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多々良沼散歩


コロナ禍の早朝、近所の多々良沼で散歩した。
東京散歩ができなくなったので、近場で済ますのだ。

さわやかな空気の中を歩く。
沼に突き出て弁天様があるが、そこで折り返す約5キロの行程だ。
途中、清楚なハスの花がきれい。
道ばたにはルドベキアと思しき花も咲く。

弁天様があるあたりは、かつて「鶉城」があったという。
南北朝時代に築かれたという戦いの城なので、砦に近いと思われる。
1590年の小田原攻めを受け、館林城の落城とともにこの城も廃城となる。
今は、西端の虎口と土塁、空濠の跡が残る。

歩き疲れて家に帰り、猫のクリにインスリンの注射をする。
注射の係はタヌキ、親父は猫を箱に入れ首を押さえて補助をする。
クリは退場も増え普通に餌を食べるようになって命拾いをした。
親父は、散歩途中蚊に食われ、腕が痒い。
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以前のようになればいい


自宅南に建てていた長男夫婦の家ができあがってきた。
今月中には完成し、来月早々引っ越してくることになっている。
今までは老夫婦だけの暮らしだったが、近々孫の世話係となる。

糖尿病になった猫のクリは、インスリンの効果で大分元気になってきた。
痩せて体力がなかったひと月前は、後輩猫のハナから猫パンチを食らっていた。
今は、お気に入りの箱にハナが入ると、以前のように襲いかかって追い出す。

以前のようになればいいのは、人間界も同じだ。
コロナウイルスに感染して他人に迷惑をかけるのは嫌だ。
マスクを着け、三密を避けなければならない。
ワクチンが効果を発揮するまでは、以前のようにはならないだろう。

感染を気にし過ぎて、萎縮してはおもしろくない。
気をつけながらも、同じ一生、楽しく過ごしたいと思う。
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