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東京散歩~恵比寿の動く歩道~


恵比寿に長い長い動く歩道があるという。そこで、今回の東京散歩は恵比寿方面。
歩道が動くのでは散歩にならないから、一駅前の広尾で下りる。

天現寺とはよく聞く地名なので、その寺に行く。
おしゃれな街の寺院らしく新鮮さを感じる。改築間もないようだ。
毘沙門天像は秘仏とあって見られなかった。
手入れされた庭に芭蕉の句碑がある。「一里はみな花守の子孫かや」
伊賀の里を詠んだ句があるのは、ここにも花守がいたということか。

天現寺橋の陸橋を渡ると渋谷区だ。
明治通り沿いの公園を曲がると路地裏に神社を発見。
広尾弁財天とある。江戸の名残を見た気がする。

西に歩いて祥雲寺へ行く。
由緒ある料亭に来たような見事な庭園で一見の価値がある。
広い墓所の奥まったところに黒田長政の立派な墓石が鎮座していた。

明治通りに戻り、交番近くの横断歩道を渡ると名も知れぬ小さな公園がある。
トイレもあったので入ろうとすると、先に妙齢の女性(推定50歳)が男子便所に入った。
よほど我慢をしていたのだろう。女性用は先客が長く使用しているようだ。

「やましたばし」という橋を渡り恵比寿駅に向かう。
そして念願の動く歩道にたどり着いた。思ったより広く、長い。
無料なのもいい。ビールの広告が多いのはこの会社がスポンサーと思われる。

恵比寿ガーデンプレースに到着。歌で有名なアメリカ橋を発見。下を電車が通る。
タワーの38階にある寿司屋で手頃な値段のちらし寿司をいただく。

まだ帰宅するのは早いので、恵比寿から地下鉄で北千住に行き、前にも寄った喫茶店に入る。
老夫婦らしき人がいて、老人の方が婦人に向かって「顔は付いていればいいんだよ」と言った。
世界中のコーヒー、灰皿とマッチがあるこのレトロな喫茶店が気に入っている。
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東京散歩から帰ったら猫が来た


東京散歩から帰ったら
先週末、恒例の東京散歩に行ってきた。
今回はいつもの寺社巡りを封印して、首都のど真ん中、東京駅だ。

先ず、八重洲口の新名所「グランルーフ」に行く。
これは、グラントウキョウノースタワーとサウスタワーを結ぶ歩行者用デッキ。
テント屋根とデッキから成る。9月21日に開業したてのほやほや名所なのだ。
あいにくの小雨ではあったが、雨に濡れずに都会を見下ろして歩く。
駅前広場は、まだ未完成、工事中だった。

地下街に行く。一番街にラーメンストリートがあり、8店舗が店を並べる。
胃袋が鳴ったので、ここで少し早めの昼食とする。混んでいて並ぶ。750円。

地下街を散策していると、キャラクターストリートに出た。
20軒ほどの店があって、キャラクターグッズなら何でも揃いそうだ。
平日とあって、日本の子どもはなく、大人の外人さんが思案定めをしていた。
キャラクターのハンカチを何枚も買っていた日本人のおばさん(推定59歳)もいた。

日本橋口から駅を出て、神田方面に歩く。
もう一つの東京新名所「マーチエキュート神田万世橋」に行くのだ。
新常盤橋を渡り、日銀近くを通って神田駅に。
ここからお茶の水方面に5分ほどの所に目的地があった。
旧万世橋駅の構造物を活かして、カフェやショップが入居する。神田川沿いの親水デッキもある。
9月14日に開業したばかりだ。

翌日の夜、平日なのに突然長男夫婦が自宅に来た。
白黒ぶちの子猫を差し出して「飼って」と言う。親父もタヌキも猫好きだから、受け取った。
先に居る猫「クリ」は遠巻きに見ていて時々威嚇する。でも、そのうち慣れるだろう。
名前を付けてきたと言う。
親父が付けると「ぶち」とか「グロ」とかになるからいやだと言う。
新入り猫の名前は「ハナ」になった。
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