今週末は天候が崩れるそうです。でも今は快晴・・・
風邪は治らないし、天候も不順おまけに日曜は仕事で、今週も休漁、釣りたてのアジが食べたいです!
LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.にて青空の撮影しました。
昨日、出先で赤色の梅の花も撮ってみたが流石LEICAのレンズは良い色が出ます!
青空といえばやはりボサノヴァですね・・・アンプにインシュレーターを引き音の干渉を無くしてみました。
「ジャズ・サックスの父」と誰もが認める存在、コールマン・ホーキンス Coleman Hawkins は、
1904年11月21日ミズーリ州のセントジョゼフに生まれています。
中産階級の比較的恵まれた家庭で育った彼は、 初めは親の奨めでクラシックの楽器チェロを学んでいました。
しかし、その後彼は同じ音域の楽器でもあるテナー・サックスに転向します。
そして彼は本格的にジャズ・ミュージシャンとして活動するため街を出ようと決意します。
この作品を吹き込んだ時は57歳。亡くなったのが64歳ですから、 既に晩年だったと言っていいでしょう。
ベテランとなっても、時代と共に様々なスタイルを取り入れる柔軟さを持っていたホーキンス。
この作品では、当時まだ新しかったボサノヴァに挑戦しています。
それでいて深く、悠然とした音色やフレーズは変わらず、 あくまで「ホーキンスの音楽」になっているところが面白い。
こういうのを「堂に入る」というのでしょうか。
Coleman Hawkinsの『Desafinado - Plays Bossa Nova & Jazz Samba』1962年9月の録音。
テナーの大御所コールマン・ホーキンスが当時流行していたボサノバを演奏したアルバムである。
初めて、このアルバムの存在を知った時、ホーキンスがボサノバ・ジャズをやるのか〜、
とちょっと躊躇してしまう様なアルバムである(笑)。
Coleman Hawkins - Desafinado
ちなみにパーソナルは、
Coleman Hawkins (ts),
Barry Galbraith,
Howard Collins (g),
Major Holley (b),
Eddie Locke,
Tommy Flanagan,
Willie Rodriguez (per)。
パーカッション(?)のトミフラ以外は、 さすがは録音当時、既に大御所レベルであったホーキンス、
自らのお気に入りのミュージシャンを周りに・・・・・・・
つまりは、ホーキンスとトミフラ以外のミュージシャンは、知らないが しかし、さすがはテナーの大御所コールマン・ホーキンス。
ボサノバをやらせても、やはり「凄い」。
ホーキンスの「正統派」かつ「ど派手」なテナーは、ボサノヴァの緩んだ雰囲気、
軽快さに全くあわないと直感的に思うんだが、どうしてどうして、これがピッタリとあっているのだ。
テナーの大御所コールマン・ホーキンスは、ボサノバ用に吹き方を完全に変えている。なんという柔軟さ。
なんという応用力。思わず脱帽です!
1.Desafinado
2.I'm Looking Over A Four Leaf Clover (Jazz Samba)
3.Samba Para Bean
4.I Remember You
5.One Note Samba (Samba De Uma Nota So)
6.O Pato (The Duck)
7.Un Abraco No Bonfa (An Embrace To Bonfa)
8.Stumpy Bossa Nova
『Desafinado』。「調子外れ」という意味。初期のジョビンが作った曲の一つ。
ニュートン・メンドンサがポルトガル語の歌詞を付けた。最初「ジャズサンバ」と名乗っていたが、
この歌に出てくる「ボサノバ(新感覚)」がこのジャンルの代名詞になっていく。
元の歌詞は「僕はどうせ音痴さ。君はいつも笑うけどね。でもこれが僕の心のサンバなんだ」という内容。
少し音程を外して歌うのがミソ。アメリカではスタン・ゲッツの『ジャズ・サンバ』で紹介された後、
ジョン・ヘンドリックスとジェシー・キャヴァノーによって英詩が付けられジュリー・ロンドンの歌でヒットした。
やはり此の辺りの大御所が演奏しますと流石文句のつけようのない旨さですね!何か凄く得した気分です。