コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
よっぱらい親父のコンプレックス
体育系のある会合の後、見知らぬ男性が寄ってきた。
「しばらくでした。お元気そうで何より」などと言う。
相手はこちらの名前を正確に言うので、知り合いに違いない。
とっさに「こちらこそご無沙汰しておりまして」と、そつなく応じたが。
こういう、似たような場面が多くなっている。
コロナワクチンの接種会場でのこと、妙齢の美女が案内していた。
近づいてきて、「〇〇さんですよね、久しぶりです」と笑顔で言う。
どういう知り合いなのか、相手に尋ねるのも憚れる。
不審そうな顔もできないので、「ああ久しぶりですね」などと言ってしまう。
元来、親父は人の顔や名前を覚えるのが不得意だ。
そのことは、ひとつのコンプレックスになっている。
どこでの知り合いなのか、思い出せれば話がはずむに違いない。
せっかくの再会を喜べないのだ。
不得意の上に加齢による脳軟化傾向で、忘却癖はひどくなっている。
車の運転をしようとするときに、キーがなくてドアが開かない。
風呂に入ろうと思ってふたを開けると、お湯がない。
切手を貼らずに投函してしまうなど、失敗が多すぎる。
どうにかならないものか。
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今日は旧暦の元日
今日は旧暦の元日だ。
新春、明けましておめでとう、と往時の人たちが言った時節。
庭の梅が咲き、端唄の一節が口に出る。
♪梅は咲いたか桜はまだかいな。
花柳界に遊ぶお大尽になった気分。
浮かれている場合ではない。
数え歳はひとつ増え、脳軟化は進んでいる。
知人の名前や店の名前は、とっさに思い出せない。
昨日などは、目の前にあったスマホを家じゅう探し回った。
ついに後期高齢者用の健康保険証が来た。
今までのカード型ではなく、ハガキくらいの大きさだ。
小さいと、高齢者は何かに紛れてなくすとでも思ってのことか。
大きすぎて、困る。
そのくせ、マイナンバーカードも使えますと説明されている。
これからは日に日に暖かくなり、畑が待っている。
どこにジャガイモを植えようか。
カボチャやサツマイモはどこにしようか。
連作障害防止のため、衰えた頭を働かせている。
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糖尿病の猫、クリの通院日
今日は、猫のクリの通院日だった。
病気を発症したのは、2020年の5月。
元気がなくなり食欲もない。
急激にやせ細り、背骨がくっきり見えてきた。
この時はまだ7歳、まだ若い。
獣医の診断では糖尿病とのこと。
約1か月、毎日3回通院して栄養補給とインスリンの注射を施す。
クリ自ら餌を食べ始めると、通院は週2回になり、週1回になる。
インスリンの注射も自宅で行うようになり、半年後には月2回。
発症して4年目となり、クリの体重は回復し元気になっている。
途中、耳の病気などもあったが、他の2匹の猫とも仲が良い。
今は、毎日2回インスリンを注射し、50日ごとの通院になっている。
猫も家族。よく懐くいているし、飼い主も癒されている。
これからも長生きであってほしい。
問題は医療費だ。今までのトータルで軽自動車が買える。
先月、税金還付のため確定申告をした。
猫の医療費は申告できないという。
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