コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
カキナ抜きをしていると
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4月なのに暑い。汗をかきながら、カキナ抜きをした。
サツマの苗を植えるスペースを作るのだ。
力仕事なので持病の腰痛が辛い。
休んで水分補給をしていると、小さな女の子がこちらを見ている。
手を振っているので、「おいで」と言うと寄ってくる。
母親に聞くと、アパートに住み始めて子供は1歳だと言う。
カキナを食べますか。ハイと言うので新芽を取ってあげた。
どうせ抜いてしまうカキナなので、喜んでくれるなら大歓迎だ。
どう料理するのか、わからないと言う。
カキナの新芽は直ぐ萎れる。
硬くなるのも早いので、あまり市場に出ることはないのだ。
お浸しやマヨネーズ和え、てんぷらにしてもおいしい。
軸の所は要らないの。とんでもない、そこがおいしい。
腰痛に耐え、カキナ抜きを再開。
3列だけ抜いてサツマ苗のスペースを作った。
近所の子も来るのでサツマ芋掘りに来ませんか。
見物していた母子に声をかけると、嬉しそうにうなずいた。
畑仕事の張り合いが、ひとつ増えた瞬間だった。
自宅の庭のボタンが満開だ。
添木のお陰で、昨日の強風に耐えてくれたようだ。
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ネギ苗の定植をした
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昨秋蒔いておいたネギが大きく育ち、早く植えてと言っている。
このままだと、混み合っていて成長しない。
掘り上げた苗は300本余り。
例年なら4~5センチ間隔で植えるところ、今年は3センチ間隔にした。
耕作面積の節約だ。
去年の採り残したネギが、別の所でネギ坊主を出している。
もう、とうが立っていて硬くなっていて多分おいしくない。
それでもいいという人がいて、分けてあげると喜んでくれた。
ネギ坊主を天ぷらにするとおいしいというから収穫した。
ついでに、穫れ出したスナップエンドウも採った。
帰宅して、同居のタヌキ殿にお願いした。
「とう立ちしたネギから坊主が出たので天ぷらにしてほしい」と。
「とう立ち」という言葉に反応したのだろうか。返事がない。
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地植えのイチゴに白い花が咲いた
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世間では桜が咲き出したという。
我が家は収穫時期を逃したチンゲン菜とコマツナが花盛りだ。
春らしい景色ではあるが、次の作物のため抜かねばならぬ。
雨が降らぬうち、今日は腰痛の重い体を引きづって作業をした。
今月末には夏野菜の苗を購入し、植え出すのだ。
サツマ、キュウリ、ナス、トマト、ピーマン、カボチャなど。
事前にしっかり耕し、肥料などを施しておくつもり。
地植えのイチゴに白い花が咲いていた。
防風のためにカキナの隣に植えたので、気づかなかった。
初めてのイチゴ栽培。初めての開花。
よく見ると、小さな実が付いている。
1列10株ほどだが、どれほどの収穫があるのか、楽しみだ。
明日の晩、久しぶりに行きつけのスナックに行こうと思っている。
常連さんにも会いたいが、ママやチーママも待っている。
待っているのは親父だけではなく、この時期に持参するカキナなのだ。
親父さんのカキナが一番おいしいのよ、毎年そう言ってくれている。
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父母の法事をした
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昨日は、暑い一日だった。
かねて念願だった亡き父母の法事を行った。
父は33回忌、母は17回忌。
菩提寺は桜が咲き始めていて見事だ。
絶景の中、午後の法事に合わせ、次男の家族が車で来た。
大人2人に男の子ばかり3人だ。
長女夫婦は、前の日から車で来ている。
その女の子2人は、既に3日も前から電車で来ていた。
隣に住む長男夫婦と5歳の男の子は、我々夫婦とお寺に来た。
14名の一族全員が揃い、本堂で読経が始まった。
代わる代わる焼香をしてから、お墓参り。
卒塔婆を建て花を手向けて焼香する。
今日から中学生の長女の次女が作ったお団子をあげた。
夕方、清めの食事会。
次男の長男は、本当に大学に合格したのかとからかわれている。
その後、みんなから入学祝をもらって満面の笑みだ。
背が高く、世間から高校生と間違えられる長女の次女も中学入学祝をもらった。
次男の次男は今日から中3。テニスがうまい。来年が高校受験。
次男の3男はゲーム好き。今日から6年生になる。
書物好きだが勉強嫌いの長女の長女は、今日から高校2年生。
小さく生まれた5歳の内孫は、長女の夫が大好きだ。
長女の夫は身長2メートル弱、体重100キロ弱の大男。
常にじゃれついて離れない。
大騒ぎのうちに食事会は終わり、それぞれが帰途に就いた。
法事ができて、またひとつ人生の節目が付いた。
これを機会に、本格的に終活をするつもりだ。
子どもたちや孫たちの人生を見届けたいが、もう先が見えてきた。
みんなが仲が良いので安心だ。あとは任せることにする。
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