よっちゃんのおててつないで

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2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

2月度例会「久留米の歴史と文化・名所を巡る」(福岡県久留米市)

2023-02-16 10:59:58 | ふくおかウォーキング協会

2/4(土)ふくおかウォーキング協会2月度例会は、「久留米の歴史と文化・名所を巡る」です。

集合場所は、JR久留米駅。参加者45人+特別参加ワンちゃん1頭。

  

コースは、JR久留米駅をスタート~水天宮~梅林寺~寺町遍照院~宮ノ陣神社~百年公園~高良川沿い~石橋文化センターゴールの約10km。

9:30スタート。先ずは「水天宮」へ。水天宮は、全国各地にある水天宮の総本宮です。御祭神は、天御中主神をはじめ、平家ゆかりの安徳天皇、高倉平中宮、二位の尼の4柱を

お祀りしています。水天宮 | 久留米の観光スポット | 久留米公式観光サイト ほとめきの街 (welcome-kurume.com)

  

続いて水天宮の隣にある「梅林寺」へ。

 

紅梅はまだつぼみでしたが、白梅は何輪か開花していました。

 

県立明善高校は、筑後地区の進学校で、先日亡くなられた、ロックの「鮎川誠さん」の出身校です。

 

通町7丁目から左折、寺町に入ります。元和7年(1621)有馬豊氏は、丹波国福知山より入国し、久留米城の大拡張を行い、城下町の防衛の為、城下の要衝に寺院群を配置しました。

中でもこの寺町地区は、東の防衛線として最大の規模を持ち、総研間近い延宝年間(1673~1680)には、25ヶ寺の御藍が立ち並びました。現在6つの宗派17ヶ寺が残っています。

 

 

遍照寺で休憩。遍照院には、江戸後期の武士で尊王思想家「高山彦九郎」の墓地があります。彦九郎は、寛政5年(1793)久留米の友人宅で自刃しました。

高山彦九郎は、京都三条大橋に銅像があります。高山彦九郎先生とは|高山彦九郎先生史蹟顕彰会 (welcome-kurume.com)

 

 

遍照院の庭園は、昭和35年(1960)月星化成(現ムーンスター)より寄贈されました。

 

徳雲寺には、久留米絣の創始者「井上 伝」のお墓があります。井上伝(久留米絣創始者) - 福岡クリエーター 人物列伝 - アクロス福岡 (acros.or.jp)

 

寺町から筑後川に向かいます。宮ノ陣大橋を渡り、宮ノ陣へ。

 

 

宮ノ陣神社は、正平14年(1359)8月、後醍醐天皇の皇子である征西将軍懐良親王は、菊池武光・草野永幸ら宮方の軍勢を率い、南下してきた少弐頼尚をはじめとする足利方の大軍と

大保原(現在の小郡市から宮ノ陣にかけて)において九州における雌雄をめぐり、激しい戦いをくりひろげました。
これが、日本三大合戦の一つとして有名な「大原の合戦」(筑後川の戦)です。
その際、征西将軍宮がこの地に陣を張られたことが「宮ノ陣」の地名の由来ともいわれています。
これらの故事にちなんで、高良神社宮司船曳鉄門が主となり、明治21年(1888)に神殿を創建し、後征西将軍宮良成親王(懐良親王の甥)を祀ったのが宮ノ陣神社の始まりです。

のち、同44年(1911)に懐良親王の霊を合祀しました。
境内には「将軍梅」という懐良親王お手植えと伝わる紅梅や皇族お手植えの松樹があり、3月上旬から、遠い昔の思いを秘めて美しい紅梅が咲き誇ります。

 

将軍梅を期待していたのですが、梅の開花は、まだまだでした。

 

再び宮ノ陣大橋を渡り百年公園に向かいます。

 

高良川の急な階段ですが、ワンちゃんは、スイスイと登っていきました。

 

12:15 石橋文化センターにゴールしました。

 

この日のGPSです。