10/11(日)は、北九州市八幡東区で行われた「皿倉山健康ウォーク」に参加しました。以前、北九州の歩友から一回は皿倉山に登ってみたらといわれ、今回それが実現しました。
この皿倉山健康ウォークは、例年5月に開催されていましたが、今年はコロナの影響で10月に延期されました。
会場は、スペースワールド駅の近く「東田大通公園」。
皿倉山は、標高622m。権現山、帆柱山、花尾山などと共に帆柱連山を形成し、北九州国定公園の一部です。
皿倉山の名前は、神功皇后の伝説に由来します。この山に登った神功皇后が、下山するときには、日が暮れていて「更に暮れたり」といったことからこの一帯が更暮山、更暗山と呼ばれ、
それが更倉山、皿倉山に転じたといわれています。
皿倉山健康ウォークは、4コースに分かれていて 1、皿倉八景満喫コース(21km)、2、地域発見やまさか枝光うまかもんコース(8km)、3、地域発見中央町ぶらり町歩きコース(4km)、
4、ミュージアムウォークラリー(1,5km)、勿論私達は皿倉八景満喫コース21kmにエントリーしました。
コロナ対策として、検温、手指の消毒、マスクの着用それと参加者へのソーシャルディスタンスで2mの間隔が設けられていました。
9:00 約400名の参加者で皿倉八景満喫コーススタート。長崎街道、旧東田高炉跡、旧百三十銀行跡などを通過。ここは、8/26ふくおかウォーキング協会楽しいウォークで歩きました。
歩き始めてから20分後ぐらいから上り坂になります。ケーブルカー山麓駅からは、皿倉山登山道です。
帆柱十五景と皿倉八景 1937年(昭和12)に表登山道の完成を記念して、地元の子供たちに皿倉山の素晴らしい景色を募集し、さまざまな史跡や風景の中から選びだされたのが
「帆柱十五景」です。その十五景も時代と共に当時とはすっかり変わってしまい、2017年(平成29)旧八幡市制100周年を記念して皿倉山頂に到るまでの現在の素晴らしい景色の中から
8箇所を厳選したのが「皿倉八景」です。
大扇望(帆柱十五景) ここからの眺めは黒崎地区を中心に若松、芦屋を経て響灘が開けます。
四合目からけやきの森に進みます。今まで舗装面でしたが、やっと山道らしくなりました。
皿倉八景:巨樹老木・皇后杉 権現山北面の標高450~500mにかけ約4haにわたり、杉が林立しています。中でも巨樹老木は、樹齢400年という長い歴史を生き抜いてきた神秘的な
重々しさを感じます。神功皇后伝説に因んで、皇后杉と呼ばれています。
皿倉平にやってきました。このあたりが八合目です。
皿倉平から皿倉八景の「ねむの木の展望台」に向かいます。
ねむの木の展望台からは、河内貯水池や貫山、福知山、香春岳などが見渡せます。今日は、曇りで少し視界が煙っています。天気のいい日などは絶景でしょうね。
ねむの木の展望台から折り返します。
ここから皿倉山ビジターセンターに向かいます。この階段が年寄りにはこたえます。一気に登っていこうかとも思いましたが、歳を考え、ゆっくりゆっくり登っていきました。
この大会、スタートして歩きながらゴミ拾いをするようになっています。集めたごみ袋をここで回収されます。ゴミ袋と引き換えに北九州市のおいしい水がいただけます。
ビジターセンターからの眺め
ビジターセンターに昇る階段はどうにかこうにか登ってこれましたが、ここから急階段です。手すりが設けられていますのでそれを伝って登ります。
途中、詩人の野口雨情詩碑があります。雨情は、昭和7年(1932)帆柱山に登られてこの歌を作ったそうです。
「くきの海辺の船もよい 船も帆がなきゃ行かれない お供についたくまわにが 山で帆柱きりました その時きった帆柱は 帆柱山の杉でした」
11:30 やっと皿倉山頂上に到着。東田大通公園をスタートして2時間半です。
皿倉山頂には、福岡のテレビ局のテレビ塔が建っています。
皿倉山からの夜景は、新日本三大夜景に選ばれています。(他は、奈良市若草山、山梨市笛吹川フルーツ公園)
スロープカー ケーブルカー山上駅からスロープカーで皿倉山頂に来れます。皿倉山は、パラグライダーのメッカでもあります。
少し休憩して、山を下ります。
約1時間で山麓駅。
八幡駅前では、けやきマルシェが開催中。
製鐵病院の所があと1km。
中央町商店街では、100円商店街が開催中。
製鐵病院の所があと1km地点。
13:40 ゴールしました。久しぶりの20kmでしたが、何とか無事ゴールすることができました。所要時間4時間50分でした。
今日のGPSです。GPSでは、18,5kmになっていますが、ヤマップでは、20,3kmでした。どちらが正しいのだろう?
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