行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ラッキョウの花、茶の花

2025-01-27 20:00:00 | 花,植物
11月7日の散歩の草道にて。
ラッキョウ、チャ、ホトトギス、キフネギクの花を写していました。


野道にどういう経緯かわかりませんが、
ラッキョウの花が咲いていました。
鱗茎を甘酢漬けして、カレーライスのつけあわせなどにするあのラッキョウです。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草、
花期は11月ごろ、薄紫の可憐な花がつきます。
少し大型になりますが、ノビルの花に似ています。


作物のラッキョウは小さな球根(鱗茎)を晩夏に植え付け、
翌年の夏(6月~ 7月)にたくさんに分球し、大きく育った鱗茎を収穫します。
植えておくだけであまり手間のかからないそうですが、
収穫まで月日のかかるのが難です。
作物として育てるには花芽は摘んでしまったほうがよいようです。


里道のところどころで、
茶に白い花が咲いていました。
チャノキ(茶の木)はツバキ科ツバキ属の常緑樹、
11月ごろ、サザンカ(山茶花)に似た花を咲かせます。


茶畑で栽培される他、
垣根や植え込みなどとしても植えられます。
「おーい、お茶」、加工した茶葉や茎から湯で抽出したものがいわゆるお茶です。


ところどころにホトトギスの花が咲いていました。
ユリ科ホトトギス属の多年草、
花弁に多数の斑がはいるので、この斑点を鳥のホトトギスの胸毛模様に見立てて、
そのままホトトギスと名がつけられています。
開花は10月下旬から11月、
夏の終わりに咲くヤマホトトギスやヤマジノホトトギスに比べると花期が遅くなります。


ホトトギスは日本の特産種で主に太平洋側に自生。
山野の湿り気のある場所に見られる山野草ですが、
園芸用に販売もされています。
葉腋に直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。


菊に似た紅い八重咲の花が咲いていました。
この花がシュウメイギク(秋明菊)の原種あるいはそれに近い品種とのことです。
京都貴船に群生地があったためキブネギク(貴船菊)の名がありました。


キブネギクはシュウメイギクの別名として使われますが、
シュウメイギクに一重の花や様々の色合い花が交配によりつくられた現在、
キブネギクの名はこの紅色の八重花に限定して使いたいものです。
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