ファジィ ってことば、覚えてますか?
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先日、2007年の 新語・流行語大賞 の候補語が発表された。
大賞・トップテンの発表は、来月3日。
→ 参照 新語・流行語大賞
毎年、大賞に選ばれるものは、「ふむふむ。」 と頷けるものが多い。
この一年、たしかによく耳にしたなって。
だが、そのことばが、定着して脈々と使われ続けるかというと、そうでもない。
大概のものが、1年後には忘れ去られている。
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閑話休題
ちなみに、閑話休題は、横道にそれた話を本筋に戻すという意
「話はかわるけど」 という風に使ってる人、多いと思う
洗濯機の脱水が入らなくなり、取扱説明書を引っ張り出してきた。
説明書の冒頭に、特長 ニューロ&ファジィ とある。
ごていねいに、「ニューロ&ファジィとは」 なんて解説まで。
ニューロとは
人間の脳の働きを真似たコンピューター技術で知識の学習や
複雑な情報から的確な判断ができるようにした技術です。
ファジィとは
「多め・少なめ」 などのはっきりした数字で表せない
あいまいな概念をあつかえる技術で、人間の経験や微妙な
ノウハウを取り入れることができました。
↓ ↓ ↓
ニューロ&ファジィ で洗濯物の量・質・汚れ・洗剤等複雑な情報を
判断し、最適な洗い方を自動的に選んで洗います。
そういえば、ファジィ ってことば、流行ったな、と思い出した。
電化製品が、こぞって謳い文句に充ててた。
(なんと我が家の掃除機にもニューロ&ファジィの文字があった。
しかも名前は 『舞姫』!)
わかったような、わからないような、それこそ、「あいまいな」 感覚の言葉。
日常生活では、「ファジィな人」 とか、はっきりしない事象に対し
「ファジィだね。」 なんて使い方をしてたような気がする。
1990年の新語・流行語大賞 新語部門 金賞受賞語だ。
受賞者は、松下電器産業(株)電化本部電化研究所所長
以下、解説。(新語・流行語大賞のサイトのコピペ)
「ファジィ」とは“あいまい”という意味の言葉で、
カリフォルニア大学のザデー教授が開発した「ファジィ工学」で
一躍有名になった。「経験」や「勘」といった、コンピュータでは
処理できないといわれていた“あいまい”なものを
プログラミングする理論で、日本でこの理論を家電製品に
応用・実用化したのは、松下電器の洗濯機が第1号。
ブームのきっかけをつくった。以来、各メーカー入り乱れて
盛大なファジィマーケットができあがった。
洗濯機を購入したのが93年、掃除機も同じ頃なので、
2,3年は、「ファジィ」 が家電の特長とされてたようだ。
その後は、ぱったり聞かなくなった。
目新しさもなく、あって当然の機能となってしまったのだろう。
さて、さて、今年の大賞・トップテン、何に決まるのだろう。
小島よしおのギャグが2つも候補にあってビックリ。