないと効果が無いと言われ続け、ステレオサウンド誌などのIIILZをコーネッタに改造した記事などは夢中で読んだが改造はしなかった、そのような事情もありタンノイで聴く音楽は小編成の音楽を中心に聴くようになる、交響曲は聴きたくても我慢して小さな音量で聴いていた。

私と同じ考え方をした文章を読みました、又、筆者の使用している部屋は10畳ほどの洋間の中に超大型のエンクロージャーは入れたくない。

むさい部屋でも、エンクロージャーは家具のような感じで部屋に溶け込むような感じが理想だ、そのような矛盾を解消出来る方法があると魔界からの囁きが聞こえた、(笑)

そこで条件を調べると、日本家屋の木造建築という事で条件は合っているようだ。

今回、縁がこの箱の製作者は神戸の松波氏に関係する方がお持ちになっていた由緒正しいものと聞きます、このARU付きAXIOM80箱を頂き、最初AXIOM80にIIILZを移植した人の記事も送って頂き参考になりました。

此の箱にIIILZの移植で大変効果あり言われ送っていただくが途中、某運送会社が乱暴に扱い大切な正面に大きな傷が出来た、交渉の末、傷は運送会社で直して頂く、運送屋での修理は長く約3ヶ月を要した、届いた箱は傷も分かりづらく補修してあるが塗装に不満がある。

多分色の印象が違うその後は自分が納得するように修正と塗装を実施、まずは全体にペーパー磨きが始まった、と言っても筆者にはさほど木工技術があるわけでもないが、補修は履く全体を几帳面にサンドペパーで磨く、平滑度を出し隅々まで良く磨く失敗はしたくないので隅々までよく調べ、全面塗装に取り掛かる。

今は塗料も手軽に揃う、特に裏面は長年補修などは粗さが目立つ、若干は砥粉で修正し、サンドペーパーも荒目のものから周りに馴染む様に仕上げた、この作業は大変であった。

その後サランネットの整備し、全体の塗料は今人気のあるワトコイルエボニー W-10を使用した(分解して取付の木の部分の塗装、新しいネットの貼り直し、箱全体のサンドペーパーでよく磨き、塗装も2度塗り直し仕上げた、)仕上げはレモンオイルを滴たらし良く拭き、磨く?

サランネットを外した部分は、黒(マット)色を2度塗り塗装施し落ち着いたシックなマットブラックで凄く良い感じになった。

箱全体にペーパーを掛け磨く上げるには労力と時間を要したが、楽しい時間でもあった。そのようにメンテナンスを進めて行くと、運送屋がギズつけた場所も全くわからなくなった、写真は傷をつけられた箱で右側部分の傷は殆ど見えなくなったようです。

こうして塗装仕上げを見ると木工製作の大変さが分かる。以前より少し明るめの色になり満足出来る仕上がりになる。素人にも塗り替え出来るワトコイルエボニー W-10は大変良かった。表面はウットラックとマスキングテープで中にゴミが入らないように保護した。

2回塗りを施し水ペーパーでよく磨き後はウエスで綺麗に拭き取るとアンテーク調の木目に仕上がり、色も前と比べ若干明るめになり、素人の塗装にしては上出来の仕上りになりました。素人が塗装するにはワトコイルエボニー W-10が意外と簡単に塗装でき仕上りも満足出来るスグレモノです。

後は風通しの良い日陰の場所で、塗装が完全に乾くまで2日間お休み頂き、その後部屋に持ち込みセットした。年に2度程レモンオイルで拭くと長持ちするそうです現在お掃除用のワックスと併用している。若干お高いが大島産の椿油もより効果があり、自然な風格の色合いになる。

TANNOY製品お持ちの方はレモンオイルは便利ある程度のメンテナンスは大切、特に木製の箱に年一度程度のメンテナンスが大切に思う。やはり外観もいつまでも綺麗に保存したい。筆者はブリティッシュビーズワックスを一ヶ月に一度程で定期的に塗ってます。


此の箱を送って頂き実に長い時間が立ちましたが、補修と、これでほぼ移植は完了しました。機械音痴の筆者はかなりの時間をかけてやっと音出しまでこぎつけましたが、床にそのまま据置音出しすると、全く低音が被って良くない、その後吸音材等、当初インシュレーターは簡単に考えたが、試聴しながらのセットは可なりの時間を要した。

当社インシュレーターに使ったものは、金属製品はこのエンクロージャーには合わないと思い、除外した

色々インシュレーターを試行錯誤して今回の音が聞こえるようになった!正に感激物てある!

現在は写真のように2重構造にしました、ハイテク衝撃吸収素材、ソルボセインを60mm角に硬い木で同じく60mm角の材料の上にキューブインシュレーターの下にも薄い3mmソルボセインを貼る、上下に貼り地震対策のために固定してAXIOM80の箱を持ち上げ安定させました。

設置して2日目辺りから落ち着きインシュレーターの効果はよく、音も格段と良くなり音楽が楽しめる状態です。30mm角はアコースティック・リバイブ社のヒッコリーキューブインシュレーター30mm角使用しました、最初直置きした頃は、特に低域が籠もりとても聴いていられなかったが、いろいろ改良を加え、現在のスタイルに至るが、今はホボ満足して聴けるようになる。

将来は大理石模様の石を全面に引きその上にセットするのが最高なのかも知れないが一番用方法は価格は高額だが重量用のAIRBOW ウェルフロートボード使用が一番のようだ。当面はこの写真の様なインシュレーターで音楽を楽しみます。

特に此のような古い物は真空管アンプで鳴らすのが良いと思うが、筆者も昔は火屋のパワーを使っていた、現在は石のパワーで駆使するが、特に左右チャンネルの相互干渉を防ぐため、モノーラルで使うかダブルモノラル構成の物を使用のパワーアンプを使うとこがこの手のスピーカーは旨く鳴るように思う石のアンプ使用の貴兄は一度BTLでモノーラル使用をおすすめする。

やはりCD、iTunesなど聴くにはLUXから出した挟み物を入れパワーからの音出しが心地良い、最近ハーモナイザーなる挟み込みのプリ管を介入して聴くが、プリ管のメーカー次第では良い塩梅に鳴るこれが、そこそこいい音楽が聴け大変重宝している。

笑い話になるが、交換ののプリ管は本体より高価になったが(笑)全体としての音質は驚くべきほど繊細でおもったより柔らかな音が鳴り響いた。プリ管の相性は全体的には欧州のプリ管との相性が良さそうな結果となる、国産は今後試す予定である。

今回は先日購入した刻印付きのTelefunken製のチューブのプリ管を接続して試聴する。ただしTelefunkenの刻印入は1本1諭吉以上する高額な品です。購入には随分気合を入れた(笑)ただ此のヴィンテージ管は刻印のある本物使用をすることを進める。本物の音は全く響きが違う。

次にバックロードエンクロージャーのホーンの喉元にグラスウールを多めに詰めるたが効果大のようである。次々バッハのバロック音楽レコードを鳴らすと、勿論IIILZ inCabinetの麻薬的魅力ある音で鳴り響いた?

そういえば誰か、「このスピーカーは正しくない。生の音楽はこんなに美しくは聴こえない。」と言った人がいたそうです、聴いてみて決してオーバーな表現では無いと思った。兎に角自然な低域が響く、低域は何者にも変えられない、ラウドネス効果ではなくあくまでも自然なファーと響く低域の鳴る音楽の土台だと言うことを改めて認識することになった。やはり此の程度のフロアー型のエンクロージャーでないと音楽が自然に聴こえないのか。

今までの低域の音とは全く違う、自然な低音部の音が響く音楽は想像を超える、実に美しい。

このユニットのバスレフの開口部にはARU(アコースティック・レジスタンス・ユニット)が取り付けられ、ユニットのARU付効果が効くのか?もやはりバランスが伴う大きさが大切なようです。

思えばARU付きが此の箱の秘密部分になるように思います、美音を聴かせる不思議な装置なんですかね?特にこの装置は当時かARUとして日本でも販売したたようです、種類も3種類程あったそうです、AXIOM80の箱の自然な重低音を出すのには欠かせない装置のようです。

此のシステムにしてからは管弦楽やオペラを聴くことが多くなっているようです。特に注目はヴォーガルが素晴らしい、先日聴いたウエストサイドストーリーのキリテ・カワナがセンターでTonight歌う感じが聴けた。思わず納得してしまう。

バックロードホーンでは無いがやっと安定したオペラが聴ける、多分筆者が思うにオートグラフで聴けば此のような厚みのある音が聴こえるのが想像できるが、今回感じた事は音が鳴るから音が響く、此の差はとても大きい!でも本当は後少し(50センチ)程前に箱を移動すると理想の音が楽しめるかもしれない?

筆者の部屋にひっそり据え付けた佇まいのAXIOM80 TANNOYインシュレーターも2段で最終です。筆者の部屋で音楽を聴くには現在とても良いバランスに音が響く感じになりました。以前も紹介したがヴィクターの業務用アンプはJAZZを聴くにはうってつけのアンプのようです。アタック音が素直に鳴ってくれる、デジアンプの良さは別の楽しみもあるようだ。

後方は壁に最低1.5メートル以上離して設置すると良い音楽が聴ける、もし部屋に余裕があれば後方は空間を沢山取れば音色は上がるが、10畳程の部屋では限界である。マリア・カラスが中央で歌うカルメンが聴ける、それとJAZZが、ウットベースの音が自然に響く、これはたまりません。

現在ジャズはスイングジャズ限定で後はクラシック全体は聴ける音になったようです。現在ソフトはハイレゾ、CD、レコードと色々聴くが本日iTunesのソフトがバージョンアップの案内があり早速アップデーターインストールし試聴したが、少し全体的に音質の向上がされたようだ。

正にグットタイミングでした。将来はやはり球WSE300B、又はKT88のアンプを使って聴きたいが300Bの球だけでも法外な価格ではむりですかね?

視聴のつもりでジャクリーヌ・デュ・プレ(Jacqueline du Pré)のチェロを聴く当時の使用楽器は彼女の名付け親で支援者のイスメナ・ホーランドから贈られた1673年製ストラディバリウス。

ストラディバリが制作した60余りのチェロの中でも指折りの銘器と言われる1713年製ストラディバリウス“ダヴィドフ”を贈られる。デュ・プレはその後、生涯を通してダヴィドフを用いて演奏を行い、その「予測不能さ」に悩みかつ愛した。

天才女性チェリストとして人気も高く、旧EMIに数多くの録音を残したジャクリーヌ・デュ・プレ、「彼女は明らかにチェロを演奏するために生まれました」と、1967年のニューヨークタイムズ紙で絶賛され、それからわずか5年後28歳の若さで悲劇的な難病に罹り42歳でこの世を去りました。

10歳からプリースに師事し本格的にチェロを学ぶ。61年にロンドンでデビュー。その後パリでトルトゥリエ、モスクワでロストロポーヴィチに短期間師事し、国際的な活躍を始める。67年にニューヨーク・デビュー、その年バレンボイムと結婚。百年に1人の天才といわれたが、71年から体に違和感を覚え、医師に多発性硬化症という難病と診断され、徐々に体の自由が利かなくなり、42歳で死亡。

今回はドヴォルザークのチェロ協奏曲 森の静けさを聴く エルガーの作品も良いSilent Tone Record/ドヴォルザーク:チェロ協奏曲,

森の静けさ/ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団/サイレント・トーン・レコード 

 天才女性チェリストとして人気も高く、旧EMIに数多くの録音を残したジャクリーヌ・デュ・プレ、「彼女は明らかにチェロを演奏するために生まれました」と、1967年のニューヨークタイムズ紙で絶賛され、彼女のキャリアは病気によって悲惨に短くなった。没後30年を迎えるにあたって、

J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲なども実に深みがあるチェロの音色が良い。

Jacqueline du Pré - Cello Suite No.1 in G BWV1007 - PART I/II 

彼女の演奏を聴き終わり暫く動けなかった丁度バッハのBWV564トッカータ、アダージョとフーガハ長調の演奏が終わりこんなに美しいチェロのの演奏は?違うんじゃないか?このエンクロージャーから出る音は綺麗すぎる・・・・・?実に深い美しいチェロの音がした、思わず聴き直し思ったこれは綺麗に鳴りすぎる?なお彼女の使用していた楽器は、現在ヨーヨー・マが後を引き継いでいるようです。

最新録音のヨーヨー・マの「無伴奏チェロ組曲」も迫力があり演奏も良かった、今後このシステムでの音楽鑑賞は特に編成の大きい演奏、歌曲、オペラは楽しみである家庭で音楽を鑑賞するには、これで十分であると思う、当分これで落ち着いて音楽を楽しもう、難を言えば低域が曲により伸び悩みの様な箇所が、でも以前と比べIIILZ inCabinetの音に自然な重低音が加わり自宅の部屋に音が響くように聴こえる

今後今までとは違ったジャンルの音楽も多く聴きたい。やはり将来は300B真空管の音を楽しみたいと思いますね!

此のAXIOM80の箱を頂いた友人に大変感謝する次第です、ブラボー!



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (マイスターフォ-ク)
2018-07-18 13:38:39
貴方の情熱と音楽を愛される心が伝わって来ました。

本当に良かったです。

私は人生を通し、いろんな遍歴後にAKG240Ⅱでの鑑賞にたどり着きました。

やっとの安住の地に落ち着き幸せです。

いろんなご忠告は各方面からは有りますが(笑)

オ-トグラフを理想的に鳴らすのは今のヘッドフォンになりました。
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Unknown (マイスターフォ-ク)
2018-07-18 13:42:32
貴方の情熱と音楽を愛される心が伝わって来ました。

本当に良かったです。

私は人生を通し、いろんな遍歴後にAKG240Ⅱでの鑑賞にたどり着きました。

やっとの安住の地に落ち着き幸せです。

いろんなご忠告は各方面からは有りますが(笑)

オ-トグラフを理想的に鳴らすのは今のヘッドフォンになりました。 エ-ジングには可能性に諦めず日に二時間以上で2年かかりました。
返信する
コメントありがとうございます。 (金ちゃん)
2018-07-18 14:52:43
AKG240Ⅱですか、小生は余りヘッドフォンでの鑑賞は
電車で中の楽しみ程度で使用していますが、
一度機会があれば聴きたいと思います。
ⅢLZも色々回り回って今の箱に収まり
一応安定して聴けるようになり
豊かに響く音質に満足しています。
低音も随分自然は感じに鳴るようになりました。
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