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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シュウカイドウとウドの花

2024-11-28 20:00:02 | 花,植物
9月初旬の散歩道、
草原にシュウカイドウ、山の畑地にウドが花をつけていました。


シュウカイドウ(秋海棠)。
シュウカイドウ属(ベゴニア属)に分類される多年生草本です。
江戸時代に中国から園芸用として持ち込まれ、いまは日本の各地で半野生化しています。
春に咲くバラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせることから秋海棠、
草丈が 70cm 前後に生長し、初秋に花をつけ、
葉は互生し左右非対称の扁心形となります。


シュウカイドウの花をよく見ると、蕊が違う2種があります。
雌雄異花同株の植物です。
雄花は黄色の雄蕊が球状となり、雌花は黄色い雌蕊が3つに分かれます。


この個体、雄花は開いていますが、雌花はまだ蕾です。
雄花も雌花も2~3cm 程度の淡紅色の花色、
4枚の花弁のうち左右の小さな2枚が花弁であり、
上下の大きな花弁のように見える2枚は萼です。


これも雄花が咲き、雌花は蕾です。
雄花は上方に正面に向いて開き、
雌花は下方に垂れ下がり、下向きに開きます。


咲いている雌花を探して見ると、
7~8本がまとまり、下を向いて咲いていました。


山の畑地の横にウド(独活)が花をつけていました。
ウコギ科タラノキ属の大型の多年草、
山野に自生しますが、栽培も行われています。
新芽や蕾は春の山菜として和え物、酢の物、天婦羅などに利用されます。


8~9月、茎の先端や上方の葉の脇から伸びた花茎に、
淡い緑色の花が球形に集まって咲きます。
花は直径3ミリほどと小さく、5枚の花弁があります。
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