コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
東京散歩~今回は葛飾区の水元公園
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梅雨の晴れ間をねらって、ひと月ぶりの東京散歩となった。
今回は葛飾区の水元公園。
まだ6月というのに、真夏のような暑い日だった。(24日)
なので、JR常磐線の金町駅から歩く予定を変更して、南口からバス。
停留所「水元公園」で下車。案内板に従ってトンネルを抜ける。
堀に沿って歩く。この堀は釣り人が多い。無料らしい。
左手に長伝寺というお寺があったので写真を撮る。
門の近くまで墓石が立っていて風情にかける(失礼)。先を急ぐ。
土手を越えると、広大な沼と対岸の森が見えてくる。
沼と思ったのは間違いで、実は大場川という河川だという。
江戸時代、利根川(今の江戸川)の洪水から江戸の町を守るため堤や溜池を築いた。
それが水元公園の元祖なのだ。
対岸は埼玉県の三郷市。
絵画を見るような景色を見ながら東に歩く。
花菖蒲園があり祭も開催中らしいが、平日とあって人はまばらだ。
第一、肝心な花が満開を過ぎている。
土手の下に香取神社があるので行ってみる。
近くを流れる川に名前を知らない鳥がいた。都内とは思えない光景だ。
近くに縛られ地蔵があるというので、町中の方に歩く。
程なく、南蔵院というお寺の前に来た。
すると、門の中から出てきた3人の昔の美女(推定平均年齢70歳)が話しかけてきた。
「水元公園はどこですか」と。
今来た道なので、地元民らしく教えてやった。
前回、豪徳寺でも道を訊かれた。どうも親父は、そういうタイプと見えるのだろう。
南蔵院の正面奥に、荒縄でぐるぐる巻きにされたお地蔵様があった。
これが大岡裁きで有名な昔話の現場だった。
(注、お話の詳細はご自身でお調べなさい。)
願い事をするときは、縄でしばり、叶ったときは縄を解くのだそうだ。
このお寺、裏庭がきれいだ。
水琴窟があり、水滴の音に気持ちが落ち着く。
門を出て南に歩くと、すぐに「しばられ地蔵」という停留所がある。
ちょうどバスが来たので、JR金町駅まで乗って帰る。
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