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伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

フライブルク・バロック管弦楽団古楽器オーケストラで聴くブランデンブルク協奏曲を聴く。

2017年01月04日 | クラシック音楽・オーディオ

拙宅のAurex SC-M15/SC-M15Kの補修?素人には修理は無理です(笑)

簡単に言いますと接点回復剤を各スイッチに吹きかけ

勿論バナナプラグ も綿棒でよく清掃をしBELDEN スピーカーケーブル9497 に変えて鳴らしてみました。

又最近お借りしている、トーレンスの銀線RCAケーブルを繋ぎ、試聴してみました。

それと最近入手したWestern Electric 16GA(撚り線)single(緑)に変更するが、AurexSC-M15/SC-M15K

のアンプではBELDEN スピーカーケーブル9497がスッキリ聴こえる、勿論TANNOYⅢLZではTEAC MA-7アンプが良いが

トーレンスの銀線RCAケーブルとTEAC MA-7TANNOY IIILZ in CabinetにWestern Electric 16GAスピーカーケーブル

が一番相性が良いが、AurexSC-M15/SC-M15Kでも少し全体的に小じんまりするが、アンサンブルの良さは堪能できる。

以前と比べると此の差は大きいようです。コンサート会場の後列で聴いている感じがします。実に楽しめる演奏です。

 

LINNのアンプと比べるとやはり音源が近くに聴こえる、此れはAurexの特質であろう。

でもスイッチングの歪音も無くなり、確かに良い音で鳴ります。此のケーブルはClassicを聴くには とても良いです。

それと1978年頃発売のSC-M15/SC-M15Kのアンプも実力があります。一言で言えばヨーロッパトーンなんです。

但し、条件はBTL接続でモノラルパワーアンプとしての使用の場合ですが。1台でステレオで聴くとパワー不足が露呈する。

最初1台購入時はアンプの良さはわからず、もう1台購入しBTL接続で聴くとこのアンプの真価がわかる、

スピーカーも余り選ばずどのメーカーもそこそこ鳴る、素直なアンプで重宝している。

個体の価格は当時67,000円ですので随分低価格のアンプなのですが、。当時メーカーの利益は全く無かったと聞きました。

コンパクトにまとめモノーラルアンプとして使用しているユーザーは少ないかもしれない。

プリアンプはやはり使わないのが良さそうである。

40年程前のアンプなのですがバナナプラグ が繋げるのは当時の東芝が最新技術を搭載していた意気込みが伺える。

現在このアンプは3台所有しています、故障になった時の予備及び部品取りのためです。

それと注意なのですが、此のアンプにコンセントが設けてありますが、其処から電源を取らない方がいいでしょう。

フライブルク・バロック管弦楽団Freiburger Barockorchesterは、 1987年に設立され、

ドイツ、フライブルクに本拠地を置く古楽器オーケストラ。

1997年までトーマス・ヘンゲルブロックが音楽監督を務めていたが、

現在はゴットフリート・フォン・デア・ゴルツが音楽監督兼コンサートマスターを務めている。

最近筆者は昔あれほど好きなブランデンブルク協奏曲も最近とんとご無沙汰でしたが、

フライブルク・バロック管弦楽団の演奏で最近よく聴くようになりました。

フライブルク・バロック・オーケストラは、現在ゴルツとミュレヤンスという2人の芸術監督や優れた客演指揮者のもと、

室内楽オーケストラからオペラのオーケストラまでさまざまな編成で年間約100回の演奏を行ない、高い人気を博している。

また、自主運営のアンサンブルがフライブルクのコンサートホール、シュトゥットガルトのリーダーハレ、

ベルリンのフィルハーモニーでの定期公演のほか、世界中へ公演旅行を行なっている。

メンバーたちはオーケストラ活動だけでなく高い技術を要するソロ・コンサートも行なっており、

教養と熱意にあふれるアンサンブル演奏はこのオーケストラのトレードマークとして世界的に知られるようになった。

とにかく各楽器がうまい!弦楽器は、したたるような美しいうるおいをたたえた音からキレのある音色まで変幻自在。

管楽器陣も、第1番のホルンや第2番のトランペットをはじめて、ピリオド楽器であることを忘れさせるようなイキのよさ!

1番の第3楽章でのヴィオリーノ・ピコロの超絶技巧にも注目です。

筆者も好きな演奏者も多く参加しているメンバーです。

クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)、アンドレアス・シュタイアー(チェンバロ、フォルテピアノ)

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)、ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

といった優れたアーティストと常に共演をし、ハルモニア・ムンディフランスと提携している。

又管弦楽組曲も素晴らしい演奏でした。

フライブルク・バロック管は、ブランデンブルク協奏曲を2000年にDVDで録音(録画)していたので、

今回の録音は2度目ということになる。

全体的に速めのテンポで颯爽と進んでいく。

生き生きとした躍動感があって、独奏楽器がソリスティックな表情を見せて存在感が抜群だ。

 

Freiburger Barockorchestra - Johann Sebastian Bach: Brandenburg Concertos No. 1-6 (BWV 1046-1051)

 

録音:2013年5月、アンサンブルハウス(フライブルク)/A=392Hz

「古楽オケのウィーン・フィル」とも称される名人集団フライブルク・バロック・オーケストラが、

ついにブランデンブルク協奏曲を録音しました! とにかく各楽器がうまい!

弦楽器は、したたるような美しいうるおいをたたえた音からキレのある音色まで変幻自在。

管楽器陣も、第1番のホルンや第2番のトランペットをはじめ、ピリオド楽器であることを忘れさせるようなイキのよさ!

第1番の第3楽章でのヴィオリーノ・ピッコロの超絶技巧にも注目です。

第5、6番は各パート1人で演奏しており、各人の妙技が冴えわたっています。

第5番の、実に気持ちのよいテンポ設定と、まばゆく活躍するチェンバロソロは圧巻。

アンサンブルの心弾むような見事さには思わずうなるばかり。

第6番の2本のヴィオラの織り成す愉悦の響きも聴きものです。

どの曲も極楽愉悦の響き、そして完璧な上手さ。

フライブルク・バロック・オーケストラのブランデンブルク協奏曲が快い演奏です。

ヨハン・セバスチャン・バッハ(Johann Sebastian Bach)

「ブランデンブルク協奏曲(Brandenburgse Concerten)」

演奏:フライブルク・バロック管弦楽団(Freiburger Barockorchester)

収録: 2013年5月フライブルク、アンサンブルハウス

第1番へ長調BWV.1046(ピッコロ・ヴァイオリン:アンネ・カタリーナ・シュライバー)

第6番変ロ長調BWV.1051(コンサートマスター:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ)

第2番へ長調BWV.1047

第3番ト長調BWV.1048

第5番ニ長調BWV.1050(チェンバロ:セバスティアン・ヴィーナント)

第4番ト長調BWV.1049(コンサートマスター:ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ)

(ピッチ: A=392Hz)

1987年に発足したフライブルク・バロック・オーケストラは、

現在ゴルツとミュレヤンスという2人の芸術監督や優れた客演指揮者のもと、

室内楽オーケストラからオペラのオーケストラまでさまざまな編成で年間約100回の演奏を行ない、高い人気を博している。

また、自主運営のアンサンブルがフライブルクのコンサートホール、シュトゥットガルトのリーダーハレ、

ベルリンのフィルハーモニーでの定期公演のほか、世界中へ公演旅行を行なっている。

メンバーたちはオーケストラ活動だけでなく高い技術を要するソロ・コンサートも行なっており、

教養と熱意にあふれるアンサンブル演奏はこのオーケストラのトレードマークとして世界的に知られるようになった。

彼らの演奏は当に「幸せを呼ぶバッハ」かもしれません。

又、フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハのヴァイオリン協奏曲集のディスク。

バッハはヴァイオリンによる協奏曲を3曲残しており、

ここではそれに加えてチェンバロ協奏曲から編曲した合計4曲が収録されています。

第1番の協奏曲は威厳に満ちた音楽で宗教曲のような崇高さを感じられる曲。

第2番は対照的に明るい曲調で愉しさに溢れています。

そして2つのヴァイオリンのための協奏曲は、

対位法を駆使した2つのヴァイオリンと合奏の3者の掛け合いが魅力的な作品です。

フライブルク・バロック・オーケストラの演奏は、バッハの溌剌としたリズムや楽器間の精緻なアンサンブルが見事で、

特に緩徐楽章は、伸び伸びと表現され軽やかに愉しげに演奏されています。

フライブルク・バロック・オーケストラのヴァイオリンの名手たちの鮮やかな技巧が冴え、

バッハの音楽と向き合った充実した演奏を聴かせてくれる1枚です。

フライブルク・バロック・オーケストラ ぺトラ・ミュレヤンス (Vn / 指揮)

ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ (Vn / 指揮)

アンヌ・カタリーナ・シュライバー (Vn)[M-4]

録音 : 2012年4月 フライブルク パウルス・ザール

ヴァイオリン好きには実に良い演奏です。此れが筆者の新春コンサートでした。ブラボー!


キャノンボール・アダレイJulian Edwin "Cannonball" Adderley, を聴く

2017年01月02日 | JAZZ・ボサノヴァ

筆者の60センチの水草水槽を準備中です。

実は水草を植える火山岩の加工に手間取り今回は苦労したんです。流木とのバランスを考えやっと出来上がりです。

アルビアスナナ、ウイローモス等を散りばめ後は水草の成長を待ち、 魚を入れる予定、

冬のせいか水草の成長が遅れて後暫く待たないと魚を入れられない!

この前ご指摘頂いた、BELDEN スピーカーケーブル 8460と比べると少し太い

BELDEN スピーカーケーブル 9497が到着し早速交換して見ました。

前のBELDENのスピーカーケーブル前のと比べると、一口に感想を言いますと真空管アンプのような感じです。

音源は奥に下がった感じですが、音質はかなりの上質さを感じます。

どちらかと言いますとClassic向きとも言えますが・・・・・・・

スピーカーケーブルで此れだけ音が変わるって 実に不思議な現象です、

インシュレーターの下の10円玉作戦がよかったのか?

ボサノヴァ、JAZZが大人の感じになり、刺激的な音のキレ、低音部分が抑えられ実に良い塩梅なんです。

特に感心した点はヴォーガルが特に好くなりました。RAQUEL ANDUEZAの可愛いソプラノが堪りません。

そして接続前に接点回復剤を吹きかけで接続します。接点回復剤の効果は不明ですが、一応処理しています。

 

いま、記録媒体はCDからSACDや、ハードディスク、メモリーなどに以降しつつあり、

時々、「これはマスターテープに迫るのではないか」と思う音が出たりもするが、トータルではやはりレコードには敵わない。

ああ。それにしても、なんでCDはレコードを追い越せないのだろう。

やはりレコードには、 「CDに出せない音があるから」、というのが正直なところだと思う。

パチパチと針音がしない、少々の傷では音が跳んだりしないことが、最大のメリットとして挙げられる。

レコード世代の人は、この針音と音跳びにさんざん悩まされたから、 それがないっていうんで、

CDは夢のような技術であると期待されたんですがね!

それと、針が要らない、レコードが磨り減らないというのも利点として、大々的に言われたように思うが、

じつは交換針とレコードも、滅多なことで磨り減ったりしないのである。

 

筆者が初めて聴いたのはKenny Clsrkeの『ボヘミア・アフター・ダーク』

ジュリアン・エドウィン・アダレイは1928年(昭和3年)アメリカ南東部フロリダ州タンパに生まれました。

「キャノンボール」はアメリカ・ジャズ界ではお馴染みの「愛称」です。その意味は、

「キャノン=大砲」の「ボール=弾丸」、つまり昔の大砲の弾は炭団を大きくしたような丸い鉄の玉だったので、

彼のでっぷりとしたおなかの出具合からきたという説と、

「人食い=キャニバル」のように大食いだったから、という説があります。

まあ、キャノンボールとキャニバルでは発音が似ているので、両方のニュアンスを込めたのかも

1955年に録音された、ドラムのケニー・クラーク名義のアルバムである。

それと同時に、このアルバムは、ジュリアン・キャノンボール・アダレイの初吹き込みとしても知られる。

 

Kenny Clarke - Bohemia After Dark

 

[収録曲]

1. Bohemia After Dark

2. Chasm

3. Willow Weep For Me

4. Hear Me Talkin' To Ya

5. With Apologies To Oscar

6. We'll Be Together Again

7. Late Entry

 

そして

次に名盤中の名盤この「サムシン・エルス」の名作度についてはもうここで語る必要はないでしょう。

史上屈指の大名作だと誰もが言うし、ボクもそう思います。長年聴き続けた「座右のCD」です。

彼の功績は此の『サムシン・エルス』此のELSEのジャズのスタンダード中のスタンダードとされる

「枯葉 (Autumn Leaves)」 を、 シャンソンの世界からジャズへ持ってきた一枚である。


Cannonball Adderley - Somethin' Else (1958) - Full Album

 

レーベル:BLUE NOTE

録音:1958年3月9日、ニュージャージー、ヴァン・ゲルダースタジオ

Miles Davis:trumpet

Julian “Cannonball”Adderley:alto sax

Hank Jones:piano

Sam Jones:bass

Art Blakey:drums

熱くファンキーなサックスと冷涼でもの悲しいトランペットが、ちょっと見には仲よしに、

実際には反発しあってやり合っているのです。

そしてボクはこの2人の攻防が面白くて聴き続けていたのです。

もちろんサム・ジョーンズのごつごつしたベースも秀逸だし、

アート・ブレイキーの珍しく上品なブラシもすばらしい。

ハンク・ジョーンズの、何か「迷惑にならないように」って感じで

ちょっと引いて弾いている哀愁感もなかなか味がある。

もう名手がそれぞれの味を出し切った凄さがここにはある。だけど、

だけどやっぱりこの2人のやり合いが面白いのですね。

周知のようにこのアルバム、キャノンボール・アダレイのリーダー作という形を取っていますが

実際はマイルス・デイビスのリードで出来上がっています。

で、格から言ってもマイルスの方が断然上だし、

キヤノンボールは売れてきていたとはいえまだまだオコチャマ・レベルなのでした。

最近のJAZZってサムシン・エルスの様な物がなく残念です、今聴いても新鮮です。

 

今回オススメの曲は 此処で最近良く聴くパーソネルは、

キャノボール・アダレイ(as)、セルジオ・メンデス(p)他。1962年NY録音。

キャノンボールがプレイするボサノヴァって水と油なんじゃないか?と聴く前は思っていた。

たとえ、バックのオケをセルジオ・メンデスらブラジル系ミュージシャンで固めていたとしても、だ。

しかし、意外と悪くはないんだよね。

いや実に素晴らしいですよ!

 

Corcovado - Cannonball Adderley ( Bossa Nova)

 

もちろん、「ボサノヴァを聴くぞ~!」と気合を入れて聴くボサノヴァのアルバムとしてではなく、

あくまで、キャノンボールが自分の「歌」の題材としてボサノヴァの曲を選んで吹いているアルバムとして聴けば。

つまり、素材がたまたま、当時人気だったボサノヴァだっただけで、

彼のサックスの歌い方は、あくまでキャノンボール流だ。

ボサノヴァとかジャズとかキャノンボールとか、そういったことを 

なーんも考えずに聴くには、 最良のBGMとして、心地よく空間を満たしてくれることだろう。

一曲目の《クラウズ》が流れはじめた瞬間から、♪う~ん、いいなぁ~ 

と凝り固まった心は自然に武装解除。

神経を張り詰めながら仕事をしていたとき、肉体披露で心身ともに栄養補給が必要なとき。

そういうときこそキャノンボールのボサは甘く切なく染みてくるのだ。

1. Clouds

2. Minha Suadade

3. Corcovado

4. Batida Diferentes

5. Joyce's Sambas

6. Groovy Sambas

7. O Amor Em Paz :: Once I Loved

8. Sambops

9. Corcovado - (alternate take, bonus track)

10. Clouds - (single version, bonus track)

明日から仕事が始まります。そのうちゆっくり聴くことも出来るでしょう。

BELDEN スピーカーケーブル 9497に交換して聞き出しましたが、JAZZを聴くには少し物足りなさが伺えるが

筆者の好きなボサノヴァになるといい感じに聴こえる。

特にヴォーガルは実に良い、Classicのピアノは刺激音が抑えられ聴きやすい。

ギターもガットギターなどには本領を発揮するようです、チャーリー・バードのギターは堪りません。

ボサノヴァファンには一度スピーカーケーブルを検討すると良いかも知れません。


新春は・・・・オーボエ・ダモーレ協奏曲

2017年01月01日 | バロック音楽・オーディオ一般

明けましておめでとうございます。

年末まで仕事で明け方帰り、午後から入浴をすませ、家族との食事、白ワインと蟹が良くあって食事が進む

家族でビールからワインに切り替えゆっくり食事、テレビ見も碌な番組もない。

やはり、新春に聴く曲は・・・・・バッハかな?

『チェンバロ協奏曲第2番 ホ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調』BWV 1053が、

『チェンバロ協奏曲第4番 イ長調』から『オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調』BWV 1055が、それぞれ再構成された。

希望はLPレコードのヴィンシャーマン/ドイツ・バッハ・ゾリステンの演奏を聴きたい処ですが

現在プレイヤーシステムは故障で動きませんので、他の演奏者で聴いています。

 

特に筆者が好きな曲から聴きたいと・・・・

 

Bach - Oboe d'Amore Concerto in D BWV 1053 - 1/3

 

オーボエ・ダモーレ(oboe d'amore)とは、オーボエ属に分類されるダブルリードの木管楽器で、

イタリア語で「愛のオーボエ」を意味する。

大きさ的にはオーボエとイングリッシュホルン(コーラングレ)の中間ぐらいで、

形状はイングリッシュホルンと同様、楽器の先端部が洋ナシ状に丸く膨らんでいる。

音域的にはオーボエ属のアルトあるいはメゾソプラノに相当する。

オーボエより短3度低く、豊かな低音域の響きが特徴。

 

J. S. Bach ~ Concerto for Oboe d´Amore, A major, BWV 1055

 

元来はバロック期の古楽器で、J.S.バッハは『ミサ曲 ロ短調』や『マタイ受難曲』など、

オーボエ・ダモーレを好んで用いている。

モニカ・ハジェットMonica Huggettは、イギリスのバロック・ヴァイオリン奏者。

6歳から初期のヴァイオリン教育を受け、16歳で王立音楽院ヴァイオリン科に進む。

早くも音楽院に在籍中からバロック・ヴァイオリンとの関係を深め、とりわけこの楽器の研究に没頭する。

1980年にトン・コープマンとアムステルダム・バロック管弦楽団を結成し、1987年までコンサート・ミストレスを務める。

バロック・ヴァイオリンの世界的パイオニア、モニカ・ハジェットが音楽監督を務めているアメリカ、

オレゴン州のピリオド・オーケストラ、ポートランド・バロック・オーケストラと、ピリオド・オーボエの名手、

ゴンサロ・ルイスによるJ.S.バッハの協奏曲集はオーボエ&オーボエ・ダモーレが主役。

J.S.バッハの管弦楽組曲(AV2171)で絶賛を博したコンビによるバッハの続編は、

チェンバロ協奏曲から再構成、再構築を行い、 オーボエ、オーボエ・ダモーレのための作品へと姿を変えた5つの協奏曲。

バッハが思い浮かべたであろうオーボエの音色を、名手ゴンサロ・ルイスの演奏で伺うことが出来ます。

J.S.バッハ:オーボエとオーボエ・ダモーレのための協奏曲集

● 協奏曲ト短調 BWV.1056R

● 協奏曲ヘ長調 BWV.1053R

● 協奏曲ニ短調 BWV.1059R

● オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055R

● オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調 BWV.1060R  

ゴンサロ・ルイス(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)  

モニカ・ハジェット(ヴァイオリン&ディレクター)  

ポートランド・バロック・オーケストラ

何か新春にふさわしい幸せの響きのオーボエ・ダモーレの音色が良いですね。

今年も宜しくお願いいたします。