今回、携帯電話も持たず、バンダナを腰からぶら下げて、手ぶらで走る。
そう決めてたのに、なぜか手に、パワーバーを持ってスタートした。
受付時にもらったもの。
ホノルルのスタート前に、ジェルを口にして、苦手な味だとわかっていたのに、
なんで、持ってきちゃったんだろ。
17km過ぎまで、給食がないこと、いつも、レース前に必ず食べるバナナを
食べていないことで、ちょっと弱気にさせられたのだ。
で、結局、12km過ぎの給水所で、未開封のまま、手放した (=捨てた)。
ここまで、無意味に握り締めて走った、おバカ。
無事、17km過ぎのバナナ地点に辿り着いて、ほっ
朝食も含めて、スタート前に、充分補給してれば、前半、給食ナシでも
問題ないと、あらためてわかった。
走りの方は・・・
やっぱり、どこかで、気が抜けちゃう。
15km~ と、25km~ かな。
35km以降は、体力的なもので、仕方ないとしても、
15km と、25km のあたりは、気持ちの問題。
頭の中、もわっとしたかんじ。どんよりー というか…
低血糖とは別物。
あと、応援が途切れる所も何箇所かある。
でも、上手くできてるもんで、桜 (桃も?) が満開だったり
北アルプスの山々が、美しかったり、景色の応援で、助けられた。
お約束の、野球少年・サッカー少年とのハイタッチ。
チビッコの声援は、元気出る!出る!
地元のおじいちゃん、おばあちゃんが、「女子、ガンバレ!」 とか、
「7338、カッコいいよ!」 と、声を掛けてくれる。
「わあ、ありがとう!」 と手を振って、笑顔で応えた。
後半は、やっぱり、どうしても落ちる。(以前は上げられたんだけど…)
それでも、30km過ぎから、7129番の女性が、ずっと後先を走っていて
ずい分、気持ちの上で、励みになった。
立ち止まって給水&給食を摂る私は、そのたびに彼女に引き離されるが
なんとか、背中を見失わないように、頑張って走る。
そして、登りでスピードダウンした彼女に追い付き、時には追い抜く。
そんなことを、数度、繰り返した。
7129=ナイニク 名(?)は体を表す…まさにスレンダーだったので、
ナンバーも忘れずに覚えてる。
私より、9秒前に、フィニッシュ。お疲れさまでした。そして、ありがとう。
最後の最後、41kmくらいかな? 後から、「やっと追いついた♪」 の声。
「えっ?誰?」
今回、知人で、私より後ろを走る人はいないはず…
さなえちゃんだった。30kmから、ずっと歩いてたそう。
故障かと思ったら、予定通りなんだとか。40kmあたりで、私が追い抜いたらしい。
ラスト1km弱を一緒に走る。
競技場は、クッション性があり、ちょっと走りにくかったが一応、スパート。
といっても、スピード出せたのは、ラスト10m弱だったかも。
フィニッシャータオルを肩にかけてもらう。
こんなときでも、「バスタオルじゃなくてスポーツタオルがいいのにな。」 と
余計なことを考える私。(少しは、感動しましょうね)
■ 手元の時計によるラップタイム(グロス)・スプリットタイム ■
Start-5km 30:52 (実29:02) 5′48″/ km
5-10km 59:18 (28:27) 5′41″/ km
10-15km 1:27:58 (28:39) 5′44″/ km
15-20km 1:57:50 (29:53) 5′58″/ km (* Half 2:04:12 )
20-25km 2:27:32 (29:22) 5′53″/ km
25-30km 2:59:00 (31:28) 6′17″/ km
30-35km 3:30:49 (31:49) 6′22″/ km
35-40km 4:03:08 (32:19) 6′28″/ km
40-Finish 4:16:39 (13:31) 6′09″/ km
前夜、準備してあったのに、スコートの下に履くスパッツの丈を迷う。
履いたり脱いだりを2回繰り返し、膝下丈のナイキのものに決定。
朝食前に、身支度・洗顔・水分(オレンジジュース)補給・起き抜けのカロリー
(受付会場隣のK'sデンキ内パン屋で買ったよもぎあんぱん)補給を
済ませ、階下の食堂へ。
朝食も、すごく美味しい訳じゃないけど、夕食同様、品数が多く
なにより、レース当日の朝食が、上げ膳据え膳で、
ちゃんと着席していただけることに感動
いつも、あわただしくキッチンのシンク前で、立ったまま食べてる~
(せめて座れよっ!)
シャトルバス出発地の蓮池まで、宿の車で送ってくれた。
5時45分、蓮池出発。ノンストップで、スタート会場の長野運動公園まで。
予定より15分ほど早い、7時ごろ、会場到着した。
さっそく、女子更衣室、アクアウィングへ。(プールがあるみたい)
全館女子専用なので、更衣室もトイレも、女子用・男子用の両方が使用可。
男性には、申し訳ないようだけど、混雑することなく、ゆったり使える
さなえちゃんと無事合流。
私を見つけた、さなえちゃんの第一声が、「元気そうですね。」 だった。
たしかに、ちょっとテンション高めだったかも。
荷物を預けて、スタンバイ完了。
スタートまでのわずかな時間だったけど、お話できてリラックスできた。
ありがとうございました。
I ブロックからのスタート。
シューズの紐の確認をしていて、 あっ!
あら、やだ、わたし、左右違うソックスを履いてる~~~
ナイキの5本指ソックス。
スウォッシュマークが、左は後 (かかと上)、右は横 (くるぶし上) に付いてるじゃん。
履いていて、何の違和感もないから、ま、いっか。
気を取り直し、列に加わる。
千葉ちゃんの挨拶で、周りの雰囲気は一気に和む。
挨拶の内容ではなく、彼女の“あの”声で。
ある意味、すごい特性かもね。
はい、そうこうしてるうちに、カウントダウン。
スタート地点までのタイムロスは、2分弱(1分55秒くらいだったかな)。
スルスルと動き出す。
やっぱり、河川敷を走る荒川が、スタートの渋滞は1番ひどいな。
コース幅が狭いから、仕方ないか。
沿道の応援は、多く、熱い。
さすが、長野マラソンだわ。両手を挙げて(振って)、声援にこたえる。
のんびり走ってるつもりは、全くないのだけど、ものすごく追い抜かれる。
とにかく、たくさんの人が私を追い抜いていく。
今回、無理と知りつつ、一応、サブ4も念頭に入れている。
これでは、遅すぎる、と思っても、ウォーミングアップ代わりの頭の5kmは、
いつものようにスピードアップできない。
距離表示、気付いたのは3km地点。手元の時計で、20分ちょうど。
ロス分引いて、18分強。キロ6分以上かかってるじゃーん。
5km地点で、31分弱。
うーん、ということは、ネットで29分弱か…
まいどお馴染みのって感じかなあ。
こういう走り方しかできないのだから、仕方ない。
フルは長期戦。これから、巻き返そう。