よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

初めての北海道「定山渓温泉編」(札幌市)

2015-06-30 05:54:02 | 旅行

札幌ツーデーウオークのあと、レンタカーで定山渓温泉に向かいました。

中島公園から定山渓温泉までは、車で約45分ぐらいです。

宿にチェックインし、早速温泉に行きました。2日間で60km歩きましたので持病の右ひざが痛く、歩くのも困難でしたが、温泉に入ると痛みも和らぎます。温泉の力ってすごいですね。

  

  

この旅館は、各所に「相田みつを」の詩があります。普段何気なく思ったことをこうやって詩でみると「なるほど」と思います。

温泉旅館の楽しみは、温泉と食事ですね。今日は、お昼はおにぎり1個でしたのでお腹ペコでした。

この旅館では、料理を持ってこられる時に料理の説明を詳しくされていました。

 

「八角」は、初めて食べる魚です。別名「トクビレ」。体の断面が八角形をしているからこの名がついたそうです。

北海道の一部しか獲れない魚で漁獲量も少ないそうです。これを田楽焼きにしていただきました。

 

メインは、タコのしゃぶしゃぶ。あまりにも美味しかったので写真を撮るのを忘れました。(笑)

ご飯は、北海道産「ななつぼし」の枝豆御飯です。

 

【定山渓温泉】

翌日朝4時頃起きて付近を散策しました。

安政5年(1858)1月、松浦武四郎が幕府の命により、道路適地調査の為、アイヌを道案内として虻田より中山峠を越えてこの地に到着。

岩間に浴槽を掘り、旅の疲れを癒し一泊しました。これが温泉の始まりです。
その後、1866年に美泉定山という僧ががアイヌ人から話を聞いて、ここを訪れて、温泉の存在を確認しています。そして、札幌から温泉への道路と休泊所を作るなど、定山渓温泉の開発に力を注ぎました。

1871年にはそれが認められ、当時の判官岩村通俊から湯守に任命されています。また、同じ年、札幌からここを通って有珠に達する本願寺道路が完成し、その検分に判官とともに訪れた東久世長官が、

定山の業績を高く評価して、「定山渓温泉」と命名しました。
1874年に開拓使が湯守を廃止したあとも、定山は温泉施設を与えられて、窮乏しつつもその経営に取り組みましたが、1877年に逡巡先の小樽で亡くなったということです。

   

源泉は、月見橋一帯です。川からは、湯気が立ち込めています。この月見橋には、河童のオブジェがあります。

定山渓温泉には、「カッパ伝説」があります。

その昔、一人の青年が魚釣りをしていたところ、何かに引き込まれるように川底へ消えてしまいました。1年後のある夜、父の夢枕に「かっぱの妻と子供と幸せに暮らしている」と告げる青年が。

以来、この地で溺れる者がいなくなったという伝説が「かっぱ淵」にあります。河童は、定山渓では、森と水の守り神として親しまれ、「かっぱ大王」をはじめ、定山渓温泉から小金湯温泉にかけて、

市民のアイデアから生まれたカッパ像が22体も点在しています。(観光パンフより)

  

    

 

二見公園の方へやってきました。

この川は、昨日、一昨日と歩いた豊平川の上流になります。川の水が綺麗です。また、モミジがたくさんありますので秋には、紅葉もきれいでしょうね。

  

  

  

このあと、朝食を済ませ、次の目的地「旭岳温泉」に向かいました。   (つづく)