コロナ禍で酒に弱くなったよっぱらい親父。古希を過ぎ、腰痛に悩みながら今は家庭菜園に精を出す。慰めは3匹の猫。
よっぱらい親父の独り言
虎ノ門ヒルズに行ってきた
噂の高い虎ノ門ヒルズに行ってきた。旬のものには敏感なのだ。
今月11日にオープンしたこの建物は地上52階。店舗、オフィス、ホテルなどの複合ビル。
高さ247mは都内で2番目の高さだそうだ。1番は東京ミッドタウンの248m。
なぜ1mだけ低くしたのかは不明だ。
どうしても行ってみたいので、雨模様の中、出かけることにしたのだ。
途中、思い立って東武線「東向島」で下り東武博物館を見学した。
親父は、少しばかりの鉄道マニアだ。懐かしい汽車や電車に幼少の頃がよみがえる。
ここで下車したからには、百花園によらなければならない。
西に歩いて明治通りを渡ると、それはある。
以前にも数回来たが、小雨の中の庭園は風情がある。
「雨の中のアジサイや菖蒲もいいものですね」
60がらみの品の良いご婦人から声をかけられた。
ここまで来たからには白髭神社も行かねばなるまい。
ついでに足を伸ばすのが、親父流の東京散歩なのだ。
隅田川の方に向かって歩いたのだが、それは見つからず、宝泉寺というお寺にぶつかった。
端正なたたずまいに身が引き締まる。
庭に梯梧(でいご)の花が咲いていた。この花は沖縄にしかないと思っていたので驚く。
樹に「梯梧」という札が架かっていたので間違いではないだろう。
時間がないので白髭神社は次回の楽しみとする。
浅草から地下鉄銀座線で虎ノ門に向かう。
下車して地上に出、少し歩くと金比羅宮があった。
予定の行動ではないのだが、これを拝し、喫煙所で休憩してから先を急ぐ。
東京タワーの方に向かって少し歩き、国道1号線を左折をすると虎ノ門ヒルズがあった。
4階のリーズナブルな寿司屋で昼食。
せっかくだから、屋上まで行きたいものだ。
インフォメーションでエレベーターの場所を聞くものの、どこかわからない。
同じようなご婦人方もいて、みな右往左往している。
どうにかホテル行きのエレベーターを見つけた。
屋上には行けなかったが、51階の展望できるドリンクバーを見つけて中に入る。
外の写真を撮ってコーヒーをすすっていると、雲行きが怪しくなり強い雨となった。
もう、外の景色は灰色の中に埋もれていた。
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朝顔の芽が出た
今日は虫歯予防の日だそうだが、前日に親父の歯医者通いも終了した。
ここ数日は実に暑い日が続いた。
畑に植えたネギ苗も元気がない。スイカの苗もぐったりしている。
なのに、草だけは元気がよくて、駐車場として貸してある土地に除草剤散布に行った。
明日は雨だそうだ。大雨は困るが、少しうれしい。
我が家の猫額庭にも夏の花が咲いている。
朝顔は先月の19日に種を蒔いたのだが、すくすくと育っている。
ヘブンリーブルー(写真奥)の種は、いつものスナックに通う常連さんからいただいたものだ。
発芽率が悪いと言っていたが、9本も芽が出た。
丈夫で長持ちの花というので、グリーンカーテンにするつもり。
ところで、近頃、白黒ぶちの猫が住み着いた。
模様は、飼い猫のハナと似ているが、野良生活だったらしく汚れが目立つ。
「ブチ」と名付けた。
親父にはなついているが、タヌキとは相性が悪いらしい。
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