ゲンノショウコ、
日本全土の山野や道端などに、
夏から秋にかけて白色、紅紫色の花を咲かせる多年草、
小さな花ですが、野の花にしては見栄えのする美しい花です。

フウロソウ科フウロソウ属、
平地や低山の野原によく見られるゲンノショウコです。
その紅紫色の花は美しく、
高原の湿地に咲くアサマフウロによく似ています。
(9/2、長池公園にて)

ゲンノショウコは雌雄異熟、
自家受粉を避け、より多様な子孫を残すための植物の仕組みの一つです。
花が開くと、まず雄性期、
雄しべが熟し、雄しべの葯から花粉を出しますが、
雌しべの柱頭はまだ開いておらず受粉はできません。
そして、ほんのわすかの両性期の時期を経て、
雌性器、雄しべが枯れ落ち、雌しべの柱頭は5裂して活性化します。
写真上の2つの花、左が両性期、右が雌性器の花です。

昭和記念公園のこもれびの丘にて(9/7)。
白花に混じって紅紫色がポツリポツリと咲いていました。
上写真は柱頭が開いていないので、、雄性期の花です。

白花(9/2、長池公園にて)。
右の花、両性期から雌性期へ移行途中。
左は花の終わり、花びらが散りはじめています。

(9/7の昭和記念公園にて)。
咲きはじめの雄性期の白花です。
すぐ横の蕾もまだ硬いように見えます。

ゲンノショウコ、
古くから民間薬として、
干したものを煎じて下痢止め、健胃薬として使われています。
名の由来は、飲むとすぐ効くので「現の証拠」。
別名はミコシグサ(御輿草)、
実の裂けた姿が御輿の屋根に似ているところから。
日本全土の山野や道端などに、
夏から秋にかけて白色、紅紫色の花を咲かせる多年草、
小さな花ですが、野の花にしては見栄えのする美しい花です。

フウロソウ科フウロソウ属、
平地や低山の野原によく見られるゲンノショウコです。
その紅紫色の花は美しく、
高原の湿地に咲くアサマフウロによく似ています。
(9/2、長池公園にて)

ゲンノショウコは雌雄異熟、
自家受粉を避け、より多様な子孫を残すための植物の仕組みの一つです。
花が開くと、まず雄性期、
雄しべが熟し、雄しべの葯から花粉を出しますが、
雌しべの柱頭はまだ開いておらず受粉はできません。
そして、ほんのわすかの両性期の時期を経て、
雌性器、雄しべが枯れ落ち、雌しべの柱頭は5裂して活性化します。
写真上の2つの花、左が両性期、右が雌性器の花です。

昭和記念公園のこもれびの丘にて(9/7)。
白花に混じって紅紫色がポツリポツリと咲いていました。
上写真は柱頭が開いていないので、、雄性期の花です。

白花(9/2、長池公園にて)。
右の花、両性期から雌性期へ移行途中。
左は花の終わり、花びらが散りはじめています。

(9/7の昭和記念公園にて)。
咲きはじめの雄性期の白花です。
すぐ横の蕾もまだ硬いように見えます。

ゲンノショウコ、
古くから民間薬として、
干したものを煎じて下痢止め、健胃薬として使われています。
名の由来は、飲むとすぐ効くので「現の証拠」。
別名はミコシグサ(御輿草)、
実の裂けた姿が御輿の屋根に似ているところから。