コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
春の足音
春の足音がする。
運動不足の親父は、緑化センターを散策した。
群馬県営の施設で隣町にある。
見本園では紅梅が咲き匂う。
足元の草むらにはイヌノフグリ。
かわいいのに、何というネーミングだろう。
森の中にラクウショウという大木がある。
webで調べたところ、漢字では「落羽松」。
「幹の周りに呼吸のための呼吸根(気根)が出てくる」とある。
珍しい。
我が家の畑にも春が来ている。
取り残しのチンゲン菜は花盛り。
ブロッコリーは最盛期で、毎日食べられる。
カキナも初収穫。今夜の食卓が楽しみだ。
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足手まとい~彫刻の小径
今日は、春らしく暖かい日。風もない。
タヌキに誘われて散歩に行く。
いつもの多々良沼公園の赤松林だ。
県立美術館から出発する。
彫刻の小径は、空気がおいしい。
二人そろってスタートしたが、タヌキが速い。
追いついて歩くうち息切れしてしまった。
「足手まといだから、待たなくていい」
そう言うと、待ってましたとばかりに遠ざかる。
自分のペースで歩きながら考える。
散歩に限らず、今の生活は殆どがタヌキのペースだ。
それはそれで楽なのだが、今の世は女性が強くなった。
五輪のM会長のように、不用意にものを言ってはいけないのだ。
親父には、タヌキの逆襲を覚悟できるほどの勇気がない。
息切れているのに、喫煙所でたばこを吸った。
コロナでしばらく会っていない友人から電話があった。
「入院してるんじゃないの、お見舞い行かなくてすまん」
誰が言いふらしたか、根も葉もないうわさが飛んでいる。
森の小径に入ると、彼方から独特の歩き方でタヌキが戻ってきた。
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はっさくの砂糖漬け
近所のMさんは80を過ぎた女性。
コロナ禍前は、旅行やグラウンドゴルフを楽しむなど、すこぶる元気な人だ。
庭にはっさくやミカンの木があり、今年は豊作。
それらをたくさんいただいた。
感染防止のため、会合もなく、趣味の東京散歩もない日が続く。
いつものスナックへも、タヌキの許可が下りない。
暇なので、はっさくの砂糖漬けに挑戦した。
1 はっさくの皮を一晩水につける。
2 細切りにして2度湯がく。
3 鍋にはっさくの皮と砂糖、水を入れて煮詰める。
4 皿に上げて冷まし、グラニュー糖をまぶす。
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