イノさん、海実子さん、とだひさんと、横1列に並んでのスタートだったが、
ほどなく、それぞれマイペースで歩を進めることとなる。
私は、いつもの様子見走り。
いくつか気になることはあるものの、痛みなどはない。
そういえば、今までよくあった、走り始めの “すね痛”は
最近、出ることないなあ。
スタート直後は、沿道の応援も多い。
「いってらっしゃーい!」
「頑張れよ~!」
など、大きな声で声援を送ってくれる。
両手を上げて、「行ってきまーす!」 と応える。
ホノルル・青梅・東京と、応援で元気をもらった大会が続いてた。
「ああ、今日もいっぱい応援してくれる人がいるんだわ。」 と思うと
頑張るぞ! とちょっと盛り上がる
少し後方に、イノさん、海実子さん(一度振り返ったとき、二人が
並んで走ってるのが見えた)、前方に、とだひさん、さまりすさんの
背中が見える。5kmの給水所までは、そんな感じ。
スタート前に、(何回かに分けて)500mlのペットボトルの水を
全部飲みきっていた。でも、給水所では、きっちり立ち止まって、飲む。
ここで、さまりすさん、とだひさんは、見えなくなってしまった。
今回は、スタート前に、水だけでなく、バナナとパン等、食料も摂っていた。
いつも、走る直前に、いろいろ食べるのに、東京マラソンの時には
なぜか、何も摂らずにスタートになってしまったんだよね。
私自身の給食不足問題もあったわけだ。
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行く手には、富士山。
天候に恵まれたな、と実感。
「富士山じゃ、お腹いっぱいにならないもんね。」
イノさんと冗談で、言ってたんだけど、胸はいっぱいになった。
日本人なんだわ、やっぱり。
スタート直後だけかと思ってた沿道の応援は、ずっと続く。
ちょっと意外。
海のそば、山の中、とコースは全く違うのに、青梅を思い起こす。
前半は、やや下りのコース?ラクに軽く走れる。
15kmあたりだったか、トップの選手とすれ違う。
私が、応援するのも、おこがましいが、「ファイト~!」 と
声をかける。自分への“喝”でもある。
その後は、中央にフェンスがあって、復路が見えにくいし、
復路を凝視して、酔ってしまうことを懸念して、前を向き
景色を楽しみながら、走ることにした。
19km手前で、復路にさまりすさん発見。
両手を大きく振り、「さまりすさーん!」 と大声を出す。
さまりすさんも、手を振り応えてくれる。
2kmくらい先を行くのかな。後半、追いつくことはできるんだろうか。
最初のエイド。
給水(水・スポーツドリンク)→給食の順。
あ、あ、バナナある~!
半分?3分の1?に切って、皮もむかれている。
東京マラソンの時のように、後半、足らなくなるといけないので、
後続の人のために、1つだけにする。
このあとのエイドにも、ちゃんと残ってると確信したし。
折り返し。まだ、ハーフ地点ではない。これも青梅と一緒だね。
さまりすさんとすれ違ったのと、ほぼ同じあたりで、
今度は往路に、とだひさん発見。前にいるのとばかり思ってた。
また、両手をあげて、「とだひさーん、ファイトー!」 と
声をかける。とだひさんも、「がんばっ!!」 と返してくれた。
中間地点 手元の時計で、2時間3分49秒 (ネットタイム)
今回は、サブフォー達成は、目標にしてなかったし、
意識もしてなかったけどけど、やっぱり、無理だと、ここで悟る。
でも、このまま、ペースを落とさなければ、自己ベストの9分台を
上回るではないか。
脇擦れなど、数ヶ所、気になる箇所はあるものの、
肝心の脚には、問題なし。ちょっと頑張ろうかな。
気合いを入れなおし、後半へ。