コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
上野不忍の池と横山大観美術館など
今回の東京散歩は、上野不忍の池周辺。
地下鉄銀座線上野で下車。京成線の出口から池の方に歩いく。
目の前にハスの群生が飛び込んでくる。
しばし休憩と目の保養。
目的の一つは下町風俗博物館だ。
江戸時代から続く下町の風景が再現されていて懐かしい。
特別展「江戸風俗人形展」も開催さえていて遊女の人形は必見だ。
池を右回りに歩くと、不忍通り沿いに明治風の邸宅が見えてくる。
ここが第二の目的地、横山大観記念館だ。晩年まで住んでいた。
大観は、岡倉天心に「酒もタバコもやらないで何故絵が描けるのか」と言われたという。
それ以来、大酒飲みになったとか。見習うべし。
「無我」、「叭叭鳥(ははちょう)」など名画とともに、大観が身近に感じられる。
東大弥生門まで歩くと、以前来た「弥生美術館」に到着。
NHK朝ドラ「花子とアン」で有名になった村岡花子の特別展が目当てだ。
二度目なので100円引き。
花子も美女ながら、蓮子のモデル、柳原子はさらに美人で瞠目する。
撮影禁止なのが残念。
平日なのに、この展覧会は昔の美人で大混雑だった。
この美術館は竹下夢二美術館と併設なのでお得。
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羽生PA「鬼平江戸処」
畑に草がはびこり、このままではスイカもナスもキュウリも埋まってしまう。
タヌキは腰痛がひどくて戦力にならないから一人草取りに奮闘した。
暑くて1日当たり2、3時間が作業限度だ。
半月余りがんばって、やっと作業が終わった。
雑草の方もがんばって、最初にとった所はもう草が生えている。
今年の草取りはエンドレスになりそうだ。
キュウリやナスは今が旬。インゲンやミニトマトは取れはじめたところ。
収穫の喜びがあるからやめられない。
腰痛のタヌキが羽生パーキングに行きたいと言う。
午後からプールに行こうと思っていたのだが、わがままは言わず素直に従うことにする。
半快祝いだ。
東北自動車道の館林インターから東京方面に5分程で羽生パーキングに着く。
「鬼平江戸処」というだけあって、江戸の町並みが再現されている。
ここを目当てに高速道路に乗る人がいるというのもうなずける。
ただ、池波正太郎ファンとしては、資料不足は否めない。
忠八という店で鰻重をいただいて帰る。
帰宅後、草を取り終えたジャガイモ跡を耕してダイコンとコカブの種を蒔く。
無農薬なので、虫に食われたら最後。
作業を終えて夕方、猫たちは仲良く寝ていた。
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